映画『ゾンゲリア』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ゾンゲリア

[ゾンゲリア]
Dead & Buried
1981年上映時間:94分
平均点:5.70 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(1981-06- )
ホラーサスペンスオカルト映画
新規登録(2003-10-31)【クリムゾン・キング】さん
タイトル情報更新(2017-06-15)【S&S】さん
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監督ゲイリー・A・シャーマン
キャストジェームス・ファレンティノ(男優)保安官ダン・ギリス
ジャック・アルバートソン(男優)ウィリアムス・G・ドッブス
ロバート・イングランド(男優)ハリー
クリストファー・オールポート(男優)ジョージ・ルモイン/フレディー
バリー・コービン(男優)フィル
グレン・モーシャワー(男優)ジミー
マイケル・パタキ(男優)サム
リサ・マリー(女優)ヒッチハイカー
脚本ダン・オバノン
ロナルド・シャセット
音楽ジョー・レンゼッティ
撮影スティーヴン・ポスター
製作ロナルド・シャセット
特殊メイクスタン・ウィンストン
あらすじ
 小さな港町に訪れたカメラマン。そのカメラマンに話しかける女性。翌日、カメラマンは炎上した車の中で発見される。しかしカメラマンは一命をとりとめ、町の保安官ダン・ギルズは、この一件がただの事故か、それとも事件か、捜査を開始する。捜査を進めていくうちに、ダンは恐るべき真実に少しずつ近付いていく。そしてダンが捜査を進めていく一方で、一人、また一人と犠牲者は増え続けていた。
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3.ネタバレ 実はわたくしもその邦題のおかげで、「どうせB級グロゾンビだろ」とこの歳になるまで敬遠していました。なんせ一時期まで『サンゲリア』と混同していたくらいですからね。ところが観てみてもうビックリ、なかなか上質のホラーじゃないですか。確かにゾンビはたくさん登場しますが、こいつらは由緒正しいブードゥー系ゾンビなのであります。なんでもブードゥー系は生前の記憶がまったくない生きた死者なのだそうで、記憶がないということがラストのオチに綺麗につながってゆくわけです。ネタバレが過ぎてしまうのであんまり詳しくは書けませんが、これはわたくしが大好きな『恐怖の足跡』系列だったというわけです。怖がらせ方もグロだけでなく心理的な見せ方も駆使していて、暗闇を進む人物の懐中電灯を持った腕だけが映ります。その腕は画面右方から伸びているので光は左側だけ放射されています。その腕の奥の暗闇から人影の様なものがぼんやりとしか判らないけど近づいてきますが、主人公は全然気が付きません。このカットには心底ゾッとさせられました。 無名の安い俳優ばかりの中で(ロバート・イングランドやリサ・マリーといったのちに世に知られる人も出ています)、やはりオスカー俳優ジャック・アルバートソンの存在は光っていました。実は9年前の『ポセイドン・アドベンチャー』から本作まで、彼は劇場映画にはまったく出演してなかったんです。そして本作公開の半年後に亡くなってますので、どうやらこれが劇場映画としては遺作みたいです。クレジットに彼担当のダイアローグ・コーチの名前があるくらいですから、撮影当時はもうかなり老化していたんでしょうね。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-25 20:08:57)
2.ネタバレ いきなり大量の人間が出てくる等、撮影手法に粗があり、分かりにくい箇所もあるが、シナリオ等、頑張って作った感はあり。キョンシースタイルが出てこないのが、ある意味良い。

※最初に出てくる女、この時代にしては容姿レベルが高いが、やっている事、レベル低い。
festivaljapanさん [DVD(字幕)] 5点(2019-10-06 08:34:43)
1.ネタバレ 結論から言えば、確実に(邦題どおり)ゾンビ系統の映画ではあります。ただ、そのゾンビの性質はとゆーと(ロメロ後の年代ではありますケド)ロメロ的ゾンビではまずなくて、第一には古き良き戦前からのブードゥー・ゾンビ…という系統なのですね。そして更に言えば、今作におけるショック描写の質感とゆーのはそのグロさの度合い等が(コレは同時代の)フルチ・ゾンビの系統でもあるのですよ。ある種「時代の徒花」とでもゆーか、こののち結局は淘汰(=ロメロ・ゾンビに統一)されていった種々のゾンビ的要素を併せ持つハイブリッド・ゾンビ…という作品なのかも知れませんね。

ダン・オバノン渾身のシナリオではありますが、お話自体は全体として比較的シンプルで分かり易いモノかと思います。だから(殊に現代に本作を観るうえでの)一番の「ウリ」というコトになると、前述したショック描写のキレ味⇒「陰惨さ」という部分になるかと思うのですね。特に集団でのリンチ的な殺人描写がかなりドギツいが故に一部地域では上映禁止処分を喰らったというコトらしく、ソコには現代でも尚見応えとゆーのが立派に備わっているかと思います。またやはりホラー描写としても(人間性と悪意を兼ね備えた半怪物が大群でワラワラ群がって来るってのは)率直にかなり怖い・恐ろしいモノでもあります。重ねて現代では、フルチ的・イタリア的なキレキレのグログロをごく分かり易いお話の中で観てゆける…という取っ付き易くて手堅いクラシカル・ホラー、てな使い方が出来るヤツかと思いますね(だから意外とこの邦題は適切だな…と思ったりも)。加えて、ごくオーソドックスな感じで話が進行していく中でもラストの一瞬にはシナリオ上でもかなりのキレ味を誇る「仕掛け」があって、ソコで(狙い通りに)ビックリ出来ると更に楽しめる…かと思います(私はまんまとハマりました)。ネタバレ厳禁のうえ、興味のある方は是非。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 6点(2022-05-05 00:32:26)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 5.70点
000.00%
100.00%
214.35%
300.00%
414.35%
51147.83%
6313.04%
7417.39%
8313.04%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 1.00点 Review1人

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