映画『クリスティーン』の口コミ・レビュー(3ページ目)

クリスティーン

[クリスティーン]
John Carpenter's Christine
(Christine)
1983年上映時間:110分
平均点:5.11 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(1984-05-05)
ホラーサスペンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-10-12)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・カーペンター
助監督ラリー・J・フランコ
演出テリー・レナード(スタント・コーディネーター)
キャストキース・ゴードン〔男優&監督〕(男優)アーニー・カニンガム
ジョン・ストックウェル(男優)デニス・ギルダー
アレクサンドラ・ポール(女優)リー・キャボット
ハリー・ディーン・スタントン(男優)ルドルフ・ジャンキンス警部
ロバート・プロスキー(男優)ウィル・ダーネル
ケリー・プレストン(女優)ロザン
ロバーツ・ブロッサム(男優)ジョージ・ルベー
松岡禎丞アーニー・カニンガム(日本語吹き替え版【UHDBD】)
日野聡デニス・ギルダー(日本語吹き替え版【UHDBD】)
宮本充ルドルフ・ジャンキンス警部(日本語吹き替え版【UHDBD】)
塩屋翼アーニー・カニンガム(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
堀内賢雄デニス・ギルダー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高島雅羅リー・キャボット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
千田光男ルドルフ・ジャンキンス警部(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口芳貞ウィル・ダーネル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
堀越真己ロザン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫ジョージ・ルベー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
武藤礼子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
谷口節(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
牛山茂(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
島田敏(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
秋元羊介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作スティーヴン・キング
音楽ジョン・カーペンター
アラン・ハワース
撮影ドナルド・M・モーガン
製作ラリー・J・フランコ(共同製作)
バリー・ベルナルディ(製作補)
製作総指揮マーク・ターロフ
配給コロムビア・ピクチャーズ
録音ロバート・J・リット
スティーヴ・マスロウ
エリオット・タイソン
スタントコンラッド・E・パルミサーノ
あらすじ
1958年。クライスラー社のプリマス・フューリー組立てラインで作業員が死んだ。それから数十年の時を経て、殺人を犯した《彼女》は廃車寸前のボロボロの姿で庭先に放置されている。だが、このままスクラップになるのを待つばかりだった彼女を、イジメられっ子のアーニーが買い取って必死に修理し始めた…車と少年に通じた愛情は、やがて周囲を巻き込んだ連続殺人へと発展していく。自動車が持つ魅力と凶暴性を怪奇現象に託して描く、アメリカらしい《連続殺人機》スリラー。
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💬口コミ一覧

