映画『幻の湖』の口コミ・レビュー

幻の湖

[マボロシノミズウミ]
Lake of Illusions
1982年上映時間:164分
平均点:2.88 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-09-11)
ドラマサスペンスSF時代劇スポーツもの動物ものロマンススパイもの
新規登録(2003-11-15)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2025-04-30)【イニシャルK】さん
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監督橋本忍
助監督吉川威史
キャスト南條玲子(女優)尾坂道子
光田昌弘(男優)日夏圭介
隆大介(男優)長尾正信 / 吉康
星野知子(女優)みつ
長谷川初範(男優)倉田修
かたせ梨乃(女優)淀君
室田日出男(男優)矢崎
谷幹一〔1932年生〕(男優)関口
北村和夫(男優)大西
仲谷昇(男優)弁護士
下條アトム(男優)平山
宮口精二(男優)長尾吉兼
大滝秀治(男優)藤掛三河
関根恵子(女優)お市の方
北大路欣也(男優)織田信長
浜田晃(男優)
西田健(男優)
辻萬長(男優)
菅井きん(女優)
杉山とく子(女優)
中村れい子(女優)侍女
伊藤敏孝(男優)
原作橋本忍
脚本橋本忍
音楽芥川也寸志
撮影斎藤孝雄
中尾駿一郎
岸本正広
製作野村芳太郎
大山勝美
佐藤正之
橋本忍
配給東宝
特撮中野昭慶(特技監督)
森本正邦(特殊技術 照明)
渡辺忠昭(特殊効果)
美術村木与四郎
竹中和雄
安丸信行(石膏チーフ)
編集小川信夫
録音吉田庄太郎
照明高島利雄
動物シロ(演:ラウンドウェイ・KT・ジョニー号)
あらすじ
“幻の湖”は、表書きは東宝創立50周年記念の映画。だがその実態は、わずか一週間で上映を打ち切られ、その後20余年もの間、ビデオ化すらされなかった、文字通り“幻”の作品です。 あらすじは説明困難ですが、簡単に言えば“愛犬を殺されたマラソン好きな風俗嬢が、包丁片手に犯人を捜索する”と言うお話。
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💬口コミ一覧

34.ネタバレ (下にでっかいネタバレありますので未見の方は注意して下さい。)これは本物です。マニア必見の映画です。こだわりのキャスト。当時としてはレベルが高かったと思われる映像技術。監督・脚本は、数々の名作を手がけた橋本忍。力のいれっぷりが半端じゃありません。間違いなく誰もが、思いもよらないストーリーに魂を抜き取られることでしょう。この映画と張れるのはマイク水野の「シベ超」だけだと映画マニアの友人が申しておりました。(私はシベ超は観ていないのですが…)ここでシベ超のレビューを見てみると…フムフム、こんな感じですか。私もシベ超観たくなってまいりました。もちろん本作品は、レンタル屋さんに置いてない(私はみたことがない)ので、そう簡単に観ることができるものではありません。勇気を出してDVDを購入されるのが一番てっとりばやいです。もちろん私もDVDを購入しました。まだ観ていない方が多いと思いますのでこの映画のキーワードを…。(苦痛を堪えて観なおしました。ここより修正w)マラソン・ソープ嬢・戦国時代・謎の外人…そして宇宙開発。あと動物もでてきますねえ。これらが全て盛り込まれたストーリーって…ある意味万人が楽しめるようつくられた、サービス精神旺盛な映画なわけですね。ついでにDVDの表紙のビジュアルの「赤い襦袢チラ見えのミニ丈着物を着て、包丁もって走っている主人公」も必見です。    …と、思っていたのですがとうとう「シベ超」観ました。↑の (*´▽`*)ゎぃさんがおっしゃるとおり、こっちの方が絶対に辛い映画と思われます。とてもネタバレですが、ぶっちゃけ宇宙空間で横笛って…。絵的にもおかしいだろ~!本当につらい終盤にきて、思いっきりのけぞりましたwクスッ(←失笑)となるとこがある分、あっちの方がましでしょう。チープな感じな分救われてます。変に画面のクオリティが高いのもアイタタ…に拍車をかけています。正直この映画を観ないで邦画は語れませんね。………底辺の方だけですけど。
へっぽこさん 0点(2003-12-09 15:29:12)
