映画『イン・アメリカ 三つの小さな願いごと』の口コミ・レビュー

イン・アメリカ 三つの小さな願いごと

[インアメリカミッツノチイサナネガイゴト]
In America
2003年アイルランド上映時間:106分
平均点:6.47 / 10(Review 78人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-12-13)
ドラマファンタジーファミリーロマンス
新規登録(2003-12-18)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2019-06-22)【Olias】さん
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監督ジム・シェリダン
キャストパディ・コンシダイン(男優)ジョニー
サマンサ・モートン(女優)サラ
サラ・ボルジャー(女優)クリスティ
エマ・ボルジャー(女優)アリエル
ジャイモン・フンスー(男優)マテオ
ニール・ジョーンズ(男優)入国管理官#1
脚本ジム・シェリダン
カーステン・シェリダン
作詞ボノ"Time Enough for Tears"
作曲ボノ"Time Enough for Tears"
挿入曲ザ・バーズ"Turn, Turn, Turn"
サラ・ボルジャー"Desperado"
撮影デクラン・クイン
製作ジム・シェリダン
配給20世紀フォックス
字幕翻訳戸田奈津子
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💬口コミ一覧

78.ネタバレ 万国共通の悲しみであり エンターテイメント。
異星人のぬいぐるみに全ての生活資金を投げ打つシーンの緊迫感とその経過。
一つ目、二つ目の願いごとに救われ、そして最後、ここに取って置いたとばかりに三つ目の願いごとが投じられた瞬間、鬱が取り払われてしまった爽快感。
〝イン・アメリカ〟 アメリカ映画でありながら アメリカ人だけが独り占めして楽しむべきではない作品。
万国共通、ベストファミリームービーであると思います。
姉のクリスティと妹のアリエルは実の姉妹。今後を見届けたく思います。
またいつの日かどこかで共演してくれることがあるなら嬉しく思う きっとそんな日が訪れることを願いたい それまでちょっとのお別れ。ここで使ってしまおう 私のたった一つの小さな願いごと。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-01-04 12:30:07)
👍 1
77.とてもいいじゃないですか!子どもを失った悲しみ、仕事が見つからずまともな生活ができない苦しみ(本人たちはそこまで気にしていなかったけど、個人的にはこっちのほうが大問題だと思う)のくらーい雰囲気の中で、2人の娘のなんと活き活きとしていること!個々のエピソードがとても印象的で、おとぎ話チックでとても素敵で、しかも監督の実体験に基づいているとのことで、いろいろな懐かしいもの、昔輝いていたものを集めてぎゅっと小さな箱に収めたような映画だと思いました。私的には息子の死というのは結構どうでもよくって(だって今生きていて生活していかなきゃいけない自分と家族がいるんだ
からもっとしっかりせえ!って思う)、なにか大きなトラウマを家族みんなで乗り越えるちょっといいお話だと思っている。でも3つの願い事が素敵だったので、この設定はとても意味があると思います。ジム・シェリダン、今のところ裏切られていません。
るいるいさん 9点(2004-12-23 21:28:52)
👍 1
76.素晴らしい映画。確かにファンタジーに救いを求めすぎているかもしれない。家族の欠損を強調しすぎているかもしれない。しかし、僕はこの作品に素直に感動した。「私が一家を支えてきたの!」少女クリスティが父親に言った言葉は、僕らの心に素直に響く。この一言はジョニーを救ったのと同時に確実に僕らの心を捉えるのだ。クリスティは傍観者であり、記録者であるように演出されているが、実は家族を支える、アリエルを守る、マテオを導く、そして僕らをも支えるイノセンスのキャッチャー(The Catcher)だったのではないか。彼女の歌う「Desperado」がデジタルカメラを通して僕らに問いかける。Why don't you come to your senses? 僕らは誰しも埋められない欠損を抱えて生きていく。そこにもし信じられるものが何もないとしても、「信じること」そのものを守るクリスティのような存在にこそ、僕らは癒され、救われるのだ。
onomichiさん 9点(2004-03-22 01:14:33)
75.ボルジャー姉妹(クリスティ・アリエル)の愛らしい演技と、母親(サラ)役サマンサ・モートンのセリフはなくとも表情で感情を言う表現がたまらないと思います。物語途中から登場する叫ぶ男ことマテオの存在感、その神秘性がこの物語を一種ファンタジーめいた物にしていますが、彼の言葉には自暴自棄になっていた父ジョニーの目を醒まさせる力があったのでしょう。もちろん、学校で行われた歌の披露でクリスティが熱唱した「デスペラード」も。非常に心落ち着いた、幸せな感じで劇場をあとにできました。お勧めできます。
もっちーさん 9点(2004-01-12 03:06:39)
74.ネタバレ 淡々としているけれど、時々早送りもあったりして(笑)気が利いてる。そして僕はいろんなとこで、涙が出た。
死に行くマテオが「僕はETと同じエイリアンだから帰らなければ」とアリエルに教えるその彼のやさしさに涙。しっかりもののクリスティの「子供扱いしないで。私が一家を支えてきたの」という涙の告白にもらい泣き。そして、やはり最後のお願いを受けて、震えながら過去と決別するジョニーの涙にまたもらい泣き。
