映画『アレックス』の口コミ・レビュー

アレックス

[アレックス]
IRREVERSIBLE
2002年上映時間:99分
平均点:4.23 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-02-08)
ドラマサスペンス犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2007-06-19)【ぷりしら19号】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ギャスパー・ノエ
キャストモニカ・ベルッチ(女優)アレックス
ヴァンサン・カッセル(男優)マルキュス
アルベール・デュポンテル(男優)ピエール
フィリップ・ナオン(男優)元馬肉屋
ジョー・プレスティア(男優)テニア
脚本ギャスパー・ノエ
撮影ギャスパー・ノエ
ブノワ・デビエ
製作クリストフ・ロシニョン
リシャール・グランピエール
編集ギャスパー・ノエ
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

75.かなりの衝撃をうけた。エンディングから始まるんだけど、最初が衝撃!色んな雑誌にも言われているけど、賛否分かれるでしょう。私は好きです。もう1度見たいとは絶対思わないですけど。
アイアム琳子 さん 8点(2003-02-14 01:06:30)
74.<ネタばれあり~!>これは、トンデモ無くブルーにさせられます。人を食ったようなエンドロールの逆回しから始まり、数分で強烈なパンチを食らいます。そして殆ど生理的嫌悪感を感じさせる真っ赤なトンネルでの衝撃レイプシーン。「フランスの宝石」とも言われる女優モニカ・ベルッチがただうめき苦しみ、殴打され痙攣するそのシーン。「な~んだ大した事無いじゃん・・・」とは思ってみたものの物語りが進む(逆行する)につれ脳裏に焼きついたシーンや伏線が離れず、主人公が幸せをかみ締める度に「あぁ、この時こんなに幸せなのに・・・」と痛切に感じます。物語りは衝撃の夜→その日の朝へとただ逆行していくのですが、婚約者と元彼とアレックスの三人がセックスの話題についてバカ騒ぎしたり、婚約した二人の間には誰も介入できない愛情の喜びがあったり、お腹に芽生えた子供の息吹を感じ幸せをかみ締めたり・・・と象徴的なシーンが全て一夜によって破壊される惨さ、もろさ等に圧倒されました。前半で原型を留めないほど消火器で殴打されたヌリア(犯人)が実はまったく別の人でそのそばでほくそえんでいた本人こそがヌリアだと判明したときはもう余りの衝撃で脱力しました。そりゃ、ないよ~!ついでに顔面殴打された人の実際の安否が気遣われるくらいエグいです。「カルネ」や「カノン」でギャスパー・ノエ監督常連の俳優がオープニング(エンディング?)で堕天使の如く登場するシーンはさすがと思いました。私も絶対二度と観ないであろう作品ですが、この作品自体は高評価という変わった作品になりました。見る人はホント覚悟。
さかQさん 7点(2003-05-09 15:23:27)
73.観終わった時、すごく頭がクラクラした。映像的にも内容的にもとても印象に残る映画という事で高点数ですが、もう二度と観ない映画だと思います。とにかくツライ・・・
kaoさん 9点(2003-06-04 17:00:48)
72.主人公カップルの暮らすアパートメントに、これ見よがしに配されたキュ-ブリック『2001年宇宙の旅』のポスター(それ以外にもキューブリック作品のポスターやらポストカードがあったかもしれない)。それは、この映画のラストを説明するのに、これ以上ない”ヒント”を提供してくれる。が…。別にどんだけ残虐に殺人シーンを描こうとも、どんだけリアルにレイプシーンを見せようとも、それは映画の「自由」だから何を言おうとも思わない。ただ、それを何らかの芸術的自己表現だと勘違いしているこのキュ-ブリック気取りの低能”作家”野郎の本作は、ただただ醜悪なだけだ。いろんな意見があるでしょうけど、ぼく個人はこれを「映画」だとは認めない。すみませんね。
やましんの巻さん 0点(2003-06-23 18:37:57)
71.ネタバレ メイキング見て、なにがビックリしたかって、アレックスへのアナルレイプ後、ズボンのチャックからこぼれている半立ちチンポが実はCGで書かれたものだってこと。
kotone0617さん 8点(2003-07-25 17:17:19)
