映画『伝説巨神イデオン 発動篇』の口コミ・レビュー(2ページ目)

伝説巨神イデオン 発動篇

[デンセツキョジンイデオンハツドウヘン]
1982年上映時間:99分
平均点:7.50 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
アクションドラマSFファンタジー戦争ものアニメシリーズものTVの映画化
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タイトル情報更新(2024-10-16)【イニシャルK】さん
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監督富野喜幸(総監督)
湖川友謙(アニメーション監督)
塩屋翼ユウキ・コスモ
白石冬美イムホフ・カーシャ
田中秀幸ジョーダン・べス
井上瑤フォルモッサ・シェリル/パイパー・ルウ
戸田恵子カララ・アジバ
麻上洋子ハルル・アジバ
石森達幸ドバ・アジバ
山田栄子バンダ・ロッタ
塩沢兼人イラ・ジョリバ
林一夫ギジェ・ザラル
鵜飼るみ子キッチ・キッチン
柴田秀勝イデ
松原雅子マヤヤ・ラウ/ノバク・アーシュラ
伊井篤史
田中崇ダミド・ペッチ
滝雅也
横沢啓子フォルモッサ・リン
玄田哲章ハンニバル・ゲン
井上和彦ナブール・ハタリ
高木早苗マラカ・ファード
筈見純パーキンスン
徳丸完キラニン・コルボック/コモドア
戸谷公次ガルババ・グラ/バジラウ・ギルバ
中谷ゆみシラク/メバルル・クオウ
池田勝ジルバル・ドク
木原正二郎ダラム・ズバ
加藤精三ギンドロ・ジンム
橋本晃一マルス・ベント
田中信夫ナレーション
原作矢立肇
富野喜幸
脚本富田祐弘
松崎健一
音楽すぎやまこういち
作詞井荻麟「海に陽に」
作曲すぎやまこういち「海に陽に」
編曲すぎやまこういち「海に陽に」
製作サンライズ(日本サンライズ)
企画山浦栄二
配給松竹
作画湖川友謙(アニメキャラクターデザイン)
恩田尚之(動画)
板野一郎
美術中村光毅
湖川友謙(色彩設計)(ノンクレジット)
編集鶴渕友彰
録音浦上靖夫
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💬口コミ一覧

