映画『エリザベス』の口コミ・レビュー(8ページ目)

エリザベス

[エリザベス]
Elizabeth
1998年上映時間:124分
平均点:6.29 / 10(Review 143人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-08-28)
ドラマシリーズもの歴史もの伝記もの
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タイトル情報更新(2018-01-31)【Olias】さん
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監督シェカール・カプール
キャストケイト・ブランシェット(女優)エリザベス1世
ジェフリー・ラッシュ(男優)フランシス・ウォシンガム卿
クリストファー・エクルストン(男優)ノーフォーク公爵
ジョセフ・ファインズ(男優)ロバート・ダドリー
リチャード・アッテンボロー(男優)ウィリアム・セシル卿
ファニー・アルダン(女優)メアリー・オブ・ギース
ヴァンサン・カッセル(男優)アンジュー公
エリック・カントナ(男優)フランス大使ド・フォー
キャシー・バーク(女優)メアリー女王
ジョン・ギールグッド(男優)ローマ法王
エドワード・ハードウィック(男優)アランデル伯
エミリー・モーティマー(女優)キャット・アシュレイ
ケリー・マクドナルド(女優)イザベル・ノリーズ
ジェームズ・フレイン(男優)アルバーロ・デ・ラ・カドラ
ダニエル・クレイグ(男優)ジョン・バラード
ティム・ビーヴァン(男優)
シェカール・カプール(男優)(ノンクレジット)
ジャン=ピエール・レオ(男優)(ノンクレジット)
高畑淳子エリザベス1世(日本語吹き替え版)
勝部演之フランシス・ウォシンガム卿(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ロバート・ダドリー(日本語吹き替え版)
谷口節ノーフォーク公爵(日本語吹き替え版)
中庸助ウィリアム・セシル卿(日本語吹き替え版)
沢田敏子メアリー・オブ・ギース(日本語吹き替え版)
田原アルノアンジュー公(日本語吹き替え版)
丸山詠二ローマ教皇(日本語吹き替え版)
坂口賢一ジョン・バラード(日本語吹き替え版)
立石凉子メアリー1世(日本語吹き替え版)
中村秀利フランス大使ド・フォー(日本語吹き替え版)
石塚運昇アルバーロ・デ・ラ・カドラ(日本語吹き替え版)
品川徹ガーディナー司教(日本語吹き替え版)
稲葉実サセックス伯(日本語吹き替え版)
西川幾雄チェンバレン(日本語吹き替え版)
真殿光昭サー・トーマス・エリオット(日本語吹き替え版)
脚本マイケル・ハースト[脚本]
音楽デヴィッド・ハーシュフェルダー
編曲デヴィッド・ハーシュフェルダー
撮影レミ・アデファラシン
製作ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
リザ・チェイシン(共同製作)
デブラ・ヘイワード(共同製作)
ワーキング・タイトル・フィルムズ
プロデューサーメアリー・リチャーズ(ライン・プロデューサー)
配給日本ヘラルド
美術ジョン・マイヤー(プロダクション・デザイン)
ピーター・ハウイット〔美術〕(セット装飾)
衣装アレクサンドラ・バーン
編集ジル・ビルコック
字幕翻訳戸田奈津子
スタントサイモン・クレイン
デレク・リー
ロッキー・テイラー
その他デヴィッド・ハーシュフェルダー(指揮)
あらすじ
亡き父王ヘンリー八世が築いた英国教会に帰依する王女エリザベスはカトリック教徒の姉女王メアリーに幽閉されて死の恐怖を味わう。忍耐によって姉と和解して姉の死後に女王となったエリザベスは英国教会の独立を貫き、イギリス支配を目論む外国の王侯貴族の結婚の申し込みを悉く断り、フランスと組んだスコットランドの女王の野望を挫折させ、終には少女時代の恋人の個人的な愛情をも拒んで君主として成長していく。イギリスという国家との結婚を宣言した女エリザベスが日の沈むことのない帝国建設への一歩を踏み出すまでの過程を描く。
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3.ネタバレ ドロドロ・コテコテの宮廷劇といえばもうイングランドのチューダー朝がピカイチ、この暗さと複雑な人間関係がたまりません。その集大成と言えるのがエリザベス一世治世ですが、この映画はその前半部分でスコットランドのメアリー・スチュアートとの関係や外交をばっさり切って、暗殺がらみの陰謀とロバート・ダドリーとの愛憎に絞ったストーリー展開となっています。 エリザベス女王はもちろんケイト・ブランシェットの当たり役にして出世作、ルックスはもちろん話し方や訛りまで変幻自在なカメレオン女優ケイトの面目躍如です。この映画はまだ若いころの出演ですが、改めて観てケイトはティルダ・スウィントンと瓜二つというかキャラ被りしてたんだなと、つくづく感じました。