映画『始皇帝暗殺』の口コミ・レビュー

始皇帝暗殺

[シコウテイアンサツ]
THE ASSASIN
(荊軻刺秦王/THE FIRST EMPEROR)
1998年上映時間:166分
平均点:5.26 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
アクションドラマ時代劇歴史もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-07-15)【イニシャルK】さん
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監督チェン・カイコー
キャストコン・リー(女優)趙姫
チャン・フォンイー(男優)荊軻
ワン・チーウェン(男優)長信侯
ジョウ・シュン(女優)
チェン・カイコー(男優)呂不偉
リー・シュエチェン(男優)
佐々木優子趙姫(日本語吹き替え版)
池田勝荊軻(日本語吹き替え版)
沢木郁也秦王・政(日本語吹き替え版)
二又一成燕丹(日本語吹き替え版)
広瀬正志樊於期(日本語吹き替え版)
田原アルノ嫪毐(日本語吹き替え版)
辻親八呂不韋(日本語吹き替え版)
西村知道高漸離(日本語吹き替え版)
中多和宏秦舞陽(日本語吹き替え版)
紗ゆり盲目の少女(日本語吹き替え版)
脚本チェン・カイコー
ワン・ペイコン
音楽チャオ・チーピン
作曲小室哲哉「PRIVATE PARADAISE」
主題歌小室哲哉(主題歌プロデュース)
撮影チャオ・フェイ
製作チェン・カイコー
角川書店
日本ヘラルド
製作総指揮ハン・サンピン
角川歴彦
配給日本ヘラルド
あらすじ
少年時代に趙の国に人質として捕われて辛酸を舐めた秦王政(後の始皇帝)は周辺国の統合を進めていたが、自分の生母と臣下との間に生まれた幼い異父弟を惨殺し、臣下で実の父である呂不韋が自分の為に自殺した後にその遺族を皆殺しにする。一方、趙国出身で少女時代には秦の王子政の人柄を信じ、外交使節の役割を担って秦に移り住み、始皇帝の愛人兼相談相手となった趙夫人(コン・リー)は、独裁を強め、自分の故郷である趙の侵略を画策する始皇帝に見切りをつけ、人質として秦に捕われている燕の皇太子と始皇帝暗殺の策を練る。
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💬口コミ一覧

31.いくらレビュワーの評価が低くても、この作品が大好きだ。盲目の少女が自刃した瞬間から荊軻に感情移入してしまったおかげか、3時間はちっとも長くなかった。歴史ロマンたる男達の野望や決断、憎しみと悲しみ、非情と愛情が詰まっている。映像のスケールも素晴らしく、コン・リーがとても美しい。
太助さん 10点(2005-02-10 22:14:44)
30.中国映画らしい映像の怒涛の迫力と美しさは見応えがあった。尺的には長かったが、ストーリーにメリハリが効いていたのでそれほど長さは感じなかった。コン・リーが美しく儚い印象的な存在感を残していたのに対し、男優陣は巧さはあったが華がなかったのが惜しかった。全体的には見応えの大きい秀作と言える。
鉄腕麗人さん 8点(2003-11-15 01:26:43)
29.この話は一体どこへ落ち着くんだろう、と思って観てたら、うん、なるほど!見事な展開で、クライマックスは興奮してしまいました。途中の戦闘シーンなど、スペクタクル映画としてもサービス十分で、見ごたえあります。しかし、カメラが変わった瞬間の繋がりの悪さ、やっぱり観てて変テコですなあ。これはこれで面白いからいいけど。
鱗歌さん 8点(2003-08-10 19:11:10)
28.ネタバレ 荊軻と言えば中華史上もっとも有名な刺客、なんせ後の始皇帝となる秦王政をあわや暗殺する間際にまで追い込んだ人物ですからね。その荊軻と秦王政にこれは架空の人物である趙姫をはさみ、そこに呂不韋・嫪毐を絡ませた一種の群像劇のような構成となっています。 荊軻と言えば有名な割には『史記』にしか史料が残っていないような人物、一般に知られる荊軻像とはかけ離れたような大胆なキャラとなっています。まず初登場時の容貌からして『電波少年』に出ていたころのなすびにそっくり、壮士として知られる人物とは到底思えない姿。本来はカネで動く単なる殺し屋という設定で、しかもアヘンでも吸ってラリってるんじゃないかという感じの緩慢な動作。秦王政も後年の始皇帝となる人物のイメージにはほど遠く、その言動にはなんかガキっぽさが感じられます。そこはやはり趙姫=コン・リーの存在感と凛とした美貌は際立っており、やはり本作は彼女のための映画だったと言えるでしょう。燕丹が仕掛けた秦王政の暗殺計画が趙姫の発案で政と共謀した謀略とするのはもちろんフィクションですけど、ストーリーに深みを与える面では成功していると思います。