映画『ハウス/HOUSE(1977)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ハウス/HOUSE(1977)

[ハウス]
1977年上映時間:88分
平均点:6.10 / 10(Review 42人) (点数分布表示)
ホラーコメディ青春もの
新規登録(2003-07-02)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-03-26)【イニシャルK】さん
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監督大林宣彦
助監督小栗康平
演出浅田英一(演出助手)
キャスト池上季実子(女優)オシャレ/オシャレの母
大場久美子(女優)ファンタ
鰐淵晴子(女優)江馬涼子
南田洋子(女優)おばちゃま
尾崎紀世彦(男優)東郷圭介先生
三浦友和(男優)おばちゃまの恋人
檀ふみ(女優)体操着の先生
笹沢左保(男優)オシャレの父
石上三登志(男優)写真屋さん
薩谷和夫(男優)靴屋
大林千茱萸(女優)靴屋の娘
大林恭子(女優)列車に乗って見送られる恋人
大林宣彦(男優)列車の恋人を見送る男
桂千穂(男優)バスの乗客
小林亜星(男優)スイカを売る農夫
ミッキー吉野(男優)東京駅の若者
ゴダイゴ(男優)
広瀬正一(男優)
原作大林千茱萸(原案)
脚本桂千穂
音楽小林亜星
ミッキー吉野
ゴダイゴ(演奏)
撮影阪本善尚
製作大林宣彦
企画小倉浩一郎
配給東宝
美術薩谷和夫
島村達雄(ビクトリアルデザイン)
白組(ビクトリアルデザイン)
小林知己(造型)
編集小川信夫
録音東宝録音センター(整音)
林昌平(音響デザイン)
照明小島真二
あらすじ
愛称『オシャレ』(池上季実子)は、友達の『ファンタ』(大場久美子)、『ガリ』(松原愛)、『クンフー』(神保美喜)、『マック』(佐藤美恵子)、『スウィート』(宮子昌代)、『メロディ』(田中エリ子)ら女子高生総勢7人で、亡き母の姉にあたる『おばちゃま』(南田洋子)が住む田舎のお屋敷を訪れた。夏合宿の名目だが、実は父の後添い(鰐淵晴子)が受け入れられない逃避目的でもあった。楽しい夏合宿が始まったかに見えたが、お屋敷内で彼女らは一人、また一人と姿を消していった・・・。
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💬口コミ一覧

22.公開当時は、予告編だけでも十分グロで「絶対見ない!」と思っていましたが、後に大林作品三本立てで名画座で見たら、意外といいカンジな映画でした。マットペインティング、と言うよりは書き割りな背景、リアリティとは無縁のキャラクターと世界、切り絵アニメみたいな特撮。何から何まで作り物の世界は、ハマってしまえば蜜の味。まるで駄菓子屋のような感覚の映画で、ちょっといかがわしくて安っぽいポップ感、結構好きです。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2003-12-17 13:31:12)
21.キッチュとホラーという組み合わせは、現代でさえも二の足を踏む演出家は多いかも。この映画をチープと捉えちゃう人には「いつか見たドラキュラ」はお勧めできないw
柿木坂 護さん 7点(2003-10-04 00:11:44)
20.小さい頃に見て、その不気味な世界観が強烈に印象に残ってる映画。純粋に怖がりたい人が見て楽しめる映画かは疑問ですが、独特な演出や、大林監督自らが作曲したという曲等も、世界観を一層濃厚にまとめていて良いと思います。こういう、少し奇を衒った作風のホラーの中では、数少ない成功した映画でないでしょうか。人を選びそうですが、一見の価値はあると思います。
イチェルコさん [映画館(字幕)] 7点(2003-08-22 01:29:50)
19.良くも悪くも大林宣彦ワールドということでしょうか。大場久美子が可愛かったですね。化け猫の話が好きです。
オオカミさん 7点(2003-07-08 07:28:19)
18.ネタバレ いろいろぶっ飛んでて勢いに負け結局全部見ちゃいました
面白いかと聞かれてもなんとも言えないけど、つまらないわけではなかった
「ふぁんた可愛いなぁこれは可愛いぞ俺の中でヒロイン確定だな」と思ってたので最後まで生存してよかった
そして後で若かりし日の大場久美子と知って度肝抜かれた
所々にパロディもあり楽しめました
誘われないと行けないのであれば何故義母さんはたどり着けてしまったのか
悲喜こもごもさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-07-31 01:54:46)
17.ネタバレ 女子高生たちがやってきたおばちゃまのお屋敷は人食い屋敷!
とにかく不思議な構成となんでもありな演出、見てる側を飽きさせない謎の小ネタに奇抜な特撮と合成。そしてシュールすぎて逆に怖いホラー演出。
次から次へ怒濤のようにやってくる現実なのか夢なのかわからない展開がとにかくワクワクします。
ホラー映画としてみたらユルいし、コメディとしてみたらシュールすぎる。でもその独特な雰囲気がとにかく面白い。
見所はやはりピアノに飲まれるシーン。怖い!やたらグロい!というか狂ってるよこの映画!
そして作品のテンションがMAXに達する家が水没していくシーンも素晴らしいですね。どんどん屋敷が本性を見せて行く展開がたまりません。
水没したガリのメガネを蚊取り線香のブタがかけているというシーンはくだらなすぎて最高です。
そしてこのユルいホラーで特撮な作りは後の「学校の怪談」シリーズにだいぶ影響を与えてますね。
一貫したシュールな世界観とホラー表現がとにかく不思議な一本ですね。
えすえふさん [DVD(邦画)] 6点(2017-07-12 00:31:19)
16.Japan Society主催の「大林宣彦祭」、この開催がHalloweenにちょっと間に合わなかったことは悔やままれるものの、もしかするとそのおかげだったかもと思わせられたりもするまさかの初日Sold Out。

