映画『裸足の1500マイル』の口コミ・レビュー

裸足の1500マイル

[ハダシノセンゴヒャクマイル]
Rabbit-Proof Fence
2002年上映時間:94分
平均点:6.41 / 10(Review 51人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-02-01)
ドラマ歴史もの実話ものロードムービー
新規登録(2003-09-28)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-05-02)【イニシャルK】さん
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監督フィリップ・ノイス
キャストエヴァーリン・サンピ(女優)モリー
ケネス・ブラナー(男優)
ギャリー・マクドナルド〔男優〕(男優)
ジェイソン・クラーク〔男優・1969年生〕(男優)
本名陽子(日本語吹き替え版)
家弓家正(日本語吹き替え版)
弘中くみ子(日本語吹き替え版)
小室正幸(日本語吹き替え版)
滝沢久美子(日本語吹き替え版)
鈴木清信(日本語吹き替え版)
くまいもとこ(日本語吹き替え版)
浅井淑子(日本語吹き替え版)
音楽ピーター・ガブリエル
撮影クリストファー・ドイル
製作フィリップ・ノイス
製作総指揮ジェレミー・トーマス〔製作〕
配給ギャガ・コミュニケーションズ
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
1931年のオーストラリアでは、先住民であるアボリジニと白人の混血児を、アボリジニの親から引き離して白人の子として育てようとする隔離政策が行われていた。親から引き離された10歳にも満たない3人の混血児の少女たちは、アボジリニの母の元へ帰るために白人たちのもとから脱出した。3人は何千キロにも及ぶ厳しい家路を歩き始めたのだった。実話の映画化。
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💬口コミ一覧

51.ネタバレ 9週間で1500マイルを、歩いて帰った、一日当たり、38キロ、歩いたわけです。あの景色の中、砂漠も、森も、サバンナも、歩いたわけで、それを、2度もした、らしい、本州の大きさを、正確には、解らないが、多分、青森県の北部から、山口県の南部まで歩く、車で、バイクで、走っても大変だろうに、彼女たち、彼ら達の人生の重みを感じます。聞く所によると、いまでも、白人の優位が、あるらしいと、日本人なんかも、たまに、事件に巻き込まれるが、アボリジより、ちょっとは、ましぐらいにしか、見られれてないのだるうか?、知らずに、観光は、したくないような気がする。この映画、ワウワウで、2度見ました。一度は途中から、2度目は最初から、それにしても、景色の美しさ、映画では、最後まで靴を履いているが、本当は、裸足で歩いたのだろう、裸足の・・・のタイトル名は、正しいと想う、映画って本当に素晴らしいと思います。感動しました。もうひとつ、なんか、見ながら、完動のあまり、泣きたいんだけど、泣けないくらい、物語が深くて、それでいて、あの景色、また、見直すと想う。
yasutoさん 10点(2004-04-07 23:58:04)
👍 2
50.白人であろうとアボリジニであろうと黄色人種であろうと”母親に会いたい”という気持ちは誰だって一緒です。でもあの精神力の強さはとても真似できない。一本のフェンスを通じてお互いを想う姿は鳥肌ものだった。ストーリーもさることながら、映像・音楽も最高。
c r a z yガール★さん 9点(2004-12-23 04:36:47)
49.その当時の白人は黒人を人間として見ていなかったようです。 だから「黒人という非人間に育てられている白人の血をもった子供を救おう!」という差別発想からこのような悲劇が生まれた。 白人たちは親から子供を引き離しているなんて思っていない。 あくまでも「人間」を救おうとしているという思い込みが強烈です。 おそらく、動物から人間を取り戻すという感覚だったのでしょう。 それは現代の目から見ると理解しがたい差別だけど、これが現実。 これは誰が悪いかを問いかけている映画ではないと思う。 動かしがたい事実を伝えるための映画だと思う。 白人だけが悪いというのではなく、これが人間が過去に行ってきた真実。 信じがたい実話でした。
花守湖さん [DVD(字幕)] 9点(2004-09-20 11:04:34)
48.豪州政府は2008年になって初めて「盗まれた世代」の問題に対して謝罪したという。混血の子供たちを親から隔離し保護するという政策は、どう考え方から発生したのだろう。おそらく原住民は野蛮で無教養、文明の灯りを知らない者は不幸というような考え方も根底にあったのだろう。そして家族の絆とは無関係に推し進められていったのだろう。
