映画『テープ』の口コミ・レビュー

テープ

[テープ]
TAPE
2001年上映時間:87分
平均点:6.02 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-07-05)
ドラマサスペンス戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2004-01-13)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2006-01-17)【マーク・ハント】さん
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監督リチャード・リンクレイター
キャストイーサン・ホーク(男優)ヴィンセント(ヴィンス)
ユマ・サーマン(女優)エイミー・ランデル
ロバート・ショーン・レナード(男優)ジョン・ソルター
原作スティーヴン・ベルバー
脚本スティーヴン・ベルバー
撮影マリス・アルペルチ
製作ゲイリー・ウィニック
アレクシス・アレクザニアン
アン・ウォーカー=マクベイ
製作総指揮キャロライン・カプラン
ジョナサン・セリング
ジョン・スロス
美術スティーヴン・ベアトリス
字幕翻訳石田泰子
あらすじ
消防士兼ドラックディーラーのビンセント(イーサン・ホーク)は高校時代の親友であるジョン(ロバート・ショーン・レナード)とモーテルの一室で待ち合わせる。ジョンは映画監督として映画祭に来たついでに、ビンセントを訪ねたのだった。ビンセントはジョンから高校時代に起きた出来事の真相を聞き出そうとする。困惑したジョンはある告白をする。そんなとき、出来事に関わるエイミー(ユマ・サーマン)がやってくることに。エイミーは地方検事補をしていた・・・。
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💬口コミ一覧

49.待ってたのはコレ!金ばかりかけてる監督には
この作品を観せて猛省を促したい部屋は一つ。登場人物は3人。
でもスリリングだし、深みも厚みもある。最高の一言!です。
それから全編つなぎ無しだね。キャラクターと俳優が完全同一化してる。スゴイ!
りょーたさん 10点(2004-01-25 13:36:44)
48.エイミー≧ビィンス&ジョンという構図。

口惜しいけど♀から見て♂という生き物は
いつまでたってもガキなんだなと結論。

傑作と認めながらも♂のささやかな抵抗として-1点とし9点献上。
sting★IGGYさん [DVD(吹替)] 9点(2007-06-17 23:36:57)
47.ネタバレ これといって練り込まれた脚本とは思わなかったんですが、モーテルの1室のみで更に会話だけがストーリーの展開要素という部分が面白かったと思います。あのラストは上手くまとまっていたと思います。結局3人とも救われたんじゃないでしょうか?多分。あの人はまた薬に手を出しそうですが
亜空間さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-29 23:10:55)
46. 制約を逆手にとってアイデアに変えた見事な脚本。目に見える変化は少ないが、目に見えない変化は激しい。そういった意味では、想像力がなければ、楽しめない。
 この物語も謎が散りばめられている。なぜビンセントは最後にあんなことをしたのでしょう?なぜエイミーはあのときあんなことをしたのでしょうか?なぜジョンはあそこであんな決断をしたのだろう?その謎に気付けば、物語がぐっと魅力を持つ。
 惜しいのは前半。無駄のない脚本ではあるが、それが無駄に思えるという点では減点。前半で、多くの人が脱落してしまう恐れがある。ビンセントの目的をもうちょっとだけわかりやすくすれば、前半の二人のやり取りも楽しむことができたはず。
028さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-06 16:59:58)
45.素敵v!面白いよ。イーサンの独壇場やね。後半、おとなしくなってしまった時にはなんだか不思議でおかしくなって笑えてきてしまったしい。^^
3737さん 9点(2004-07-26 23:50:47)
44.ネタバレ 自分自身の過去や生き様と照らし合わせてみて、作中の人間ドラマに似た「実体験」かあるかどうかで評価は変わりそう。

過去に似た経験がある自分としては(もちろんレイプじゃなくて、女性を巡る親友との確執という点ですよw)、一緒にあの安モーテルの一室にいるかのような錯覚を覚えたほど。

人間の「本音」と「建て前」を巡る心理描写は秀逸の一言。

「事実は一つでも、見る角度によって解釈が違う」というテーマを根底に据え、リアルで普遍的な人間描写と共に緊張感に満ちた密室サスペンスドラマに仕上げた手腕に感心。

三者に共通しているのは、「主観と客観の違いに対する欺瞞」であり、「自分を納得させたいがために、他者に自分の望む反応を期待してしまう」という心理とエゴイズムである。これこそが今作の主題であり、すべて。そしてその、「無意識の防衛本能」は誰の中にも普遍的に存在するからこそ人間関係は複雑化してしまうのだろう。

