映画『フリーダ』の口コミ・レビュー

フリーダ

[フリーダ]
Frida
2002年カナダメキシコ上映時間:123分
平均点:6.54 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-08-02)
ドラマラブストーリー伝記もの
新規登録(2003-10-12)【ともとも】さん
タイトル情報更新(2023-04-09)【イニシャルK】さん
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監督ジュリー・テイモア
キャストサルマ・ハエック(女優)フリーダ・カーロ
アルフレッド・モリーナ(男優)ディエゴ・リベラ
ジェフリー・ラッシュ(男優)レオン・トロツキー
アシュレイ・ジャッド(女優)ティナ・モドッティ
アントニオ・バンデラス(男優)ダヴィド・シケイロス
エドワード・ノートン(男優)ネルスン・ロックフェラー
バレリア・ゴリノ(女優)ルペ・マリン
ミア・マエストロ(女優)クリスティナ・カーロ
ロジャー・リース(男優)ギジェルモ・カーロ
ディエゴ・ルナ(男優)アレハンドロ・ゴンザレス・アリアス
サフロン・バローズ(女優)グレイシー
エリオット・ゴールデンサールニュース映画のレポーター
高山みなみフリーダ・カーロ(日本語吹き替え版【DVD】)
稲葉実ディエゴ・リベラ(日本語吹き替え版【DVD】)
小島敏彦レオン・トロツキー(日本語吹き替え版【DVD】)
落合弘治ダヴィド・シケイロス(日本語吹き替え版【DVD】)
田中正彦ネルスン・ロックフェラー(日本語吹き替え版【DVD】)
土井美加ルペ・マリン(日本語吹き替え版【DVD】)
小形満ファーリル医師(日本語吹き替え版【DVD】)
木下紗華フリーダ・カーロ(日本語吹き替え版【ネットフリックス】)
仲野裕ディエゴ・リベラ(日本語吹き替え版【ネットフリックス】)
津田匠子ルペ・マリン(日本語吹き替え版【ネットフリックス】)
魚建ギジェルモ・カーロ(日本語吹き替え版【ネットフリックス】)
脚本グレゴリー・ナヴァ
音楽エリオット・ゴールデンサール
作詞ジュリー・テイモア"Burn It Blue"
編曲ロバート・エルハイ
エリオット・ゴールデンサール
撮影ロドリゴ・プリエト
製作サルマ・ハエック
ライオンズ・ゲート・フィルムズ
ミラマックス
製作総指揮ブライアン・ギブソン
マーク・アミン
ジル・ソベル・メシック
配給アスミック・エース
特殊メイクマシュー・W・マングル
特撮ジェレミー・ドーソン(視覚効果スーパーバイザー)
ジョエル・ハイネック(視覚効果スーパーバイザー)
振付サルマ・ハエック(タンゴ振付)
アシュレイ・ジャッド(タンゴ振付)
ミア・マエストロ(タンゴ振付)
衣装ジュリー・ワイス
その他エドワード・ノートン(very special thanks)
エリック・ロス(special thanks)
ボブ・ワインスタイン(very special thanks)
ハーヴェイ・ワインスタイン(very special thanks)
あらすじ
世界的に有名なメキシコの天才画家フリーダ・ガーロの短くも濃密な生涯を映画化。学生のころに大きな事故にまきこまれ、瀕死の重傷におちいるフリーダ。一命はとりとめたが、その事故をきっかけに生涯にわたって後遺症に苦しむことになる。壁画家との苦い結婚生活や、革命家との浮気、同性愛のエピソードなど波乱万丈なフリーダの愛と芸術に生きた人生を描いたヒューマンドラマ。
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💬口コミ一覧

