映画『三大怪獣地球最大の決戦』の口コミ・レビュー

三大怪獣地球最大の決戦

[サンダイカイジュウチキュウサイダイノケッセン]
(ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦(東宝チャンピオンまつり版タイトル))
GHIDRA,THE THREE-HEADED MONSTER
1964年上映時間:93分
平均点:6.94 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(1964-12-20)
サスペンスSFファンタジーシリーズものミステリー刑事もの特撮ものロマンスモンスター映画
新規登録(2003-10-11)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2025-06-09)【イニシャルK】さん
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監督本多猪四郎
助監督橋本幸治
キャスト夏木陽介(男優)進藤刑事
星由里子(女優)進藤直子
若林映子(女優)サルノ王女(金星人)
小泉博(男優)村井助教授
ザ・ピーナッツ(女優)小美人
志村喬(男優)塚本博士
伊藤久哉(男優)黒眼鏡の男(暗殺者マルメス)
平田昭彦(男優)沖田課長
佐原健二(男優)金巻班長
野村浩三(男優)調査隊員
田島義文(男優)寿山号船長
天本英世(男優)老臣
小杉義男(男優)インファント島の長老
高田稔(男優)国防会議議長
大川平八郎(男優)円盤クラブYシャツ
英百合子(女優)進藤サト
加藤春哉(男優)小牧記者
沢村いき雄(男優)漁師
富田仲次郎(男優)防衛大臣
石田茂樹(男優)国会議員
大友伸(男優)安楽椅子の男
大村千吉(男優)帽子を拾う男
松本染升(男優)円盤クラブの会長
黒部進(男優)暗殺団手下
伊吹徹(男優)暗殺団手下
鈴木和夫(男優)暗殺団手下
広瀬正一(男優)村人
向井淳一郎(男優)国会議員
勝本圭一郎(男優)村人
津田光男(男優)国防会議出席者
古谷敏(男優)調査隊員
岡豊(男優)電力会社社員
緒方燐作(男優)上野公園の野次馬(ノンクレジット)
橘正晃(男優)松本の避難民(ノンクレジット)
加藤茂雄(男優)上野公園の記者(ノンクレジット)
記平佳枝(女優)円盤クラブ会員(ノンクレジット)
中山豊(男優)新郎
久野征四郎(男優)喫茶店のボーイ
宇野晃司(男優)ホテルマン
千葉一郎(男優)
榊田敬二(男優)
吉頂寺晃(男優)
東静子(女優)公開番組の観客
池谷三郎アナウンサー
脚本関沢新一
音楽伊福部昭
作詞岩谷時子「幸せを呼ぼう」
作曲宮川泰「幸せを呼ぼう」
挿入曲ザ・ピーナッツ「幸せを呼ぼう」
撮影小泉一
製作田中友幸
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
鶴見孝夫(特殊技術 撮影)
川北紘一(特殊技術 撮影助手)
向山宏(特殊技術 合成)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
美術北猛夫
安丸信行(石膏)
編集藤井良平
録音矢野口文雄
下永尚(整音)
斉藤禎一(録音助手)
スーツアクター中島春雄ゴジラ
手塚勝巳ゴジラ
広瀬正一キングギドラ
その他東京現像所(現像)
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💬口コミ一覧

33.ネタバレ  昨年末に、あるレビュアーさんが当作品を再投稿(変更レビュー)されていたのを機に、全員の方のレビューを拝読しました。その結果、無性に観たくなったので、DVDをレンタルして観てみました。
 実は、私にとって初めて観た【ゴジラ映画】が当作品です。当時、私は小学生。その頃は夏休みの夕方にフジテレビで、往年の特撮映画を放送していました。その中で観て、すっかり夢中になりました。ドラマ部分で言えば、王女の「私は金星人」、進藤・兄の「私は日本の警察官。あなたのボディーガード!」という台詞が記憶に残りました。
 その後も、放送されるたびに観たものですが、ここ30年ほどは観る機会もなく歳月が流れました。また、↓の【へちょへちょ】さんがおっしゃる通り、赤ひげ(黒澤明1965年)の製作が遅れたために急遽つくられた【埋め合せ作品】ということも、私も近年に知っていました。

 そして今回、再見したわけですが…