その理由はここ数年に起こった北米での「HOUSE = 大林 ≒ 現人神」騒ぎだったらしいということはつゆ知らず状態で劇場に到着するが、今回は数年前のATG祭での「野ゆき山ゆき海べゆき」(1986) 、意外や京都での「少年ケニヤ」(1984) 、昨年これまたJapan Societyでの「野のなななのか」(2014) といった鑑賞歴が引き金となっての全作前売り大人買いの快挙が功を奏して余裕の会場入りと相成った次第。(直近では「哀しみのベラドンナ」(1973) の上映日に油断して、Waiting List入りとなった記憶が真新しい。)

さらなる誤算は翌日のイベントでお目にかかれるはずであった大林宣彦監督が上演前にご本人登場!いやおうなしに会場の熱気は高まる。この御仁、世が世なら秀吉についた「人たらし」という称号を同じく贈ってもよいのではよいのではないかといえるほどの魅力にあふれた方。その発せられる言葉のひとことひとことが含蓄に富んでいて、情熱に染まっていて、かつ温もりにもあふれている。この街に住んで以来日本の偉大な映画監督に触れる機会は十分に与えられては来ていたが、それでも存命のかつ既に多大なる功績を残しているという監督に拝謁出来る機会というのはほぼなかった。それがこの週末また実現したのだという気がした。(自分にとっての最初のその人は羽仁進監督!)

作品はというと…

おそらく既鑑賞組がたくさんいたであろう会場ながら、これでもかとどっかんどっかん盛り上がっていた。分類としては限りなく「B級ホラー」なのであろうが、その作品が産まれた頃の世相と、監督が本作を産み出すに至った過程をその本人の口から聞きいてしまったが故に、単なる「B級」ではなく「Bazooka級ホラー映画」と題するにいたってしまう。だって当時11歳の原案作成者である実の娘さんにも同夜お目にかかれることができたのですから。

個人的には映画発表の2年も前にサントラを録りきっていたゴダイゴの面々が大林監督とともにカメオ出演する下りがツボ。大場久美子については自分の記憶より若すぎて最後まで確信持てず、一方で尾崎紀世彦の端役ブリは秀逸であった。

お!そして最大のツボは「歌:成田賢」かも(笑) 

