映画『ある愛の詩(1970)』の口コミ・レビュー(5ページ目)

ある愛の詩(1970)

[アルアイノウタ]
Love Story
1970年上映時間:100分
平均点:6.57 / 10(Review 83人) (点数分布表示)
公開開始日(1971-03-06)
ドラマラブストーリーシリーズもの青春ものロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-16)【イニシャルK】さん
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監督アーサー・ヒラー
キャストライアン・オニール(男優)オリバー・バレット
アリ・マッグロー(女優)ジェニファー
レイ・ミランド(男優)オリバー・バレット3世
ジョン・マーレイ〔男優・1907年生〕(男優)フィル
トミー・リー・ジョーンズ(男優)ハンク
永宝千晶ジェニファー(日本語吹き替え版【VOD】)
水野龍司オリバー・バレット3世(日本語吹き替え版【VOD】)
三浦友和オリバー・バレット(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
山口百恵ジェニファー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
北原義郎オリバー・バレット3世(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ東京】)
翠準子バレット夫人(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ東京】)
阪脩アディソン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
嶋俊介トンプソン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
宮川洋一(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
野島昭生(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
沼波輝枝(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
鵜飼るみ子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
村越伊知郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
池田秀一オリバー・バレット(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
勝生真沙子ジェニファー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤本譲アディソン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大木民夫トンプソン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
羽村京子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大塚芳忠(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小室正幸(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大谷育江(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
こおろぎさとみ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
亀井芳子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原作エリック・シーガル
脚本エリック・シーガル
音楽フランシス・レイ
撮影リチャード・C・クラティナ
製作パラマウント・ピクチャーズ
配給CIC
美術ジョセフ・M・カラッシオロ
編集ロバート・C・ジョーンズ
字幕翻訳高瀬鎮夫
あらすじ
いつの世にも人を惹きつけてやまない悲恋物語の一つの典型。主人公オリバーとジェニファはアメリカの名門ハーバード大学とラドクリフ女子大に通う。オリバーがハーバード大に建物を寄贈するほどの富豪の家に生まれ、ジェニファが貧しいイタリア系移民の娘で苦学生だというだけで愛し合う二人は結婚の際に世間並みの祝福を受けることができない。音楽を専攻するジェニファは留学を諦めてオリバーの法律大学院進学を助け、プレッピー(ボンボン)と馬鹿にされるオリバーはそれをはねかえすかのように優秀な成績を収めるのだが・・・。
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💬口コミ一覧

3.ネタバレ 最初に映画館で鑑賞してから約半世紀を経て
BSで再鑑賞しました。
当時の米国では旧来の伝統的価値観が崩れ性の乱れが世間を
覆っていた時期に、そんな風潮とは正反対の純愛映画という
ことで注目を浴び、一方で現役のハーバード大生からはこき
降ろされていたのを覚えています。

まだ子供だった自分は世の中のことなどは良く分からず、この
映画を見て輝く大学生活での素敵な恋愛をただただ夢見たもの
です。

ジェニファーは不美人とは思いませんでしたが、やたら眉毛が
太かったのが印象に残っています。但し、もし彼女がブロンドの
典型的白人女性であったら、そもそもこの映画は成立しなかった
のではないかと思います。(ちなみに、かのスティーブマックイーン
が彼女に惚れ込み結婚したけど彼は病的嫉妬深さで破局を迎えた
そうです)

当時はそういうわけで随分と憧れをもって観た映画ではあります
が、時を経て時代も大きく変わってしまった現在では、今ひとつ
物足りなさを感じなくもありません。
同じ恋愛映画でも「草原の輝き」あたりは不朽の名作と呼ばれる
こともあるようですが、そのレベルにはならないような気がします
(決してけなしているのではありません)

主演のライアン・オニールさんはつい先日お亡くなりになったそう
でご冥福をお祈りしたいと思います。
キムリンさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-12-22 22:01:13)
2.ネタバレ “Love Story”『恋愛小説』。直球勝負の思い切ったタイトルです。どんな内容かも想像がつくタイトル。そしてこの、美しくもどこか悲しげなテーマソングは聞き覚えがありました。
小説と映画の同時進行(メディアミックス)の先駆けだったんですね。テーマソングをレコードで掛けながら小説の続きを読み進める…なんて立体的な楽しみ方も出来た作品だったことでしょう。

