映画『サーカス(1928)』の口コミ・レビュー(4ページ目)

サーカス(1928)

[サーカス]
The Circus
ビデオタイトル : サーカス/一日の行楽
1928年上映時間:71分
平均点:7.92 / 10(Review 65人) (点数分布表示)
コメディサイレントモノクロ映画ロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-06-27)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督チャールズ・チャップリン
助監督ハリー・クロッカー(ノンクレジット)
キャストチャールズ・チャップリン(男優)放浪者
マーナ・ケネディ(女優)座長の継娘マーナ
ハリー・クロッカー(男優)綱渡り芸人・レックス/不平を言う小道具係/ピエロ
ヘンリー・バーグマン(男優)老ピエロ
アラン・ガルシア(男優)サーカスの座長
ジョン・ランド[男優・1871年生](男優)
脚本チャールズ・チャップリン
音楽チャールズ・チャップリン(1969年再公開時)
作曲チャールズ・チャップリン(1969年再公開時)
主題歌チャールズ・チャップリン『スウィング・リトル・ガール』(1969年再公開時)
撮影ローランド・トザロー
牛原虚彦(撮影助手)
製作チャールズ・チャップリン
編集チャールズ・チャップリン
その他ハリー・クロッカー(広報宣伝係)
あらすじ
舞台は、旅回りのサーカス団。しかし、道化師たちがステージで明るくはしゃいでも、観客の反応は冷淡そのもの。空中ブランコ乗りのマーナは、横暴な義理の父の理不尽な叱責に耐えながら、今日も何とかショウを務めている。一方、お馴染み我らが放浪紳士チャーリーは、ふとしたことからスリと間違われ、警官に追われる内にサーカス団に紛れ込んでしまう。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

5.ネタバレ いやーこれは面白いよね~、もぅ何故か仔馬にやたら追いかけられるし(笑)。まさにチャップリンの真骨頂、シンプルながらもストレートな笑いへのアプローチが素晴らしい。そんななかにも命綱無しの危険な綱渡り(こんな危ない場面に猿を絡めるしw)やライオンの檻に入ったりと、ただの面白さだけじゃない真剣さがまた素晴らしい。思想色の強いチャップリンも好きだけど、笑いに特化した本作品はかなりお薦めできるものだとオモイマス
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-23 10:16:47)
4.ネタバレ 前半は腹を抱えて笑うんだけど、中盤でダレて、後半で少し盛り返し、ラストはホロリ。私がチャップリンの映画を観ると大抵このパターンです。人間はギャグを延々と見せられると何が何でも笑わなくなってしまう時間があるんだそうですが、チャップリンの映画はそのポイントを意図的に作っているような気がします。そのおかげで、終盤の怒涛の展開を心の底から笑えるという。チャップリンはサーカス芸人というよりは寄席芸人で、微妙にミスマッチな題材なんです。そこにコントロール不能な動物を足すことで立派なサーカス芸人になっている。綱渡りシーンはヒヤヒヤしながらも爆笑です。ライオンを前にコメディアンとして見事な立ち振舞を見せるあたり、流石の一言。ラストの孤独感はなかなかですね。問題点を上げるとすれば、チャップリンと動物以外の登場人物に全く魅力がないことで、ヒロインは弱っちいだけ、綱渡りはハンサムなだけ、団長は怒っているだけ、マネージャー?はデカくて暴力的なだけ。彼らとの濃厚のやり取りでも笑わせてくれるのがチャップリンなはずなんだけどな、と思うので点は低め。
カニばさみさん [インターネット(字幕)] 7点(2015-04-27 06:57:30)
3.ネタバレ とにかくラストの1シーンがすばらしい。喧騒と悲喜こもごものドラマを生んだサーカスの一団が去り、何事もなかったような荒野に1人残る主人公。しかし次の瞬間には、一団とは別の方向へ、いつもの軽快な調子で歩き始めるんですよね。この寂寥感と虚無感と孤独感と、それでも一縷の希望を残すあたりがたまりません。この1シーンを撮るためだけに、わざわざサーカスという〝うたかた〟の舞台を用意したのではないかと思うほどです。
眉山さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-05-27 03:07:56)
2.ネタバレ 今更ながらチャップリンすげー!と思った作品。
アクションもチャップリン的な動きと演出で唯一無二だし、ちょっぴり切ない恋愛要素もある。
チャップリン作品の中でも上位にくる作品。
見るの後回しにしてきたけど、見てよかった!
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-26 14:21:24)
1.ネタバレ 本作は黄金狂時代とはうって変わって物悲しいラストです。しかしながらこの悲しい雰囲気がとても素晴らしく、なんだかとても気持ちイイ余韻が残る作品でした。サーカス団といえば=スパルタというのが時代を感じますが、そういえば大昔は叱られた時に「サーカスに売っちゃうよ」という迷信めいた言葉がありましたっけ。

命綱無しでの綱渡り(&お猿さん)やライオンのシーンは本当に素晴らしい。彼の凄いところは悶絶するくらい凄いことをやっているのに、それを微塵も感じさせないことです。これは本当に肝が据わっていて心が大きくないとできない振る舞いなので心底恐れ入ります。なんだかんだと批判も多いチャップリンですが、やっぱり凄いんですよ。

マンセーしている方もいますが、個人的には浮浪者(チャップリン)のラストの心変わりは少々違和感を感じました。まあ確かに彼女の気持ちを知っている浮浪者からしたら、マーナ(マーナ・ケネディ)と綱渡りのレックス(ハリー・クロッカー)をくっつけてあげるのが最大限の優しさだったのかもしれません。しかしマーナだって子供じゃないのですから、きっと今までの流れをよく考えた上で浮浪者を選んだハズだと感じました。
でも結果的にはこれがマーナの為には最善の選択だったと思うので、やはり一人で去っていく浮浪者(チャップリン)の背中に哀愁を感じずにはいられません。本当にもうラストが最高の作品でした。甲乙つけがたいのですが個人的には「黄金狂時代」のほうがより面白く、本作のほうが若干劣るような気がします。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-11-08 17:02:34)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 65人
平均点数 7.92点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
557.69%
669.23%
71320.00%
81726.15%
91320.00%
101116.92%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.14点 Review7人
2 ストーリー評価 8.25点 Review8人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review9人
4 音楽評価 7.42点 Review7人
5 感泣評価 7.00点 Review5人

【アカデミー賞 情報】

1928年 1回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞チャールズ・チャップリン候補(ノミネート) 

■ ヘルプ