これについては反応できた自分が誇らしかった!
keiさん [映画館(邦画)] 6点(2015-11-29 00:36:16)
15.ネタバレ 7人の女の子が恐怖の家に閉じ込められる脱力ホラー。
登場人物の名前が「オシャレ」「ファンタ」「クンフー」「スイート」ってところから、もうおかしい。演技、演出、編集全てが狂ったように雑でクッチャクチャ。雑すぎて腹が立ってくるんだけれど、停止ボタンを押す気にはならない勢いがある。
良くも悪くも正気の沙汰とは思えない出来。
時代が成せる業なのか。
すべからさん [DVD(邦画)] 6点(2010-12-25 17:53:42)
😂 1
14.ネタバレ これは攻めました。攻めましたねえ。真剣を滅多矢鱈に振り回している丸裸の大林監督の姿が目に浮かびました。裸ですから防御力はゼロ。しかしながらその剣圧は凄まじく、外野の小言など物ともしません。これぞ狂気の沙汰。いや攻撃は最大の防御なり。一見支離滅裂ではあるものの(バナナってそんなバナナ)、筋立ては明快で芯が通っており、どこを切り取っても完璧に『大林宣彦』印なのは流石であります。監督の映画にかける情熱と、小林亜星の大玉スイカと、紀世彦の極太もみ上げと、妖しく光る猫の目と、クンフーちゃんのさわやかヒップと、ガリちゃんのサプライズヌードと、池上季実子譲の極上エロスで、(主に後半の要素で)最後まで画面にくぎ付けでした。もっとも、これ程やりたい放題が出来るのは、名のある監督だからこそ。『踊る大捜査線』の和久さんではありませんが、正しいこと・やりたいことをしたいのであれば、偉くなるしかないのは道理です。一応『ホラー』にカテゴライズされるのでしょうが、シュールコメディであり、エログロであり、音楽映画であり、反戦ドラマありで、要するに唯一無二のオリジナルテイスト。邦画史上類を見ない怪作なのは間違いないでしょう。映画ファンならば、教養のひとつとして必ず観ておくべき作品と考えます。ちなみに私は黒沢清監督の『スウィートホーム』とごっちゃになって、既に観た気になっていたので(同類のうっかりさんは)ご注意ください。なお採点は放棄しています。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 5点(2020-08-20 12:26:48)
13.いやいや、この映画はあかんよ。みんな、だまされてるよ。
センブリーヌさん [DVD(邦画)] 5点(2007-11-18 18:11:54)
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12.「 美女達の 台詞も演技も ナンセンス 家が人喰う サイケなホラー 」 詠み人 素来夢無人・朝
スライムナイトのアーサーさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-09 07:28:24)
11.今観ると当時のナンセンス振りに気が遠くなってしまう一作ではあるが、これが深夜に放送されると「必ず」観てしまう。何故か?個人的には鰐淵春子が好きなので、と言う理由。と、本作の持つ「中毒性」ってヤツか?まぁ珍味なのは間違い無い。
aksweetさん 5点(2004-04-16 00:08:41)
10. 子供の頃見て,大きな柱時計の中に人が入れられるシーンが忘れられません。トイレに行けません。ピアノに指先を食べられてその指を叫びながらみる女の子のシーン。ピアノがいつ閉まるか心配でさわれません。大人になってDVDで見たらたいしたことないなあと思ったけど,当時の恐さでこの点数 ●●追記●● 他の作品のレビューを書いていてふと思い出した事がありました。少年サンデーかなんかのマンガ雑誌の巻頭のフルカラーでこの映画が紹介されていて、公開してしばらくして母親にこの映画是非みたい!といったら「だめ!」と一言。それから10数年たって母親と映画の話をしていると母曰く「大林なんて、少女趣味のロリコンよ。映画見てたらわかるじゃん。彼の映画見てもなんにもならんよ」どうやら、母は公開してすぐに映画館に見に行ったらしいです。そりゃあ、あんなサイケで裸が出る映画見せたくないでしょうなあ。。。。
蝉丸さん [DVD(邦画)] 5点(2003-11-02 01:00:36)
9. 大林宣彦監督のデビュー作!という以外に特筆するコトも無い凡作。和製ホラーなんだが、池上季美子や大場久美子、神保美喜といった当時の若手アイドルが「家」に襲われる展開が当時の水準から観ても相当にチープで腰砕け。勿論、現在の視点で観れば…言うまでもないっしょ?大林ファンには悪いが5点。
へちょちょさん 5点(2003-07-07 04:35:38)
8.ネタバレ ホラーのようなコメディのような、何と言ってよいのかわからない作品。
ファンタジックホラーなんて言ってしまうと、ちょっと良さげな感じになるので避けたい。
今でも現役で活躍中の出演者が多いので、皆さん若いなぁと思いながら見てたけど、結局印象はそれだけ。
まったく怖くないし、演技下手だし、ストーリーも突っ込みどころしかないし、CG(と言えるのか)も雑過ぎます。
鰐淵晴子と池上季実子のプロモみたいなシーンがちょくちょくあって、スカーフひらひらとかフォーカスかかってキラキラとか、見てて恥ずかしいんですが、それは年代を考慮しないといけないのでしょうね。
他にも、そこで何故裸?何故片乳出してる?という謎演出。
時間を無駄にしたとまではいかなくても、他の作品見れば良かったなと思うレベルでした。
nanapinoさん [インターネット(邦画)] 4点(2020-09-20 22:16:19)
7.南田洋子の怪演は印象的。オシャレ、ファンタ、スウィート、メロディー・・・大林ワールドが炸裂していて今見ると意外と笑えるかも。 私的にはラストの池上季実子(=オシャレ)のヌードだけで3点の価値あり(汗
じゃん++さん 4点(2003-09-06 14:11:09)
6.映像面での実験性は買いますが、肝心の中身が生理的にどうも・・・だって役名が“オシャレ”だの“ファンタ”だの“スウィート”だの“メロディー”だのって・・・でもまぁ、子供向けとはいえこういう映画がつくれた時代ってのはいい時代だったんでしょうね、きっと。
じゅんのすけさん 4点(2003-08-30 00:47:02)
5.日本では珍しいスプラッタームービー。でも外国映画のように陰惨で血がドバドバ、
グロいという訳ではなく、コメディー色が強い。映像も妙にきれいだったと記憶している。
当時の映画雑誌に書いてあったのだが、大林監督はファンタジー映画を作ったと述べていた。
またこの映画の原案者は、当時中学二年生だった監督の娘さんのようで、
制作費も3億円以上かかったらしい。すべて本当のことなのだろうか?
ストーリー自体もあってないようなものだが、とても不可思議な怪奇映画ではある。
出演している7人の女の子のあだ名を見ているだけでも十分笑える。
ちなみに前評判だけは高く、公開前から続編を考慮中だったらしいのだが、頓挫したようだ。
まあ機会があれば、もう一度観てみたいね。
MAHITOさん [ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-18 17:36:48)
4.ネタバレ この手のコメディ映画?(笑)は、点数に困る。めちゃくちゃっぷりが最高なだけに・・・

