映画『刑事コロンボ/二つの顔<TVM>』の口コミ・レビュー(2ページ目)

刑事コロンボ/二つの顔<TVM>

[ケイジコロンボフタツノカオ]
Columbo: Double Shock
1973年上映時間:74分
平均点:6.64 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
サスペンスTV映画シリーズもの犯罪ものミステリー刑事もの
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タイトル情報更新(2025-05-20)【イニシャルK】さん
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監督ロバート・バトラー
演出左近允洋(日本語吹き替え版)
伊達康将(日本語吹き替え版追加録音)
キャストピーター・フォーク(男優)コロンボ
マーティン・ランドー(男優)デクスター・パリス/ノーマン・パリス
ポール・スチュアート(男優)クリフォード・パリス
ジュリー・ニューマー(女優)リサ・チェンバース
ジャネット・ノーラン(女優)ペック夫人
ティム・オコナー〔男優・1927年生〕(男優)マイケル・ハサウェイ弁護士
ダブニー・コールマン(男優)マーレイ刑事
ロバート・ロスウェル(男優)私服刑事
ケイト・ホーリー〔女優〕(女優)ジョンソン(カジノのキャッシャー)
トニー・クリスティノ(男優)カジノ従業員
グレゴリー・モートン〔男優・1911年生〕(男優)テレビ番組内の弁護士
マイケル・リチャードソン〔男優・1946年生〕(男優)テレビ番組内の若い弁護士
マイク・ラリー〔男優・1900年生〕(男優)銀行金庫室の男(ノンクレジット)
マーク・シンガー(男優)テレビ番組内の若い医師 (ノンクレジット)
ミッキー・ゴールデン(男優)(ノンクレジット)カジノのギャンブラー
小池朝雄コロンボ(日本語吹き替え版)
銀河万丈コロンボ(日本語吹き替え版追加録音)
滝田裕介デクスター・パリス/ノーマン・パリス(日本語吹き替え版)
文野朋子ペック夫人(日本語吹き替え版)
田中亮一テレビ番組内の若い弁護士(日本語吹き替え版)
加藤正之(日本語吹き替え版)
徳丸完(日本語吹き替え版)
たてかべ和也カジノのディーラー(日本語吹き替え版)
千葉順二(日本語吹き替え版)
浅井淑子(日本語吹き替え版)
原作リチャード・レヴィンソン(原案&キャラクター創造)
ウィリアム・リンク(原案&キャラクター創造)
ジャクソン・ギリス(原案&エグゼクティブ・ストーリー・コンサルタント)
脚本スティーヴン・ボチコ
ピーター・アラン・フィールズ(ノンクレジット)
音楽ディック・デ・ベネディクティス
ハル・ムーニー(音楽監督)
撮影ハリー・L・ウルフ
製作ウィリアム・リンク(ノンクレジット)
リチャード・レヴィンソン(ノンクレジット)
ディーン・ハーグローヴ
エドワード・K・ドッズ(製作補)
制作東北新社(日本語版制作【追加録音】)
美術ジョン・マッカーシー・Jr.〔美術〕
アーチー・J・ベーコン(美術監督)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
衣装グレイディ・ハント
編集スティーヴ・ジョンソン〔カラリスト〕(ノンクレジット)カラリスト
録音エドウィン・S・ホール
字幕翻訳岸田恵子
日本語翻訳額田やえ子
岸田恵子(日本語吹き替え版追加録音)
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💬口コミ一覧

8.ネタバレ このシリーズには2つのお楽しみがあります。1つはいかに警部が犯人のトリックを崩していくか、という所ですが、本作はそれだけじゃなく双子のどちらが犯人か?というミステリが2重の構造になっており、2人共にひと癖ある怪しい言動もよく考えられていて、警部だけじゃなく見ている僕たちをも悩ませてくれます。

そして2つ目のお楽しみであるユーモラスな警部の笑いドコロもふんだんに盛り込まれていて、ミステリと笑いドコロ、2つのお楽しみのバランスもとてもいい作品です。いつもの警部vs犯人だけじゃなく、警部vs家政婦さんのバトルや、料理番組にご出演の警部の姿も必見です。

