映画『カジノ』の口コミ・レビュー

カジノ

[カジノ]
Casino
1995年上映時間:178分
平均点:6.48 / 10(Review 83人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-04-20)
ドラマ犯罪もの実話ものヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-19)【TOSHI】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督マーティン・スコセッシ
キャストロバート・デ・ニーロ(男優)サム・“エース”・ロースステイン
シャロン・ストーン(女優)ジンジャー・マッケナ・ロススティーン
ジョー・ペシ(男優)ニコラス・”ニッキー”・サントロ
ジェームズ・ウッズ(男優)レスター・ダイアモンド
ドン・リックルズ(男優)ビリー・シャーバート
アラン・キング〔1927年生〕(男優)アンディ・ストーン
ケヴィン・ポラック(男優)フィリップ・グリーン
L・Q・ジョーンズ(男優)パット・ウェブ
フランク・ヴィンセント(男優)フランク・マリーノ
スティーヴ・アレン[1921年生](男優)本人
キャサリン・スコセッシ(女優)ピスカーノの母親
スチュアート・ニスベット〔男優・1934年生〕(男優)ロサンゼルスの銀行マン
ブライアン・レディ(男優)海外投資家
津嘉山正種サム・“エース”・ロースステイン(日本語吹き替え版)
勝生真沙子ジンジャー・マッケナ・ロススティーン(日本語吹き替え版)
樋浦勉ニコラス・”ニッキー”・サントロ(日本語吹き替え版)
田中正彦レスター・ダイアモンド(日本語吹き替え版)
島香裕ビリー・シャーバート(日本語吹き替え版)
藤本譲レモ・ガッギ(日本語吹き替え版)
宝亀克寿アンディ・ストーン(日本語吹き替え版)
伊藤和晃フィリップ・グリーン(日本語吹き替え版)
水野龍司パット・ウェブ(日本語吹き替え版)
中博史(日本語吹き替え版)
手塚秀彰(日本語吹き替え版)
福田信昭(日本語吹き替え版)
天田益男(日本語吹き替え版)
幹本雄之(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
野沢由香里(日本語吹き替え版)
寺内よりえ(日本語吹き替え版)
大黒和広(日本語吹き替え版)
相沢正輝(日本語吹き替え版)
増田ゆき(日本語吹き替え版)
小野英昭(日本語吹き替え版)
遊佐浩二(日本語吹き替え版)
原作ニコラス・ピレッジ
脚本マーティン・スコセッシ
ニコラス・ピレッジ
音楽ロビー・ロバートソン
作曲リヒャルト・シュトラウス“Sunrise”(「2001年宇宙の旅」サントラより)
ジョルジュ・ドルリュー“Theme de Camille”(「軽蔑」サントラより)
挿入曲ザ・ローリング・ストーンズ"Gimme Shelter"他
ディーン・マーティン“You're Nobody 'Til Somebody Loves You”
オーティス・レディング“Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)”
レイ・チャールズ“Takes Two to Tango”他
ジェフ・ベック“I Ain't Superstitious”
クリーム“Toad”他
ハリー・ニルソン“Without You”
B・B・キング“The Thrill Is Gone”
プラターズ“Harbor Lights”
撮影ロバート・リチャードソン〔撮影〕
製作バーバラ・デ・フィーナ
美術ダンテ・フェレッティ(プロダクション・デザイン)
リック・シンプソン〔美術〕(セット装飾)
ソウル・バス(タイトルデザイン)
衣装リタ・ライアック
編集セルマ・スクーンメイカー
録音トム・フライシュマン
スキップ・リーヴセイ
ユージーン・ギーティ(音響効果エディター)
スタントリック・エイヴリー
ダグ・コールマン
エリザ・コールマン
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