しかし、高得点をつけれるほど、素晴らしいか。。。というのは考えもの。

ファンタくらい助けてあげてよ。なんて、みもふたもない映画は好きだけど。

スピード感あふれる、お化け屋敷ムービー。

高校生が作ったなら100点満点の出来★★★

神保美喜さんなんですかね、カンフー?武道で戦ってたお嬢さんの曲がよかった。

大場久美子さんはかわいいまま、かわらないですね。

主演の池上季実子さん、綺麗すぎます。
新しい生物さん [DVD(邦画)] 2点(2016-06-02 02:04:25)
👍 1
3.昔、スクリーンで観たことがあるが、ぶっ飛んだ映画で呆れて口あんぐりした印象が。
久々にDVDで見直してみたが、ホラーコーナーに置いてあったけど明らかにファンタジーコメディ。
つっこみどころが満載で、子供向けびっくり映画のよう。
大林監督がCMで培った特殊効果を全編に駆使しているのがなんともチープ。
こんな内容の映画に、しかも必然性のないところできっちり池上季実子や松原愛を脱がしているのが、いかにも大林監督らしい。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 2点(2012-12-18 21:51:01)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 6.10点
000.00%
124.76%
224.76%
312.38%
437.14%
5614.29%
649.52%
71535.71%
8511.90%
949.52%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review3人
2 ストーリー評価 5.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.71点 Review7人
4 音楽評価 7.83点 Review6人
5 感泣評価 5.00点 Review3人

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