70.ギャスパーノエってホント大丈夫?という不審感が吹っ飛ぶ怪作・快作です。基本的には逆回転メメント方式でしたが、カルネ&カノン親父の登場、懺悔でまたこの親父かよと引き込まれ、ホモにバイオレンスにレイプと立て続けに見せられダウン寸前。しかし逆回転していくうちに重苦しさから解放され、ラストは何故か清々しさすら感じるほど。日常に潜む狂気をキューブリックに敬意を表しながら描いている。なんと言ってもアレックスですから…
亜流派 十五郎さん 9点(2003-09-09 23:24:31)
69.ネタバレ 結論から言えば「オチのない『メメント』」って感じ。時間軸を逆行させる意図がわからなかったし、シーンの合間に挿入されるアクロバチックなカメラワークがさらに不快。前作『カノン』に衝撃を受けて、「あのギャスパー・ノエ監督の最新作」ってだけで何の前知識も仕入れずに観てしまったのが失敗だったかも。まさにセックス・アンド・バイオレンス。そのほうが生々しくて人間っぽくっていいかもしれないけど、『カノン』ような深いテーマもなかったように思えたし、あまりにもドラマ性に欠けていた。
びでおやさん 3点(2003-09-09 23:58:44)
68.レイプシーンもそうですが、延々とエロ話してたり、不快でしか無かったですねぇ。
ロカホリさん 0点(2003-09-12 18:15:16)
67.これは凹んだ。グルグル映像で気分が悪くなった。もう二度と見たくない。意見の分かれる映画だろう。
豆乳星人さん 1点(2003-09-28 01:52:41)
66.いろんな意味でかな~~~り後をひく。頭を抱えて「やめてくれ~!」と叫びたくなる暴力描写もリバース映像によって見てる側は多少救われた気分になるという不思議な感覚はこの作品の持つメッセージ「時間はすべてを破壊する」とリンクする。「全てを見せる」という監督の主張もワンシーン・ワンカットに表されている。オープニングとエンディングに「時間はすべてを破壊する」と入れられれば、たとえ深読みするほどのメッセージが無いとしてもいろいろ考えてしまう。そういう意味においても後をひく。解からないなりにもこれまで見てきた映画の中で良くも悪くもここまで頭から離れないというインパクトを与えたという点でとりあえず7点。ただ、おすすめはできません。「時計じかけのオレンジ」で吐き気をもよおした人は間違いなく吐くでしょう。
R&Aさん 7点(2003-10-29 11:20:54)
スポンサーリンク
65.モニカ=ベルッチがどう陵辱されているか、これにつきます。見る人は覚悟してください。ちなみに何も得るものはありません。
ガーデンノームさん 3点(2003-10-30 15:53:06)
64.早送りした。正直みてられなかった。アレックスがかわいそうの一言。人には薦められない映画、後味悪い。
ドルフィンさん 2点(2003-11-05 08:59:26)
63.好きだけど他人には勧められない。
愛人/ラモスさん 7点(2003-11-12 11:46:37)
62.あのぐるぐる回るカメラワークの意図は全く分からなかった。それだけで気分悪くなったのに、またさらにあれで気分は最悪に。いや~な気分だけが残った映画だった。
c r a z yガール★さん 1点(2003-11-18 15:26:31)
61.ネタバレ 表面的には暴力行為の不毛さを印象付ける作品ですが、別の意味もみえる。
映画中、最もショッキングなのは冒頭の復讐シーン。そこからエピソードを遡るメメント方式で見せていく。レイプシーンは生々しいが、狂気は感じない。モニカ・ベルッチの姿は男を欲情させるのに説得力がありすぎる。救急車で運ばれるアレックスの血に染まった顔は、レイプに対する怒りを煽るが、長回しで地下道へと歩いていくアレックスの背中には、レイプへの邪な好奇心を刺激される。
観客はレイプをたっぷり鑑賞した後、ようやくアレックスという女性の個に触れる。レイプされている彼女は匿名の女体だった。
物語の中で、アレックスの精神と肉体を剥離することこそが、メメント方式流用の理由なのでは、と推理してみた。
観客の多くはモニカ・ベルッチのレイプシーンに期待して本作を鑑賞するわけで、自分の中で野生と理性が葛藤するサディスティックな見方ができれば、楽しめる作品なのかもしれない。
もう少し遊びの要素が入っていれば、私ものれたかもしれない。
337さん 4点(2003-11-29 05:37:25)
👍 1
60.ネタバレ 私、この作品は好きですね。レイプシーンの部分はちょっと目を逸らしましたが、その後のアレックスとマルキュスとのシーンが好きです。それにしても、モニカ・ベルッチは美人だなぁ~~『マレーナ』もそうだけど、体当たり!幸せが訪れたと思えば、悪夢がやってくる。最後のアレックスとマルキュスのシーンでアレックスが『夢を見たの。赤いトンネルで、そのトンネルが2つに割れてしまうの』と言うシーンがある。その時マルキュスは『腕の感覚がない』と言い、右腕を振っている。その後で右腕をへし折られている。レイプしている時に男が何かを取り出し鼻で吸っているが、それは薬物だった。また、マルキュスも同じように薬物を吸っている。『アレックスのケツにぶち込みたくなった』と言っているが、トンネルの中での男もそう言っている!このような共通点があったのを分かっただろうか?2回目の鑑賞で1回目と全然違った印象を残した。+2点。