 まず、印象に残ったのは【埋め合せ映画】とは思えない熱の入れようだと思ったことです。単なる【埋め合せ】なら、大半を既存のフィルムをもとに再編集した作品を公開する選択肢もあったはずです。確かに構想に3年かけたと言われる【モスラ:1961年】に比べて、市街地のミニチュアは小規模であり、自衛隊との攻防シーンは皆無、しかも決戦の舞台が富士の裾野なのは、製作が短期間だったことを物語っているように思います。しかし、それはあくまで“見比べたら”の話。キングギドラという新怪獣を創造した時点で「時間などの制約はあっても、決して安直な作品にはしない!」と宣言して製作を始めたのも同然だったのでは…と思いました。
 そのギドラについて言えば、現在では「ギドラが金星を滅ぼした理由が描かれていない」と批判されそうですが…そんな理屈抜きに、他のレビュアーさん達もおっしゃる通り、ギドラが威風堂々として格好いいです。ゴジラ達を弾き飛ばしたりする姿は、まさに凶悪無比の宇宙怪獣!これこそキングギドラの真の姿だ!と私の中に眠っていた【ガキ】の心が蘇りました。ギドラの設定からも分かるように、核の警鐘といった従来の重々しい路線から離れて娯楽に徹した【冬休み・お正月映画】に相応しい作品だと思いました。
 またドラマについても特撮同様に手を抜かず【進藤・兄:王女の探索と護衛】【進藤・妹:預言者(王女)と小美人の保護】【村井助教授:隕石調査とキングギドラの登場】の3つが、クライマックスに向けて一つにまとまっていく構成は、あらためて上手いと思いました。なお、個人的には、前半の、進藤宅の居間でのやりとり=兄をからかう妹→怒って妹を掴む兄→「おかあちゃ~ん」と言う妹→「およしよ、2人とも、いい歳して」と諫める母親…という何気ない日常シーンに非常に親しみを感じました。本多監督の怪獣映画では、こうした生活感や温かみのある描写が伝わってくるものが多いように思います。
  
 さて採点ですが…当作品が公開された1964年(昭和39年)は、東京オリンピックが秋に開催された年だとあらためて気づきました。当時の日本全体に溢れていた勢いとエネルギーが当作品にも反映されていたのかもしれません。製作の追い込み時期は、まさにオリンピックの真っ只中だったでしょうから、スタッフの皆さんは「今、オリンピックで日本勢が大検討している。我々も負けずに良い作品に仕上げよう!」「我々が頑張れば、きっとオリンピックでも日本勢は勝てる!」と活き活きと取り組んでおられたのではないか…と想像したりしています。
 このようなわけで、一般的な感覚でなら7~8点の作品かもしれませんが、昭和のエネルギー満載の元気が出る映画として、大甘で10点を献上させていただきます。
せんべいさん [DVD(邦画)] 10点(2018-01-11 21:32:40)
👍 2
32.ゴジラ、ラドン、モスラが一堂に介し、人間といちおう和解し、美しく強い宇宙超怪獣キングギドラと戦う、怪獣映画の集大成的作品。ゴジラ映画はここで一段落するのだ。
以後、ゴジラは宇宙人に操られたり、人里離れた島でひっそり(?)と暮らすこととなるのであった。どんどん縮小していくのが哀しい。
ガブ:ポッシブルさん [映画館(邦画)] 10点(2015-10-14 20:35:56)
👍 1
31.ネタバレ 本作については、以前見た際某ブログに感想を書き、その後某所のレビューにも書いているので、個人的には言いつくした感じですが……。
ひとことで言えば、娯楽映画の王道。無類に楽しい。こういう映画は、どこがどう面白いのか説明してはかえってつまらないものです。
ただひとつだけ言っておきたいのは、本作では本編と特撮のコンビネーションが特にいい。たとえばラドンが登場するあたり。落ちた帽子(本編セット)からパンして、ラドンが潜んでいるあたり(特撮セット)を映すやり方。その前には阿蘇でのロケシーンが使われていて、こういう映像の移行が臨場感を出しています。
あるいはストーリー的にも、ゴジラがラドンに落とされて停電するあたり。人間側と怪獣側が分離せずリンクした物語作り。ああいうところを見ると、私なんかは痺れちゃうのです。これこそ特撮映画、怪獣映画の面白さであると。本編と特撮が互いに補い合って、ひとつの物語を形作る。それがきわめてハイレベルに成功しているという点で、おそらく関沢・本多・円谷トリオの最高傑作でしょう。繰り返しますが、これぞ娯楽映画の王道。ザッツ・エンタテインメント!
