12.ネタバレ 中井貴一と、あと佐助(山田辰夫)が良かったと思います。ただ、「泣かせよう」という意図がミエミエで、そう思いつつもちょっと泣かされてしまったのが、なんか悔しいなあ。ところで、貫一郎(中井)は家族を愛していたからこそ、周りに嘲笑されるのもかまわず金に執着し、生に執着してたわけでしょう?いわば通俗的な「侍のあり方」を振り捨てたがゆえに「真の侍」たりえたと。だったら息子は死んだ父の後を追うのではなく、生きて家族を守ることで父の遺志を継ぐべきだったんじゃないでしょうか?この話がどの程度事実に基づいているのかは分からないけれど、今の時代に時代劇を作るならば、新しい切り口・批評性がなければ(例えば、古い作品だけど「切腹」のように)意味がないような気がするなあ、とちょっと思いました。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-05-11 16:54:10)
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11.ネタバレ 「たそがれ」とこれを連続でみてしまいました。一言でいうと「たそがれ」がNHKの2時間ドラマで「壬生」がフジ(かな?)の正月時代劇という感じ。どちらもそれよりは秀作ですけどね。個人的には「壬生」の方が良かったので、投稿する気になりました。さて、「壬生」ですが他の方もかいていますように時間配分が下手でラストだらけてます。鳥羽伏見の戦いのあと、藩邸で切腹直前のシーンまでは○(マル)。切腹直前はもっとシーンを詰め、ラストはさらに短くして2時間に納めればよかったのに残念。また、私も新撰組の衣装は青白がいいなー。中井貴一はいい感じで、中井だと途中思わなくなるくらいで大変良かった。「斎藤」はどうしても佐藤が演じているイメージで中井に敵わず。なお、沖田のニヤケ顔が印象的。こんな沖田の描き方は今まで無かったのではないかな。まあ、課題は多いけど、日本映画に頑張ってもらいたいので、奮発してご祝儀で7点つけちゃおう!! 【ぴよっち】さん 7点(2004-03-09 00:51:23)
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10.後半まではずっと引き込まれて見てました。中井貴一の独白シーンにジ~ンときたんですが、、、長いっ。感動の波が去った後でもまだ続いてる;; 原作に忠実なのはわかりますが、映画として見せる以上はもう少し取捨選択があってもよかったのかなと感じました。 【wood】さん 7点(2004-02-26 18:06:27)
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9.佐藤浩市と中谷美紀の関係が好きです。蛍とのシーンで中谷美紀が着ていた着物がとってもいいですね。中井貴一のファン以外は、自決までのシーンが長いと思うでしょうね。私は、自決してからの展開で泣かされました。 【オドリー南の島】さん 7点(2004-02-26 17:39:15)
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8.泣かせる映画。今NHKでやってるふざけた新撰組ドラマや、おおこけの『御法度』に比べて、当時の状況や雰囲気が描けているように思う。監督の滝田さんというのはこの作品からして真面目な人だとは思うが、ときに月並みな映画的サービスに寄りすぎるし、いまひとつ突き刺さるところに欠けるのが不満です。役者は文句ありません。中井貴一はよかったし、佐藤浩一は時に親父さんの三国連太郎そっくりの芝居を見せるのが面白かったですね。 【goro】さん 7点(2004-02-01 21:45:41)
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7.ドラマ版の方がずっと感動します。原作を読むこともオススメです。2時間でまとめるのは無理があったかな。久石譲の楽曲が素晴らしかったです。 【ギニュー】さん 7点(2004-01-23 19:12:18)
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6.【たそがれ清兵衛】と比べてる人が多いね。まあどっちが上とかってのは人それぞれだと思うけど、どっちもいい映画だとは思うよ。この【壬生義士伝】は実在の人物を描いてるから感動しちゃうね。新撰組が好きな人にとってはキャスティングに文句あったりすんのかな。おれはこのキャスティングで満足。佐藤浩市はやっぱいいね。ただ、年老いた時の佐藤浩市のメイクは無理があったかな。チビノリダーが大人になった時を村田雄浩が演じてるのも無理がありすぎた。でも無理がありすぎたのが逆に笑えた。似せようとかいう努力が感じられない。キャスティングした監督が悪いんだかんなと言わんばかりの自由演技。最高でした。最後に、中井貴一。生命力が強いな。なかなか死なない。でも感動しやした。いい映画だと思うよ。 【ブン】さん 7点(2003-11-27 18:52:43)
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5.予備知識なしで見たので、長かったですが久しぶりに大号泣でした。音楽がさすがに良かったです、涙をいっそう増やしました。原作の方がいいという方が多いようなので挑戦してみようと思います。 【いざ、ベガス】さん 7点(2003-11-25 17:46:23)
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4.原作は知らなかったが、同時期公開、同じような内容の「たそがれ清兵衛」より、こちらの方が楽しめた。守銭奴の謗りを受けても、家族の為に人を斬り続ける寛一郎は「お仕事マシーン」とか呼ばれても家族のために必死で働き続ける日本のお父さんと達だぶる。変にアメリカナイズされた父親より、こういうお父さんが好きだなあ・・・。ま、国が豊かならそんな働く必要もないのだという事も、この映画でよく分かる。しかし、ストーリーも良かったし、鳥羽伏見の戦いでうまくピークを迎えたと思ったのに、そっから先がド長い。特に、切腹する直前の寛一郎の独り言が長すぎる。お前はなんだと。ハムレットかというくらい長い。あそこをもっとまとめたら、もっと良かったのになあ・・・。それと、個人的には新選組の隊服は青×白がいいな。 【C-14219】さん 7点(2003-11-19 20:24:40)
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3.ネタバレ なかなか。私的には、成長したしづの登場シーンをもう少し演出してほしかったし、あの状態で官軍に向かっていって逃げのびれるとは思えないし、藩屋敷に着いてから自害を決心するまでが長いのが趣味ではなかったので残念。決心した上で家族への語りかけをしてほしかった。ただ、歴史的考証はおいといて、脱藩シーンや殺陣など魅せられるシーンが多かった。 【蘭丸】さん 7点(2003-11-19 00:32:50)
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2.ネタバレ 原作を知らない方に観てもらった方がいいかもしれない。原作を先に観てしまったために、斎藤一のイメージが役者と合わなくて困った。原作もそうだったが、泣かせよう感動させようというのが見えすぎてしまって辛かった。単純に何も考えずに観た方がいいような気がする。演技が良かったのでその点は満足。 【なみこ】さん 7点(2003-10-14 23:26:49)
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1.映像とサントラはよかったです。映画にするのは少し無理があったと思います。原作を読んである程度の知識を付けてから観た方がイイでしょう。映像作品としてはドラマの壬生義士伝の方がお薦めです。
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