映画『赤い靴(1948)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

赤い靴(1948)

[アカイクツ]
The Red Shoes
1948年上映時間:136分
平均点:7.61 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(1950-03-01)
ドラマ音楽ものロマンス
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タイトル情報更新(2024-01-10)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・パウエル
エメリック・プレスバーガー
キャストモイラ・シアラー(女優)ヴィクトリア・ペイジ
アントン・ウォルブルック(男優)ボリス・レルモントフ
マリウス・ゴーリング(男優)ジュリアン・クラスター
アルバート・バッサーマン(男優)ラトフ
ロバート・ヘルプマン(男優)イヴァン・ボレスラウスキー
オースティン・トレヴァー(男優)パルマー教授
エズモンド・ナイト(男優)リヴィ
武藤礼子ヴィクトリア・ペイジ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中村正[声優]ボリス・レルモントフ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
堀勝之祐ジュリアン・クラスター(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
脚本マイケル・パウエル
エメリック・プレスバーガー
音楽ブライアン・イースデイル
編曲ブライアン・イースデイル
撮影ジャック・カーディフ
クリストファー・チャリス(カメラ・オペレーター)
製作マイケル・パウエル
エメリック・プレスバーガー
配給ニッポンシネマコーポレーション
特撮W・パーシー・デイマット・アーティスト(ノン・クレジット)
美術ハイン・ヘクロス
アーサー・ローソン(装置)
衣装ハイン・ヘクロス(ノン・クレジット)
編集アン・V・コーツ(ノン・クレジット)
録音ゴードン・K・マッカラム
チャールズ・ポールトン〔録音〕
その他ブライアン・イースデイル(指揮)
マーティン・スコセッシ(デジタルリマスター・エディション監修)
あらすじ
赤毛のバレーダンサー、ヴィクトリア(ヴィッキー)・ペイジは裕福な伯母の推挙で団員に厳しい鍛錬を課すボリス・レルモントフのバレー団に入団する。レルモントフは自分の作品を売り込みに来た作曲家の青年ジュリアン・クラスターを楽団のコーチに採用していたが、ジュリアンに駄作の管弦楽曲「赤い靴」をバレー公演用に編曲させ、ヴィッキーをプリマに据える計画を練っていた。南フランスでヴィッキーはジュリアンに紹介され、ジュリアンから厳しいコーチを受けるが、本番の舞台で悪魔に憑かれた少女を演じて踊り狂ううちにヴィッキーには悪魔の姿がレルモントフと重なる。公演が成功に終わった頃、ヴィッキーとジュリアンは恋に落ちていた。
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💬口コミ一覧

11.レンタルのDVDだったため、画質が悪く、バレエダンサーが皆日本人体型に見えてしまい、イマイチでした。見所のバレエシーンでは、映像に手が加えられ、かなり派手な演出になってますが、私としては、舞台そのものを見たかったので、残念に思いました。前半がバレエで、後半がドラマになってます。後半の方が見応えありましたよ。
shoukanさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-24 17:47:43)
10.ネタバレ 赤い靴に“恋をした”少女の壮絶な生き様を眼に焼き付けられる作品。

単なるメロドラマでは終わらず、赤い靴によって取り付かれたように踊り続ける少女の切なさと怖さ。

彼女はもうどうにも止まらない。バレエを愛しているから、踊る事を愛していたから、何より赤い靴を“愛して”しまったから・・・。
新聞紙との踊りは正に死に際の美しさ。

この映画をデジタル・リマスター・エディションとして蘇らせてくれたマーティン・スコセッシには感謝してもしきれない。

フランシス・F・コッポラと組んで蘇らせたというヴォイツェク・イェジーハスの「サラゴサの写本(サラゴサ手稿)」も見なければ!
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-17 08:02:48)
9.ネタバレ 芸術に完璧を求めても、そこは神の領域。人間が近づこうとすれば、気もふれようというもの。どちらかというと、ヴィクトリア・ペイジよりも支配人レルモントフの方がマッドネスだった気もする。舞台に出て嘆く彼は、彼女そのものの死より、稀有の踊り手を失ったことへの哀悼に満ちている。絶命したヴィクトリアは彼の身代わりのような、悲しくも酷い芸術の代償。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-14 23:57:34)
8.Through a movie series at MoMA, titled as "Scorsese Screens".

The main reason I picked this up from the series's long list was a picture I saw at another movie theater, Film Forum. Their intro movie, which is shown every time before the featured title shown, has many flashy scenes from master pieces they have been screening there. These include Metropolis, Wendy and Lucy, Ran, and …. this was one them. My feeling was "this must be one of the bests, too" and that assumption was completely right, it was a master peace.

At least for me, this is not a simple ballet movie. It contains more than that and whole piece would be close to a live performed opera. It was a wonderful week because I could enjoy Michael Powell's titles back to back, "The Tales of Hoffmann" (1951) and this one. In the mentioned title, Moira Shearer's performance was limited but, in this title, she was everywhere. I could enjoy her performance all the way to the finale.

