映画『インサイダー』の口コミ・レビュー

インサイダー

[インサイダー]
The Insider
1999年上映時間:158分
平均点:7.24 / 10(Review 195人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-05-27)
ドラマサスペンス実話もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-02-20)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・マン
助監督マイケル・ワックスマン(第1助監督)
演出ジョエル・クレイマースタント・コーディネーター(ノンクレジット)
キャストアル・パチーノ(男優)ローウェル・バーグマン
ラッセル・クロウ(男優)ジェフリー・ワイガンド
クリストファー・プラマー(男優)マイク・ウォレス
ダイアン・ヴェノーラ(女優)リアン・ワイガンド
フィリップ・ベイカー・ホール(男優)ドン・ヒューイット
リンゼイ・クローズ(女優)シャロン・ティラー
デビ・メイザー(女優)デビー・デ・ルカ
スティーヴン・トボロウスキー(男優)エリック・クラスター
コルム・フィオール(男優)リチャード・ スクラグス
ブルース・マッギル(男優)ロン・モトリー
ジーナ・ガーション(女優)ヘレン
マイケル・ガンボン(男優)トーマス・サンドファー
リップ・トーン(男優)ジョン・スキャンロン
ハリー・ケイト・アイゼンバーグ(女優)バーバラ・ワイガンド
ピート・ハミル(男優)NYタイムズ紙の記者
ウィングス・ハウザー(男優)タバコ会社の弁護士
クリフ・カーティス(男優)ファドララ
ロジャー・バート(男優)「シールバッハ・ホテル」のマネージャー
ダグラス・マクグラス(男優)私立探偵
ブレッキン・メイヤー(男優)シャロン・ティラーの息子
小川真司〔声優・男優〕ローウェル・バーグマン(日本語吹き替え版【ソフト】)
てらそままさきジェフリー・ワイガンド(日本語吹き替え版【ソフト】)
小林清志マイク・ウォレス(日本語吹き替え版【ソフト】)
山像かおりリアン・ワイガンド(日本語吹き替え版【ソフト/機内上映】)
村松康雄ドン・ヒューイット(日本語吹き替え版【ソフト】)
磯辺万沙子シャロン・ティラー(日本語吹き替え版【ソフト】)
御友公喜エリック・クラスター(日本語吹き替え版【ソフト】)
加藤亮夫マイケル・ムーア(日本語吹き替え版【ソフト】)
諸角憲一リチャード・ スクラグス(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠大典ロン・モトリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐藤しのぶ【声優】ヘレン(日本語吹き替え版【ソフト】)
菅生隆之ローウェル・バーグマン(日本語吹き替え版【機内上映】)
大塚芳忠ジェフリー・ワイガンド(日本語吹き替え版【機内上映】)
有本欽隆マイク・ウォレス(日本語吹き替え版【機内上映】)
塚田正昭ドン・ヒューイット(日本語吹き替え版【機内上映】)
沢田敏子シャロン・ティラー(日本語吹き替え版【機内上映】)
伊藤和晃エリック・クラスター(日本語吹き替え版【機内上映】)
脚本マイケル・マン
エリック・ロス
音楽リサ・ジェラード
グレーム・レヴェル(追加音楽)
編曲ティム・シモネック
撮影ダンテ・スピノッティ
ジェームズ・ミューロー(カメラ・オペレーター)
マイケル・マン(カメラ・オペレーター/ノンクレジット)
製作ピーター・ジャン・ブルージ
マイケル・マン
ガスマノ・セサレッティ(製作補)
マイケル・ワックスマン(共同製作)
タッチストーン・ピクチャーズ
配給東宝東和
特殊メイクグレッグ・キャノン
キース・ヴァンダーラーン(ノンクレジット)
ジョン・キャグリオーネ・Jr
特撮シネサイト社(ノンクレジット)
美術ブライアン・モリス[美術](プロダクション・デザイン)
衣装アンナ・B・シェパード
ヘアメイクジョン・キャグリオーネ・Jr
編集ポール・ルベル
デヴィッド・ローゼンブルーム
ウィリアム・ゴールデンバーグ
録音ダグ・ヘンフィル
アンディ・ネルソン[録音]
字幕翻訳松浦美奈
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💬口コミ一覧