6.ネタバレ この作品に関しては私は映画関係者に、ふざけるなと言ってしまいたい。私は初期キング作品のファンで「ペット・セメタリー(83)」位までは原本と辞書を照らし合わせて読んでいたほどである。この作品については映画化が先に来て翻訳/文庫化(87年)は後だったので、最初見た時は「車が殺意を持って人に襲い掛かる」という点と58年型プリマス・フューリーの造形、車が自然に治ってゆく描写のみ印象に残った程度であった。で原作小説を読んでみる...なんじゃぁ~こりゃぁぁぁぁああああ!(松田優作風に)まずこの作品はホラーの体を装った素晴らしい青春小説である事、そしてクリスティーンの殺意の根本は、元の持ち主であったローランド・ルベイ(作中では車をアーニーに売り飛ばした後、直ぐ死んでしまう)=青春時代~老年に至るまで何一つ幸せの無い(と思いこんでいた)男の怨念→「あいつら良い気になりやがって」という恨み節というポイントがまるっきり抜け落ちてるじゃないか。名翻訳家深町眞理子氏がこの作品の翻訳をしていることもこの原作を愛している理由なのだが、彼女も翻訳あとがきでこの映画化に関して「そりゃないよ」と述べているくらいなのだから本当、なんて改悪をしてしまっただよなんですよこれ。「クリスティーン」「クージョ」「ファイアスターター(炎の少女チャーリー)」については映画じゃなくて原作を読んでいただきたい。と思いきやこれらみな絶版扱い。トホホ。
Nbu2さん [ビデオ(字幕)] 3点(2018-05-08 21:37:10)
5.ネタバレ たしかにスティーブン・キングのファンに言わせると、原作はキング作品の中でも名作中の名作なんだそうですが、残念ながらわたくしはキングの小説は読んだことがないので何とも言えません。この作品ではカーペンターはプロデューサーでもないし脚本書いてもいないので、原作の改悪については責任なしとしか言えませんね。でも中盤まではカーペンターにしては珍しい青春映画のタッチで、この辺りは原作の香りが残っていたんでしょうか。クリスティーンに魅了されてからのアーニーの変貌ぶりはあまりにも唐突感が強いのですが、ここら辺からカーペンターお得意の雑な展開なのであまり気にしないように。でもカーペンター映画としては過剰な逸脱もなくてよくまとまった普通の作品だと感じました。 “火の車”に追いかけられて“火だるま”にされて死んでゆくなんて、一種のギャグなのかもしれないが、悲惨な人生の比喩として受け止めるとなかなか奥が深いところがあります(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-19 23:29:27)
4. 友情を隠れたテーマにした青春ホラー映画と受け止めた。最後までアーニーとの友情を保ち続けたデニスが泣かせる。
 呪われた車クリスティーンの暴走ぶりを見て、往年の漫画「悪霊車」の恐怖を久々に思い出した。アーニーの人相が徐々に悪相に変わるのも怖さを増幅させる。
 好きなことに打ち込むこともよいが、教訓として、何事もほどほどが大事。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-08-07 15:56:51)
3.ネタバレ ポンコツになっても自動的に新車として蘇生するってのがすごい。生命体であることのメタファーなのでしょうが、生命体であればなおさら絶命は必然のはずで、機械のほうがむしろ油さえ差せば半永久的な稼働が可能なはずで、その人間と機械のいいとこ取りのようなキャラ設定に最後まで馴染めず。せめて、なぜ世の中への恨みつらみを募らせるようなクルマになってしまったのか、また女性になってしまったのか、その生い立ちや素性を知りたかったかなと。
主人公氏のキャラ変も凄まじいですが、聡明なヒロインとどういう経緯でつき合えたかは描かれず。どうにも腑に落ちません。最後もあっさり退場させるのではなく、〝その後〟の人生を見てみたかった気がします。
それからあの不良グループの面々、高校生というよりオッサンにしか見えないんだが。「この作品は全部ジョークだよ」というメタファーなのかな。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-08-10 01:50:40)
2.ネタバレ クルマが人を襲うって設定からして荒唐無稽ながら、けっこう見せます。なんか狂い方が腹が座っているといいますか、あ、コイツは全く話が通じないという怖さがあります。それがクリスティーンとアーニーの二人(?)がかりで狂気を加速させるものだから、怖さが二乗されるのです。(計算間違ってるかも)
古い髪形や幼稚すぎるいじめっ子らの造形など80年代の野暮ったさ全開。けど、その古臭い環境の中、まるでトランスフォーマーのごとく自らの形を再生してしまうアメ車という画ヅラが妙にハマってちょっとした中毒性をはらみます。カルト作品として生き残っているのも納得です。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-07-30 22:56:38)
1.ネタバレ “Christine”邦題まま。パッケージによってはアタマに“John Carpenter's ”って付いてます。原作が『スティーヴン・キングのクリスティーン』なんて呼ばれていたそうだから、シナリオも変わっているし、差別化の意味でも監督名を入れてるのかもしれません。
意思を持ったクルマが人を襲う…コレ怖いか?って聞かれると、脳内イメージは微妙です。本来、殺意を持った人間が乗ることで、クルマは凶器となり、怖ぇって思えるんだろうけど…

名前の通りクリスティーンは女です。車種は'58年型プリマス・フューリー。このクルマのボディカラーは白地に金ラインの一種類のみだったそうです。オープニングの工場ラインで、白+金のプリマスが並ぶ中、1台だけ赤+白のクリスティーンが目立ってます。…この台数のプリマス用意するの、大変だったろうな。で、初めての事件-整備士が指を挟まれる-が起きるんですが、クリスティーンの『ちょっと触んないでよ!!』って言葉が聞こえてきそうです。続いて最初の殺人=タバコの灰を落とした…怒るのも解るけど殺すほどか?ルベーの話だと、何があったか知らないけど、まだ5歳だった弟の娘と妻も殺してる。なので、彼女の沸点の低さと仕返しのエゲツナサが伺えます。
こう考えてみました。クリスティーンは“意志を持ったクルマ”ではなく、“クルマの外観を持った女”が、次々人を殺していく物語なんじゃないかと。太った不良ムーチーを殺すときの、入れない狭さの路地にバリバリ入っていく様子は、なりふり構わない女のワイルドさを感じさせます。バディを殺すときの、炎のドレスをまとったクリスティーンは、この映画で一番美しいシーンかもしれません。

エンジンは掛かるけどボロボロのプリマスが250ドル。'83年は1ドル238円くらいだったので、アーニーは6万円ほどで彼女を手に入れます。格安ですね。でも30年くらい前は15年落ちの国産中古車が5万円くらいでロシアに売られていたので、妥当といえば妥当です。
不良にボロボロにされたクリスティーンが、アーニーの見てる前で、まるでストリップのようにボディを復元していく特撮は圧巻です。壊す映像の逆再生だろうけどどうやって車体に圧力かけてるんだろう?
怖さはイマイチだけど、CGの無いこの時代だから創れた、大量の実車プリマスを惜しげもなく使った映像は、一見の価値があります。
K&Kさん [地上波(吹替)] 5点(2024-08-03 11:19:47)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 5.11点
000.00%
124.35%
212.17%
336.52%
4613.04%
51430.43%
61328.26%
7613.04%
812.17%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 4.50点 Review2人

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