この映画は、映画としての出来不出来を云々する映画ではなく、真実を伝えるための映画だ。それだからこそ、淡々と静かに語られている。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2012-06-04 06:03:07)
47.これは良かったです。あんな不条理な事が実際に行われていたという事と、1500マイルを歩ききった子供がいるという事にいたく驚きました。ムダな場面もなく90分程度で終わり、飽きる事もありません。潔い秀作ですね。
すべからさん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-07-11 18:18:30)
46.ただ荒野を歩いて家に帰るだけのストーリー。色彩は青(空)と白(大地)と茶色(子供達)ほとんどそれだけ。Pガブの音楽もいつになく控え目。ただ非常にシンプルな分、強烈な内容が際立っている感じ。 アラブ紛争見てると、英米の政策って今も昔も発想があまり変わらないんだなぁ…という印象。 最後に監視者を追っ払ったお母さんがニカッと笑うのは中途半端に演出じみていて減点、いい所だったのに残念でした。
番茶さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-05 23:47:48)
45.極めて単純な物語である。だからこそ心にストレートに訴えてくるものがある。明るく陽気で親近感を感じるこの国にもこんな過去の歴史があったことを知る。逃げる者の目線、追う者の目線を広角レンズで捕らえ、延々と続くフェンス、過酷な砂漠の環境を望遠レンズで表現する方法は使い古されているけれどとても効果的で全編を通して相当腕のいいカメラマンの映像に魅せられる。遠く離れた母と娘が時を同じくして無意識にフェンスに触れてお互いのことを想う場面がとてもイイ!!
WEB職人さん 8点(2004-12-18 12:38:41)
44.デイジーなんて あんなちっちゃな体してよく1500マイルも歩いているよな。よく頑張っているよな。偉いよな。もうさ、見てて気の毒で気の毒で。
3737さん 8点(2004-04-30 00:33:33)
43.何と言っても、主人公の少女のあの表情。あの、すっごい意志の強そうな瞳が最高にいい。
あささん 8点(2004-04-18 18:58:03)
42.ネタバレ ナチスの収容所を思わせる収容施設にはぞっとした。少女達の逃避行の間に周囲の状況をうかがわせる構成がありがちかもしれないが物語に厚みを与えている。白人でも隔離政策に必ずしも賛成ではないこと。あの収容所で育った人の行く末。同じ原住民でも信用が出来ない人がいること。この少女達の賢さ。追跡者の聡明さと静けさ。夕暮れの映像の美しさ。彼らの住んでいる世界のなんと美しいことか!!!それに気付かないことのなんと愚かなこと。
この映画はこれから生まれてくる子供たちとこの傲慢な政策でアイデンティティを失い苦しんでいる「盗まれた世代」の為にあるのだと思う。
momonokiさん 8点(2004-04-07 15:31:26)
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41.近所の市民図書館でこの映画の試写会があったので、見てきました。私は高1の時にオーストラリアに短期研修に行った際に現地のアボリジニーの学校を訪問する機会があり、互いの文化交流をしたりしました。ブーメランを作ったり、カンガルーとワニの肉を生まれて初めて食べたり・・・奇想天外な感じで。言葉は違えど、さまざまな体験を通して仲良くなれたわけですよ。だから、彼らの先祖がこのような悲惨な目に遭ってきて、そして今彼らがここにいるわけだなって思うのが辛く感じられました。アボリジニーへの偏見は徐々に少なくなっているとはいえ、まだ完全にはなくなっていないと聞きました。肌の色ってそんなに重要ですか?今あなたがしているように、私もあなたの肌の色を批判してもいいわけですよね?肌が黒い子供は頭が悪いってどうゆうことですか?教えてくださいよ・・・私はこの映画を見て憎悪を感じずにはいられませんでした。過ぎ去ったこととはいえ、決して忘れてはなけない事実です。白人とアボリジニーが共に互いの文化を尊重しあって、オーストラリアという1つの国を築きあって欲しいものです。この映画を上映してくださった地域のみなさん、本当にありがとうございました。見てよかったです、本当に。
未歩さん 8点(2004-02-26 15:50:30)
40.オーストラリアの内陸部。行った事あるけど、とてもじゃないけど少女達が2400kmも歩ける場所じゃないです。それは画面に映しだされる広大かつ不毛な大地を見れば分かります。そこを実際に歩いて、家族と再会したというんだから驚く。アボリジニの同化政策というオーストラリアの汚点をえぐり取った、骨太な作品です。しかしねえ・・・恐らくこのネビルという監督官は、悪人ではなかったんだろう。劇中の「アボリジニを救う」という台詞を、多分本気で口にしていたんだと思う。でも、妙に上の立場から「~してやる」という風に発生した善意は、色んな歴史を紐解いてみても、ロクな結果にならないもんです。しかし、この歴史をしっかりと反省して、白豪主義から他文化主義にシフトしたオーストラリアという国は、偉い国でもあるのですね。