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-09-08 21:25:20)
👍 1
30.ネタバレ キングギドラの攻撃から身を隠すラドンが面白い。
ゴジラが自分のしっぽにモスラをくわえさせるシーンはなかなか良いね。
哀しみの王さん 10点(2004-03-30 12:19:31)
29.ネタバレ キングギドラは本当にカッコイイです。
登場の音楽を聞くと胸がワクワクしてきます。
そんな最強の敵に対して、南方からの長旅?で疲れているはずのモスラが健気にも仲間の説得にあたります。
そんなの知ったこっちゃ無いとつれなくされても、真面目なモスラは一途に突き進みます。
ああ、なんて素晴らしいモスラ・・・
捨て身の攻撃には思わずうるうるしてしまいました。

そして若林映子さん演じる「サルノ王女」の存在感、品のよさ。
「わたくしは金星人です。」繰り返されるこのセリフが、最初はおかしく、次第に説得力をもって観ている私たちの心を動かしていきます。
それからまた、ザ・ピーナッツのお二人の真面目さ歌の素晴らしさにも感動しました。
ちっちゃい二人ですが、その存在の大きさは計り知れません。

そしてやっぱり、ゴジラは素晴らしい。
ゴジラの登場には心震えます。
その存在感、人間ぽさ、動きのよさ、とにかく私はゴジラが好きです。
そしてゴジラLOVEの方がたくさんいらっしゃると信じて、「面白かったね!」と言う気持ちを共有したいと切に願ってこのレビューを書いています。
たんぽぽさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-13 20:58:29)
👍 2
28.隕石からキングギドラが初めて登場したシーンの衝撃は忘れられない。この最強の宇宙怪獣に対し、けなげにもモスラが単独で戦おうとするシーンは涙腺が緩む。キングギドラに対抗するための地球怪獣の3者会談や、3者が協力してギドラと戦うシーンなどを通じて、民主主義的な「何か」を学んだ気がする。それに引き替え、平成ゴジラシリーズはゴジラを無敵の独裁者にしてしまった。大嫌いだ。刑事役夏木陽介がいい。妹役の星由里子とのやり取りも軽快で息がピッタリ。
風小僧さん [映画館(邦画)] 9点(2012-12-24 10:13:09)
👍 1
27.ネタバレ まさかまさか?ゴジラとラドンがタッグを組んでキングギドラに戦いを挑む。しかも地球の平和を救う為といのが何とも意外であって面白い。ゴジラとラドンを説得する役目がモスラであるがこのモスラの動きと説得されているゴジラとラドンも面白い上にその説得を通訳するピーナッツの二人の小美人には笑わせてもらいました。モスラの説得に対しゴジラとラドンの「そんなこと、知ったことか」って何と言う通訳だ。もう、笑いを堪えるのに必死でした。確かにゴジラとラドンからしてみたら「知ったことか」である。がモスラの素晴らしい説得に負けてキングギドラに挑むゴジラとラドン、そんな協力しあうことの大切さをこの映画は怪獣というものを使って人間に訴えかけているとも思えるし、また金星人であるサルノ王女の姿からは人は忘れてしまいたいこととそうでないことをあの最後の方のシーンの「ローマの休日」のパクリのようなやりとりから色んなものが見えてくるような気がするし、そう考えて観るとこの映画はふざけてるようで意外と奥の深い映画でもある。それにしてもラドンに攻撃されて倒され、キングギドラとの戦いでも転んでぱかりで自分の力だけでは立てないゴジラをついつい、応援してしまいます。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2011-12-08 21:47:45)
👍 2
26.ネタバレ 謎と怪異を前面に押し出して趣向を凝らす前半部分が秀抜だ。
