映画『スウィート ヒアアフター』の口コミ・レビュー(2ページ目)

スウィート ヒアアフター

[スウィートヒアアフター]
The Sweet Hereafter
1997年カナダ上映時間:112分
平均点:5.48 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(1998-07-25)
ドラマ小説の映画化
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監督アトム・エゴヤン
キャストイアン・ホルム(男優)弁護士 ミッチェル・スティーヴンス
サラ・ポーリー(女優)ニコール・バーネル
アルバータ・ワトソン(女優)ウェンデルの妻 リサ・ウォーカー
モーリー・チェイキン(男優)モーテル経営者 ウェンデル・ウォーカー
ブルース・グリーンウッド(男優)自動車修理工 ビリー・アンセル
マーク・ドネイト(男優)ビリーの息子 メイソン
マイケル・ダナ(男優)ハルモニウム奏者(ノンクレジット)
脚本アトム・エゴヤン
音楽マイケル・ダナ
撮影ポール・サロッシー
製作アトム・エゴヤン
製作総指揮アンドラス・ハモリ
ロバート・ラントス
特撮デニス・ベラルディ(デジタル・フィルム・スキャニング 他)(ノンクレジット)
編集スーザン・シップトン
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💬口コミ一覧

7.ネタバレ 結構好きな作品です。確かにはっきりと表現されてないからわかりにくいかもしれない。笛吹きの男の話を合わせているところもすごくいい。ちなみにこの童話は、素敵な国に連れて行ってくれると言う笛吹きの男に村の子供たちはみんなついていくの。だけど足の悪い男の子だけがついていかれずに取り残される。村人たちは子供がいなくなって悲しむんだけど、取り残された男の子だけは「僕もみんなと一緒に行きたかった。きっと素敵な国では僕の足も治ってみんなと遊べたに違いない。僕はこんなに悲しいことは忘れやしない」って言う。
つまり、映画の中で足が不自由になった女の子も取り残された子供なんだよね。彼女も皆と一緒に素敵な国に行きたかったんだと思う。タイトルの"Sweet Hereafter"は、悲しい事故が起こっても静かで穏やかな街のこともあるけど、子供たちが行ってしまった素敵な国を意味してるような気がする(hereafterはあの世という意味もある)。
そこまでは何となくわかったのですが、わからないところもたくさん。もしかして事故は事故でなかったのかな? あの女の子が起こしたとか。。。そういう疑問な点もたくさんある作品です。
yukaoriさん 8点(2005-01-16 13:30:14)
6.信用の置ける友人から「ここ十年で観た中の最高!」と勧められたんで観たんですが・・・。うーん俺には全く心に響いてこない映画でした。淡々とした雰囲気がいいのかなあ。皆さんのレビューを拝見しても何かピンと来ないんですよねえ。
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-24 16:48:22)
5.ネタバレ 映画の中で笛を吹いていたのは、弁護士のおっさんだろう。村人が踊らされてどこかへ連れて行かれる前に、嘘をついてぶちこわしたのが、この娘だ。童話と重ね合わせているようで、実は全然別物じゃないか。結局、娘の嘘が村人達を何処かへ追っ払った、つまり、村の外へ連れ出したと考えれば、この娘こそが最後に笛を吹いて、皆を操ったとも言える。でも、何のために。弁護士が笛を吹いた理由は容易に推測できるが、娘の笛(嘘)は何なんだ。ちょっとお粗末過ぎるんじゃないか、このストーリー。
駆けてゆく雲さん [DVD(字幕)] 3点(2005-07-30 19:48:23)
👍 1
4.時系列が良く分からず、観ていてこんがらがった。
misoさん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-06-19 21:45:21)
3.ネタバレ 時系列をいじくりながら、あっちの人こっちの人と対象を変えながら、結局『エキゾチカ』と同じことをしている。しかしその深い傷の原因をラストシーンではなく中盤に持ってきたことで『エキゾチカ』で「衝撃」に逃げてしまったテーマを真正面から描くことができた。一見散漫に並べられるそれぞれの家族の事情は文字どおりの家族の事情を見せるにとどまらず見事にアトム・エゴヤンの世界を作り出している。自分の体の、魂の一部を喪失したかのような、それほどに大切な人の死をどう受け入れどう生きなければならないか。答えなど無い。少なくともお金で癒されることはない。そもそも何をもっても癒されるはずもない。受け入れがたい喪失をただただ時間をかけてでも受け入れるしかない。受け入れることだけに注力しなければならない。弁護士にもその危機があった。毒蜘蛛に咬まれた赤子の首にナイフをかざしながら思ったこと。自らの勇気ある行動いかんで喪失を免れる可能性。疎遠の娘はまだ喪失していない。
R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-03 11:06:23)
2.雰囲気とサラポーリーとサラポーリーの歌と、笛吹きの男はよかった。しかし、時系列も分かりにくいし、いくら説明的な映画ではないといっても、少し不親切すぎるのでは?もう一回見ればもう少し理解が深まると思うけど、残念ながら理解したところで、評価は変わりそうもないし、もう一度見ようとは思えない映画。
Leannán-Sídheさん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-07-28 23:57:34)
1.ネタバレ  なんというか、カナダを舞台にした映画でありながら、日本社会の様々な共同体でも起こりうる問題を描いていて非常に考えさせられました。

 「これが正義である」と誰しもが理解していることが、共同体にとって良くない影響を及ぼす可能性があり、なおかつその正義を押し通さなくても法的に問題が無い場合にどのような態度をとるべきかという問いは非常に答えを出しにくいですね。そして、そこに様々な思惑が絡んできた場合にはなおさらですし・・・・・。

 答えが出しにくい問題を、時系列や様々な人間ドラマをバラバラに解体し再構成することによって非常に巧く表現している作品だと思いました。
TMさん [ビデオ(字幕)] 8点(2013-03-24 23:54:37)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 5.48点
000.00%
113.70%
213.70%
3311.11%
4414.81%
5311.11%
6725.93%
7414.81%
827.41%
913.70%
1013.70%

【アカデミー賞 情報】

1997年 70回
監督賞アトム・エゴヤン候補(ノミネート) 
脚色賞アトム・エゴヤン候補(ノミネート) 

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