冬の寒空の下、スケートリンクの端に一人の男が座っている。その横にタイトル“Love Story”。テーマソングがサビに入り、この映画の一言目が「彼女は25歳で世を去った」と。驚いたことにこのお話は、男女の恋愛物語の『結末』から始まります。そして彼女との出会いの回想に続き、2人がどのように愛を育み、なぜ彼女は世を去ってしまったのかが描かれていく。

クリスマスの朝方にジェニファーは亡くなるけど、彼女が息を引き取るシーンは描かれない。
オリバーとジェニファーが、最後の晩にベッドで抱きしめ合うシーン。このシーンが2人の最後として描かれる。
死別を描いた映画だと、その後の彼女が息を引き取る瞬間がクライマックスで描かれそうなものだけど、この映画では一切オミットしている。彼女を失った夫(オリバー)と父親(フィル)の別れのシーンへと続く。そしてオープニングのスケートリンクへと繋がる。

神を信じない2人は、夫婦となることを神に誓わない、新しい時代の結婚式を上げた。2人には天国や転生といった概念がない。
オリバーの中で、彼女と出会った図書室から、彼女と別れた病室までが延々とリフレインされる。それが終わることのない2人の“Love Story”…なんて、ちょっと怖い方向になっちゃったね。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-01-20 14:08:50)
👍 1
1.ネタバレ ライアン・オニールが昨年亡くなったということで彼を取り上げることが増えているように思います。私も彼が好きなので未見の本作を見ることにしました。余談ですがキューブリックの「バリー・リンドン」のレドモンド・バリー役のライアン・オニールは大根役者っぽい雰囲気でしたが、1960年代にはTVシリーズで大人気の役者だったそうで、本作は彼が最も油が乗っていたであろう29歳の時の作品です。(更にいえばバリーリンドンでは円熟期の34歳。そんな彼が10代のレドモンドから全てを演じていたという事実には少々驚きます)

本作「Love Story」という題名は凄いです。よほどの自信が無ければラブストーリーにLove Storyとは付けられません。期待して見始めるとまず第一にアノ音楽に気付きます。この映画の音楽だったのか!次にジェニー(アリ・マッグロー)の眉毛や鼻の穴が気になります。前述の通り、当時ハンサムの代名詞であったライアン・オニールが主役であることを考えると、客層は若い女性でしょうか。オニールの相手役にブロンド美女をもってこなかったのは意図的なのでしょうねきっと。

内容的には2024年に見るには少し陳腐すぎるところがありますが、貧富の差や育ちの差を決定的なものとして見せつけつつもそれを跳ねのける若い二人(オニールは若くないけど)という、王道の流れは時代を超えて不変のテーマでしょうか。ただし、オリバー(オニール)の貧乏生活への覚悟が少し弱くて不治の病が発覚した後、彼の父親への金の無心のシーンは全く良くありませんでした。このシーンは実質的にほぼクライマックスなので、意地を張るのではなく土下座でも何でもして父に頼み込むべきだったと思いました。やはり色んな意味で少し決心の甘いオリバー君かなといった印象です。

ラストはとても静かで素晴らしいです。ジェニー(アリ・マッグロー)はイマイチと書きましたが、演技は非常に良かったです。54年も前の映画なので少々点数が低いのはお許しください。。(彼女のツンデレが過ぎる点も少々気になりました)
アラジン2014さん [地上波(字幕)] 5点(2024-07-30 16:42:38)
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【点数情報】

Review人数 83人
平均点数 6.57点
000.00%
100.00%
233.61%
322.41%
444.82%
51416.87%
61720.48%
71821.69%
81214.46%
978.43%
1067.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.40点 Review5人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review7人
5 感泣評価 6.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1970年 43回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ライアン・オニール候補(ノミネート) 
主演女優賞アリ・マッグロー候補(ノミネート) 
助演男優賞ジョン・マーレイ〔男優・1907年生〕候補(ノミネート) 
監督賞アーサー・ヒラー候補(ノミネート) 
脚本賞エリック・シーガル候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)フランシス・レイ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1970年 28回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)アリ・マッグロー受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)ライアン・オニール候補(ノミネート) 
助演男優賞ジョン・マーレイ〔男優・1907年生〕候補(ノミネート) 
監督賞アーサー・ヒラー受賞 
脚本賞エリック・シーガル受賞 
作曲賞フランシス・レイ受賞 

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