😂 3
33.邦画の駄作代表“シベリア超特急”や“北京原人”などでも、この映画には、おそらく(というか間違いなく)太刀打ちできません。壮絶です。すさまじすぎます…。3時間という拷問級な時間に加え、永遠と続くマラソンシーンが揃えば、最強の睡魔が召還されること間違いなしです。
さらにこの映画、筋書きという歯止めをぶっ壊し、暴走しまくります…。話についていこうにも、ついていけません。どんな猛者でも“ファントムではなくイーグルだ。イーグルはすでに実戦配備についている。”という発言で、必ず話から振り落とされます。とにかくひどい。あえて例えるなら“腐った牛乳”…それも腐りすぎてヨーグルトにすらできないひどさ…。
(*´▽`*)ゎぃさん 0点(2003-12-14 18:01:44)
😂 5
32.ファントムではなくイーグルだ。イーグルはすでに実戦配備についている!!!・・・わざわざDVDを購入して鑑賞しました。噂通り凄い映画ですねえ。約3時間のシーンのうち、本編は実質的に30分くらいでしょうか?残りの全てが「蛇足」以外の何者でもありません。また、部分部分はしっかり撮られている事がその蛇足ぶりを強調しており、やな感じです。そして極めつけは、衝撃のラスト!はっきり言って、ユージュアルサスペクツやらスティングやらセブンやらシックスセンスやら、これら超有名作の全てのラストが束になってかかってもかないません。鑑賞しながら、茶を吹いてしまったじゃないですか。ああ、宇宙開発万歳!!
もえたんさん 0点(2004-02-15 18:54:54)
👍 1 😂 3
31.『羅生門』『生きる』『七人の侍』『蜘蛛巣城』『隠し砦の三悪人』『悪い奴ほどよく眠る』『人斬り』『どですかでん』『日本沈没』『砂の器』などの脚本で知られる巨匠・橋本忍は、本作一本で全てを失った。
伊達邦彦さん 0点(2004-02-23 05:58:47)
👍 1 😂 5
30.ネタバレ  「夏○ナナの超高級ソー○嬢」が貸し出し中だったので、失意の内にビデオ屋を出ようとした時、この映画のDVDが目に止まった。4人全員一致の0点!?という殺人的平均点も知っていたので、ある種の期待を持ってレンタルした。一応この映画もソープ嬢が主役らしいし(笑) んで、見てみるとまさに「つまらん!わからん!そして長い!!」というクソ映画の三原則をそのまま映像にしたようなクソ映画。道子の「一日でも、一時間でも早く!」って、そりゃこっちのセリフだよ!1時間、10分でもいいから早く終わらせてくれ!!特にビビッたのが、シロ(犬)の仇を討った直後にロケット発射というめちゃくちゃな場面転換。この難解さにはキューブリックやリンチも適わないんじゃないの??まぁ唯一の収穫は「VOICE OF エディ・マーフィー」の下條アトムが見れたってことだけか。それにしても前日は7時間も寝たと言うのにこの眠気は何なんだろう・・・・。このサイトの橋本忍氏の関連作品の一覧が「幻の湖」以降、関連作品がめっきり減ってるのが笑える。<追記11/17・・以前は0点でしたが、最近「砂の器」の映画版を見直し、改めて橋本さんの偉大さを痛感させられたので、敬意を評し+1とさせていただきます>
こわだりのインテリアさん 1点(2004-10-11 21:29:56)
😂 2
29.どんな巨匠でも、コケる人はコケるということを教えてくれた、邦画史上に残るマスターピース。怪しい電波を受信してしまうような人向けですが、受信しない人も、がんばって観てくれ。
シェリー・ジェリーさん 3点(2004-10-30 15:50:05)
😂 2
28.ネタバレ ここでの評価を知って興味わくわくDVDを入手。「みんなの低い評価は、凝りに凝った長編の展開を咀嚼できていないだけではないかな~。何と言っても巨匠・橋本忍作品だから、多様に散りばめられた素地が後半で一気に昇華するのでは…。」とも考えて、しっかり心構えをして、3時間がんばって真剣に観賞しました。
で、なんとかストーリーを理解しようと努力したのですが、何度観ても、やはりいろいろなシーンはつながることなく、狙いがさっぱりわかりませんでした。トホホホ。
そこで考えたこと。編集し直すだけでもっとすばらしい作品になるのでは?。下記は改善提案です。
■時代劇のシーンはとてもよくできていた。さすが橋本忍巨匠。ストーリーの柱を時代劇に置いて、現代の展開を簡潔に整理すれば、テンポもよくなり理解しやすい作品になるはず。
