映画『遊星よりの物体X』の口コミ・レビュー

遊星よりの物体X

[ユウセイヨリノブッタイエックス]
The Thing from Another World
(The Thing)
1951年上映時間:87分
平均点:5.12 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
ホラーSFモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2003-10-16)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2022-02-19)【イニシャルK】さん
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監督クリスチャン・ナイビー
ハワード・ホークス(ノンクレジット)
キャストケネス・トビー(男優)ヘンドリー
マーガレット・シェリダン(女優)ニッキー
ロバート・コーンスウェイト(男優)キャリントン博士
ジェームズ・アーネス(男優)物体X
デューイ・マーティン(男優)チーフ
ダグラス・スペンサー(男優)スコッティ
ベン・フロマー(男優)(ノンクレジット)
黒沢良ヘンドリー(日本語吹き替え版)
水城蘭子ニッキー(日本語吹き替え版)
小林勝彦キャリントン博士(日本語吹き替え版)
千葉耕市スコッティ(日本語吹き替え版)
飯塚昭三(日本語吹き替え版)
愛川欽也(日本語吹き替え版)
嶋俊介(日本語吹き替え版)
原作ジョン・W・キャンベル・Jr「影が行く」
脚本チャールズ・レデラー
ハワード・ホークス(ノンクレジット)
ベン・ヘクト(ノンクレジット)
音楽ディミトリ・ティオムキン
撮影ラッセル・ハーラン
アーチー・スタウト(第二班撮影監督〔ノンクレジット〕)
ハロルド・E・スタイン(ノンクレジット)
製作ハワード・ホークス
美術ダレル・シルヴェラ
ジョン・ヒューズ〔美術〕(美術監督)
スタントディック・クロケット(ノンクレジット)
その他ディミトリ・ティオムキン(指揮)
あらすじ
北極圏に謎の飛行物体が墜落。米空軍と科学者たちは現場を調査し、一体の氷漬けになった生物を基地に持ち帰るが、生物を包んでいた氷塊が溶けてしまい…。ジョン・W・キャンベルによる短編SF小説「影が行く」を映画化。1982年にはジョン・カーペンター監督により「遊星からの物体X」としてリメイクされた。
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💬口コミ一覧

24.ネタバレ J・W・キャンベル・Jr原作の古典SF「影が行く」最初の映画化が本作。可成りアレンジが施されているため原作の有する閉鎖空間での疑心暗鬼という独特のムードが皆無なのが致命的にイタイ。最大のミスは物体Xを単なる怪人に変更したコト。ジム・アーネスが長身を買われて演じているが、チラチラ顔を出す程度で全然ド派手な殺戮行為をする訳ではないので拍子抜け。しかも余り強くない!犬にやられてどーする?まぁ当時は残酷描写に対する規制も厳しかったし、SFXもお粗末だったから苦肉の策であろうが、原作ファンにとって不満なのには変わりない。もう1点は主人公(ケネス・トビー)と研究所の女性とのイチャイチャ恋愛模様。ハッキリ言って邪魔だぁぁぁ~!!!矢張りカーペンターは正しかった。と、愚痴ばかりではチト気の毒なので本作の数少ない見所を挙げると…隊員が罠を仕掛けて待ち構える中、ドアを破って逆光に立つ”X”の勇姿!そして罠に掛かり高圧電流で焼かれつつ徐々に身体が縮んでいくシークェンス。この場面(一説によればプロデューサーのホークスが撮ったらすぃ)だけでも見る価値アリと言っても良い程の秀逸な出来。ま、何だかんだ言っても結局コノ手の映画がむっちゃ好きなので奮発して7点進呈!
へちょちょさん 7点(2003-10-18 00:36:27)
👍 1
23.初見は随分前なんですが、てっきりB級ホラー映画だと思っていたものの、SF映画の名作であったことを後に知りビックリ。しかも、デカい怪人が人を襲うという古典的な演出で恐怖を煽る映画だけに、改めて見直すとやっぱり陳腐。だけど当時としては、発想、映像、特撮等、ショッキングなSF映画ということもあり、観客にはウケまくったんだろうなあ~、きっと。そうそう、ディミトリ・ティオムキンの不気味な音楽は良かったゾ! ! SF映画の古典的名作に敬意を表し、うーん7点。
光りやまねこさん 7点(2003-10-30 13:33:42)
22.”から”よりもこちらの方が個人的には受け入れられます。白黒なので、”より”のビロビロビローンというグロさはないけれど、もっと心理的な怖さがあるような気がするのですがどうでしょう? 例えて言えば、”より”は「ハイテクに支えられた最新鋭のお化け屋敷」で、”から”は「人間が”わっ”と人を脅かすアナログなお化け屋敷」という感じでしょうか。
オオカミさん 7点(2003-11-20 18:12:55)
21.この映画で一番の謎と恐怖は、「~よりの」という邦題を付けた「某映画会社の担当者X」だ。
STYX21さん 5点(2003-11-23 23:35:10)
😂 1
20.個人的には“から”より“より”の方が好きです。しかし50年以上前の映画とは…。これを真似て日本でも“和製SFホラー”が多く作られたようですね。古典の名作として、後世に伝えるべき作品だと思います。
金子淳さん 6点(2004-07-12 12:47:44)
19.昔から思ってるんだけどね、ごめん、言っちゃうよ。「よし、みんな影の周囲に立ってみろ」…(氷上でみんなが輪になる)…ジャジャーン! ってなんだよ、全然ビックリしねーよ。科学者の解説は長すぎ(しかも中途半端なたとえ話ばっか)でウザいし、なんかみんな一致団結しちゃうし(それ全然原作と違うだろ)、SFをなめとんのかーっ! 台詞と演出を練れば、同じ予算・セット立てでもっと怖いのが作れたと思えて仕方がない。カーペンター、どうしてこんなのに惚れちゃったんだ?
