映画『シービスケット』の口コミ・レビュー

シービスケット

[シービスケット]
Seabiscuit
2003年上映時間:140分
平均点:6.55 / 10(Review 197人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-01-24)
ドラマスポーツもの動物もの実話もの小説の映画化
新規登録(2003-10-27)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2025-02-04)【イニシャルK】さん
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監督ゲイリー・ロス
助監督フランク・マーシャル(第二班監督)
ダン・ブラッドリー(第2班監督)
演出ダン・ブラッドリー(スタント・コーディネーター)
キャストトビー・マグワイア(男優)ジョニー・レッド・ポラード
ジェフ・ブリッジス(男優)チャールズ・ハワード
クリス・クーパー(男優)トム・スミス
エリザベス・バンクス(女優)マーセラ・ハワード
ウィリアム・H・メイシー(男優)ティック・トック・マクグローリン
エド・ローター(男優)チャールズ・ストラブ
マイケル・アンガラノ(男優)ジョニー・レッド・ポラード(少年時代)
エディ・ジョーンズ〔男優・1937年生〕(男優)サミュエル・リドル
マイケル・オニール(男優)ポラードの父
アニー・コーレイ(女優)ポラードの母
サム・ボトムズ(男優)ブロジェット氏
シェイ・デュフィン(男優)フィッツシモンズ調教師
マイケル・エンサイン(男優)蒸気自動車の持主
ジョン・ウォルカット(男優)記者ロイ
ゲイリー・ロス(男優)ピムリコ競馬場のアナウンサー
神奈延年ジョニー・レッド・ポラード(日本語吹き替え版)
磯部勉チャールズ・ハワード(日本語吹き替え版)
牛山茂トム・スミス(日本語吹き替え版)
佐々木優子マーセラ・ハワード(日本語吹き替え版)
高木渉ジョージ・"アイスマン"・ウルフ(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしティック・トック・マクグローリン(日本語吹き替え版)
小野賢章(日本語吹き替え版)
脚本ゲイリー・ロス
音楽ランディ・ニューマン
編曲ランディ・ニューマン
コンラッド・ポープ
撮影ジョン・シュワルツマン
ミッチェル・アムンドセン(第二班撮影)
マイケル・ストーン〔撮影〕(第二班カメラ・オペレーター)
製作フランク・マーシャル
ゲイリー・ロス
キャスリーン・ケネディ
ユニバーサル・ピクチャーズ
ドリームワークス
製作総指揮トビー・マグワイア
ゲイリー・バーバー
ゲイリー・ロス
ロジャー・バーンバウム
配給UIP
特撮マイケル・ランティエリ(特殊効果スーパーバイザー)
ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
シネサイト社(視覚効果)
ドナルド・エリオット(特殊効果スーパーバイザー)
美術レスリー・A・ポープ(セット装飾)
ジャニーン・オッペウォール(プロダクション・デザイン)
衣装ジュディアナ・マコフスキー
編集ウィリアム・ゴールデンバーグ
録音アンディ・ネルソン[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
動物シービスケット、ウォーアドミラル他
スタントデヴィッド・リーチ
あらすじ
20世紀初頭、自動車で財を成したハワードは、一人息子を事故で失い失意のどん底にあった。一方不幸な生い立ちの騎手ジョニーは騎手だけでは食えずボクシングで僅かな金を手にする日々。馬好きな女性と再婚したハワードは、競走馬を購入することになり、孤高の調教師スミスとめぐり合う。そのスミスが見つけてきたのは、誰もが見捨てた気性の荒い小さな馬だった。ビスケットに騎乗できる騎手が見つからない中、ある日スミスは無謀なケンカをするジョニーを目撃し、運命の歯車が回り出した…実在の名馬と騎手を描いた感動作。
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💬口コミ一覧

197.ネタバレ 映画としては冗長に過ぎる演出もあるとは思いますが
それを補って余りあるシーンがいっぱいでした

誰にも期待されていないダメジョッキーとダメ馬の二人が
「お前は何ちゅー馬やー!」(字幕とは違いますw)って
嬉しそうに楽しそうに紅葉の下を駆け抜ける
お互いを分かり合う瞬間を
こんなに綺麗に描いた映画は少ないでしょう