「構想の死角」では被害者の奥さんにオムレツを作ってあげたり、「美食の報酬」では料理研究家の犯人に「あなたは料理人になるべきだった・・・」と料理の腕前を絶賛されていました。警部、やっぱり料理がお好きなんですねえ。
とらやさん [DVD(吹替)] 7点(2012-08-15 01:18:03)
7.ネタバレ おっかない老家政婦にことあるごとに怒られあたふたするコロンボが最大の見もの。
ようやく怒りを解いて事情聴取ができたのに、よかれと思ってやったテレビの修理が失敗して台無しになったのが笑える。
叔父の遺産相続を狙った犯行は、双子のうちのどちらか一人とミスリードさせるように最後まで引っ張っている。
コロンボはブレーカーを復旧するまで走っても一分以上かかると実証し、20秒しかかかっていないのは共犯者がいたからだと見抜く。
ところがこの20秒というのも不自然で、制作サイドの都合が垣間見える。
双子の一人がブレーカーのところで待ち構えているなら1秒で電気は復旧できるはず。
犬猿の仲の双子の共犯ということは最後までネタバレしたくないからだろうが、こういう穴が見えると興醒め。
そもそも双子の共犯というのはミステリーではもはや禁じ手のような気もするが、当時としてはまだ使える手だったか。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 6点(2013-10-31 00:26:55)
6.コロンボシリーズといえば、事前に犯人が誰なのかわかっていて、それをどう追い詰めて行くかを楽しむ作品だと思うのだけど、この作品はちょっと邪道というか、誰が真犯人なのか惑わせるミスリードが仕込まれている。
それはそれで面白かったので、悪くは無かったけどね。
あと、怒られるコロンボも面白くて、あれ以上やったら確実にコロンボが殺されてたと思うよ。
もとやさん [地上波(吹替)] 7点(2014-01-11 17:13:11)
5.ネタバレ 冒頭に犯行シーンが描かれ、コロンボが容疑者と睨んだ男(マーティン・ランドー)に追及を始める。ここまではいつも通りの展開なのだが、このエピソードでは容疑者の双子の兄が登場することによってどちらが犯人なのか分からなくなるというミスリードがあり、倒叙ものでありながら視聴者もコロンボと一緒に犯人を推理していくという構成になっているのが面白い。しかし、結局はその双子の共犯というやや反則ぎみの結末だったのはせっかく犯人は双子のうちどちらかというミスリードで最後まで引っ張っていただけに非常に勿体ない気がした。仲の悪い双子という設定だったのでこのエピソードに影響を受けたであろう「古畑任三郎」の「ラストダンス」のような展開でも良かったような気がする。とはいえ今回は笑えるシーンが多く、飛び入りで料理番組に出演するコロンボのあたふたする姿もコミカルだが、やはり本作のいちばんの笑いどころはコロンボと家政婦のやり取り。コロンボがことあるごとに家政婦に怒られるシーンが最高に面白く、双子とのやり取りよりも印象に残り、ひょっとしたら今回のコロンボは双子の犯人よりもこの家政婦のほうが手強かったのではないかと思えるほどだ。既に書かれている方もおられるが、中でもようやく機嫌を直した家政婦の前でテレビを修理しようとして失敗し、それが原因でまた怒られるシーンはコントのようで楽しい。家政婦の吹き替えを演じる文野朋子(神山繁の奥さん)の声もヒステリーな家政婦のキャラにピッタリとはまっていた。
イニシャルKさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-03-22 13:03:36)
4.ネタバレ だらしないと叱責されるコロンボ、お料理番組でガチガチのコロンボ、いろんなコロンボを楽しめます。
『二つの顔』って言っても、一つの顔(双子)で、その共犯。
推理モノのパターンとしては掟破りな感じもしますが、40年以上前の作品ですからね。
パターンとか言われる以前の、偉大なコロンボシリーズに改めて感心しました。
ろにまささん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-09-20 14:46:44)
3.ネタバレ 最初に見たのはNHKでの放送だったのですが、どうも見方を間違えたようです。双子が出てきたとたん、「これは2人の共犯なんだろう」と思い、結局その通りだったわけです。しかし製作側としては、「2人のうちどちらが犯人だろうかと思わせておいて、実は共犯だった」という話を作ったようです。というわけで評価に困るのですが、結末を知ってから見てもなかなか面白い。特に、“犯行前に”警報装置のスイッチを切る場面。単独犯ならあんなことをする必要はないわけです。さりげなく、しかし大胆に伏線を描くあたりはおみごと。リサの死もちゃんと描写されず、そのため殺人かどうかもわからないわけですが、どちらが犯行を行ったのかわからなくするためにあえて描写を避けている。ここのところもキッチリしています。ペック夫人にドヤされるコロンボは笑えますが、ちょっとヒステリックではないでしょうか。料理番組に参加すする場面はアドリブらしいのですが、ここはあんまり面白くなかった。

このシリーズの「構想の死角」で、ケン・フランクリンが「ミステリで双子が出てくるときは目くらましで、犯人は別にいる」とか言っていますが、その裏をかくような作を作ってしまうのも、とぼけたところがあっていいと思います。もっとも、実際にはミステリ小説を書いていない人の言うことですから、当てになるのやら。
アングロファイルさん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-16 22:25:14)
👍 1
2.ネタバレ 本作において、おもしろ担当だと思っていたペック夫人。彼女にとってこんな救いようのない話はないでしょう。気の毒。そんな残酷な趣向がおもしろい本作と思っていますが(非道い?)。
なたねさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-07-25 16:18:08)
1.いつも通りのストーリーと思っているとちょっと捻りをきかせてきます。こういうの好きです。今回は、脇役の老女がベストです。
代書屋さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-10 15:30:20)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 6.64点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5310.71%
6828.57%
71346.43%
8414.29%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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