■たとえば「信長への怨念を、現代のお市が晴らす。」という単純明快なコンセプトに改めてはいかがでしょうか。
■延々と続くランニングシーンや愛犬シロ、アメリカの女スパイはテーマと無縁で混乱の元凶としか言いようがないので思い切ってカット。
■撮り終えた映像そのままで台詞を少し手直しして、1/2程度に短縮再編集すればOKのはず。
ディレクターズカット新篇「お市の湖」をぜひ期待したいです。
ちくわさん 1点(2004-11-11 12:26:43)
👍 1
27.レンタル屋さんでパッケージを見て、ものすごい期待して観ました。だって「砂の器」や「八甲田山」に続く第3弾って書いてあったので。内容は意味がわかりません。観た後にみなさんのレヴューを見て納得。幻の作品の意味がわかりました。
ぽじっこさん [映画館(字幕)] 0点(2005-01-10 18:01:23)
26.ネタバレ 皆さん、平均点上げてしまってスイマセン。だって面白かったんですもん。”東宝創立50周年記念作品”に、頭のおかしいトルコ嬢の話を上映するなんて、東宝は、なんてイイ度胸をしてるんだろう。こんな凄いセンスの作品は”東宝創立100周年記念作品”にもってくるべきだっただろう。「ファントムではなく、イーグルだ。イーグルはすでに実戦配備についている」トルコ嬢ローザが唐突に発するこのセリフを聞いた時「何だ何だ。実はそっち系の映画なのか?」と思いました。しかし、その後には、わたしの予想を遥かに越える、とんでもない展開が待ち受けていました。特にマラソンによる復讐劇なんか、もうたまりません。クライマックスのレース?シーンの二人の駆け引きなんか「こいつら目的を忘れてる?それともこれがマラソンランナー魂なのか!(そんなもん無いかな?)」状態だし、挙句の果てには「勝った~っ」って、「何にっ!」って、思いっきり画面に突っ込んでしまいましたよ(心の声でね)。いや~面白かった、笑わせてもらった(ある意味コレは苦笑いかもしれない)。それにこの作品、ヘタなホラーより怖い。主人公の道子が怖すぎる。「呪怨」の伽椰子だって、あのヘトヘトで泣きながら走る道子の怖さには敵わないでしょう。あんなのが後ろから走ってきたら、閉まりの無いわたしなんかは間違いなくチビるでしょう。ある意味ジェイソンやフレディと並ぶホラーキャラと言っていいかもしれません(言い過ぎ)。
カズゥー柔術さん 6点(2005-01-18 12:11:37)
😂 3
25.マラソンコーチをライバルに殺されたマラソンソープ嬢、敵を討とうと出場した東京国際で返り討ちにあい、琵琶湖毎日マラソンで雪辱を果たし、五輪代表に選ばれると言うサクセス物語、次回作では日本のボルダーこと雄琴で一緒にトレーニングしていた米国人ソープ嬢ランナーとの五輪での対決が予定されていた(全てフィクションです)。きっと橋本氏は連日、雄琴のゴールデンゲートをくぐり、スペースシャトル発射して昇天してたんでしょうね。 ちなみに私のプロデビュー戦も雄琴でした。
亜流派 十五郎さん 3点(2005-01-23 20:23:43)
😂 4
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24.いやあ、聞きしにまさる物凄い迷作でした、これ。こんな破綻しまくり作品を「創立50周年記念映画」と大々的に銘打って公開した会社も会社。(確かこの年「南十字星」なんていう駄作もあったぞ)誰か橋本忍大先生の暴走を止められるスタッフはいなかったんでしょうか?それともスタッフ全員ランニングハイ状態で(あるいは雄琴実地取材で華麗なテクニックに骨抜きにされたともいう)正規の軌道に戻す術を見失ってしまったんでしょうか?とにかく毎日をごく平凡に過ごしている凡人には推察不可能なありえない展開です。鑑賞中、茫然自失のあまり言葉を失いかけましたがずーっと言いたかった事「おめーら、観音様拝んでるシーン長々撮ってないでかたせ梨乃の生乳早く拝ませんかい!!」あー、すっきりした・・・。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(吹替)] 3点(2005-04-09 10:55:24)
😂 1