195.アクションシーンが皆無なのに、バチバチと火花散るような展開が盛りだくさんの本作。
とにかくオッサンたちが叫ぶ、吠える。
そして、回転ドアをくぐり抜け、コートを襟立たせて立ち去るパチーノの後ろ姿!キメッキメのスローモーションにBGM!
ちくしょう、最高にカッコいいじゃないか。

世界一カッコいい職場の立ち去り方を学べる映画です。(笑)

追記
最近、新聞記者をテーマとする某映画を鑑賞した。その作品との対比で、この作品の凄さ・本気度がわかってきた。
というのも本作、実話ベースであるだけでなく、登場人物や登場企業、登場する番組まですべて実名である。関係者からの訴訟リスクも怖れず、実話だからなんか文句あるか?という硬派なスタンスで映画を作り切ったわけである。この硬派な態度、本気度があるからこそ映画に独特のリアリズムが生まれ、本作がより面白くなっているのではないかと最近感じた。
nakashiさん [DVD(字幕)] 10点(2018-03-15 18:06:53)
👍 1
194.大企業の告発と巨大産業の圧力、ロビーイングが必要以上に多大な影響力を持つアメリカではどこにでもある話だが、この映画のインパクトと言えばなんと言っても実名ということ。事実だろ文句言ってみろという挑発的な実名のリアリティと濃厚なサスペンスと次々と立場が逆転する駆け引き。個人的に類似性を感じた傑作に13デイズがあるが、確かに傑作だが歴史をなでただけの13デイズよりこの作品が深いのは、バーグマンの行動原理だったジャーナリストの誇りが「映画人の誇り」としてここにあることだ。描けないものを描き、その上ここまでサスペンスとして楽しめる傑作に仕上げた関係者に賛美を送りたい
Arufuさん [DVD(字幕)] 10点(2011-06-10 17:40:11)
193.こういう映画はかなり好き。パチーノがかっこよすぎる。重苦しい中で響く孤独な闘い。『銃声のしないアクション映画』と評されているが、まさにその通り。ラストみたいに、たとえ背が低くてもあんな風にかっこよく、華麗にドアをくぐってみたいなぁ(到底無理ですが)。
ローリング@ストーンさん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-22 19:18:42)
192.ネタバレ 観てて何度「公共の福祉に反する守秘義務契約は無効」と出来ないものかと思った。それほどラッセルクロウはかわいそう。あの奥さんも奥さんだが家庭は崩壊し、金はなくなり、これから長い訴訟の闘いが待っている。
一方のアルパチーノ。最後のセリフに象徴されるように、一度失った信用は取り返せない。彼もまたこの後どうしていくのだろうか。
そして、多大な犠牲を払ってでも権力に抵抗できるだけの魂。僕も持ちたいものだ。
θさん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-18 23:10:07)
191.僕自身は映画の前に本物の60ミニッツをほんの偶然で見ることができました。映画を見に行く際に不安になったのが実話が元に映画化すると結構人名など変えたりして違う話に作り替えたりすることでしたが、全て実名で映画化したと聞いてすかさず見ました。パチーノとラッセルの演技に圧倒され長時間の上映にも集中してみることができました。自分を信じお互いを信じ、自分のする仕事に信念を持つ姿にあこがれに近いものも抱きました。特に、プロデューサーのバーグマンはパチーノで正解ですね。彼以外が演じたら、この映画の魅力も半減。
マグっちさん 10点(2004-06-09 02:49:18)
190.たぶん若い時なら退屈してただろうし、観ようとも思わなかったかもしれない。
アル・パチーノにラッセル・クロウだしオスカーにもノミネートされていたし・・・ちょっと観てみますか、なんて感じでさほど期待してなかったのですが、とんでもないです、最初からグイグイ惹きこまれてしまいました。
パチーノはいつもとちょっと違ってクールだし「LAコンフィデンシャル」で物凄いキレ具合の熱血刑事役からは想像できないラッセルの演技。二人のやりとり、演技合戦は見応えありました。他の脇役俳優たちもそうそうたる顔ぶれですね、シブイです。
証言だったか、公聴会だったか、海を背景にワイガンドが決断しかねて苦悩している後姿が印象的でした。でも話す決心をして車で向かう車内からの風景がお墓なのよね。
なんていうのかなぁ、女は絶対に入り込めない、ただ見守ることしかできない男の世界というのかしら「美学、プロフェッショナル、信念」そういうものを見せていただきました。抑揚のあるドラマチックな展開ではないけれど、それがかえって重厚な雰囲気を出していたように思う。文句なしにかっこいいです、長さも感じず存分に堪能しました。
ところで「ししゃも」なんて誰が言わせたんだろ、ガイジンさんではなかなかでてこないと思うけど。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-11-17 11:07:26)