レッドとビスケットだけじゃなく、それを取り巻く人々
お互いを認めて、分かり合える存在がどんなに素敵な存在かということを
ゆっくりしっとり教えてくれる物語でした
こっちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2016-05-06 12:20:57)
196.ネタバレ 男の心意気に胸打たれました。ゲイリー・ロスとはかなり相性が良いので期待して観たのですが、期待通りの作品でした。勝負にこだわるのであれば、シービスケットの復帰戦に万全でないレッドを騎乗させるべきではないが、そこにあえて騎乗させようとする関係者の心意気。そして、レースでは馬群からとり残されていくシーンで「やはり実話だし、そう簡単には勝てないようなあ。でもここまで復帰できたし凄いよなあ」って思ってたところで、ウルフがシービスケットの勝負根性を引き出すために、後方に下がるところでその心意気に涙が出ました。これも勝負にこだわるのであれば、ウルフ関係者(馬券を買った人含む)からみればご法度。でもこの「奇跡の演出」は許されるものだったのだと思います。勝つ事だけがすべてじゃない。人の気持ちに応える優しさに心洗われました。でも、関係者皆の夢・心意気に見事に応え、勝ってしまうシービスケット。まさに「出会いが奇跡を生む」最高の物語だと思います。<追記>13年ぶりに再見。移動カメラの疾走シーンの迫力はTVで感じることはできなかった。劇場との差異を痛感した。他方、映像の力で感動させられたのかも?という気も。
東京50km圏道路地図さん [映画館(字幕)] 10点(2004-03-01 22:54:24)
👍 2
195.ネタバレ シービスケットを中心に、騎手、馬主、調教師の人生を絡めた好ドラマだ。アドミラルとのマッチレースは最大の見せ場で、誰もが手に汗握って興奮すること間違いなし。この盛り上がりでエンディングにつなげるのかと思ったらどっこい、この後にまだ大きなドラマが待っていようとは!実話とのことだが、競走馬が足のけがからカムバックしてまた活躍するなんて事があり得るのか?現代の競馬の常識ではあり得ないことが起きてしまうこの時代の雰囲気も上手に表現されている。そして、なんと言っても馬を駆る牧場の自然の美しさは特筆に値する。好み45/50、演出13/15、脚本11/15、演技6/10、技術10/10、合計85/100→9/10点
chachaboneさん [DVD(字幕)] 9点(2015-07-02 23:04:32)
194.ネタバレ アメリカンドリームという言葉をこの映画からも感じることが出来る。けして、恵まれた形で産まれてきたわけではない1頭の馬、小さな馬がその小さな身体を物ともせずに頑張って走る姿に、小さなものでも大きなものに勝てるんだということを教えてくれているような気がする。何度も挫折を味わいながらも復活を成し遂げるというのは正にアメリカンドリーム的な映画であり、それはシービスケット同様に騎手のレッドも同じである。骨折からの見事なまでの復活!馬を管理する者、乗る者、その他馬に関わってる人達の全てのドラマとしての夢と希望に満ち溢れた映画として大いに評価したい。単なる競馬の映画ではない。色んなものがこの映画を通して観る者に訴えている素晴らしい映画です。競馬ファンは勿論、そうでない人にも是非、見て欲しい映画です。
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2011-02-11 17:40:05)
👍 2
193.原作もよかったが、映画もすばらしかった。
その昔、ハリウッドパーク競馬場で隣にいたおっちゃんが「カモン、トゥーエイトッ!」と叫び応援したのを思い出した。がんばれっという意味なんですよね。
最後の直線、エリザベスバンクスの「カモンッビスケット!」の声色に感動した。さすがはハリウッド女優。確信犯なのである意味犯罪ですね。いや、競馬好きにはたまらない秀作です(↓下に同じでした^^)。
MARTEL1906さん [DVD(字幕)] 9点(2008-03-25 10:50:32)