『史記』では荊軻は臆病と思われたほどに無駄な危険を犯さなかったとされるが、劇中でも盗みを犯した子供を救うために要求されるがまま這いつくばって店の主人の股をくぐるけど、これって有名な“韓信の股くぐり”の故事のパクりじゃん(笑)。野外での合戦や王宮でのシーンはカネかけただけあって迫力満点です。でも趙の邯鄲が秦に攻め落とされるシークエンスでは、趙の幼い子供たちが城壁から次々と投身するところや趙姫が生き埋めにされた子供たちを見つけるシーンには心が痛みました。生き埋めは始皇帝の得意技と言っても過言じゃない処刑ですが、王朝の滅亡時の“王家一族郎党皆殺し”は、その後の中華王朝では何度も繰り返された伝統芸みたいなもんですね。あと嫪毐のクーデター失敗のシークエンスもなかなか凄い絵面でしたが、私には嫪毐が生瀬勝久が演じているとしか思えなかったんです、似てますよね(笑)。 この時代の中国史に多少なりとも興味があればいろいろと突っ込んだりもできてそれなりに愉しめる作品だと思いますけど、そうじゃないとちょっと見続けるのはキツいかも。でも作品としてはフィクションを交えながらも骨太なストーリーで見応えはあったと思います。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-11-29 22:40:06)
27.始皇帝、信長が大好きです。自分には全く持っていないものを全て持っている。
魅力です。でも部下には絶対なりたくない。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-02 16:15:06)
26.組織の王として人を殺してきた男と刺客として人を殺してきた男、自らの生まれながらの罪のため人を殺し続けなければならない男と自らの過去を悔い改め剣を捨てた男、対極を成す2人の男たちが1人に女を愛した事によりやがて剣を交える。巨大な城郭や人海戦術の大エキストラの迫力はサスガ中国と感心させられる。コンリーの魅力に対して肝心の二人の魅力が乏しい。この映画の対極の二人と映画の女神を愛した「始皇帝暗殺」チェンカイコーと「HERO」チャンイーモウの二人が、どちらがどちらとは言わないが妙にかぶる気がする。
亜流派 十五郎さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-26 22:29:44)
25.イエス・キリストは 1. ローマに布教に行く途中で病死した。2. 磔にあって刑死した。3. 天寿をまっとうした・・・の答えと同じくらい司馬遷の史記のこのくだりは日本人の知識人、特に男性にとって長い期間、常識と言える事実だったのことです。「・・・だったとのことです。」という断定を避ける言い方をしたのは源氏物語の中で光源氏のライバルが燕の皇太子が決意に煩悶する史記のくだりをあてこすりで暗誦する場面があるのを思い出したからで、私自身は史記は「覇王別姫」の元になった「垓下の戦」を高校の漢文の時間にちょろっと舐めた程度ですが・・・。コン・リーがやはり出演していますね。この人は強い女しか演じられないと私は思っているのですが、趙夫人のような強い女の役をどんどん演じてほしいです。でも、男と言い争った後でくるっと踵を返して肩を怒らせてスタスタ歩いていくようなのは止めてほしいです。もっとも「女の三従」なんていう道徳律が一般化されたのは後世のことで、この時代の女性がシャネル、ではなくてしゃなりしゃなりと歩いた、なんていう記述が「史記」あるとは思えないので、地のままでいくしかなかったのでしょうが・・・。日本の新石器時代の年代をこの頃だったのかな・・・などと推定するのに放射性炭素のお世話にならなければならない紀元前3世紀に、お隣の国では貨幣や度量衡の制定、交通路の整備、北方民族の侵入阻止などのために強大な指導力が必要とされるほど商工業が発達し、もちろん文字もあればウーマン・リブ運動もあった・・・というのは一番最後だけ未確認です。
かわまりさん 7点(2004-04-07 02:46:19)
24.映像の美しさやスケールが秀逸で見入ることができた。映画的なパワーがあったので存分に楽しめた。コン・リーが美しい。
スマイル・ペコさん 7点(2003-05-28 14:36:19)
23.私は結構好きでした、これ。始皇帝暗殺というタイトルから、誰を主人公にするんだろうと思ったけど、やっぱり映画になりやすいのは彼なんですかね。個人的には張良が好きなんですが(それもしっかり逃げおおせて大漢帝国を築くしたたかなところが)。でも、コン・リーの立場、微妙でしたねぇ。彼女がいないと3人の男がかみ合わない、でも、そんな(ストーリに)都合のいいオンナいるわけないだろっ、とかはちらりと思いましたね。でも、中国歴史モノでキレイに仕上がっていて安心してみられました。あぁ、でもなんであんなバッチイ男が最後格好よくみえるのかしら。あ、始皇帝好きでもあるので、始皇帝がかっちょよくないのは許せなかった。あうぅぅ。