23.・・・。 ・・・・・。惨敗です。まるで26点差でコールド負けがないばかりに試合終了してしまった楽天ホリエモンズ並みにやられました。随所で語られまくっているので詳細は省きますが20年もの間「なかったこと」におそらくされていた本作、これはもう、琵琶湖に沈められた女の恨み節のなせる奇跡以外のなにものでもない。もちろんそんなわけはない。いやむしろ、昨今の危機的な社会の変化があるじゃないですか。最近驚いたのは、「さっさと引越し!引越し!しばくぞー」の布団たたきおばちゃん(プライバシーを尊重して詳細は調べて下さい)などなど、日本は一体どうなっていくんだろうという社会不安。それもこれも・・「宇宙パルサー」の一言で、何となく説明がつきませんこと?公開当時9歳、こんな作品のことを知る由もなかったわけですが、1982年当時の人類には早すぎたわけなのだ。こんな20年も前に既に危険信号は発信されていた。びわ湖上空に浮かべた横笛一本ではパルサーは防ぎ切れないというシグナルなのだ。人類は一刻も早くイーグルを実戦配備に付けて、宇宙パルサーが地上に降り注ぐ前に受信して防ぐbべきでああるるrるるるガガガガガ(受信中)
へろりうしオブトイジョイさん [DVD(字幕)] 0点(2005-04-15 12:41:19)
😂 3
22.ビデオ屋でなにげに借りたこの作品。まさに幻の名作。東宝映画50年記念作品で橋本忍の脚本、監督で1週間でぽしゃった。こりゃ最高だわ。橋本さん、ダスティンホフマンのマラソンマンの向こうを張った走るトルコ嬢ってか。いやー、トルコッてひびきなつかしいなあ。ソープランドよりなんか隠微だよね。アメリカのスパイが雄琴で日本の風俗の実践研究。これもすごいなあ。日本の男のナニを調べていたんだろう。しかも東京で主人公に再開して、アメリカ大使館まで呼ぶか。鯉をぶつ切りにした時に出た血と腹を差された作曲家の血はヤツパリなんか暗示しているだろうとでも言うのでしょう。うまいなあ。最後にちゃちなスペースシャトルまで出して、それでNASAに全面協力してもらいましたとはすごいなあ。圧巻は、犬の仇がトルコの客になり、主人公の表情が変わっていくところだよね。とにかく、こんなに笑わしてもらえた作品、ずいぶん久しぶりでした。惜しみなくは、主演女優に走らせてばかりではなく、トルコの実践演技をしてもらいたかった。
ジブラルタの星さん [DVD(字幕)] 3点(2005-05-03 02:21:46)
😂 1
21.実は登録した時点では未見だったのですが(ゴメンナサイ)、今年のクリスマス・イブの夜、オールナイト上映で観ました。確かこの作品の上映は十時時半位からだったのですが、その時点でかなり眠くなっていて、その状態で無意味にねちっこくてかったるい描写を延々と見せられるのははっきり言って苦痛、いや拷問で、何度も気を失いそうになりました。しかし、主人公が東京で愛犬の仇・日夏と対決(?)するシーンですぱーんと目が覚め、場内もそれまでテンションが低かったのがここで一気にヒートアップ。場内は爆笑・歓声・拍手の渦、果ては走りつかれ、息も絶え絶えのヒロインに「頑張れぇ!」の掛け声まで。しかしそこから再びトーンダウン、やはりだらだらと続く戦国時代のシーンで再び襲い掛かる睡魔。しかしヒロインと日夏がトルコで再会し、白熱のリベンジマッチの幕が切って下ろされる所から再び盛り上がる場内。二人が良く分からない独白をつぶやきながら延々と続く不毛な追いかけっこ、いやクライマックス、そしていよいよ日夏を追い詰めた!背中の包丁を両の手に握り締め、日夏に詰め寄るヒロイン、そしてブスッ!ドーーーーン!・・・・・・「そ、そうか、、あの拷問のような時間は、この瞬間のためのものだったんだ・・・」という、カタルシス、いやエクスタシー!ワタクシはこの時、冗談ではなく「映画的瞬間」を味わったのでありました。・・・まあこの作品の駄目な所を挙げればキリがないのは充分承知しているし、駄作を殊更褒め上げてスノッブを気取るつもりも毛頭ないのだけれど、映画を「客観的に鑑賞」して語るのではなく「個人的な体験」として語る事こそ正しいレビューのあり方だろう(あくまで、自分個人の話ですが)と思うし、あんな場内の観客の一体感を味わったのも初めての体験だったので(もし家で一人で観ていたら、全然印象が違うと思うのだけれど)、この点数です。・・・しかし、今年最後のレビューが、こんなんで良いのだろうか?
ぐるぐるさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-27 16:20:59)
👍 2 😂 2
20.長い間興行的に成功し名作・秀作と言われるクダラン作品の脚本を”仕事”と割り切ってこなしてきたのはこの1作の為と言わんばかりの作。
橋本忍が身の破滅を覚悟した(のではないかと思う?)乾坤一擲に貴方は痛恨の一撃を食らう(かも?)。
日本映画の至宝です。
jmさん [DVD(邦画)] 10点(2006-02-19 16:49:06)
👍 1
19.ネタバレ  監督は数々の名作を作ってきた橋本忍、音楽は芥川也寸志、キャストも豪華と、まさに50周年記念にふさわしい作品を作るお膳立てはできているのですが、実際の作品はちょっとヤバいものになってしまってます。(ただ、いろいろなレビューで言われてる程ひどいとは思いませんが。ちゃんと最後まで見れましたし。)

 ストーリーは、愛犬を殺された主人公の復讐劇なんですが、まあ、この主人公がちょっと電波系が入ったキャラクターで、正直あまり関わりを持ちたくない類の人間なんですよね。(例えは悪いかもしれませんが、ちょっと前に話題になった「騒音おばさん」に近いものを感じます。)
多分、主人公の設定をもう少しまともにすれば良かったとは思います。それ以外は時代劇シーンとか比較的まともだと思うんですが・・・。(最後の宇宙へいくところも、私は「ああ、こういう事なんだ・・・」と納得できましたし。エンドロールにNASAの名前があったのは笑えましたが。)

 主人公の女優さんが走ること走ること、「太陽にほえろ」より走ってますね。(追いかけられてる方も警察駆け込むなり、助けを呼ぶなりすればいいのに・・・・・。)

 予告編を見たら、「砂の器、八甲田山に続く橋本プロ第3弾!」の謳い文句が!すごいオチをつけてきたなという感じです。(日本映画史に残る2作品のあとがこれかい!ってツッコミたくなりました。)

 いろいろ言われている作品ですが、まあ一度この世界を体験してみるのも悪くないですよ。
TMさん [DVD(邦画)] 5点(2006-05-07 20:08:09)
👍 1
18.これが「幻の湖」ですかぁ。噂からはかなりのトンデモ映画を想像してたんですが、ストーリー自体は「北京原人」程ブッ飛んではなかった。この映画の「凄さ」は全て設定にある。主人公の職業は騙された訳でも、どうしても金が必要な訳でもなさそうなのにトルコ嬢(懐かしいなぁ、この呼称)。好きでやってるんならそれでも全然構わないんですけど、「こんな仕事、別人にならなきゃやってられない」みたいな台詞もあるので、好きでやってる訳でもなさそう。目的も無いのに貯金は既に1,800万。更には目的も無く走り続ける。この主人公は何がしたかったんだろう? そして、意味も無く登場するCIAエージェント(?)や宇宙飛行士。敵の音楽家も何故か主人公に匹敵する実力を持ったランナー(琵琶湖での二回戦目は、二人とも完全にランナーズハイでラリってるし…)。確かに全編を通せばつまらない映画ですが、「弾丸ランナー」を超えたマラソン・シーンに+1点して、4点献上。
sayzinさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-10-26 00:01:34)
17.北京原人やシベ超と並び称せられますが音楽も撮影も遥かに本格的です。
まず包丁を持って着物をはだけて太ももあらわに追いかけてくる美女という映像イメージが映画的にわくわくさせる。
走れる新人女優をオーディションで選び、さらに数ヶ月の走りの特訓をしたという南條玲子の走りを捉えた
東京、琵琶湖の延々と続くマラソンシーンは、それだけで十分に魅力的で、ここまでやるのは史上初の試み。
でもテレビのマラソン中継を面白いと感じない人にはつまらないかも。
常人に理解できない主人公の行動の飛躍は大昔の女の怨念が宇宙パルサーとなって影響しているためです。
お金も安定した結婚相手も体力も総て手に入れたら、後は宇宙パルサーの示す純粋にやるべきと感じたことをやりとげるしかないのです。そして
ついに時代を超えた怨念は解消されたのでした。
宇宙空間に笛をおくことで、怨念パルサーを解消しようとした飛行士は間一髪間に合いませんでした。


いきなり観ると振り落とされるので、ぐぐって色々知識を蓄えてから観るほうが楽しめるかも。
