映画『網走番外地(1965)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

網走番外地(1965)

[アバシリバンガイチ]
1965年上映時間:92分
平均点:6.97 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
アクションドラマ刑務所ものシリーズものモノクロ映画ヤクザ・マフィア小説の映画化
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監督石井輝男
助監督内藤誠(脚本)
キャスト高倉健(男優)橘真一
南原宏治(男優)権田権三
丹波哲郎(男優)妻木
安部徹(男優)依田
田中邦衛(男優)大槻
嵐寛寿郎(男優)鬼寅
潮健児(男優)囚人
関山耕司(男優)教育課長
風見章子(女優)秀子
久地明(男優)
原作伊藤一
脚本石井輝男
音楽八木正生
作曲山田栄一「網走番外地」
編曲山田栄一「網走番外地」
主題歌高倉健「網走番外地」
配給東映
美術藤田博〔美術〕
録音加瀬寿士
あらすじ
義父と不仲だった橘真一(高倉健)は、やくざの世界へ飛び込み、傷害事件を起こして網走刑務所に収容される。曲がったことが嫌いな彼は、大部屋の顔役・依田(阿部徹)や、野卑な権田(南原宏治)らと反りが合わない。やがて、母が危篤との報が橘に知らされる。刑期の終わりは目前だったが、大部屋では集団脱走計画が持ち上がっていた・・・。全18作のシリーズ巻頭を飾る作品。本作の大ヒットにより、高倉健は一躍トップスターとなった。
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💬口コミ一覧

14.中学生の時に見ました。先にシリーズの後半の方を見ていたので、これを見たときはテイストの違いにちょっと拍子抜けしました。今見ると違うのかな?
東京50km圏道路地図さん 7点(2004-01-14 22:50:01)
13.ネタバレ 健さんの代表作、脱獄シリーズ第1弾。病弱のかかあに会うため懸命に勤め上げて、模範囚として仮釈放目前の健さん。ゴロツキどもの集団脱獄計画に巻き込まれちまう。その中の一人と手錠で繋がったまま、二人三脚みたいな感じで決死の逃避行を余儀なくされる健さん。線路の上に二人繋がる手錠を置いて、通行する汽車の重みでカット。自由になった健さんだけど、道連れの相棒をどうしても見捨てることができねえ。人情味あふれる健さんの、野太い歌声が響く。
獅子-平常心さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-06-17 22:54:13)
12.単純であるがゆえの、余計な装飾がないからこその美しさ。それが最初から最後まで、すべての点にわたって貫かれている。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-02-21 11:56:59)
11.ネタバレ いくつか印象的な場面がある。鎖を切る場面もいいが、やはり脱獄決行日のアラカンが凄まじい。その迫力に依田たちと同じく圧倒されてしまった。往年の大スターの使い方、活かし方が上手いやね。逆に不満な点を挙げるとすれば権田との逃走劇。橘の苦悩や、妻木夫人に怪我を負わせた権田への怒りなどがあまり伝わってこない。「なんか面倒なことに巻き込まれちまったな~」くらいの感じ。ついでに最後の妻木とのやり取りもベタすぎてどうも…。普通に楽しめる映画であるけど、傑作とまでは思わなかった。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-02-11 15:49:08)
10.ネタバレ 傷害前科2犯で、複数の人を斬って懲役たった3年。寛容な判決ですね。それはともかくも脱獄がメインテーマ。最初の脱獄計画は橘の意に反したもの。チクルわけにもいかず、巻き込まれるのは確実で、そうなれば刑期が延びる。母親が病気に1日も早く会いたい。煩悶する橘。だがそれも老囚人の機転によって脱獄計画は流れ、橘の危惧は杞憂に終った。ほっとしたのも束の間、屋外の伐採作業に向かう途中のトラックから一緒に手錠をつないだ権田が飛び降りた。橘も飛び降りざるをえなかった。途中で橘の弁護士の家を襲い、権田は保護司妻木の妹を傷つけた。それは自首しそうな橘を追い詰めるためだった。トロッコを見つけて漕ぐが、ブレーキがきかず飛び降りる。汽車に手錠を轢かせて切断に成功。その反動で権田は滑落し、怪我を負う。一人で逃げようとする橘に聞こえたのは意識を失った権田の母親を呼ぶ声だった。権田の孤独の心を知った橘は放っておくことができず、背負って病院に運ぼうとする。途中で猟銃を持った妻木に会う。橘の話を聞いた妻木は権田を馬橇で病院にで運ぶことにする。橘の不幸な生い立ちが随時挿入され、感情移入できるようになっている。悪い人ではないのだが、やくざ稼業に身を落し、渡世の仁義で人を斬るはめに。最大のサプライズは老囚人の正体が8人殺しの鬼寅だったこと。牢名主は自分は鬼寅の義兄弟という触れ込みで大きな顔をしていたのでたじたじとなる。うまい演出である。全体に無駄が無くテンポが良い。橘は人間性を取り戻し、妻木も人間を信じる心を取り戻す。良い話です。原作は1597年に出版された小説で1959年には日活で映画化された。本作品は1965年の東映のリメイク版。その際原作の恋愛要素を排除して、母恋と脱獄物語に徹している。映画はヒットしたのでシリーズ化された。だがそのせいで不幸になった人もいる。連続ピストル射殺事件の犯人永山則夫の本籍地は網走市呼人番外地だった。網走刑務所で囚人の子として生まれたのではないかと疑われるのを恐れた(実際からかわれた)彼は戸籍を見られそうになると職場を変えた。仕事が続かず、やむなく窃盗をするようになり、あるとき偶然に米軍宿舎でピストルを盗み、その後の犯罪の悲劇の元となった。ちなみに橘より永山の成育歴の方が遥かに悲惨で痛ましいです。
よしのぶさん [地上波(邦画)] 6点(2011-09-18 02:29:25)
9.やっと見ることができました。今までどこがいいかわからなかったけど、健さんがダサかわいくて素敵です。寒いから抱き合って暖まろうと迫られてキスされそうになるところ笑えます。ところところにはいる健さんの挿入歌も真面目でおかしく感じました。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-27 03:01:26)
8.古い映画ですが面白く見ることが出来ました。健さんはかっこいいですね。
かじちゃんパパさん 6点(2005-02-16 09:06:09)
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7.本作で一番の収穫は、嵐寛寿郎演じる老人ですね。私は久しぶりに、役者の凄さというものを感じました。本作はまた、昭和30年~40年代を代表する、日本娯楽映画の傑作でもあります。昔の邦画だから、やくざ映画だからと敬遠せず、ぜひ一度ごらんになって下さい。
円盤人さん 6点(2004-10-06 20:51:05)
6.ネタバレ 最近になって初めて観ましたが、このタイトルにだけは子供の頃からよく馴染んでいました。内容を知らないくせに「網走」はとんでもなく陰惨な場所をというイメージを持っていて、学生時代に観光で訪れるまでその暗さは尾を引いていました。網走に住む方には迷惑な作品だったのではなかろうか。
内容は昭和の人情ものでした。刑務所に入った主人公は幼少の頃からの出来事を反芻します。これって刑務所本来の機能なのでしょうね。あたり前のことを再認識しました。刑期の長さで房内の序列が決まるようなシナリオにアナクロな可笑しみを覚えました。晩年の健さん映画をたくさん観ている目には、若くてよく喋る健さんが新鮮でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-05-07 03:23:48)
5.ネタバレ  読んだ事ないので分からないのだが、原作がある物語に独自(?)の展開を付けたもの、だそうだ。
 健さんの初期の代表作と言える一本で、期待が高まったが、思ったほど面白い映画ではなかった。

