映画『プルガサリ/伝説の大怪獣』の口コミ・レビュー(2ページ目)

プルガサリ/伝説の大怪獣

[プルサガリデンセツノダイカイジュウ]
Pulgasari
(不可殺)
1985年北朝鮮上映時間:95分
平均点:5.74 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(1998-07-04)
ドラマSFファンタジー時代劇特撮ものモンスター映画
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タイトル情報更新(2025-04-30)【イニシャルK】さん
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監督シン・サンオク
ならはしみき(日本語吹き替え版)
石森達幸(日本語吹き替え版)
沢木郁也(日本語吹き替え版)
宮田浩徳(日本語吹き替え版)
細井治(日本語吹き替え版)
高木渉(日本語吹き替え版)
特撮中野昭慶(協力特撮監督【ノンクレジット】)
久米攻(特殊効果【ノンクレジット】)
浅田英一(特殊技術 助監督【ノンクレジット】)
鈴木儀雄(特殊技術 美術【ノンクレジット】)
美術安丸信行(造型チーフ【ノンクレジット】)
字幕翻訳根本理恵
スーツアクター薩摩剣八郎プルガサリ(ノンクレジット)
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💬口コミ一覧

3.だまされた!
これB級映画を装ったちゃんとした怪獣映画じゃないか!!


拉致された監督が作った。後に亡命したから本国で上映が禁止されたらしい歴史上価値のある?映画。
将軍様の映画好きからか、監督は韓国の巨匠(らしい)、お金は使い放題、日本からゴジラスタッフもお手伝い、おまけにエキストラとして軍一万人投入とあって大作の怪獣映画となっている。
 
ドラマにも重きをおいて、真面目な作風とあって、怪獣映画としてはつっこみどころなんて無いに等しい。
 
途中で気づいてはっとした。僕は、怪獣映画よりもB級映画が観たかったんだ…。
 
怪獣映画にB級感を求める人には不向き。
純粋に怪獣映画が好きな人には◎。

 
見終わったあと、DVDの待受の声を聞いて、反射的に少しもの悲しい声でプルガサリヤー…と言ってみた。結構上手に言えて満足した。
おでんの卵さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-26 15:04:53)
👍 2
2.ネタバレ 日本の技術協力を借りて北朝鮮が作った「大魔神」風怪獣映画ですがスケールがハンパねぇ。北朝鮮だからと甘く見てかかった自分がバカでひた、なんじゃこりゃぁぁああああ!!!!!な感じで普通に面白い(笑)ものすんげえ都合がよすぎてネタでもこんな脚本思いつかねーよと思ってしまうところが所々ありますけどこのスケールはほんとハンパねぇ。普通の怪獣映画なのに人間の都合不都合で振り回されるプルガサリがよく表現されてるし王や皇帝がどんだけ権力を持ってるかというのもよく表現されてるのでこれを一概にただの怪獣映画だと評価するのは大きな間違いですね。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2013-06-25 12:16:42)
1.ネタバレ まずオープニングで、この国定番の千里馬と白頭山が映るので期待が高まる。
プルガサリというのは伝説上の怪物とのことで、この映画としても時代劇になっている。登場人物が怪獣のことを「トッケビ」と言った(ように聞こえた)り、「ムーダン」に除霊を依頼していたりするのは、けっこう伝統的な感覚を生かした感じである。これを現代劇にして、人民軍の旧式戦闘機や貧弱な潜水艦が出動して怪獣を攻撃するというのも面白かったろうが、いくら怪獣映画でも現体制下の国家を破壊させるわけにはいかないだろうから、時代劇以外にはありえなかったのかも知れない。 

また特撮映画としては日本人のスタッフが作っているので日本並みの水準だが、城の楼閣とか宮殿建築が非常に細かく作ってあるので破壊場面は見ごたえがある。怪獣の着ぐるみはスマートともいえないが硬質感があり、多少の攻撃など難なく跳ね返しそうな感じが出ていて頼もしい一方、顔に表情を付けられるようになっているのは芸が細かい。幼獣時代の動きがユーモラスなのは日本でいえばミニラかと思ったが、実際に中の人もミニラと同じだったらしい。劇中では一見間抜けな官軍側もいろいろ工夫して健闘していたようだが、特に新兵器「獅子砲」「将軍砲」のデザインはユニークで面白かった。 

ところでストーリーとしては、よくこの国でこんなものを作ったものだと思うような皮肉含みのお話になっている。序盤から民衆の再生産が危うくなるほどの苛斂誅求をしていること自体、今も昔も大して変わらないと思わせるのは問題だろうが、平和になった後は圧政を覆した力そのものが民衆を圧迫する要因になるというのも、軍事が全てに優先する国家ではかなり強烈な体制批判のように思われる。さらに日頃から徹底的に自国本位なこの国で、なんと“世界平和のために”ヒロインが犠牲になるというのは思いもよらない展開で、これはもう絶賛に値する。こういうものをあえて作った制作者の気骨ある態度には感じ入ってしまった。 

そのようなことで全く意外にも、かなり面白く見られる映画なのだった。これはやられたという感がある。 
なお劇中に実写の王宮が出るので、高麗時代の王都だった開城にこういう遺跡が残っているのかと思ったところ、実際は北京の故宮で撮ったとのことだった。なるほどあまりに立派すぎる。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-13 14:44:09)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 5.74点
014.35%
100.00%
200.00%
314.35%
414.35%
5521.74%
6834.78%
7417.39%
8313.04%
900.00%
1000.00%

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