映画『東京の女』の口コミ・レビュー
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作品情報 ト行
東京の女の口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
東京の女
[トウキョウノオンナ]
Woman of Tokyo / A Tokyo Woman
1933年
【
日
】
上映時間:47分
平均点:6.22 /
10
点
(Review 9人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
サイレント
・
モノクロ映画
・
青春もの
)
新規登録(2003-10-15)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2024-02-14)【
イニシャルK
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監督
小津安二郎
助監督
原研吉
(監督補助)
キャスト
岡田嘉子
(女優)
ちか子
江川宇礼雄
(男優)
良一
田中絹代
(女優)
春江
奈良真養
(男優)
木下巡査
笠智衆
(男優)
記者
声
佐野史郎
(音声版)
原作
エルンスト・シュワルツ
「二十六時間」
野田高梧
(翻案)
池田忠雄
(翻案)
脚本
野田高梧
池田忠雄
撮影
茂原英雄
厚田雄春
(撮影補助)
製作
松竹
配給
松竹
編集
石川和雄
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9.特に小津ファンでも通でもないワタクシが一番乗りしちゃっていいんでしょうか?まーしゃーないか。以前「秋刀魚の味」を観た時は正直古い映画だなーという印象を拭えなかったのですが、これくらい古いと逆に目新しくて、何だかよく知らない外国の映画を観てるようでした。実はこの作品当初、主人公ちか子(岡田嘉子)が共産党の連絡員という設定だったのが、検閲でカットされたという説があるそうです。そう言われてみると、確かにちか子には、酒場で働いているという以外に「もう一つのよくない噂」がある、という風になってるんですよね。それを知ってて観ると独特の緊張感が感じられるし、岡田嘉子のその後の運命を考えると感慨深いものがありますね。
【
ぐるぐる
】
さん
7点
(2003-12-03 21:56:53)
🔄 処理中...
8.水商売だけで警察の注意人物?いくらなんでもなあ。良ちゃんも線が細すぎるよ、誰のためだと思ってるんだ!オマケに姉ちゃん殴っちゃダメだろ!でもってコレで終わり?!と満足しないうちに終わってしまったが【ぐるぐる】さんのレビューで多少納得。狙いかどうかは知らないが、そう云われると岡田嘉子が抜群に効いてきますね。
【
亜流派 十五郎
】
さん
5点
(2005-03-23 21:56:55)
🔄 処理中...
7.やはりカットされていたんですね・・・どうも話が短絡的すぎるというか、しっくりこない感じがありましたから。
違和感がある部分をあげればきりがないですが、検閲によるカットがなされた後の作品としてみれば、まあ仕方ないんでしょうね。
【
にじばぶ
】
さん
[ビデオ(邦画)]
4点
(2007-12-26 22:25:25)
🔄 処理中...
6.小津監督によるサイレントムービー!まだこの作品を観る限りでは後の小津監督のスタイルというものが確立されてない気がする。そんな中、岡田嘉子と田中絹代の二人がそれぞれ見せる女の変化ぶりの凄さの前にはこの戦前の日本映画の女優は今の女優とは明らかに違うものを持っている。上手く言えないんだけど、出てくるだけで感じられるオーラのようなものがこの短い話の中でも十分すぎるほど見られる。それにしても何だか勿体無い感じの出来なのはやはりカットされてる部分がどうにも気になったのと、気になったと言えば田中絹代が友達と見ていた映画が何の映画なのか?それがどうにも気になって仕方ない。
【
青観
】
さん
[ビデオ(邦画)]
6点
(2009-11-08 21:10:56)
🔄 処理中...