地球規模で異変が起こっている。日本は記録的な暖冬で、宇宙からの怪電波が入り乱れ、夜には流星雨が甚だしい。ある日巨大隕石が黒部渓谷に落下する。隕石は時折磁性味を帯び、徐々に大きくなる。他国の王女が極秘来日のため飛行機に乗っていると、内なる声が聞こえ、飛び降りろという。飛び降りた直後、飛行機は爆発する。王女は日本に現れ、自ら金星人と名乗り、ゴジラ、ラドン、キングギドラの襲来を予言する。来日していたモスラの友人の謎の小美人は、王女の予言を信じ、ゴジラ奇襲による船の撃沈事故から免れることができた。
これらの大風呂敷を広げた謎の解明部分だけでも咀嚼玩味の妙趣がある。実は金星は五千年前にギドラによって滅ぼされ、一部の金星人は地球に逃れ、人類と同化したのだった。王女は先祖の金星人の記憶と能力を継受している。王女は国内の政治紛争の巻き添えになり、暗殺団に追われている。その暗殺団は怪獣によって撃退される。このように物語を交錯させているのが上手い。
加えて、女王と彼女を警固する刑事の恋物語の要素もある。刑事の妹の記者はお転婆でかわいい。脚本に無駄がない。最大の見世物は、最兇の宇宙怪獣キングギドラだろう。ビルを融通無碍になぎ倒す破壊光線の暴威は凄烈で、観る者を震駭させる。形態の美しさには誰も瞠目するところだろう。
さて言うまでもなく、最も括目すべきは三大怪獣とギドラの決戦場面だ。その為の映画といって過言ではない。しかし、期待ははかなくも裏切られた。怪獣を擬人化して、モスラが説得するのでは怖さが失われる。理屈ではなく、有無を言わさず巻き込まれればよいのだ。戦闘特撮は何とか及第点の水準には達しているものの、プロレスごっこの域を出ず、胸がすくような大激突、快哉を叫ぶような破壊活動が見られない。ビル街での決戦であればぐっと迫力が増したはずだ。ビルが破壊されることによって観客は怪獣の破壊力の激烈さを実感できる。自衛隊が参戦しないのは理解に苦しむ。たとえ咬ませ犬であっても、爆撃機の編隊飛行やミサイルの火力で、視覚的聴覚的に大いに盛り上がったはずだ。また人間と怪獣が協力して宇宙怪獣を追い払うところに意義があるのではないか。
脚本はゴジラ映画の中では最上級。キングギドラが初登場した歴史的作品。キングギドラの単品作品が見たい。
よしのぶさん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-10-15 23:24:49)
👍 1
25.キングギドラ初登場ということで、恐らく史上最強のキングギドラが楽しめる作品。もう、狂ったように引力光線を吐きまくって東京を破壊するキングギドラには、少年時代鳥肌が立ちまくったのを覚えている。モスラがゴジラとラドンを説得するのが、あーだこーだ言われている作品ではあるが、少なくとも小学生だった自分はブラウン管を通して、怪獣の人間臭い描写に親近感を持ったものである。怪獣映画全盛期の集大成的作品として、評価されて然るべき作品だ。
ドラりんさん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-14 22:27:42)
👍 1
24.このキングギドラが一番好きだ。「怪獣総進撃」のところでも書いたようにキングギドラの第一印象は僕にとって最悪のものだったが、本作では初登場だけあってさすがにカッコイイ。特に隕石がだんだん怪獣の形になっていく登場シーンは印象深い。ゴジラとラドンをモスラが説得するシーンは怪獣の言葉を小美人が訳すというのが笑える。ゴジラはこれ以降、人類の味方になってしまったのが今にして思えば残念だが、それでもこの映画は好き。
イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 8点(2005-03-05 00:59:33)
👍 1