ちっちゃいこさん 7点(2000-08-22 01:04:02)
22.ネタバレ 後半がグダついてしまった感じ。刺客は不細工でもカッコよく描かれていていいが、始皇帝が随分とガキ臭い。これでは残虐性ばかりが目立ってしまい、無能に見える。まあ一番印象に残るのがコン・リーなのは間違いない。それにしても最後の暗殺に出かけて謁見する際に、名を知られた刺客のくせに本名を名乗るのがとても不思議。
MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-23 16:41:31)
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21.「風蕭蕭として易水寒し 壮士ひとたび去ってまた還らず」そして”漢”荊軻は旅だった・・・。映画としての評価はどうでもよく史記を映像でみせていただいたことに感謝します。個人的にはラスト近くの書記官みたいなのが「秦王政!」と大声出して”恨みを忘れる事勿れ”みたいなのを言っている演出が結構気に入ってます。
tetsu78さん 6点(2004-06-07 04:34:32)
20.長編の歴史モノとしては、かなり好きなほう。細かい部分にもこだわってる感じがする。あと、エンドロールの時の歌か良かった。
TZさん 6点(2003-06-29 18:33:56)
19.史記を読めばわかることだが、クライマックスは史実に忠実なんだから、これで仕方がないのだろうが、そこまでが凄く長く感じてしまう。だが、始皇帝という人物の人間臭さは、今まで描いていた人物像とは異なった人物像を見せてくれて楽しめた。
トリサカさん 6点(2001-06-14 01:36:33)
18.リアリティの有無は別として戦場シーンにはスケールの大きさを感じました。個人的には扱った題材も面白いと感じたし部分部分は好印象なのに全体の印象はいまいち。中国史に興味がない人はあまり楽しめないかもしれないですね。私はけっこう好きですが。
雪うさぎさん 6点(2001-03-06 13:41:54)
17.合戦シーンは迫力があってよかったですね 残虐シーンがあるので注意
マーガレット81さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-12-05 15:09:48)
16.ネタバレ タイトルどうり、荊軻による秦王政暗殺未遂事件の映画化であるが、暗殺者と標的の間に女を一人入れることでドラマチックなストーリーにしている。標的は後の始皇帝であり、この人物がいなければ中国の統一は無かったと評されるほどの大人物であるにもかかわらず、その暴君ぶりや実績以上に男女の想いがメインに語られてゆく。壮大な歴史劇にはせずに「人」に焦点を当てた描き方は個人的には好きです。しかし全く立場の違う男二人と、その二人を出合わせる役目の女という三者が食い合いをしてしまっている。存在感がダントツのコン・リーが脚本上でもメインに描かれてこそ事件の主役たちが活きてくるのにって思った。それか女を削って史劇に撤するか。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-04-05 19:32:45)
15.意気込みはよかったと思うのですが、もう少しストーリーを丁寧に作ってればよかったと思います。映像はなかなかよかったんじゃないかと。全体的に中途半端さが目立ってしまい、ちょっと勿体無い映画ですね。せっかく壮大な設定なんですが・・・
はむじんさん 5点(2003-06-06 01:38:10)
14.見たときは大作らしい作りがそれなりだった気がするが、記憶が薄れるのも早かった。コン・リーの存在感と、大きなプール?での暗殺シーンくらいしか思い出さない。
キリコさん 5点(2003-03-10 20:53:58)
13.印象があんまり。見た後疲れた。暗殺者が坂本龍一に似てるなぁという事だけが頭に残った。
アルパチ夫さん 5点(2002-11-02 12:01:54)
12.こういう話は結構好きです。でも戦闘シーンをもっとリアルニして欲しかったです、あと最後があんな感じではどうしても減点してしまいます。
T・Yさん 5点(2001-01-20 22:12:01)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 5.26点
000.00%
113.23%
213.23%
3516.13%
439.68%
5722.58%
6516.13%
7619.35%
826.45%
900.00%
1013.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 1.00点 Review1人

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