83.他のスコセッシ作品と比べてどうの、というのはフェアではない気がするが、個人的にはオチの甘い「グッドフェローズ」よりこちらの方が好き。なんと言っても圧倒的な存在感を見せつけたシャロン・ストーンの心意気に敬意を表したい。徹底した悪女ぶり、欲得の権化として女ならではの貪欲さでヒステリックにスクリーンを駆け抜けるジンジャーの後ろ姿は鮮烈である。何より「普通っぽさ」が人気のカギとなる昨今のハリウッドにおいて、これほどの毒気と華を誇るシャロン・ストーンほどの女優に合った役がどこを掘っても出て来ないという現実の方が問題だ。女優というのはゴージャスの代名詞だと考え、スクリーンに後から後から湧いて出る一山幾らの「隣のお姉さん」たちにうんざりする私にとって、シャロン・ストーンは最後の「女優」なのである。そしてこういう「女優」にふさわしい役が珍しく与えられたという意味で、この映画は最近滅多に見かけない、強烈な「女優」映画なのである。そういえば「グッドフェローズ」にはイマイチ女優っけがなかった。そういう部分が男性ファンからはあまり支持されないところなのかも知れないが、ロバート・デ・ニーロやジョー・ペシといったハリウッドやくざ映画の大御所たちが揃いも揃ってシャロン・ストーンに映画をかっさらわれている様子は、一種爽快でさえありましたね。時には映画に夢を見たい。身近なストーリーやリアルな話もいいんだけど、一瞬のゴージャスなムードに酔いたい私のような人間には、まさにうってつけの作品でありました。
anemoneさん 10点(2003-12-10 22:45:05)
👍 1
82.スコセッシ監督+デ・ニーロさん&ペシーさんの作品では、僕の中で最高の作品です。一斉に守勢に転じたその後で避けられない破局をむかえていく人間模様のような、わりとありがち(かもしれない)な光景でさえ、しっかりとした説得力をもって描かれていて最後まで飽きずに観られました。デ・ニーロさんの演技は繊細ですし、ペシーさんは刺しすぎでとても素敵です。でも、個人的な趣向を除けばグッドフェローズのほうが出来が良いかもしれません。サムは、規模こそ違うものの、全てを初めから持っていて、最後まで持ち続けていたことが、とてもしんみりさせてくれました。祭りが終わると速やかにあるべき所に帰られるというのは、大人であるという事のある種の条件なのかもしれません。ちょっと憧れ。
ロバちゃんさん 10点(2002-10-16 21:45:14)
81.素晴らしいの一言!
CHIHARUさん 10点(2001-09-14 21:17:06)
80.デニーロ、ペシのコンビはグッドフェローズでの名演を再現する様でかなり良い!決して長くは感じられないし、イタリア系マフィアが黒幕として初期ラスベガスを支えていたことが十分に味わえる作品。
くらちさん 10点(2001-05-07 18:31:04)
79.デニーロの素敵さが光ってます!!一番好きな作品です!
チェロさん 10点(2001-01-15 02:53:34)
78.時は70年代、ラスベガスがまだマフィアの支配下にあった時代。
決して臆すること無く彼らは「欲望」の波を奪い合う。ある者はビッグウェーブを乗り越え、ある者は呑み込まれ藻屑と消える。
ただし、この街は一人の者が勝ち続けることを絶対に許さない。
幾つもの大波を越えた強者であっても、一寸の揺らぎで途端に波に呑まれ、溺れて沈む。

そこからすんでのところで、“生還”した者が、本当に追い求めていたものは、ただただ純粋な愛だった。

そんな哀しくて、虚しくて、愚かで、残酷で、ギラついた夜が延々と続いた時代が、凄まじい「映画力」によって描き出される。
圧倒的な3時間。凄い。


マーティン・スコセッシ×ロバート・デ・ニーロ、かつてこの二人がハリウッドにおける「最強タッグ」として数々の大傑作を映画史に残してきたことは当然認識していたが、実際に観ていたのは「タクシードライバー」と「ケープ・フィアー」くらいだった。
1981年生まれの映画ファンにとっては、スコセッシ監督作の主演俳優といえば、デ・ニーロよりも、レオナルド・ディカプリオの方が印象強く、実際作品を漏れなく鑑賞しているもそちらである。
しかし、今更ながら往年の「最強タッグ」の最後(2017年時点)の作品を観て、偉大な監督と偉大な俳優の映画愛と野心に溢れた映画世界に圧倒された。
そして、22年前の今作を、今まで鑑賞していなかったことを激しく後悔した。