エスねこさん 2点(2004-12-08 23:53:34)
18.肝心の怪物が、宇宙人というより人間の延長線上にあるフランケンシュタインでしかない。そこそこ緊迫感はあってまとまった話にはなっているが全く宇宙人らしさが無い。タイムマシンもそうだがこの頃のSFは全体的にチープな作品が多く、これもRKOの作品だと思うがキングコングから何も進歩が無いのは残念。
Arufuさん [インターネット(字幕)] 5点(2005-12-26 17:59:46)
17.ネタバレ 登場人物たちは、物体X(みんなは”火星人”と言ってました)がいかに人間よりも勝っているか、危険な存在かを力説するのですが、見た目はまるっきり人間。しかも動きが遅い。狡猾さも感じられず、緊張感はあまり無かったと思います。終止人間側に余裕が感じられました。クライマックスもわりとアッサリ。エンディングはとてもほのぼのとしていました。ホラーというジャンルからすると違うかなと思いますが、なんか微笑ましかったです。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-03 21:37:57)
👍 1
16.「から」を借りるつもりが「より」を借りてしまった。変だな、と思いつつ、見終わってからやっと気付いた。とほほ。
ジャッカルの目さん [DVD(字幕)] 5点(2007-03-04 00:21:42)
15.意外に面白くなかった。もっともっと怖がらせてくれるのかと思ったんだけどなあ・・・(笑)製作にハワード・ホークスが絡んでるんで、結構期待していたんですが。軍と科学者、そしてジャーナリスト、三者三様の、未知なる物体へのそれぞれのアプローチに作者の興味が集中しすぎているような気がします。雪に閉ざされた北極基地という場所の設定を生かし、もっと閉塞的に追いつめられるようなシチュエーションも作れたのでは?火星人と対話で友好を深めようとする人道的?科学者が、あっさり怪人に張り倒されるのには笑えましたが。問答無用といわんばかりに未知なる物体を始末する軍の対応が、冷戦赤狩り時代のアメリカ合衆国のそのものを顕しているみたいで感慨深い。50年代のこの手のSF空想スリラーでは、自分は「ボディスナッチャー・恐怖の街」が一番好き。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 5点(2008-04-14 11:31:48)
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14.またけったいな日本語を使った邦題つけましたなぁ。遊星よりって、、言いにくっ(笑)物体Xっていうか実際は怪人Xはフランケンシュタインのパクリだし時間がないとかいいながらどことな~く緩く感じるストーリーはちょっといただけません。そらジョン・カーペンターが作ったリメイクのほうが面白いし物体Xらしい。まぁ今から50年以上前に作ったっていうがんばりは認めてあげなくては。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-25 12:57:44)
13.ネタバレ カーペンター版もコチラも、ともに絶対に落とせないスバラシイ作品。両者が完璧に別作品として楽しめるのがまた嬉しいところ(脱線しちゃったのは、コチラの作品の方でしょうけど)。コチラはまあ、時代的にも予算的にも多少キビしい面はありますけどね。それでも、ホントに極寒の地でロケしてることで、寒々とした感じがよく出てますね(実際に寒いんだから当然か)。謎の火星人の姿をあまり出さず、その分を登場人物の会話等でつなぐのは、時代を感じさせるところで、まあ、今の「何でも見せちゃう」CG全盛の時代には、一種許されざる演出(笑)かもしれませんけど、この映画、さすがハワード・ホークスが脚本を書いたからか、それともたまたまなのか、この会話部分が見逃せない。やたらたくさん出てくる登場人物たちが、緊密で見事な掛け合いを見せ、まるで火星人も攻撃するタイミングがつかめずに困っているかのような(笑)。何とか乱入してきた火星人との死闘(見ごたえあり)の末、最後は、火星人たった一匹やっつけて「人類の勝利!」とか大げさに自慢してるしなあ。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-23 17:56:52)
👍 2
12.技術面のつっこみはぐっとこらえるとして、ちょっと短尺過ぎる気がしました。制限がありすぎてスケール感に欠けますね。
色鉛筆さん [地上波(字幕)] 2点(2009-03-23 21:36:39)
11.ネタバレ えっ、これで終わりなの。呆気ない。視点の置き所が定まらない感じ。遥か宇宙の彼方からやって来たにしては、この植物怪人は頭悪そう。それを「完璧で純粋な生命体」とか言ってましたね。アッシュが「エイリアン」をそう形容していたけど、もしかしてこれのパクリだったの? 見応えという意味では、カーペンターのリメイクの方が3倍くらい面白い。たぶんSFホラーの古典的作品なのでしょうが、敬意を表す義理もないので点数はこんなことろ。それにしても、この映画に出てくる科学者は傲慢で腹が立った。科学の探求以前に考えるべきことが何も思い付かないバカでした。普通は傲慢な軍人に腹を立てるんだけど、反対の映画って珍しいかも。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-08-19 23:33:47)