5.小津初のサイレントとして鑑賞した「非常線の女」(1933) と同年に公開された本作は今回鑑賞した作品の中で唯一岡田嘉子という女優が主演を務める作品。より正確にいうとこの女優さんは「東京の宿」(1935) にも出演しているものの、これが唯一逃した作品であったためそうなった次第。
やはり一回しかみていないと印象が弱いのだが改めてウェブを徘徊して彼女に関する記述や写真をみていると…、思わぬ伏兵現るといったところ。「東京の女」の物語の筋自体は暗喩されていた部分がつかみ取れなかったこちら側の責任もあるとはいえ、若干納得が行かないまま終わってしまった感があり、それゆえ映画自体の評価は決して高くはつけられないのであるが、この女優さんの生い立ちに目を走らすうちにそちらの方に興味が移りだして俄然この映画をその色眼鏡を通してもう一度観てみたくなってきた。以下wikipediaの見出し。
「大正から昭和初期にかけて、サイレント映画時代のトップ映画女優であった。奔放な恋愛遍歴やソビエト連邦(現:ロシア連邦)への亡命など、波乱の生涯を送ったことでも知られる。」
これが「色眼鏡」の理由。映画の中の人生よりも現実の人生が劇的な俳優はそうもいないわけで、ふつふつと興味が湧いてきた次第。ちょっと追っかけてみるかな。
【
kei
】
さん
[映画館(邦画)]
5点
(2014-05-13 10:20:12)
🔄 処理中...
4.
ネタバレ
ちか子のもう一つの秘密が明かされないので、こいつ本当にヤバいやつなのか?と思ってしまう。打たれ弱そうで太宰治みたいな見た目とはいえ、弟を自殺させてしまうほどの衝撃があったわけでしょ?一連の耳打ちには。警察が職場にやってくるというのも…。共産党員が云々は置いておくとしても、底知れぬ恐ろしさを感じます。演出もまた良い。田中絹代が良一の部屋にやってきてからの照明の使い方はサスペンスホラー。江川宇礼雄の顔のせいなんだけど、ちょっと『カリガリ博士』っぽかったですね。影響があるんでしょうか?良一の葛藤が後半に生きていて、ちか子やべえ感に拍車をかけてますねー。素晴らしい。そしてラストシーンなんですが、あの号外はなんだったんでしょうか?たくさん伏せ字があって、未定稿みたいな感じでしたけど、これが共産党員という設定が抜け落ちた跡なんでしょうかね。こんな号外ではダメだよ…というセリフも、検閲のせいで思い通りの脚本を完成できなかったことを暗示しているのかも。…まあ、9日間で作った映画らしいので、その辺がどうなのかわかりませんけどね。小津安二郎のサイレント映画は退屈な作品が多いなぁと思っていたんだけど、これは面白かったです。おすすめです。
【
カニばさみ
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2015-05-11 17:03:45)
🔄 処理中...
3.
ネタバレ
田中絹代は「非常線の女」の役よりもこの映画の役の方がしっくりくる。確かに今作は作品としての出来はあまり良いとは言えないが、細かい演出とかが気に入っている。
酒瓶、少しずつスライドして釜、食卓の朝の風景に。
靴下には穴が、足袋と靴下が干してある、煙、息子が出かけると母は割烹着を放り投げて化粧を始める。
着物の上にコートを羽織る出で立ちは「非常線の女」の水久保澄子を思い出す。
名簿、警察・聞き込み、タイプライター、突然現れる洋画のクレジット。どうやら映画館のようだ。劇中で映されるのはエルンスト・ルビッチ等が参加したオムニバス「百万円貰ったら」のオフィスでの仕事風景。
トーキーの映画をサイレントで流すというのも不思議な感じ。
そして唐突に「東京の女」の違う場面に切り替わる。壁にかけられた警察のサーベルと手袋。
よからぬ噂、疑惑、噂を聞いて「信じられないという」表情、「私だってこんなこと言いたかないわ」という表情、泣きそうになるのを堪え切れず出ていく。男も着物を投げ出し、涙を瞳にためる。
何処かの化粧室、ケバいメイクをする女性たち、電話、噂は真実となって観客の前に叩き付けられる。結ばれた髪はほどかれ、男を誘う女の表情。この変貌振りは岡田嘉子の流石の演技。
近寄る手を振り払い、最愛の姉を引っぱったかねばならない辛さ、頬にやる腕を何度も何度も、涙を流しつつ。
鏡を見て弟にぶたれた跡を悲しげに見つめる。打ちのめされて夜道をトボトボ歩いていくあしどり、傍らで静かに燃えるランプの灯は消えかかる。
「百万円貰ったら」のパンフレット、しかしゲイリー・クーパーはカッコ良いなあ。「晩春」でも名前が出るくらいだし、小津も好きだったんだろうな。
電話の知らせを入れる小僧、時計屋、凶事を告げる電話。
あの瞬間の髪を乱し気味、ショックを受けた田中絹代の表情がとても良い。顔を見た瞬間に突っ伏して泣き出す。