Yes, I do want to watch this again, whenever I find the next chance.
keiさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2015-08-16 06:43:34)
7.西洋童話の残酷性は良く耳にするけど、そんな原作がベースになっていそうな物語り。バレエ好きにはいいのかもしれないが、クライマックスまでがちょっと退屈。古い映画だけどデジタルリマスター映像は流石。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-12-22 23:36:19)
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6.ネタバレ 映画とバレエの融合が見られて新鮮だし、バレエダンサーの動きのしなやかさに見惚れる。バレエに興味を持てました。
しかし映画の方はちょっと退屈な時間が長かった。さらに終盤のクラスターがペイジに強硬に迫った意味と、ペイジが飛び降りた意味がイマイチすんなり自分の中で消化できずモヤモヤが残りました。
さわきさん [地上波(字幕)] 5点(2016-12-27 08:50:02)
5.ネタバレ 前半は何とも退屈で、まあそんなもんかと思いながら見ていたのですが、延々と続くバレエシーンで「え?もしかして凄いことしてる?」となり、そこから後は前半とは別のようにドラマが動いていました。とはいえ、結局はバレエそのものの力と、主演の彼女の長身の美しさ(下半身の安定したしなやかさも素晴らしい)に多くを負っている気は、しなくもないですが。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-30 20:22:07)
4.ネタバレ 最初のキャスト&スタッフが絵画で出てきたもんだから、「お、これはちょっと新鮮な映画だな」なんて思って観ておりました。
序盤から中盤まではパッとしませんが、バレエ劇のシーンは圧巻。恐れ入りました。
劇中の色の鮮やかさ、そして何と言っても多彩な映像表現。当時としては、相当新鋭な試みだったのではないでしょうか。
バレエを取るか、彼を取るか、、、。悩ましい女の選択ってやつでしょうか。
レルモントフ団長のブルジョアダンディな感じがすごく好きです。
私、バレエの知識は全然ありませんが、バレエというのは重力の縛りから解き放とうとする踊りなのかなって思いました。
みんなに等しく1Gの重力がかかってるのに、ダンサーだけは0.2Gぐらいになってるみたいな。
もう一度言います。レルモントフ団長の渋くて冷徹なおじさま感が好きです。
あろえりーなさん [地上波(字幕)] 8点(2016-12-30 20:25:17)
3.最初は退屈そうで、観るのやめようかな〜、と思っていたらバレエの本格的なところから惹きつけられた。
映画としてかなり真っ当な作り方だし、素晴らしい作品だと思う。ただし、全体的にちょっと地味な印象が残るが、名作と言える。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-23 20:43:18)
2.ネタバレ 「第七のヴェール」「ある日どこかで」が思い浮かぶボリス・レルモントフ。彼にとってヴィクトリア・ペイジは自身理想のバレエを体現してくれるペットと言うかロボット(適切な言葉が浮かばない)であって、彼女が人間らしい愛情を持つことに憤怒する。バレエ以外愛せない男を演じるアントン・ウォルブルックは絶品でありました。「赤い靴」バレエシーンはダンサーの魅力と映画ならではの映像表現が相まって息を呑む素晴らしさ。物語そのものが「赤い靴」であった最期の「靴を脱がせて・・・」が何ともやりきれない。傑作です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2019-07-28 19:49:35)
1.巻頭から鍛錬されたバレーダンスに目を奪われます。2回見ると主人公ヴィッキーと踊っているプリマが別人だということが分かる様になるのですが、初見ではそこまではいかないでしょう。初期テクニカラー時代に製作された視覚的にも楽しませてくれる作品です。ストーリーの上では舞台とダンサーたちをを自分の持ち物のように考えている支配人レルモントフの存在感が光っています。ただ、婚約を発表した直後に解雇されてしまったプリマは練習に40分以上遅れてくるなど、自分の力量に驕っていたきらいがありました。ここでヴィッキーの表情を大写しにする必要はあったのか。。。彼女も作曲家ジュリアンとの恋愛で同じ轍を踏むのだという暗示だったのか。。。現代では往年のプリマが政治家と結婚したり、あるいは自分でバレー学校やバレー団を運営したりと踊ることだけに束縛されない自由な人生自分で選択しもちろん結婚によって受ける制約も柔軟にかわすどころか人生の糧としているので古今の感があります。
かわまりさん [DVD(字幕)] 8点(2020-03-28 09:59:21)
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 7.61点
000.00%
113.23%
200.00%
300.00%
400.00%
526.45%
639.68%
7825.81%
8516.13%
9929.03%
1039.68%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.66点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review3人
5 感泣評価 8.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1948年 21回
作品賞 候補(ノミネート) 
脚本賞エメリック・プレスバーガー候補(ノミネート)原案賞
作曲賞(ドラマ)ブライアン・イースデイル受賞 
美術賞ハイン・ヘクロス受賞 
美術賞アーサー・ローソン受賞 
編集賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1948年 6回
作曲賞 受賞 

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