話自体はありふれたものかもしれませんが、とにかく時間を忘れてみることができました。人におすすめできます。なんとなく輪廻転生的なものを感じつつ、充実した気持ちで映画館を後にしました。
今年見た作品の中では一番。まだ11日だし(^^;。
こじ老さん 9点(2004-01-11 00:57:14)
73.映画のでき云々ではなく、純粋に胸を打つよい映画だと思います。私には冷静にレビューすることができません。
lalalaさん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-28 00:29:58)
72.なんだろう。何が良いって上手く言えないが、とにかく良いのだ。
お父さんも、お母さんも、姉妹も、マテオも。全部いいのだ。
norainuさん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-09 17:27:51)
71.とてもほのぼのとした家族愛の物語で、家族を支えようとする父親の姿が、とても一生懸命で良かったです。台詞は少なくとも、クリスティの表情と目線はとても効果的に、その場の雰囲気を伝えてくれました。無邪気に振る舞うアリエルは、まさに天使のようでした。この姉妹がいなかったら、この映画の良さは半減していたでしょう。
shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2006-10-22 00:51:28)
70.ネタバレ 命の危険を賭してまで子を産む選択をする母親。賢明な選択とは思えません。自分が父親でもやはり止めます。しかし、これも家族が選んだ道。正しいかどうかは誰にも分かりません。生まれる命もあれば、消えようとする命もあります。エイズに侵された黒人のマテオ。孤独に病と闘う男。彼にとってこの家族との出会いは、残された人生に潤いを与える、かけがえのないものだったはずです。赤ちゃんが助かったのは、神様のおかげかどうかは分かりません。しかし家族とマテオの出会いに意味があったこと、親の祈り、家族の祈り、命を愛する死にゆく男の祈りが、尊いものであったことは間違いありません。そして赤ちゃんは与えてくれました。涙を流すことを拒絶した父に涙を。弟の死に心を縛られた姉に、自ら心を解き放とうとする意思の力を。心の傷は消えなくても、大切な人の死を受け止める力を与えてくれました。これからも、この家族には厳しい現実が待っているでしょう。しかし、苦しい生活の中でも楽しみを見つけられるこの家族に、少しでも光の当たる人生が待っていることを願わずにはいられません。それがマンハッタンの夜空に浮かぶ月が照らすような、ほのかな光でも。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-06-09 17:40:43)
👍 1
69.ネタバレ 後半は涙と鼻水をすすりながら見ていました。自分を責めながら生きていく人の話にめちゃくちゃ弱いです。ニューヨークのスラム街、貧しくて恐くて吹きだまりな人たちの決して良い環境でもないぼろいアパート。不幸を抱えたままの家族の暮らしなのに幸せな感じがしました。うだる暑さでやっとつけたエアコンがショート、それだけで死にたくなるくらい鬱になりそうなのにニューヨークの街のせいか、どうにかなるだろうという開き直りのような不思議な力を感じました。そんな生活からかいま見える街の生活が不思議なノスタルジックを伴って魅力的でした。ニューヨークに住みたい!
omutさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-17 17:21:10)
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68.途中に、イーグルスのデスパレードが学芸会で長女が歌う形で挿入されます。この部分、ものすごく感動しました。女の子の歌声がこの歌に実によくマッチしているんです。ここで感動したので、このシーン以降のエンディングまで感動のし通しでした。^^ 見おわったあと、5回くらいデスパレードのシーンを見返し、その後イーグルスのCDでさらに5回デスパレードを聞きました。映画もいいけど歌もいいなぁ~。歌詞の内容が映画に合っているんだよね。ということで感動さめやらない中投稿してています。
ぴよっちさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-13 21:24:52)
67.なんか自然で、特別な家族の話じゃないのが良い。「あの子の目」っていうところ泣いてしまいました。切ない。親子の関係もベタついてもいないし、離れてもいないという距離感が良い。
さらさん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-04 15:28:49)
66.母親はサマンサモートンが演じました。これがまたしっかりしている母親なだけに、父親の情けなさがよけいに目立ちました。 国を捨て、必死の思いでアメリカにやってきたのに、俳優という夢を追いかけている父親のために、幽霊屋敷に住まされ、クーラーもない。 私はこの母親が子供と一緒に、いつ家を飛び出すのかと思ってみていたら、じつは非常に結束力の強い家族でした。 それと、子供を失ったことを、いつまでも引きずって生きている夫婦に違和感を覚える人が多いようです。しかし実際にそれを永遠に忘れずにその悲しみを背負って生きていく人も大勢います。 うちのおばあちゃんは、何人も子供を生んだ人ですが1人だけ子供を病気で亡くしました。 そのおばあちゃんは、自分が亡くなる瞬間まで、失った子供のことで泣いている姿を何度か見たことがあります。この映画の夫婦は、子供を失ったことを認めたくなかった。しかし最後でようやく「死んだ」という事実を認めました。だからといって、これから楽しく生きていけるという意味ではなく、一生年老いて死ぬまで、死んだ子供のことで涙を流して生きていくのだと思います。 家族とは楽しみだけを共有しあうのではなく、悲しみも共有しあう。そういうことが分かった映画でした。