192.ネタバレ まず、直感で8点。ストーリーの構成がマイナス1点。3人をすべて最初から説明する必要があるのだろうか?自動車で大成功を収めた大金持ちのハワーズがなぜ落ちぶれてさびしい暮らしを送っているのか?トムはなぜ殺されるはずの馬を助けようとしたのか?ジョニーはどうして片目が見えないのか?3人のうち1人だけでも後半まで引っ張ってもいいのではないだろうか。すべてを実直に均一で紹介をしたため、シービスケットと出会うまでに30分以上もかかってしまい、そこまでのモチベーションがなかなか持ちにくい印象を受けた。しかし、それぞれが名優。一度説明してしまえば後は何も描かずとも彼らが見事に行間を埋めてくれる、監督はそこに賭けていたのだろう。邦画の場合もこのケースが多いが、この映画のいいところは、そのマイナスを補っても余りある名シーン・名セリフが中盤から登場する。地味ながら一般市民の代表的な存在のDJはもちろんだが、ライバル騎手ウルフが特に素晴らしい。役を演じたゲイリー・スティーヴンスは殿堂入りも果たした本物中の本物のジョッキーであると後に知るのであるが、ヘンリー・フォンダの雰囲気漂う誠実さはとても素人とは思えない。間違いなくこの作品をさらに高めているのだ。ラストのレースシーンのスタート前や騎乗中の行動や言葉は何度見てもこみ上げるものがある。その他、ジョニーの欠陥を知って憤怒する調教師が、逆にハワーズの一言に納得するあたりは、絶妙なバランスの人間関係である。そして何よりレースシーンがすごい。ベンハーのレースシーンを髣髴とさせるカメラアングルは必見!対抗馬と並び、目が合った瞬間のシービスケットのダッシュは思わず「うおおー!」と唸るほどの興奮だ。そしてラストのジェフ・ブリッジスが勝利に狂喜乱舞するのではなく虚脱したようにへたり込む仕草が素晴らしい。心の底からレッドとシービスケットを心配し、そして見事再生する命の輝きを目の当たりにした人間の真の反応だ。プラス2点!1年に1回は見たくなる作品に久々に出会った。
やしきさん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-08 19:41:42)
👍 2
191.ネタバレ 映画を見るときに「感動」や「涙」は求めていませんが、中野翠のいうように「やられた」感のある作品です。うまい。要略すると「傷物でもよいのじゃ」と言いたいわけでしょうが、これを人間に表現させようとすると、わざとらしくなって難しいよね。そこを、「馬」は、わけもなく納得させてしまう。しかも、何頭かを使い分けて撮っているというのに。はっきりいって、トビーはこの作品においては、「居るだけ」。べつにどこが悪いわけではないけど、目立ったのは、初めてビスケットに会いに行って、「おまえなんかこわくないぞ」といっているところだけ。
いちばん印象に残っているのは、スミスが朝もやの中でビスケットを発見するところです。セリフもすっかり暗唱できます。ビスケットは、初対面のスミスに「何じろじろみてやがんだ。てめー、何様のつもりじゃ」(パブロン訳)と言って、メンチを切ったのでした(馬だけど)。ここが私のいちばんの泣きのポイントなんですけど。変ですか。クレジットの本物ジョニーの写真を穴のあくほど見てしまいました。トビーには悪いけど本物にはかなわない。ビスケットと本物ジョニーはグレイト。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-01 21:13:13)
190.ほんとだ、前半の3人の物語、特に馬主のジェフ・ブリッジズと調教師のクリスクーパーが何となくダブっていて混乱してしまった^^;馬主の人をメインにして、馬と関わるあとの二人に出会っていく…みたいになってたら分かりやすかったのかも。3人の過去を平等に描こうと、話が詰め込まれすぎた感じ!?でも、そういうところや映画全体の上品な雰囲気とか、監督をはじめ、スタッフや出演者がみんなくそ真面目な人たちっていうのが感じ取れる(この監督の前作「カラーオブハート」でもそう思った)。良さも難点も含めて自分はそういう人たち好きです(^^。始めの頃、小さな競馬場でレース中に騎手同士が馬上でどつき合ってるところが面白かった(気が弱いとやっていけないんだね;)。レッドの友達役の騎手の人、実際にジョッキーだそうですが、やっぱ乗りこなしがスゴイ!トビーも頑張ってるんだけど、実際の人は、風を切る様子がすごく様になってて迫力が違う。馬と一体になってるって感じ!キャラ的にもいい人だった(^^。個人的には、シービスケットっていう馬名の由来を映画の中で教えてほしかったな~。馬名ってみんな個性的で面白いと思う。自分は昔、競馬場に2回ぐらいだけど行ったことがあるんですが、場内は広くて綺麗だし、馬の走る姿を実際に見るのは迫力があるし感動的です。レース後にハズレ馬券が舞い散る様子もまたオツです(笑)それから、競馬に詳しい知り合いの人が言ってたのですが、現在でも、シービスケットみたいにレース中に骨折してしまった馬は、その後すぐに安楽死させられるのがほとんどで、競馬場の中にそのための設備があるそうです。それを知ると、シービスケットの復活は本当に奇跡的なことだったんだと思えます!この映画、馬を愛する競馬ファンの人はもちろん、昔、スーファミの「ダビスタ」(プレステでもある?)等で競走馬を育てる技術や苦労をわりかし知ってる人なんかにとっては、とても感慨深い映画だと思う(^^。