10.ネタバレ リメイク作が高評価であることは知ってましたが未鑑賞で、こちらを衝動借りしました。
落下した物体に接近するまでは、映像の古さを感じさせず緊張感もありましたが、そこまででした。未確認物体にもかかわらず無防備に近づき、そのうえ氷を爆破しようとして宇宙船焼失…と、ここで興醒めしました。
異星人の姿をすぐに明らかにしなかったのは恐怖感をあおって良かったのですが、いざ現れてみれば中途半端なフランケンではないですか。宇宙から来たのに人間にほぼ近い姿というのは許すとして、宇宙船で来たはずなのに知性が感じられないのには拍子抜けでした。
モノクロでの恐怖感の表現やストーリー展開の緊張感を期待していたものの、全体的にのんびりした雰囲気でした。このため、序盤で下がったテンションが回復することは最後までありませんでした。 当然50年以上前の作品であるというフィルターを通して鑑賞しましたが、それでも「う~ん」です。
午の若丸さん [DVD(字幕)] 3点(2010-04-25 14:32:48)
👍 1
9.ジョン・カーペンターが4歳のときにコレを見て衝撃を受けたことが映画の世界に入るきっかけだったとか。なるほど、たしかに未知への物に対する興味と恐怖をストレートに見せるこの映画は頭でっかちな大人以上に子供の好奇心を刺激するかもしれない。恐怖もさることながら科学者側の見地なんて子供の視点そのもののような気がする。密室劇は恐怖演出以上にストーリーをシンプルに進ませることに一役買っている。その中で強い男がリーダーシップをとってそのシンプルなストーリーを引っぱるといういかにもホークス的な展開がいい。硬派だ。紅一点の女は当然その男に惚れるのだがまわりの男たちも当然そうあるべきのことのように振舞う。女もまたサバサバとしていて硬派なのだ。一人の強いリーダーと一人の美しい女、そして仲間たち、で締めるラストカット気持ちいい。
R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-25 16:30:59)
👍 1
8.ネタバレ 最初に観たのは60年前です。腕が動き出すところとか怖かったのが印象に残っています(犬の血かなんかが付いていたからだっけ)。当時の映画館では小さなガリ版の解説があって、そこでキャンベルの名前と原題(そこにいるのは誰だ?)を知りました。多分最初に覚えた外国SF作家。二人の犠牲者が天井から逆さに吊るされてとかの報告がいかにも恐怖心をあおるもので、それがあっけなく罠にかかって放電を浴びて死ぬのは少し単純すぎるとも思えました。次に観たのは40年前のテレビの深夜番組。リメーク版は多分期待外れだろうと思って観ていません。
たいほうさん [映画館(字幕)] 7点(2010-11-16 14:30:44)
7.鑑賞中は、ただひたすら笑っていました。
序盤から中盤にかけての雰囲気は、円谷プロ「怪奇大作戦」の1エピソードのような感じかな。
昭和26年に製作された作品なので、作りはもっとチープですが……。
リメイクより本作のほうが原作寄りだという話を聞いたことがあって、ちょっと期待したんですけど、物体Xの造形に関しては唖然呆然とするばかり。
古典の怪奇映画が好きな人には、それなりに楽しめるかと。
MAHITOさん [ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-16 21:21:31)
6.ネタバレ 高い数値の放射能が計測されても対策はゼロ、この頃の米国は原爆投下を行っておきながら、放射能の知識はなかったのだろうか。SF映画なのにそのほかも科学的にえっ?と思うことばかりでお粗末すぎる。きわめつけは、異星人だ、植物だ、物体Xだと大騒ぎしながらも、格好は人間とまったく同じ。フランケンシュタインやキングコングがまだまし。 昔の映画だからかもしれないが、緊張感感じられない。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 3点(2012-09-27 02:19:58)
5.最近のド派手なSF映画に見慣れていたのでとても新鮮・・・・なんてことはなくダラダラとした演出、雑な脚本、自主映画並みの特撮、まだまだ未熟な吹替え声優陣などに疲れた。
物体Xは不死身だが見た目ただの危ないオッサンで魅力なし。
ガブ:ポッシブルさん [DVD(吹替)] 4点(2015-10-14 20:50:31)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 5.12点
000.00%
100.00%
2416.67%
328.33%
428.33%
5625.00%
628.33%
7625.00%
814.17%
914.17%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

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