映画『ひめゆりの塔(1953)』のいいねされた口コミ・レビュー
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作品情報 ヒ行
ひめゆりの塔(1953)の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
ひめゆりの塔(1953)
[ヒメユリノトウ]
1953年
【
日
】
上映時間:130分
平均点:7.54 /
10
点
(Review 13人)
(点数分布表示)
公開開始日(1953-01-09)
(
ドラマ
・
戦争もの
・
モノクロ映画
・
青春もの
・
学園もの
・
歴史もの
・
実話もの
・
小説の映画化
)
新規登録(2003-12-26)【
光りやまねこ
】さん
タイトル情報更新(2025-02-20)【
Olias
】さん
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監督
今井正
助監督
村山新治
(監督補佐)
キャスト
津島恵子
(女優)
宮城先生
岡田英次
(男優)
玉井先生
信欣三
(男優)
平良先生
河野秋武
(男優)
仲栄間先生
殿山泰司
(男優)
照垣先生
清水元
(男優)
山岡部長
香川京子
(女優)
上原文
小田切みき
(女優)
尾台ツル
関千恵子
(女優)
久田淳子
利根はる恵
(女優)
安里ルリ
岩崎加根子
(女優)
花城露子
藤田進
(男優)
岡軍医
神田隆
(男優)
橋本先生
加藤嘉
(男優)
佐々木軍医長
渡辺美佐子
(女優)
安富良子
原保美
(男優)
大高見習い士官
武内亨
(男優)
兵士
原ひさ子
(女優)
父兄
土屋嘉男
(男優)
軍医
林孝一
(男優)
山根軍医
田中筆子
(女優)
花城カメ
原泉
(女優)
灰地順
(男優)
原作
水木洋子
脚本
水木洋子
音楽
古関裕而
撮影
中尾駿一郎
製作
大川博
東映
(東京撮影所)
企画
マキノ光雄
伊藤武郎
配給
東映
美術
久保一雄
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5.全てがリアルでまるでドキュメンタリー作品のようだ。爆撃のシーンでは実際に怪我人が出たのではないかと思うほど壮絶である。過酷な環境の中、爆撃や銃弾に晒され、命を賭して走り回り、次々に運び込まれるどうにもならない患者たちの看病や兵隊たちの理不尽な命令に翻弄され続け、一人また一人と尊い命を落としていく生徒たち。泥水を飲み、地獄のような戦場をなんとか生き延びた後、太陽の下で水浴びをする一瞬の喜びに満ち溢れたシーンに涙した。しかしその後に起こる悲惨な出来事はつらすぎる。これが60年前にこの国で本当に起きたのだ。死んでいく生徒たちを支え続けた教師の愛と、まだあどけない生徒たちの気丈さが悲しい。ただただ悲しい。そして思う。この、ひめゆり部隊の話は誰かが時代ごとに制作し続けていってほしいと。光りやまねこさんの言うとおり、この作品を情熱をもって作った方々に心から敬意を表さずにいられない。
【
カリプソ
】
さん
[DVD(邦画)]
10点
(2007-02-16 18:18:40)
👍 2
🔄 処理中...
4.“ひめゆり部隊”とは大平洋戦争末期、勤労奉仕と称し最前線に駆り出された沖縄師範学校女子部と第一高等女学校の生徒達のことで、負傷兵の手当てや死体運びなどに従事させられた看護部隊のこと。そのほとんどが10代半ばから19歳であり、犠牲者は教師を含み194名に上り、生き残った者はほんのわずかだったという。そんな彼女達の、最後の悲劇となる壕跡の上に建てられた慰霊碑が「ひめゆりの塔」である。大平洋戦争に於いて、夢多き学徒達が悲惨な結果をたどるという歴史的事実を取り上げた戦争映画の名作としては、関川秀雄作「きけわだつみの声」と双璧を成すものであろう。このような人間としての良心により生み出された作品に対しては、心から敬意を表さずにはいられない。原作と脚本は水木洋子で、監督は名匠今井正。当時の日本を代表する俳優陣が出演しており、津島恵子を初めノーギャラでもいいから出させて欲しいと、監督今井正のもとに直訴したというのは有名なエピソード。今井正の力強い描写はもちろんのこと、彼女達の体当たり演技がリアリティを高め強烈なメッセージを放つ。米軍戦闘機による機銃掃射に空爆。抵抗の術を持たない彼女達はただ逃げ惑うだけであり、銃弾に射抜かれたり爆撃で五体バラバラになる様は凄絶過ぎる。鬼畜米英に殺されるより、手榴弾で自決する場面は目を覆いたくなるほど悲痛である。しかし生き残った女性の証言によると、実際はこの映画の比ではなく想像を絶する地獄絵図であったという。この悲し過ぎる歴史的事実を決して忘れてはならない、と訴えかけている本作を世に出した今井正の功績は余りにも大きい。
【
光りやまねこ
】
さん
10点
(2004-03-30 11:02:32)
👍 2
🔄 処理中...