189.自分が観てきた中でこれほど男らしく硬派な社会派ドラマはありません、この作品の監督のマイケル・マンは硬派な映画を作っていますが個人的にはこの映画が一番素晴らしい映画だと思います。設定となったタバコ会社の不正を暴いた実話、ディテールまでよく練られたシナリオ、アル・パチーノとラッセル・クロウの圧倒的な演技による迫力と臨場感、そしてマイケル・マンの作り出す世界、そのすべてがこの映画を傑作にしている。インサイダーとしてテレビに出演したために富、家族、社会的名誉を失った男、彼がすべてをかけて告発した番組を放送しようとしたために地位を失った男、『私は真実をすべて語った!』、『真実がいつも勝つとは限らん!』、信じていたものを多く失いながらもそれでも自分の選んだ道を突き進んだ男達、あらゆる手を使い目的を達成したときに犠牲になったものを振り返りどこか虚無感を感じる姿、これほど魅入った映画もほとんどありません。なにより最後のアル・パチーノの台詞『俺はもうこの仕事をやめる・・・・「あなたとあなたの家族を守ります、多分」と言えばいいのか?・・・失われた信頼は二度と取り戻せない』今でもささる言葉と思い・・。この映画は紛れもない傑作です。
Yuuさん 10点(2002-11-12 14:03:14)
188.私はコレでタバコをやめました(まじ)。
松下怜之佑さん 10点(2001-07-31 04:45:26)
👍 1
187.やはり、アル・パチーノは最高だって事だよ。
puratinaさん 10点(2000-09-06 02:12:52)
👍 1
186.アルパチーノが出て、大好きなラッセルクロウが出て駄目な訳が無い! P.S.メグライアンと付き合ってると言うのは本当なの ショックです かといって自分と付き合える訳もナインだけど
マァさん 10点(2000-07-03 12:00:37)
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185.ネタバレ パチーノのここで壊れたものは元戻らないのセリフはハッとさせられた。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-05-24 06:58:09)
184.ネタバレ 何があっても最後まで「約束は守る」気迫を見せつけるバーグマンをアル・パチーノが何時も通りに魅せてくれる。善と正義感がもたらす現実との間で揺れ動く心模様をさらけ出すワイガンドをラッセル・クロウが劣らぬ存在感で示す。作品に重厚感をもたらしたマイク・ウォレスを演ずるクリストファー・プラマーは「インサイダー以降良い脚本が回ってくるようになった」と語るのが納得させられる絶品ぶり。男達の物語の中で、ワイガンドの妻はメソメソと参って去って行き、バーグマンの妻は「先を見通して行動するのよ」と励ます。男女であっても男同士であっても相手が直面している窮地を共に乗り越えて行く意志の有る無しがパートナーの真偽を示している印象深いシーンだった。実話という事に、遣る瀬無い思いと、作品を世に送り出すアメリカの底力を感じた。アッという間の158分を堪能しました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2017-08-21 11:55:49)
👍 1
183.自分はこの映画の男達のように全てを失い、なお圧力を掛けられている状態で巨大な権力に立ち向かう事ができるのだろうか・・・正直言って自分には無理だと思う。家族や地位、名声を失ってもなお闘い続ける事に意義を見出せないからだ。大多数の人間がそうだと思うが彼らは違った。自分の信念に忠実に勇気を武器に立ち向かった。結果がどうであれ行動する事に意味があるんだよと教えられた気がする。1人の男として尊敬するしカッコいいと思った。素晴らしい映画をありがとう。
キリンさん [DVD(字幕)] 9点(2013-01-12 20:44:02)
👍 1
182.ネタバレ 60minutes好きとしては外せない手堅さ。ワイガンドの不安定さとバーグマンの安定さの対比が光っている。
さん [DVD(字幕)] 9点(2011-10-07 22:58:27)
181.ネタバレ ○贔屓のマイケル・マンの傑作。男たちの極太ドラマが堪能できる。男たちのドラマを軸に、社会派色がよい塩梅で、作品自体が非常に引き締まっている。2時間半と言う長尺もだれることがなかった。○アル・パチーノのかっこよさも忘れてはいけない。熱いキャラと、彼独特の孤高の似合う雰囲気が相まって、今作では異常なまでに大人の色気を放っている。可能ならばあんなおじさんになりたいものだ。○ちなみにブルース・マッギルの熱演シーンも好きだ。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-14 09:54:37)
180.自分の信念、美学を持って仕事する男の格好良さに痺れました。アルパチーノ様素敵。