記者に質問責めされる姉、泣きっ面に蜂ならぬマスゴミ、薄気味悪い表情で素晴らしく殴りたくなる。
姉は「このくらいのことで死ぬなんて」と嘆き悲しむが、弟はそれほどまでに姉を信じ、愛し、心の支えにして生きてきたのだろう。冒頭の煙が再び映しだされる。
道を歩く記者は電柱の記事を読み、笑いながら去っていく。
【
すかあふえいす
】
さん
[DVD(邦画)]
8点
(2015-07-30 15:57:02)
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
小津と言えば、出演俳優が、会話するシーンで、
こちらに向かって、各々がしゃべる演出を思い浮かべるが、
それは、この映画で完成されている。
いわく本作は「視線の一致しない切り返し」をはじめて体系的に
使った作品とみなされている。
それはハリウッドのエルンスト・ルビッチ(「結婚哲学など」)の演出から学んだようだ。
またサラリーマン家庭の映画を多く扱った松竹蒲田の作品でもある。
だから、非常にピュアな話である。
純情な男性の、もろい姿が描かれている。
【
トント
】
さん
[ビデオ(邦画)]
7点
(2024-11-25 14:18:58)
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
サイレント時代の小津安二郎の小品、実は撮影スケジュールに穴が開いたのでやっつけ仕事でわずか9日間で撮り上げたという代物、とは言えその完成度の高さはさすが小津と言えます。岡田嘉子のたった二本しかない小津作品での主演作ですが、貫禄さえ感じる名演技は、今や彼女の出演映画を観るのが困難になっていることを考えると貴重です。この映画には、小品ながらいろいろと謎というか仕掛けが散りばめられているところが、興味深いと思います。エルンスト・シュワルツという人の『二十六時間』という小説だか芝居が原作となっていますが、このシュワルツなる人物は小津の別名、彼にはジェームズ槙なるペンネームもあるけどエルンスト・シュワルツというのは本作だけみたいです。もっともこの名前は脚本家としてのペンネームとは違うけどね、なんとも洒落た人だったみたいですね。謎となるのはやはり劇中でも耳打ちされるだけで観客には判らない姉=岡田嘉子のもう一つの秘密、考えればサイレント映画なので普通の会話芝居でも字幕にしなければいいだけなのにね。でもこの演出によって彼女が夜職よりもずっとヤバいことに関係していることが強調される良く考えられた演出です。やはりこれは昭和初期という時代を考えると共産党などの思想関係の活動だと解釈するのが妥当でしょう、小津が意識していたかは不明ですが岡田がその後にソ連に亡命したことを考えるとなんか意味深です。いくら戦前と言ってもOLが会社に内緒で夜職をしているぐらいで警察がわざわざ職場に調査に来るわけがない、やっぱ治安維持法がらみだと見たほうが自然です。この映画での田中絹代の行動はもうアホとしか言いようがない、まあいくら知り合いだったとはいっても警官の兄が妹の田中に捜査情報を漏らすというのも言語道断ですがね。田中絹代の軽率な行いが弟=江川宇礼雄を自殺に追い込んでしまった訳で、ラストでは岡田と田中の間で修羅場が繰り広げられるのかと思ったら、涙を流しながらも「このくらいのことで死ぬなんて、良ちゃんの弱虫…」という岡田のセリフにはなんか主義者の覚悟が見えたような気がしました。 ところで私にとってこの映画の最大の謎は、なんでこのストーリーが『東京の女』というタイトルになったのかということです(笑)。
【
S&S
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
7点
(2025-03-01 22:44:53)
🔄 処理中...
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マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
9人
平均点数
6.22点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
1
11.11%
5
2
22.22%
6
1
11.11%
7
4
44.44%
8
1
11.11%
9
0
0.00%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
8.00点
Review1人
2
ストーリー評価
5.50点
Review2人
3
鑑賞後の後味
6.00点
Review2人
4
音楽評価
0.00点
Review1人
5
感泣評価
6.00点
Review2人
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