何と言ってもロバート・デ・ニーロの存在感が素晴らしい。
今作の主人公である“エース”は、他作でデ・ニーロが演じてきたキャラクターと比較すると、決して激情的なキャラクターではない。努めて冷静に物事を見据え、対処し、物語の舞台であるカジノを支配する。
キャラクター的な激しさを捉えたならば、脇を固めるジョー・ペシ演じる“ニッキー”やシャロン・ストーン演じる“ジンジャー”の方がよっぽど激しく暴れまわる。実際、この二人の演技も物凄い。
しかし、やはり映画を支配しているのは、ロバート・デ・ニーロだ。
実在した天才賭博師を演じきった彼の佇まいには、長年組んできたマーティン・スコセッシに対する絶大な信頼に裏打ちされた映画俳優としての“極み”を感じた。

兎にも角にも、マーティン・スコセッシ×ロバート・デ・ニーロの未見作があることは、映画ファンとして恥ずべきことだけれど、逆に言えば、「レイジング・ブル」も「グッドフェローズ」もこれから“初見”できるわけで。
それはそれでハッピーなことだと思う。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 9点(2017-05-06 09:43:57)
77.やはりペシ!デニーロ!かっこ良すぎ!シャロン・ストーンのキ○ガイぶりにも9点!
G.Fにかぶってもなんでもいい!
FHARCYDEさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-05-15 15:11:10)
76.ジョーペシのこういう演技はやっぱりいいね5回ぐらい見ました
なおとさん 9点(2000-07-30 18:29:59)
75.ネタバレ ショッキングピンクのジャケットを着こなしキャデラックに乗り込む主人公サムは見るからに成功者。そして「信頼を重要視する」という自らのポリシーを発表した瞬間、爆炎で宙に舞う。これが本編を観る前の仕掛けになっていた。
些細な犯罪歴はあるものの、登場人物の中では唯一ギリギリセーフな男が、徹底した管理手腕を生かし、ギラギラに登りつめていくわけだが、ラストはああなっちゃうんだなと。悪女ジンジャーとの出会いから始まり、狂犬ニッキーとの腐れ縁、使えない従業員解雇、表向きの社長グリーンが訴えられ、ニッキーの素行の悪さからFBIが躍起になる。全ての出来事が数珠つながりとなってサムを追い込んでいく。
で、冒頭のシーンを裏切るように、ギリギリセーフなサムは奇跡的に助かり、アウトな人間たちは自滅していく。因果応報な実話は、スコセッシ監督らしい題材。
デニーロ、ジョーぺシ、シャロンストーン、「信頼」とは真逆の三人を演じたそれぞれが素晴らしい演技だった。
ちゃかさん [映画館(字幕)] 8点(2024-12-06 14:20:32)
74.マフィアものというより、人間の本質に焦点を合わせた作品、そんな印象でした。タイトル買いした作品なので、てっきりラスベガスのカジノ内部の描写がメインで、イカサマがどうとか、胴元(ディーラー)vsプロの腕の差がどうとか、はたまた結局勝つために必要なのは揺るぎないハートだ!(オカルト)、とかそういう作品かと思ったら、全く違った。笑
 一言で言えば欲に支配され、飲み込まれていく人たちのお話。主人公級が3人でそれぞれの思いあり、立場ありで、互いに歯車がかみ合わず、結局自滅の道を歩む。で、そうなった原因は何か、根底にあるのは何かといったらズバリ「人の欲」、という描かれ方でした。3人の欲が満たされている状況では誰も損はせず誰も不満はないけれど、一旦その均衡が崩れると、根底にあるのが「負」なだけに、ボロボロに崩れ去っていくという・・・。
 そして根底の負、人の欲の対極として描かれたのが愛=信頼。互いが互いを信頼すればこそ全ては上手くいくのだけれど、人間というのは欲に支配されてしまうものなんですよと。例え本人が信頼を最重視しているとしても、本人も無意識なところで、自分の都合・欲に動かされている・・・そんな役割を担ったのが主人公でした。
 この作品の見所は登場人物の立場と考え方を前提にした上での会話劇、展開の面白さ、上手さにあると思います。それ故に「どこが面白かったか」を人に説明するとなると難しい。見ているうちに入り込む系の作品なので、少しも共感できないと尺の長さが仇になりそう。(逆に色んな立場、考え方の人が出てくるので共感できる確率は高そう。)私はマフィア系で無駄にカッコつける作品はあまり好きではないので、むしろ本作は好印象でした。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 8点(2015-12-07 04:25:49)
スポンサーリンク
73.この映画は長さもコミで、大河ドラマ的に堪能したい一品.デ・ニーロの演技には、相変わらず、男も惚れます.シャロン・ストーンも演ればできるじゃんと、見直させられた記憶があります(そもそも、完全犯罪を狙う知的な悪女よりも、本作のようなキレたあばずれ(でも、何とも哀れ)の方が似合ってはいるわけで、結局適材適所と言うことになるんでしょうが..).