 でも、さすが原作が獄中記だけあって、刑務所内の話はどれも面白い。犯歴や刑期の自慢話で虚勢を張る連中や、それを大逆転する大犯罪者の話。風呂の入り方などは、何かで読んだ記憶があるが、石鹸がぶら下げられたりしているのに、妙なリアリティと説得力があった。もうすぐ刑期を終えそうなのに、否応なく脱獄に巻き込まれていく状況も面白く、その先の展開にワクワクさせられた。

 だが、脱走後の話は、面白くない。『手錠のままの脱獄』の劣化コピーとしか言いようがない。同じシチュエーションでも面白ければ許されると思うのだが、繋がれた相手が最後まで嫌なヤツで、かの作のような感動はない。…のだが、作り手は最後の健さんの行動で観客を泣かそうとしているらしい。ちょっとビックリ。
 それに、権田(こいつの名前のテキトーさは何とかならなかったのか?)の大怪我の原因はもうちょっと丁寧に描写しないと、どう見ても危ないのは健さんの方なのに、「ええ!?」って思っちゃう。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 5点(2013-02-09 23:38:03)
4.ネタバレ ○うまくがいかぬが人生だが、健さん可哀相。○テンポも良く、割と安心して見られる。○演技を見るだけでも楽しい映画。男臭い映画だが、それで良い。○ストーリーにもう少し面白みがあれば良かった。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-07 10:27:39)
3.ネタバレ 初見。期待外れ。唐突な脱走で興が一気に醒め、そこからラストまでの冗長さにウンザリとなり、ラストにガッカリさせられました。健さんのオフクロを思う描写がくど過ぎて鼻につき、南原宏治(爬虫類のようなねっとりとした演技は見事)までが口にするに至っては安っぽさに白け返ります。わずかな出番でありながら役者としての格の違いを見せ付けた嵐寛寿郎との絡みをメインとし、彼との別れをラストとした作品であれば名品に仕上がった気がします。
The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 4点(2009-11-30 16:59:14)
2.ごめん。点低いす。やっぱしオイラの愛する石井輝男はコレじゃないんだよなあ…この映画なんかカット割りが練られすぎちゃってもう(苦笑)。予算や期間がなくて幼稚園児の粘土工作みたいに不細工な作品の方が、彼の作家性が出てしまうのは悲しい事かもしれないが。やはり『スーパージャイアンツ』で展開する石井節の洗礼を受けている以上、普通な名作を撮る彼は受け入れられん。でも、最後の最後、丹波の台詞ではドッと涙が溢れました。脱獄物なのに、本当の意味での悪い奴がいないんだよなあ、この映画(それがテーマみたいだし)。
エスねこさん 4点(2004-10-17 21:24:15)
1.健さん、東映時代の代表作の一つ、網走番外地シリーズ..う~ん、当時は斬新だったのかもしれないが..今となっては..陳腐かな...
コナンが一番さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-03-01 15:06:45)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 6.97点
000.00%
100.00%
200.00%
312.94%
425.88%
538.82%
6720.59%
7720.59%
8823.53%
9411.76%
1025.88%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review4人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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