映画『紅いコーリャン』の口コミ・レビュー(2ページ目)

紅いコーリャン

[アカイコーリャン]
Red Sorghum
(紅高梁)
1987年上映時間:91分
平均点:6.36 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(1989-01-27)
ドラマ戦争もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-05-08)【イニシャルK】さん
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監督チャン・イーモウ
キャストコン・リー(女優)九児(チウアル)(私の祖母)
チアン・ウェン(男優)余占鰲(ユイチャンアオ)(私の祖父)
チー・チュンホワ(男優)禿三包(トゥーサンパオ)(匪賊の頭)
原作莫言「紅高梁」「高梁酒」
脚本莫言
音楽チャオ・チーピン
撮影クー・チャンウェイ
配給ユーロスペース
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💬口コミ一覧

2.ネタバレ 20世紀初頭の中国についてその風俗も風景もほとんど未知だったので、目に映るすべてが珍しかった。
貧農の困窮ぶり、ハンセン病への偏見、むきだしの土の上に並べられた酒壷。嫁いびりの風習と、やりすぎてちょっと反省する男ども。意外にしたたかで生命力の強い女。
結婚・子供の誕生・そして戦争と、流れゆく人々の人生を淡々と子孫の声で綴ってゆく。
音は静かに、だが視覚的には強烈な赤色が全編にまぶされる。コーリャン畑、濃い酒の色、夕陽、流れる血。赤・赤・赤と鮮やかに網膜の裏に刻まれる、一編の詩のような作品だ。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-10 23:26:53)
1.全編にわたって強烈な色彩感覚の映像で、赤いというか紅い映像が強く印象に残っているけど、よく考えるとそんなシーンはそれほど多いわけではなかったです。でもチャン・イーモウには“コン・リーのイメージカラーは紅”という拘りがあったんでしょう。『初恋のきた道』ではイエローがやはり印象に残ってますし、チャン・イーモウはチャン・ツィイーとコン・リーという彼の二大ミューズを撮るときにはイメージカラーを意識していたんでしょうね。 原作はノーベル賞を貰った“中国のガルシア=マルケス”モー・イェンの小説ですから、いわゆるマジックリアリズムの世界が爆発したような映画だと言えます。だから後半に登場する日本軍は、モー・イェンのファンタジーには必須の要素だったと言えます。モー・イェンもチャン・イーモウも共産党には従順ですから、党が期待する抗日要素をぬかりなく盛り込みました、って感じです。ですからこの映画での日本軍の描かれ方については、そんなに肩に力を入れて観ることはないと思います。歴史をネタにファンタジー映画を撮ったくせに、それがノンフィクションだと観客が誤解することを期待するようなどこかのお国の大作とは、本作はレベルが違うんですよ。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-30 21:10:08)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.36点
000.00%
100.00%
200.00%
329.09%
400.00%
5522.73%
6418.18%
7731.82%
814.55%
929.09%
1014.55%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

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