37.ネタバレ 偉大な文学は不幸から生まれると言ったのはヘミングウェイ。(たぶん) 芸術もしかり。彼女を知らずして彼女の作品を見ることにあまり意味はないと思う、だからこそこの映画は貴重です。私はフリーダのことをたくさん知ってはじめて彼女の絵を見る資格を得た気がします。彼女の背負ったものは不幸であると同時に一種の情熱だったのかもしれません。少なくとも私がこの映画で知ったフリーダ・カーロは、ろうそくの火が消える瞬間のあの激しい炎の揺らめきのように美しい女性でした。彼女はまさに命尽きる寸前に激しい炎を発生させる燃える女でした(萌える女じゃありませんよ!)いっぱい詰め込みすぎた映画であることは否定しませんが、私は逆にもっと詰め込んで欲しかった。フリーダ・カーロを1つの枠に当てはめることなど到底不可能だと言わんばかりに混乱させてくれたほうが、いかにもフリーダらしいじゃありませんか。彼女は混沌の象徴。シュレアリスムという枠に当てはめること自体ナンセンス。彼女の魅力はアンバランス。知的でありながら世俗的で淫らであるということ─、逞しく強そうに見えながら体が小柄であること─、その美しい容貌とは対照的に体は傷だらけであること─、どれもが相反するアンバランスさを抱えながらそれがフリーダ・カーロという人間を形成している─、彼女の自画像はこのアンバランスの魅力だと思えてなりません。素晴らしい映画です。
花守湖さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-26 12:01:59)
36.サルマ・ハエックとアルフレッド・モリーナ、二人のすごさにただただ圧倒された。どなた様にも一度は観て貰いたい作品です。
おばちゃんさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-01-05 23:56:00)
35.良くも悪くもサルマの女王様映画。画家としてのフリーダのステイタスがあまり描かれていなかった点に多少不満が残ったが、カメラも演技も衣装も(ストーリーはもともと波瀾万丈な人間の伝記なのだから当然面白い)、合格点に達した佳作映画だと思う。あとは見る人がサルマを好ましく思うかどうかにかかっているのだろう。私はデスペラード以来彼女の大ファンで、彼女がいかにフリーダ・カーロに心酔しているかをインタビュー等で識っていて、主演から権利の獲得、資金調達までをこなした事を識っていたから、公開前からとても期待していたし、画家フリーダ・カーロに関する知識も多少頭に入れていた分、とても楽しめた。サルマのともすればひとりよがりになるがちな姿(女子高生役まで自分でやることはないと思う・・・)も、好感を持って見れたし、豪華な脇役陣を見ると、結構人望が厚い人なんだなぁと思う。「情熱」という言葉が、なんとも似合う映画。女性映画(観客の99%が女性だった)と思われがちだが、男性にも見てもらいたい一作。
ともともさん 9点(2003-10-12 20:08:32)
34.ネタバレ 美しい映画だった。ジュリー・テイマーの視覚センスに脱帽。絵画を映像の中にあてはめるなんて、今の時代、CGで簡単にできてしまうことなんだろうけど、それをここまでセンスよく処理してしまうのはさすがだ。画家本人が描かれた自画像から画家本人が浮かび上がり、それがそのまま画家の心象風景につながる。今作は事故によって障害を負ってしまった女性の話だが、テイマーは前作『タイタス』でも手を切り取られてしまった女性を描いている。「不完全な肢体」というのは彼女にとってひとつのテーマとなっているのだろうか。シェイクスピアという素材に縛られていまひとつ身動き取れていなかった前作と比べると、この作品では、テイマーの自由な発想が束縛されずに羽ばたいていて、その分伸び伸びとした映像になっている。
あと、やはり、アカデミーとった音楽は特筆しておくべきかな。メキシコ音楽ってのは全然未知の世界だけど、とにかくいい雰囲気を出していた。
いのうえさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-10-17 05:26:47)
33.ネタバレ いつも怒ってるような、つながり眉毛と、ツンとした唇のフリーダの顔が印象的でした。
あんなに痛そうな絵なのに、描いている本人は、煙草をふかしながらだったり、
どこかそういう痛さとか辛さとか、絵の中に突き放しているように見えました。
これじゃぁ、ディエゴが離れられなかったのも、無理はないなと。
子どもを流産した後に描いた絵を、ディエゴが膝に抱いて、泣いていたのが印象的でした。
moguさん 8点(2004-08-08 23:25:25)
32.フリーダの絵をはじめてみたとき、どのような精神状態でこの絵を描いたのかと考えた。その答えをこの映画に見たような気がする。映像、衣装ともに美しく、その中にかいま見るフリーダの深い悲しみや生きることへの情熱を感じることが出来る。