花守湖さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-01 22:57:09)
👍 2
65.ネタバレ みなさんが言われるように子役はすばらしかったし、両親の役も友人のマテオ役もやっぱり彼らの演技、僕は良かったと思います。DVDで監督の解説を聞くに、かなり即興的に自由に役者に演技してもらったみたいですが、とても自然な雰囲気にできていたと思います。
「死んだ子どもに捕われてダメになっていく夫婦/でもそれを乗り越えていく夫婦」という話は他にもいくつも見た気がしますが、エピソードのからめかたは自然で、僕には説得力をもって感じられました。アメリカのニューヨークに移民としてやってきて、はじめて入る不気味なアパートの雰囲気はおどろおどろしくて、薬物中毒者みたいな人がいっぱい住んでいて、失業中のお父さんの貧しさとあいまって暗い怖い感じを作り出しているんだけれど、映画がはじまってすぐに感じられる「この映画はハッピーエンドのはず!」という確信をちょっとゆさぶりながら、うまく物語りを進めていっています。特にハロウィンに、こどもたちが(無謀にも!)階下の住人たちの部屋を訪問するエピソードは、そうした緊張を高めながらそれを昇華させる見事なシーンにできあがっていました。
全体的に、「子どもの死」「失業と貧困」「エイズ」「新しいこどもの誕生」などいかにもよくあるようなモチーフを組み合わせつつも、そこに新たな発見をさせてくれる映画だったと思います。下手すると「ありがち」でかつ「難解」になりそうなところを、新鮮でかつ幸せな物語を作りだした監督、スタッフ、俳優たちの力量のあらわれだと思います。
小原一馬さん 8点(2004-11-15 15:36:57)
64.子供たちがめちゃめちゃかわいくって、お姉ちゃんは両親のこともしっかり理解してて、すごくいい映画だと思いました。でも、フランキーにそこまで執着してしまうという部分の説明が簡単すぎてちょっと残念でした。
リノさん 8点(2004-11-13 21:22:04)
63.姉妹の可愛さが全てな映画。あんなダメ親なのにしっかりしてて健気な姉妹に泣けてきました。この映画は、あの子たちの存在だけで成り立ってるようなもの。まあ叫ぶ男もなかなか良かったけど。まずダメなのはあの親父ですね。見た目もダメなら、やってる事もダメ。映画内での事とはいえ、腹立った。子供に諭されてどうすんだよ、しっかりしてくれ~。
べんちゃんずさん 8点(2004-11-07 20:50:22)
62.イイ作品でした。お祭りでETの人形を獲るシーンが印象的でした。子供たちの笑顔のために家賃代までつぎ込む両親の気持ちが分かりました。『デスペラード』をクリスティが歌っているシーンは鳥肌が立ちましたね。無邪気なアリエルが凄く可愛かったです。
ギニューさん 8点(2004-09-14 21:12:18)
61.サラのベリーショートが印象的・・。移民とかドラッグとかエイズとか、アメリカって日常茶飯事なんかな・・ それにしても医療費高すぎ!!
テンダータッチさん 8点(2004-07-09 00:07:54)
60. とても良い映画でした。姉妹の演技がとても良い。妹の方がかわいいという声があがりそうだけどお姉さんの方の大人びた表情が出色の出来。泣かせる。
GOさん 8点(2004-01-05 22:56:36)
59.ネタバレ 観終わった後に心に残るのは、やはり娘たちの笑顔。ラストシーン、三つめの願い事。父親を前に進ませるのはこの2人の天使である。その姿のなんとたくましいことか。 階下の住人、そして娘たち。救いはいつもすぐ傍にある。だけど、我々はなかなかそれに気付くことが出来ない。絶望したとき、つらいときに周りを見渡せばきっと誰かがいてくれて、それによって微笑むことぐらいは出来るのかもしれない。そんな希望をもらった映画。
紅蓮天国さん 8点(2003-12-22 17:36:22)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
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【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 6.47点
011.28%
100.00%
211.28%
322.56%
422.56%
51114.10%
61823.08%
72329.49%
81519.23%
956.41%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review10人
2 ストーリー評価 6.00点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review10人
4 音楽評価 5.62点 Review8人
5 感泣評価 5.37点 Review8人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
主演女優賞サマンサ・モートン候補(ノミネート) 
助演男優賞ジャイモン・フンスー候補(ノミネート) 
脚本賞ジム・シェリダン候補(ノミネート) 
脚本賞カーステン・シェリダン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
脚本賞ジム・シェリダン候補(ノミネート) 
脚本賞カーステン・シェリダン候補(ノミネート) 
主題歌賞ボノ候補(ノミネート)"Time Enough For Tears"

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