kiku☆taroさん 9点(2004-12-01 00:08:58)
👍 1
189.とっても素敵な映画でした。特に感動巨編へとわざと持つていかない演出が私にとってはとても心地良かったです。ここは評価が分かれるとこかも知れないですね。
大きな馬に堂々と勝って物語は終わりと思いきや、まだこんなENDがあったとは。
復活のレースでもあれだけ離されて、やはり人生そう甘くないかと納得したのだけど、同じ馬に乗ったもの同志だからこその友情、もう感動でした。
私的には「遠い空の向こうに」のように最後に実話ならではのその後をエンドロール等で見せてもらいたかったのだけれど、製作者との感性の違いなのでしょう。
TOTOROさん 9点(2004-09-30 21:11:37)
188.あんま、馬とか興味ないけど、いい映画見たって感じです。でも、ジェフ・ブリッジス・・・太らなかった?
ALECさん 9点(2004-09-27 23:41:42)
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187.動物と子供が出てくる作品には滅法弱く点数も甘めになってしまいがちな私ですが、これは本当に良かったです。皆さんおっしゃっているように前半30分くらいはあまり集中できませんでしたが、後半に向かってどんどん引き込まれ、手に汗握り、そして最期は涙・涙。派手さのない抑え目の演出がジワッとくる感動を与えてくれます。青い空、美しい木々、思うままに走るレッドとシービスケットの姿は実に爽快、胸がスカッとしました。私は競馬には詳しくないし興味もなかったのですが、周りの競馬好きな人々に対する理解が深まっちゃいました。
ぷっきぃさん 9点(2004-09-20 15:26:43)
186.ネタバレ 一度故障した馬が復活してレースを勝つと映画でなくても感動します。それはその馬にかける人間の期待や希望を背負って競走馬は走っているからです。競馬は単なるギャンブルでは無くある意味ドラマだと思います。この映画でも3人の期待を背負って走るシービスケットの姿が印象的です。挫折したものが復活する。小さい馬が大きな馬を破るという内容があり、これが実話だからたまりません。ただ残念なのは3人が出会うまでの展開がゴチャゴチャしすぎて分かりにくかったです。
相変わらずクリス・クーパーが男臭い役をやると雰囲気がいいです。
みんてんさん 9点(2004-06-06 15:11:48)
👍 2
185.素敵な関係がたくさん含まれてる映画だと思った。私自身、競馬は年に一回しかしないし大して興味もないけれど、それでも充分楽しめたし色々発見もあった。映画館で見ていて久々に泣いた映画でした。
しずくさん 9点(2004-03-15 19:42:47)
184.劇場で見ました。原作は読んでいません。レースでのシービスケットの走りは躍動感がありとても美しいものでした。また、レース場での騎手のやり合いは見応えがあり非常に面白かったと思います。座席の後ろのお爺ちゃんがゴールシーンになると拍手(さすがに新聞は叩いてなかった)して、ゴール後ガッツポーズ!!おいおい、という感じでしたが、自分はというとボロ泣きでした。こんなに泣いたのも久しぶり、後で実話と聞いてさらに目が熱くなりました。
まさきちさん 9点(2004-03-04 01:10:57)
183.ネタバレ 期待通りでした。実話ですので話の内容は見えているのですが
そこは監督、出演者のうまさで飽きさせず感動を与えてくれました。
感動シーンもありますが、ジョッキー達がが馬上で繰り広げる
鞭での叩きあいなど汚い場面もしっかりと描かれていましたね。
上記の出演者リストには載っていませんが、実際にジョッキー
であり、この作品が初主演映画であるアイスマン・ウルフ役の方。
あの方の演技がとても目立っていました。何となくヘンリー・
フォンダに似ていると思ったのは私だけ?ともかくレッドが
窮地に立たされたとき、必ず彼が側にいます。ライバルというより
レッドの心のサポート役という感じでした。彼がいて、調教師役の
クリス・クーパーいて、この映画が「完成」したと言って
いいのかもしれませんね。ただ、アカデミー賞からはほとんど
見向きもされませんでしたが・・・
RYOUさん 9点(2004-03-02 07:52:39)