srprayerさん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-10-19 02:18:03)
179.地味だけどよかった。ラッセル・クロウの日本語の授業観てみたっかった。
ベルガーさん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-29 14:31:23)
178.ラッセル・クロウ、アル・パチーノの演技は素晴らしい。特にラッセル・クロウ、正直あまり好きな俳優ではないが、この映画の演技は非の打ち所がない。タバコ業界の不正を内部告発するという物語だが、本質的には信念を貫くことの大切さ、人間としての生き方を表現している映画だと思う。見終わった後、色々と考えさせられる映画だった。
ポンクーさん 9点(2004-08-10 00:42:13)
177.ネタバレ マイケル・マン監督らしい、"男汁"で肩まで浸かってしまいそうな作品。
しかも、銃声は一発もとどろかない、非アクションの社会派映画。
しかも実話。これは、たまらないご馳走です。 この映画で痛いほど感じたのは、
「正義を貫くことの難しさ」。特に、敵が強力であればあるほど、当然困難さも
倍増する。実際、ワイガント博士(ラッセル・クロウの役ね)は家族も仕事も
名誉も奪われる。たとえ内部告発に成功しても、誰も誉めてくれない。報酬もない。
それどころか、あの先十年以上も、タバコ会社との法廷闘争が待っている。
それにかかる弁護士料や時間を考えただけで、私なんか目がくらんでしまう。
そんな困難さを前にしても、ワイガントは信念を曲げなかった。「知るか、クソッタレ」と呟いて、
カメラの前に立った。私はとても羨ましかった。目もくらむような困難やリスクを、
「知るか、クソッタレ」と言い捨てる勇気が、私も欲しい。一時のエエカッコとは違う、
本当の勇気が。
あまでうすさん 9点(2004-02-13 11:10:56)
👍 1
176.ネタバレ 実話に基づくということですが、なぜアメリカ政府機関やたばこ産業のホームページにたばこ産業の内部文書のデータベースが公開されているのか?と思ったら、1990年代はたばこ訴訟第三の波といわれ、たばこ産業が内部告発によって敗訴し始めた時期だとか。そうしたアメリカの時代背景(といってもつい最近のことですが)を窺うことができた気がします。アメリカのたばこ産業事情についはこの映画以外にも「タバコ・ウォーズ」という本もあるそうですが、そんな1990年代のアメリカでのたばこをめぐる状況は、おそらく歴史的にも転換点とされるのでしょう。タイムリーに、実話に基づくお話を名演技で見られるなんてすごいです。ただし、パチーノさんが寒空の下へ颯爽と出て行くラストシーンでは、コートの襟を立てただけで、さすがにたばこは吸いませんでした。
itsさん [DVD(字幕)] 9点(2004-01-05 01:22:02)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 195人
平均点数 7.24点
010.51%
110.51%
210.51%
310.51%
442.05%
5157.69%
63316.92%
74824.62%
84925.13%
93216.41%
10105.13%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.20点 Review5人
2 ストーリー評価 7.30点 Review13人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review14人
4 音楽評価 6.10点 Review10人
5 感泣評価 5.28点 Review7人

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ラッセル・クロウ候補(ノミネート) 
監督賞マイケル・マン候補(ノミネート) 
撮影賞ダンテ・スピノッティ候補(ノミネート) 
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート) 
音響賞ダグ・ヘンフィル候補(ノミネート) 
脚色賞マイケル・マン候補(ノミネート) 
脚色賞エリック・ロス候補(ノミネート) 
編集賞ポール・ルベル候補(ノミネート) 
編集賞ウィリアム・ゴールデンバーグ候補(ノミネート) 
編集賞デヴィッド・ローゼンブルーム候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ラッセル・クロウ候補(ノミネート) 
監督賞マイケル・マン候補(ノミネート) 
脚本賞マイケル・マン候補(ノミネート) 
脚本賞エリック・ロス候補(ノミネート) 
作曲賞リサ・ジェラード候補(ノミネート) 

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