3.第二次大戦で唯一日本でアメリカ軍との戦闘があったのが沖縄。戦争末期で日本の敗戦が色濃かったのにも関わらず、沖縄では住民も巻き込んで悲惨な戦闘が繰り広げられた。まだ10代の学生たちも動員され、特にこの女学生のひめゆり部隊の悲劇は有名な話である。昭和27年にようやく独立国家として認められ、こうした戦争映画も作れるようになった。この作品はそうした中の1本。軍人ではなく野戦病院での働きだから、戦闘ではなくただただ爆撃に襲われて逃げるシーンなのだが、その爆撃の映像がすさまじい迫力がある。演じる者の至近で爆弾が破裂し、大地が揺れるほどの衝撃がある。いったいどうやって撮ったのかと思うほどだ。そんな地獄のような日々の中でも少女たちはけなげに力を尽くし、つかの間の平和な時には太陽を喜び、キャベツをボールにしてバレーをしたりする。そんな彼女たちを守り、支えたのは日本軍ではなく教師たちだった。この師弟愛にも心を打たれる。どんなときにも最後まで生きよう、生徒を守ろうとするが、次々と死んでいく。敗戦の2ヶ月ほど前のことである。本土決戦が免れたのもこの沖縄での時間稼ぎがあったからと思えば、沖縄が払った犠牲の大きさにもっと心を寄せ、死んでいった多くの沖縄の人たちを忘れてはいけないと思う。監督の思いもまたそうであったのだろう。当時の今井監督の名声は、俳優たちにノーギャラでもいいから出して欲しいと殺到したことでも分かる。脚本の水木洋子や監督、そしてこういった俳優たちの強い思いが画面からひしひしと伝わってくる。唯一残念に思うのは、学生たちも一般の沖縄人も沖縄言葉で話してないことで、分かりやすくしたとは思うが沖縄の言葉であったなら、これが沖縄の悲劇なのだともっと実感できたことだろう。
【
キリコ
】
さん
9点
(2004-01-13 15:00:50)
👍 2
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2.
ネタバレ
小学校の教師をしていた私の父は、映画好きであったにもかかわらず、このような戦争映画を見に、私たち家族を連れて行くことはなかった。おそらく戦争中の悲しい苦しい体験をしていたからだろうと今になって思う。
ということで、私が見たのは小学生の頃、親戚に連れられてではないかと思う。映画の内容も、登場人物も誰が誰だかもわからず、いくつかのシーンしか覚えていない。その中で、置き去りにされていった兵士やこども女学生たち、機関銃や爆弾で無差別に殺されていった沖縄の人たち、つかの間の明るい太陽の元でキャベツでバレーボールをしていた女学生たち・・・。ただひたすら負傷兵のお世話をし、逃げまどう。
大人になってDVDで見ると、ああこんな映画だったのだということが思い出される。
今もなお沖縄は米軍基地によって悩まされ続けているが、このような悲惨な現実も知らず、沖縄の人は「ゆすりたかりの名人」と言っている人がいると思うと、本当に悲しくなる。
この映画は、戦争を知らない私たちが一度は見ておかなければならない映画だと思う。
【
ESPERANZA
】
さん
[映画館(邦画)]
9点
(2011-03-11 11:12:54)
👍 1
🔄 処理中...
1.小学生の頃何回か見たが、戦争中だというのにバレーボールなぞをしている場面、最後に武器を持たない彼女たちが機関銃で無造作に撃ち殺される場面が強く印象に残っている。.....大人になってから、沖縄の「ひめゆりの塔」に行ったとき、ひめゆり部隊の生き残りだという老婦人が観光客相手に当時の様子を語っていた。部隊の最後は機関銃で殺されたのではないそうで、洞窟に潜んでいるところを毒ガス攻撃にあってやられたのだという。彼女はとっさに、布きれにおしっこをかけて濡らし、それを口と鼻にあてがったそうだ。同じようにした者たちだけが助かったのだという。今井も水木もちゃんと取材をしたとすれば、こうした事実を知らなかったわけではあるまい。が、何に遠慮したものか。こうして歴史は少しずつ変質していくのかもしれない。
【
駆けてゆく雲
】
さん
6点
(2004-03-30 22:13:03)
👍 1
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マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
13人
平均点数
7.54点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
1
7.69%
6
4
30.77%
7
2
15.38%
8
1
7.69%
9
3
23.08%
10
2
15.38%
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