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23.もう、いろんな意味で見所満載の作品。まずはこの作品が初登場となる悪役キングギドラ様!炎が空中でギドラに変わるシーンは今見てもカッコイイ。でも初登場なのに他にも怪獣3匹も出しちゃうもんだから、ギドラの出番が少なくなっちゃったのが残念です。そして、なんと言っても忘れられないのが争いあっているゴジラとラドンをモスラが説得するシーン。見て目にも滑稽なこのシーンなのだが、ご丁寧なことに少美人が通訳までしてくれるもんだから、さらに珍妙なシーンとなっております。「ゴジラとラドンが”お前が先に誤れよ”と言い合っています」って、怪獣もそんな意地の張り合いするんだなァ~と感心しましたよ。今回も思いましたが、いざとなったらモスラ(幼虫)の糸ですね。ホント毎回大活躍ですもん。それと、わたしもサルノ王女のお別れのシーンで「ローマの休日」を思い出してしまいました。
カズゥー柔術さん 8点(2004-11-29 02:03:50)
👍 1
22.キングギドラの出現は衝撃的でしたね。怪獣としては秀逸でした。手がなくて頭が三つ。しかも羽があり、金色に輝く。地球の3怪獣との対決にしたのが惜しまれる。限界だったのかもしれない。怪獣をいっぱい出して、安っぽくなったと感じたのは正直な気持ちです。ゴジラもラドンもモスラも、単独で活躍した名作があるのに、キングギドラだけが無いのが悔やまれる。ドゴラなんかもあるのになあ。
パセリセージさん 8点(2004-09-25 22:23:47)
21.稀代の悪役怪獣キングギドラ初お目見えとなった印象深い一作。何と言っても隕石から出現し、空中で炎が具現化する場面が素晴らしい。全身金色に輝かせ3本の首から光線を発射しつつ飛翔する姿は千両役者の貫禄だ。鳥居越しにロー・アングルから捉えたショットもセットの作り込みとの相乗効果で秀逸。対するゴジラ・ラドン・モスラが(小美人の通訳付きで)会話する辺りはチト寒いが「赤ひげ」のせいで超短期間での製作を余儀なくされた経緯を思えば止むを得まい。寧ろ世界のクロサワの尻拭いという悪条件下でこれだけのクオリティに仕上げた本多監督と円谷特技監督の奮闘努力を評価すべきだろう。進藤刑事(夏木陽介)とサルノ王女(若林映子)の別れのシーンはチョット「ローマの休日」っぽくて好き。
へちょちょさん 8点(2004-02-13 12:46:14)
👍 1
20.私の持っていた最強のメンコの絵柄は「キングギドラ」でした。子供の頃、映画館でもテレビでもなぜか本作を見る機会が無く、私にとって幻の最強怪獣だったのです。「怪獣大戦争」の方を先に見てしまいました。キングギドラ初登場作品の鑑賞は、大人になってからのビデオで、となりましたが、こちらの方が面白いですね。映画は「悪役=ヒール」で決まる。怪獣映画ではキングギドラです。
ジャッカルの目さん [ビデオ(邦画)] 7点(2011-02-05 10:19:54)
👍 2
19.ネタバレ 人生で悪役をカッコいいと思ったのは、おそらくこの映画のキングキドラが最初だろう。あの引力光線には破壊のカタルシスがある。対称的に、この作品を境にゴジラは人類の味方になって行ってしまう。ザ・ピーナッツの同時通訳「ラドンもそーだ、そーだと言っています」にはずっこけた。そんな怪獣たちの会話など、突っ込みどころがいくつかあるが、キングギドラの存在感が圧倒的で自分の中では最高の怪獣映画のひとつです。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 7点(2008-11-18 23:24:25)
👍 1
18.ネタバレ ギドラ登場に尽きるでしょう。豪華絢爛さに
yu-miさん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-06 16:46:49)
17.皆さん書かれている通り、キングギドラのカッコよさといったらもう..「うあ、かっこいいなぁ~」と、ボクは子供時代から虜でした。
  しかし、この後の映画では...