182.はじめの方は要らないと思う。前半は後半をいかに引き立たせるか、だと思うけど今作ではあまり意味を成してないように感じる。そこを除けば素晴らしい作品。レースでの臨場感やハラハラ感も充分だし、後半は心にも響く内容になっている。素直に良かった!ちなみに競馬の知識はほとんど無いです。
kazuさん 9点(2004-02-25 04:28:16)
181.主役の三人+馬も良かったが、脇役(特にウルフ)がよかった。ラストシーンの彼の言葉で、不覚にも嗚咽が止まらなくなった。本当にフィクションのような、美しい映画だったと思える。「最初の三十分で映画の善悪が決まる」という方は、始めつまらなく思えるかも。
たまごくんさん 9点(2004-02-19 02:36:02)
180.ネタバレ 原作を読んでいるので自動的に脳内補完して見てしまった。なので純粋な映画評ではないとの批判があれば甘んじて受け入れます。急がず、ズルせず、とても誠実に作られたこの映画からは足下から沸き上がるような力強さを感じた。前半が長いとの批判が多いようだが、背景をある程度描かなければこの映画は「競走馬でいかに成功したか」と言うスポ根映画の印象が強くなってしまうのではないだろうか?そう言う描き方もアリだと思うが、私はこの物語を異なる人生が交わる事によって生まれた奇跡、諦めなければ人生にはセカンドチャンスの可能性があるという人生賛歌として受け止めているので前半部分は不可欠だったと思う。確かに限界までエピソードを削ぎ落としているので説明不足の感は否めない。しかしジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー、トビー・マグワイアの演技からは登場人物達の人生を想像させるような説得力があり、説明不足のかなりの部分を補っているように思う。ウイリアム・メイシーのキャラも良いスパイスになっている。因みにシービスケットはハワードの牧場でのんびりと余生を過ごし静かに死んだ。ハワードは牧場にシービスケットを埋めたが、(あれ程シービスケットをアピールするこに必死だった彼なのに)家族以外の誰にもその場所を教えなかった。エンドクレジットを見ながら私の頭の中にはそんな原作のラストシーンが浮かび上がっていた。これってやっぱり反則かな・・。
黒猫クロマティさん 9点(2004-02-09 13:50:49)
👍 5
179.とにかくラストは泣いた!エンドロールでもなぜか涙があふれてきました。馬が好きな人は必見です。
まつけんさん 9点(2004-01-29 17:15:34)
178.  前半は,エピソードを詰め込みすぎな感じがする。ジョッキーと馬にストーリーの焦点を絞った方が良かった気がする。
 一転して後半は未曾有の感動を味わえた。レースシーンは迫力満点!
PAGEさん 9点(2004-01-28 15:39:19)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 197人
平均点数 6.55点
010.51%
131.52%
221.02%
342.03%
494.57%
52311.68%
64824.37%
74824.37%
83618.27%
92110.66%
1021.02%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.77点 Review9人
2 ストーリー評価 7.12点 Review16人
3 鑑賞後の後味 7.47点 Review19人
4 音楽評価 6.38点 Review13人
5 感泣評価 6.78点 Review14人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
作品賞 候補(ノミネート) 
撮影賞ジョン・シュワルツマン候補(ノミネート) 
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート) 
美術賞ジャニーン・オッペウォール候補(ノミネート) 
美術賞レスリー・A・ポープ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ジュディアナ・マコフスキー候補(ノミネート) 
脚色賞ゲイリー・ロス候補(ノミネート) 
編集賞ウィリアム・ゴールデンバーグ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演男優賞ウィリアム・H・メイシー候補(ノミネート) 

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