特にラストの白塗り顔になると区別がつきません、こんなことに喜んでいるのは私だけですね(笑)。だけどストーリーテリングは、ロバート・ダドリーとのメロドラマに軸足を置き過ぎた感じは否めませんでしたね。ここら辺を観ていると、知ってはいましたがよくもぬけぬけと“ヴァージン・クィーン”なんて言わせたものだ、さすがヘンリー八世の娘だと感心します。そこにエリザベスの秘密警察長官であるウォルシンガムが絡むわけですが、このジェフリー・ラッシュはなかなかいい味だした演技です。メアリー・オブ・ギーズの死の件やロバート・ダドリーの謀反とその処遇なんかは初耳でどう考えてもフィクションですが、まあエンタティメントですから五月蠅いことは言いますまい。だけどあまりに重苦しいストーリーテリングで、ちょっとは息が抜けるところがあっても良かったんじゃないかな。そういやヴァンサン・カッセルのアンジュ―公が女装趣味の持ち主だったとエリザベスにばれるシークエンスがありましたね、この映画で唯一笑えるシーンでした。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-23 23:51:01)
2.ネタバレ ラストに政敵や裏切者が一気に粛清されるというカタルシスは、まんま「ゴッドファーザー」。
イギリスにはマフィアが居ない(移民があまり居らず、底辺労働者まで白人の自国民の為)というのは有名な話ですが、世界レベルで見ればイギリス自体が侵略と強盗を繰り返すマフィアみたいなもんですかね。生産能力と芸術センスが恐ろしく高いマフィアですが。
「ゴッドファーザー」だとソニーでなくマイケルが何故首領として相応しかったのか…がある程度の説得力を持って語られますが、本作の場合、メロドラマ的要素が大きくてエリザベスが他の政敵と何の資質が違うのかがはっきりしない。凛として素敵な女性だとは思いますが。良くも悪くも世界史的な偉業を成し遂げた人物像としては描き方が物足りない感じ。
マフィアだと最初から悪人として描いているわけで何の斟酌も要らないけれど、本作ではやはり主人公を良い役として描きたいわけで、その辺が足枷になってしまったのかと思います。
衣装やセットはゴージャスで「あ、何かの絵画で見たような…」というシーンがちらほら。中世絵画史に造旨のある人であればより楽しめる作りなんでしょうね。
番茶さん [DVD(字幕)] 7点(2021-05-20 00:00:39)
1.ヘンリー8世とアン・ブーリンの遺伝子を受け継いでいるというのが並の人間ではないところが表れているエリザベス。こじんまりとした歴史もので全編を覆う辛気臭さに興に乗れず期待外れ。MIPはジェフリー・ラッシュ、まさにはまり役でお見事。宗教って神って何なのか、本作でも思わされました。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 5点(2021-07-06 04:02:08)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 143人
平均点数 6.29点
000.00%
110.70%
210.70%
342.80%
4139.09%
52013.99%
63725.87%
73625.17%
82215.38%
985.59%
1010.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review4人
2 ストーリー評価 5.66点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review6人
4 音楽評価 4.75点 Review4人
5 感泣評価 2.66点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞ケイト・ブランシェット候補(ノミネート) 
撮影賞レミ・アデファラシン候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)デヴィッド・ハーシュフェルダー候補(ノミネート) 
美術賞ピーター・ハウイット〔美術〕候補(ノミネート) 
美術賞ジョン・マイヤー候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞アレクサンドラ・バーン候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞 受賞ベスト・メイクアップ賞として

【ゴールデングローブ賞 情報】

1998年 56回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ブランシェット受賞 
監督賞シェカール・カプール候補(ノミネート) 

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