X星人が主役の「怪獣大戦争」では動きもぎこちないしそもそも余り活躍しない。その後の「怪獣総進撃」に至ってはクモだの恐竜だのといったヨワッチイザコ怪獣連中相手に多勢に無勢で袋叩きにあってしまいます。そういう製作を重ねる毎にどんどん情けなくなる姿を見ているとフアンとしてはもうがっくり。キングギドラは、北斗の拳のラオウのように回を重ねてもずっと強く凛々しい姿を見せ続けるべきだと思うのに....
   しかし、そんなキングギドラもこの映画では輝いていました。ってか輝いてた映画はこれだけ..という気もしますが。(そもそも金色だから輝いてるだろう、とかいう突っ込みはとりあえず無しでお願いします)

  なんせキングギドラに敵対する地球怪獣陣は、
「あ、モスラがゴジラとラドンを説得します。」以下の迷シーンで、観客を笑わせっぱなしの始末だから、ストイックなキングギドラのかっこよさが際立ちます。
  ..しかしそんな投げやりな地球怪獣に結局負けてしまうキングギドラ、怪獣王とかいってるけど結局弱いのかもしれない..という疑惑を早くもここで観客は抱くわけですが..
あばれて万歳さん 7点(2004-12-13 11:51:52)
👍 1
16.副題が“モスラの説得”で、“ザ・ピーナッツ”のスペシャルハモリ通訳です。更にお得でその説得状況、実況解説付きでなのございます。そんな出来です。残念だけども、キングギドラが一匹だけニヒルで浮いてしまってます。初登場なのに(××)
3737さん 7点(2004-11-22 00:47:32)
15.昔っからキングギドラはなんか好きでした。なに観て好きやったんかは定かではないんやけど。んでキングギドラ初登場のこの映画、昔観たかもしれんけど、最近観てみたら、なんかもうコメディー怪獣映画になってました。サルノ王女が流暢に日本語を話したり、小美人が日本のテレビ番組出演したりモスラの歌まで日本語にアレンジしたりで、あんたらも、結構俗っぽいんやね~、とがっくりきたり、それでもみんな結構大人達は真剣に演技してるんで、真面目に見てたら、ゴジラとラドンが登場し、最初はいい感じなんやけど、ゴジラとラドンとモスラの話し合いを小美人がいちいち通訳するのを見てたら、たまらず吹き出してしまい、もうそこからは緊張感はまったくなし。唯一俳優だけが緊張してました。ゴジラとラドンがもう駄々こねた子供の喧嘩にしか見えへんので、緊迫感もへったくれもありません。特にラドンの顔はハトが豆鉄砲くらったスットンキョウな顔にしか見えません。ラドンがツボにはまり俺はもう笑い泣きでした。後はこんな感じです。モスラの糸にゴジラやられて→ラドン笑う→ラドン糸くらって→ゴジラ笑う。モスラが「一緒に戦おう」と説得。ゴジラが「そんなもんしるか~ 勝手にしやがれ」ときて、ラドンが「そーだ そーだ」以下喧々諤々。結局説得失敗。そこへマジな顔したキングギドラ登場。しょーがなく戦うゴジラ達。ゴジラは登場から終わりまで、石を投げ続けるやる気のなさ。モスラの糸はやっぱり最強。最後のお疲れ~って感じのラドンがなんか微笑ましかったです。笑わせてもらったので「怪獣大戦争」よりは楽しく観れました。
なにわ君さん 7点(2004-10-15 14:03:58)
😂 1
14.金星人(サルノ女王)の話がメインになっていて,肝心の怪獣の対決シーンが短く中途半端な感じになってしまっているのは勿体無い。キングギドラの登場シーンは秀逸だと思う。
北狐さん 7点(2004-07-05 10:48:45)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 6.94点
000.00%
100.00%
213.03%
313.03%
426.06%
513.03%
6824.24%
7721.21%
8721.21%
926.06%
10412.12%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review6人
2 ストーリー評価 6.57点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review6人
4 音楽評価 7.83点 Review6人
5 感泣評価 6.00点 Review4人

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