terurinQさん 8点(2004-04-17 17:19:25)
31.フリーダ・カーロの自画像を観てギョッとしない人はいないだろう。自分の全身に釘が刺さった絵を描くような、慟哭の画家だ。彼女にとても興味を持っていたのでこの映画は前々から楽しみだった。全体的には、自らの痛みを表現する彼女の情熱よりも、夫ディエゴを想う女としての色合いを強く感じ、もっともっと沢山の作品と人生を絡めて紹介して欲しかったと思う。しかし、のっけから画面に溢れるビビッドな色や音楽は、なじみの薄いメキシコという国に強烈なイメージを持たせ、メキシコを一番行ってみたい国に昇格させた。時折入るアニメーションのシーンなども上手な使い方だと思う。そしてサルマ・ハエックは情熱の人を見事に演じていた。本人も感無量なのではないかな。
のはらさん 8点(2004-04-07 19:03:50)
30.ネタバレ 映画を見ている最中つながりそうな眉に心を奪われました。(笑)映画の実写が、絵に移行して行ったりする場面がすきでした。絵画展も行きましたがなかなかいい。ベットで運ばれて行くシーンがラストの展覧会に運ばれて行くシーンを結ばれるとは思わなかった。
rikaさん 8点(2003-10-22 03:13:29)
29.「デスペラード」ではごくごく普通のヒロイン役をやっていた サルマ・ハエックの演技が素晴らしくて、特に女性は感情移入できると思う。フリーダ・カーロの作品は一見個性的だが、それぞれの作品と彼女の心境をうまくマッチさせていた。音楽も素敵だし、衣装も素敵。最後はボロ泣きでした。脇役豪華~!!
いざ、ベガスさん 8点(2003-10-12 22:46:37)
28.ネタバレ 例えば人名事典か何かでフリーダの生涯をざっと追えば、「悲劇の画家」という印象しか残らないかもしれません。しかし、「それは違う」とこの作品は訴えかけてきます。寿命の長短や痛みの有無ではなく、喜怒哀楽の激しさこそ人生の価値を決めるのかなと。最後の「もう戻りたくない」のメッセージは、絶望でなく、「生き切った」という満足感から発せられたような気がします。
眉山さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-02-01 18:18:49)
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27.この映画の主人公のような尋常ではないエネルギッシュな人を見ていると自分の情けなさが身に染みて感じられ、つらいです。人の思惑なんか屁とも思わなければ何かを成し遂げることはできないのでしょう。それは無思慮として非難されることが多いのですが(日本などでは特に!)、それこそ嫉妬というものの実態なのかもしれませんね。
きのう来た人さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 05:33:07)
26.万人受けする娯楽映画じゃないけれど、ドラマとしては面白かったです。主人公のドラマティックな人生、そして美しい映像。映画には衣装、セットなど色がふんだんに使われていて綺麗でした。この役は、サルマとJローが争ってサルマが勝ったと聞きました。サルマで正解だったと思います。本当にフリーダにそっくりだし、エキゾチックな衣装は似合うし。Jローだと、彼女自身のイメージがありすぎて、映画は同じ仕上がりにはならなかったと思います。
ぐりさん 7点(2005-03-21 02:07:00)
25.面白かった。芸術の秋に見るにはぴったりです。コラージュの面白さ、スケルトンアニメのかわいさ、映像の楽しさがたっぷり。背景の激動の時代がさらりと描かれていて、こちらも興味深かったです。音楽も◎。フリーダ・カーロの画を美術館で見たときには、あまり感銘を受けなかったけど、この映画を見てから見直したくなりました。映画の楽しみ方のひとつですね。死ぬ直前に恋愛を振り返るとき、どんな人がうれしいのかなと思ってしまいました。
omutさん 7点(2004-10-30 00:58:57)
24.「情熱」という言葉がぴったりな映画でした。ストーリー的にはよくも悪くもないと思うのですが、フリーダや映画全体に漂う情熱的な雰囲気に圧倒させられ目が釘付けになってしまった場面も数々あるので7点。