ゼロ点というのもわかりますが、風景がきれいで予想外に面白かったのと、多くの偶然がなければ作れなかったであろうネット時代に蘇ったと奇跡の映画、いう所で満点にしときます。
マンフロントさん [DVD(邦画)] 10点(2006-12-24 22:10:37)
👍 2
16.ネタバレ 「琵琶湖は現に滋賀県に存在しており、幻でも何でもなかろうが」という私の小癪な突っ込みなど一切拒否しつつ、「トルコ風呂」「どこからともなく耳に響く謎の笛の音」「地獄の耐久マラソン」「ファントム~イーグル」「信長の妹お市」「出刃包丁」「スペースシャトル」といった素敵なタームが万華鏡の如くに散りばめられて怒涛のストーリーが見る者をぶっちぎりに突き放す。ていうか思いっっっっっっきりドン退きしますた。巨匠の全てを擲(なげう)った漢(おとこ)の散り様に敬意を表して零点を進呈しつつ平均点を大幅にsageちゃえ~。
へちょちょさん [DVD(邦画)] 0点(2007-02-23 04:33:04)
😂 1
15.ネタバレ 時空を超えた復讐譚と鎮魂を描く異色サスペンス時代劇SFスポーツ恋愛スパイ仏教感動巨編映画。
道子(源氏名お市)=お市、シロ(犬)=みつ(お市の侍女)、日夏(作曲家)=信長、長尾(笛吹き)=長尾(みつの夫)の子孫と読み解くと、お市が信長を討つ話になる。やはり道子はみつの生まれ変わりか、あるいは二人を合体させた存在。シロは串刺しにされた万福丸。道子は十一面観音の暴悪大笑面(悪への怒りが極まり、悪行を大口で笑って仏道へ帰依せしめる)の化身でもある。だから映画を観て笑いが起こるのは当然なのだ。観客も悪(犬殺し)を笑い飛ばす暴悪大笑面と一体化するわけです。マラソンは観音の慈悲により衆生が一切の苦しみを去らしめるまでの長い道のりを象徴している。一切の苦しみが去った瞬間(死=日夏の刺殺)、鎮魂のロケットが宇宙へ向けて飛び立つ。所詮衆生の心は弱く、死によってしか永遠の安らぎを得ることができないあわれな存在です。幻の湖は、遥か未来に琵琶湖の水が涸れること。地球と共に自転する琵琶湖上空に笛を置くことで、鎮魂の笛が永遠に湖と雄琴のお市を守り続ける。
◆「私は幻の人と幻の白い犬を追い、走り続けていたのでは?私に本当に会ったのは琵琶湖という湖だけだったのかも」これは戦国のお市と同じで、運命には抗えないということ。日夏のことは一度は諦めたが、再会したことにより、自分の運命(復讐)を悟った。全て終わってみれば犬も日夏も戦国時代からの幻だったのかもしれない。現代のお市は運命に対して走ることで立ち向かおうとしたが、全ては観音の手の内にあった。琵琶湖だけが現実に存在する。が、その琵琶湖も永遠に存在するわけではない。人の妄執は限りないが、琵琶湖が幻になるその先までも観音は見守っている。「犬の仇を討つ事」は「抗えない運命」の象徴。
◆「ファントムではなく、イーグルだ。イーグルはすでに実戦配備についている」これは自衛隊の戦闘機装備の実際で、ローザは自衛隊の事も調査しているのだ。「白い犬、走る女」と書いたのは、彼女の事が忘れられないからつい書いてしまった。。
【カットされた場面】①倉田のプロポーズ。②長尾があの石がシロの墓とわかる場面。③長尾が道子が雄琴のお市と知る場面。
【注意】①静止軌道は赤道上の高度約35786kmの円軌道。琵琶湖上空185kmでは静止軌道にならない。②死体を落としただけでは、湖の底には沈まない。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 3点(2008-05-02 08:45:53)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 2.88点
0926.47%
1617.65%
212.94%
3720.59%
425.88%
5411.76%
625.88%
700.00%
800.00%
912.94%
1025.88%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.33点 Review3人
2 ストーリー評価 1.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.40点 Review5人
4 音楽評価 1.50点 Review2人
5 感泣評価 0.00点 Review3人

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