アンナさん 9点(2003-12-04 16:56:56)
59.カメラワーク、時間軸等、ヤリタイ事はよく分かるが、あらゆる意味で「あからさま」すぎる。素人か二流監督が考えそうな映画。極めて不快。
STYX21さん 1点(2003-12-04 22:49:19)
58.ネタバレ 不快でした・・・ただ、普段エンターテイメント映画で、人の死やレイプが描かれても、不快じゃなく描かれてるのも問題なのかも、と逆説的に考えた。レイプを含めて暴力はこんなにも不快で恐ろしいものなのかと、当たり前のことに気付かされる。・・日常で軽々しく使う『やりてー』とか『殺すぞ』なんて言葉は、当然、冗談、軽口、なんだけど、口にしたくなくなったもん。前作の役者が出てきたり、”2001年宇宙の旅”の赤ちゃんのポスターを妊娠がわかる前後に配したり、”事件”前にも”予兆”があったりする演出はありきたりかもしれないけど、デジャビュを感じさせ、取り戻せない時間に泣きたくなった。・・この不毛さ、不快さは・・この映画を見なければよかったと・・二次的にも取り戻せない時間を感じさせるデジャビュ。自分は高得点だけど、人に薦めないし、もう見たくない。
ウメキチさん 7点(2003-12-11 15:09:58)
57.ネタバレ さかQさんのレビューで『前半で原型を留めないほど消火器で殴打されたヌリア(犯人)が実はまったく別の人でそのそばでほくそえんでいた本人こそがヌリアだと判明したときはもう余りの衝撃で脱力しました。』を知ったとき、僕も脱力しました。復讐できたことがこの映画を観てしまったぼくの唯一の救いだったのですが、それも砕けてしまいました。観てからもう3ヶ月くらい経ちますが、いまだに凹んでいます。どうして観た人をボロボロに傷つける映画作りをするのでしょうか。そうまでしてirreversible【逆転できない】を表現してなんになるのでしょうか。監督が最近こんな被害にあったのでしょうか。せめて復讐を成就させてあげてもいいじゃないですか。やり場のない憤りですな。ただ、メメント型はこの映画にはぴったりの方法です。とても効果的でした。ラストシーン(メメント型だから、映画の世界ではオープニング)が、中盤で傷ついた心にひりひりと染み込んできて、結局、レイプシーンもリベンジシーンも、このラストシーンを飾るための駒となります。そのラストシーンというのは緑の芝の上で読書でくつろぎ横たわる単なる普段のアレックス!しかもBGMはベートーベンの第7の2!・・・なんというか、どうしようもなく辛いです。点数の分布が両極化してるのもこの映画らしいと思います。
no_the_warさん 0点(2003-12-12 12:37:25)
56.少し残念だ、と思った。私は、ギャスパー・ノエ監督のセンスが大好きなのだけれど、この作品で彼の底が見えてしまったような気がした。彼は暴力的な映画を撮り続けて来た。ならこの作品が最凶なのは間違いない。でも私はそうは思わなかった。確かにこの映画の表層的、視覚的な暴力描写には、他の2作など及びもつかない。でも私は「カルネ」「カノン」の方が暴力的だと思う。それは多分、北野武が「「BROTHER」より「DOLLS」の方が暴力的だ」と言うのと同じ理由で。前2作を超えるものを作るには、とにかく扇情的で人の不快感を掻き立てる映画だろう、と表層的な暴力描写に頼り過ぎてしまったのかも知れない。それが非常に残念。次に期待して、7点。
ひのとさん 7点(2003-12-17 21:04:08)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 4.23点
0912.00%
168.00%
2810.67%
3912.00%
41114.67%
579.33%
656.67%
7810.67%
868.00%
956.67%
1011.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review3人
2 ストーリー評価 1.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 0.50点 Review6人
4 音楽評価 3.25点 Review4人
5 感泣評価 1.33点 Review3人

■ ヘルプ