C-14219さん 8点(2004-01-19 08:51:20)
39.全然期待していなかったためか良い作品と思った。全体的に独特な雰囲気で引き込まれたし、カメラのアングル、ワークがよかった。
「裸足」の意味、難しいね。脱走の際、靴跡を消すためにした行為を指してのことかな?精神的な意味かな?奥が深いね。
ん~、なかなか良い邦題だ。
自由人さん 8点(2004-01-18 11:46:20)
38.実話であってほしくなかったです。白人のあいつらひどすぎます。映画としては、捕まるか捕まらないかのドキドキ感とか大自然とか、アボリジニの皆さんの生活とか、やさしい人とか、、、見どころ沢山です。
no_the_warさん 8点(2003-12-16 13:46:00)
37.アボリジニの歴史を扱う重いテーマでありながら、まるで”明日に向かって撃て”のようなスリルを配しているのは監督の嗜好か。その奇妙な配分がメッセージ性もシンプルに伝えなかなかの佳作になっている。
GOさん 8点(2003-10-26 22:16:35)
36.ネタバレ 人間が自分たちと異なる文化を持つ人間を動物扱いしている。そして、それがさも当然であるとその人間たちは疑いを持つことなく考えている・・・・・。あまりに愚かな政策で唖然としてしまいました。いろいろ考えさせられました。
TMさん [地上波(吹替)] 7点(2009-10-11 10:36:05)
35.私はアボリジニーに対するオーストラリア政府の隔離政策を一応知識としては知ってた人です。(ちなみに何で知ったかというと、村上春樹著『シドニー!』でだったりする)この話はまあうまいことどちらも美化せず言い訳せず、判断はあくまで見た人に委ねるという態度がいいですね。
邦題に難ありかな。裸足じゃないじゃん!せっかくの中立的立場からちょこっと寄ってみましたみたいな。アボリジニの人々の、オーストラリアの人々の歴史を全く知らない人のための親切心なのかもしれませんが。まあ自分もほとんど知らないに等しいから偉そうなことはいえません。
towaさん [地上波(字幕)] 7点(2009-07-19 19:16:04)
34.アメリカでも同様なことが言えると思いますが、オーストラリアでの先住民と入植者の関係は、複雑であり微妙なバランスであったと思います。この映画では、混血児を隔離するという事柄をテーマに、当時の時代背景と故郷への強い思い、そしてアボリジニの文化を少しだけ見せてくれます。ちょっとした勉強にもなる映画でした。
shoukanさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-11 14:44:05)
33.白人が悪意ではなく良心でアボリジニと混血児を隔離をしているという点に複雑な思いがする。彼らの独善的な行為に憤りを感じる一方で、彼らにとって「良心」でやったことという点が自己弁護になっている気もした。
こまごまさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-10 22:01:41)
32.あまり派手な演出が無いのに、追われている時のドキドキ間がたまりませんです。実話のなせる業なのでしょうか?まさに死ぬか生きるかの逃亡生活、母に会いたいとの思いが伝わってきます。ところでアボリニア人に男の子が生まれたらどうしたんだろう?
みんてんさん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-25 00:01:26)
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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 6.41点
000.00%
100.00%
200.00%
347.84%
447.84%
559.80%
61121.57%
71223.53%
81223.53%
923.92%
1011.96%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review7人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review4人
4 音楽評価 6.66点 Review3人
5 感泣評価 6.80点 Review5人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2002年 60回
作曲賞ピーター・ガブリエル候補(ノミネート) 

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