るいるいさん 7点(2004-10-11 15:06:18)
23.ネタバレ メキシコに実在した画家フリーダ・カーロの壮絶な生涯を描いています。彼女の描く絵は自虐的とも言えるような痛々しい自画像が多いのですが、彼女の絵からは人生の苦しみや痛みが前面ににじみ出ていながらも、ただ悲観的になるだけではなく這いつくばってでも生きようとする生への執着を感じます。どれだけ肉体的・精神的に傷ついたとしても必死に生きようとする彼女の生命力と情熱に僕は圧倒されてしまいます。映画のことを言えば、フリーダの痛みと情熱は十分に伝わってきたのですが、フリーダをよく知っている人にとっては少し物足りない内容ですし、フリーダをよく知らない人にとっては理解に苦しむ内容という中途半端な感じだったのが残念ですね。
もっち~(←にょろ)さん 7点(2004-09-14 17:45:07)
22.すごく熱くて、いい映画でした。サルマ・ハエックはナイスバディです。でも学生役まで自分でやるなんて・・。すごい。
ネフェルタリさん 7点(2004-09-05 01:51:07)
21.同じ女性としてフリーダみたいな生き方には憧れずにはいられないです。もう少しアーティストとしての彼女を見たかった気もするけど、そこんとこは絵を見なさいよと言う事か。ところでトロツキーを演じていたのはジェフリー・ラッシュだったんですね。全然気付かなかった。相変わらず化けるっちゅーかカメレオンなオヤジですねぇ。
黒猫クロマティさん 7点(2004-08-31 15:07:19)
20.一人の画家の生涯。ノンフィクションものって、面白いとか面白くないとかではなく、ただ単純に感動してしまう。そんな人生をたどった、一人の人が実在したわけだから。フリーダの時代まで気持ちはタイムスリップしました。
もちもちばさん 7点(2004-08-05 00:19:10)
19.サルマ・ハエック、体当たりの演技ですね。
ぷっきぃさん 7点(2004-05-04 20:58:03)
18.エスニックな雰囲気の漂う、味わい深い伝記モノでした。短い人生ですが、事故や結婚、そして浮気に離婚など激動の人生だったようですね。画家には全く疎いので知らなかったのですが、かなりシュールな作品が多いですね。ちょっと怖いですが、心の内が鮮烈に表現されています。キャストが素晴らしいですね。主演は言うまでもないですが、大物がチョイ役で次々に登場してきます。監督にもセンスの良さを感じます。ただ学生時代には違和感が感じられました。
色鉛筆さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-12 22:08:44)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 6.54点
000.00%
100.00%
212.70%
300.00%
412.70%
5616.22%
61027.03%
71027.03%
8616.22%
925.41%
1012.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2002年 75回
主演女優賞サルマ・ハエック候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌エリオット・ゴールデンサール候補(ノミネート)"Burn It Blue"(作曲)
オリジナル主題歌ジュリー・テイモア候補(ノミネート)"Burn It Blue"(作詞)
作曲賞(ドラマ)エリオット・ゴールデンサール受賞 
美術賞 候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ジュリー・ワイス候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞 受賞(メイクアップ賞 として)

【ゴールデングローブ賞 情報】

2002年 60回
主演女優賞(ドラマ部門)サルマ・ハエック候補(ノミネート) 
作曲賞エリオット・ゴールデンサール受賞 

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