6.ネタバレ 久しぶりに再観賞して…号泣(笑)!!万人に受け入れられないのを(おそらく)承知で制作できたのも、このハードなというか達観したようなむなしさに満ちた世界観もすべてガンダム直後ということが大きく関係してると思います。そしてその後のアニメに多大な影響を与えた本作ですが、逆に「2001年宇宙の旅」や「スペース1999」、「謎の円盤UFO<これは湖川先生が言っていた」あたりからの影響をいい意味で感じ、そこも好きなポイントです。それにしても新作部分の作画がいい!!湖川先生すごいす。あれから30年か…
HAMEOさん [映画館(邦画)] 8点(2012-03-31 18:15:40)
5.ネタバレ 皆殺しをさせたら三千世界を天下統一できるほどの演出家、富野喜幸(由悠季)の最凶にして最高傑作。
ただでさえ無機質かつ狂喜乱舞な世界観が、旧作画から新作画に切り替わった瞬間から加速するというのに、俺が見たブルーレイの輝きはますます凄まじさを印象付ける。
何よりも美しく、何よりも残酷で恐ろしい。
それが「イデオン」だ。
破滅的なキャラデザ、メカニックをあそこまで魅せる監督やスタッフの手腕を、枚数制限無しの劇場版で存分に発揮した本作は、ロボットアニメを始めとするあらゆるジャンルのファン必見の映画だぜ。
最初から最後までカタルシスの全力疾走で、悲しむ余裕すら無い。
「人は理解しあえるのか?」という単純かつ複雑怪奇なテーマすら嬲り去り、ひたすら殺し合う登場人物たち。
首が飛ぶ、腕が飛ぶ、星が飛ぶ、銀河が飛ぶ、そして宇宙が飛ぶ。全てを徹底的に破壊つくす。
それをここまで殺りきったのはこの作品しか無いだろうな。
ヒロンの顔面に風穴空けるだなんて!
他の人間木っ端微塵にしといてヒロイン勢だけ残酷すぎる!
中の赤ん坊は生きてんだぜ?
こんな死に方・・・嬉しいのかよ・・・満足なのかよ・・・俺は・・・嫌だ・・・!
それでもコスモは最後まで戦い続けた。
際限のない戦いを終わらせ、答えを見つけるために。
「こんな甲斐意の無い生き方・・・俺は認めない。たとえそれが、イデの導きであろうともな・・・!」
目の前の理不尽な現実に最後まで立ち向かい、戦った。自分たちで運命を切り開くために。
最後の魂の葬列も、次の「永遠の戦い」への転生でしか無いのであろうか。
生まれ変わってまで人は戦い続ける運命なのか。
それは当事者たちにしか出せない答えだ。
実際に死に物狂いに戦い、生きようとした者たちにしか出せない答えなのだから。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-25 19:13:22)
4.ネタバレ 接触篇の続きかと思いきやテレビ版の終わりの方を編集してプラスアルファしたものらしい。しょっぱなから主人公と仲の良かった女の子が吹っ飛んでビックリ。ただその女の子が何者なのかまったくわからない。一事が万事その調子で全く説明しないか、突然キャラクターが説明し始めるかのどちらかで話は進んでいく。一部で有名らしいラストはなんとか許容範囲。意味は分かるしやりたいことも分からないでもないけど見事な終わらせ方ではない。こういう珍妙な演出は嫌いじゃないんやけど。当時は衝撃的だったのか。接触篇、発動篇通してすぎやまこういちのスコアは素晴らしかった。このスコアのおかげで広大な宇宙が表現できていた。
CBパークビューさん [DVD(字幕)] 5点(2017-10-22 20:15:43)
3.ネタバレ 劇場鑑賞から実に39年振りに鑑賞。
ちょうど仕事で厳しい局面を迎えていた時に観たのが間違いだった。
最初はノスタルジックに「そうそう、これぞ黒富野の極致!」などと思いながら観ていたが、
破壊と殺戮の限りを尽くしクライマックスに向かう最中、虚脱状態になり鑑賞を断念。
その時は本当に「何故ここまで辛い展開にするのか、富野よ!!泣怒」と憤怒の思い。
一週間空けて気持ちを落ち着かせ再トライ、何とか最後まで観られました。
それにしても内に秘めるパワーが底知れない作品だ。
人智の及ばぬ存在が最後に準備したのは「命の再生」とは。
この様な作品を創り出した富野由悠季はやはり凄い人だと思う。
たくわんさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-03-25 14:19:31)
2.ネタバレ リアルタイムでなんとなく憶えていた超展開、この映画のラストだったのかと全39話と劇場版2本観てわかりました。そして全部の話がここに行き着くための1本道だということも。その1本道が映画の尺にはどうにも収まらない。映画だけ観て話が分かりにくいのは編集のせいだけではないと思う。そもそも映画には向いていない。

映画としての問題以前に『イデオン』は群像劇の成長物語なので最初はどいつもこいつもろくでなし(笑)。そして最後は全員成長してしまって葛藤がなくなるのでシェリルにとんでもない悲劇を背負わせて「嫌な女役」を続けさせる。やはり「大いなる意志」などにゆだねてしまってはダメだな。作品も現実世界も。

そしてテーマが大きすぎるせいでこの作品が根本的に持っている80年代初頭の時代性に違和感を感じてくる。女は戦いなどせず好きな男と結ばれるのが幸せなのだという価値観。終盤カーシャがイデオンを降りてしまうのは製作者がこの古さから抜け出せなかったせいだろう。

とはいえ美しい映画だとは思う。特に終盤にコスモとカーシャがキスしようとしてヘルメットに阻まれるシーンは映画史に残るキスシーンではないだろうか(未遂だが)。
tubirdさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-04-15 23:41:55)
1.ネタバレ 愛着のあるキャラクターが次から次へと死んでいくのは心が痛い。
大人も子供も容赦なく残酷な死に方をするけど、そのほとんどが苦しまず即死だったのがせめてもの救いでしょうか。
この結末に点数を付けるのは難しいけど、長く続いた逃亡の旅路に決着を付けてくれたことには感謝したい。
それがどんな形であれ、終わりが無いよりはマシだったように思う。
もとやさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-09-19 20:43:46)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 7.50点
013.85%
100.00%
200.00%
300.00%
413.85%
5311.54%
6311.54%
7311.54%
8415.38%
9519.23%
10623.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 9.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 9.33点 Review3人
5 感泣評価 8.66点 Review3人

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