えぴおうさん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-11-21 22:36:08)
72.ジョー・ペシ&デ・ニーロのコンビは最高!
ジダンさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-13 06:28:25)
71.ネタバレ どこでどう聞いてもこの「カジノ」は「グッドフェローズ」の衛星的存在のように語られていますが、個人的には「カジノ」の方が凄いと思います。まず、なんといってもジョー・ペシとシャロン・ストーンですよね。僕は小さいとき「ホーム・アローン」が大好きだったので、スコセッシ作品のペシを観たとき「ハリーじゃん。」と爆笑しましたが、観るに連れて感服するようになりました。特に「グッドフェローズ」での「何がおかしいんだ?」のシーンとか。やっぱり今回もいい味出してます。評価の分かれ目はナレーションじゃないでしょうか。なかなかこれがうざったい人もいるようですが、僕はナレーションと映像と音楽が見事にマッチした快感がたまらなく好きです。
相変わらずオープニングとラストが非常に秀逸で、特にニッキーがバットで撲殺されるまでの一連のシーンで、僕は目がちかちかして、吐き気がしました。グロテスクな映像だけではこうはならなかったと思います。確かに「グッドフェローズ」との類似点は多々ありますが、だからと言って「レイ・リオッタのいないバージョンのグッドフェローズ」だと思い込んでしまうのも、もったいない、スコセッシをなめたらあかんと(あくまで個人的に)思いました。
ジョナサン・リヴィングストンさん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-23 21:51:34)
👍 1
70.長さは気にならない。登場人物全てがいい味出してる。いい映画だと思う。
太郎さん 8点(2004-08-17 10:39:54)
69.歌舞伎の顔見世みたいな映画。スコセッシ一家のお馴染みが総出で、演技合戦だ。それで、こんなに長くなったんだろう。それでもよくまとめたよ。シャロンストーンは、この作品で泣くほどしごかれたらしいが、この映画で女優としては、格段に進歩した。好きな映画です。
ひろみつさん 8点(2003-11-16 17:32:29)
68.いやあ~長い長い。ペシはいいね
やっぱトラボルタでしょうさん 8点(2003-10-26 09:52:15)
67.あの当時、みた映画の中では、1つ飛びぬけていたな。
花守湖さん 8点(2003-10-14 18:59:48)
66.ネタバレ デニーロ好きで片っ端から出演作を観ていた頃、とても好きだったのでビデオまで買って未だに年1回以上は観ている作品。ナレーションが良かったと思う。ジョー・ペシ酒場でペンを突き刺すシーン、兄弟で殺されるシーン、どちらも痛い!映画全体に流れるやるせない雰囲気が好き。
ぱめらのどんさん 8点(2003-10-02 12:20:51)
65.長さを感じさせない作品だ。ロバート デ ニーロやジョー ぺシの語り口で進んでいく壮大なドラマ。マーティン スコセッシの演出のすばらしさはやはりといった一本
本間さん 8点(2002-11-19 17:56:44)
64.男の首にボールペンを何度も突き刺して半殺しにするジョー・ペシのイカれ演技にシビれました。シャロン・ストーンの素晴らしい演技にも驚かされました。彼女ってこんなにいい女優さんだったのね。
ピンクパンサーさん 8点(2002-01-14 00:57:35)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 83人
平均点数 6.48点
011.20%
100.00%
200.00%
322.41%
433.61%
51821.69%
61720.48%
72125.30%
81315.66%
933.61%
1056.02%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 4.66点 Review6人
3 鑑賞後の後味 4.57点 Review7人
4 音楽評価 4.50点 Review4人
5 感泣評価 1.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1995年 68回
主演女優賞シャロン・ストーン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1995年 53回
主演女優賞(ドラマ部門)シャロン・ストーン受賞 
監督賞マーティン・スコセッシ候補(ノミネート) 

■ ヘルプ