人間関係の本質を考える上で一度は見て欲しい作品。ただ惜しむらくは、序盤の展開がタル過ぎること。否定意見の多くがここに起因しているのが残念。もう少しテンポアップして、三者の過去に纏わる謎解きが出てくれば、ミステリー性や娯楽性も高まり、文句なしの傑作になっていたはず。惜しい。
FSSさん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-05-02 22:42:46)
43.ネタバレ 言いたいことが良く伝わってきました。場面がホテルの一室から変わらなかったけど飽きずに最後まで見れました。そうなんですよ。罪ってものは加害者の誠実な告白と謝罪を被害者が許せばすむ問題なんですよ。時間が解決してくれるって点ではあのラリってる青年も10年後には正常になるんじゃないでしょうかね。生まれながらの罪人なんていないんだから。
lllだりlllさん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-15 18:42:32)
42.冒頭から延々と続くオトコ達の会話を聴きながら、最後までこのままだったら相当面白いだろうなと思ったら、ユマが加わったけど本当に最後までいったのが驚きと同時に新鮮だった。
冒頭の他愛もない会話から全然飽きることのなかった80数分間。
10年前の事件に対する3人の距離感の違いが面白すぎる。
果たして真相は結局なんだったのか?
イーサンにとっては自分と寝なかった女が自分とは違う男と寝たことに対してどうしても正当化したいだけだったのかもしれない。
そういう彼の粘着的な性格は冒頭の二人の会話の中から、彼の暴力性からも見て取れる。
ロバートにとっては10年前の出来事は親友イーサンに対する嫌がらせが込められており、ユマを本当は愛していなかった。
その罪悪感は実は彼の心の片隅に消えることなく10年間ずっと残り続けていた。
ユマにとっては10年前の出来事なんてどうでもよく、ロバートを愛していた末の出来事と認識していた。
しかし、ロバートが実は自分を愛していなかったことや、イーサンの粘着的な性格に切れて一計を謀ったということか。
イーサンは実は逃げたかったけど、自分が計画した出来事が自分の思い通りにいかないと納得できない性格であり、自分だけが逃げるというシナリオを描いてなかったからどうしても自分だけが逃げるわけにはいかずにドラッグを捨てることとなったと自分は理解した。
ユマは昔の思い出をぶち壊した二人をやり込めて、ロバートは過去を清算して清々しい気分になり、イーサンに感謝した。
計画したイーサンだけが一人罰が当たるというストーリーは本当に実に面白い。
行ったり来たりするカメラワークだけでなく要所要所凝った演出方法もまた素晴らしかった。
六本木ソルジャーさん 8点(2005-02-13 04:21:55)
41.こんな映画、一度撮ってみたいと思ってたんでしょうね。低予算で少人数でワンシーンで。前知識のなかった私としては単純に面白かった。やたらどうでもええ話を男同士で30分も40分も引っ張るなあと思ってたら、そう言うこと。ラスト、はしゃぎ過ぎたあーとはシラケちまう、状態。
wishさん 8点(2004-04-10 12:59:18)
40.よくもまあ、これほどどこにでもあり得そうなある種の「口論」を一つの映画として昇華させたもんだ。ということに率直に感心する。87分という映画のワクそのままに繰り広げられる3人の男女の密室劇、心理劇に引き込まれる。平たく見ればただの言い争いであることに間違いはないが、ギリギリのところで観客を退屈させない展開力が巧い。3人の男女の間で交わされる欺瞞、後悔、嫉妬、怒り、本音…。濃厚な心理の駆け引きは非常に身近な事象でありながら極めてスリリングである。「これが地なのでは?」と思わせるイーサン・ホークのキレっぷりも見事。
鉄腕麗人さん 8点(2004-03-27 02:04:05)
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39.全編会話のみの84分。よくこれだけ飽きさせずに見せれたもんだ。キャストも文句無し。
腸炎さん 8点(2004-03-20 17:37:15)
38.もうイーサンの魅力バクハツって感じでハラハラしながらみれました。
ユマとの共演ってだけでも見る価値ありです。
takoさん 8点(2004-01-14 23:04:09)
37.元々舞台劇と思われる密室サスペンス。高校時代の同級生3人の間に起きた1つの出来事、当時の3人の関係や今の3人の立場が一本のテープをめぐり様々な駆け引きを生む。脚本の出来が良く時間も短いので、スリリングな展開を一気に楽しめる。
亜流派 十五郎さん 8点(2004-01-14 13:17:27)
36.ネタバレ 実に面白い作品。ここまで移動範囲が少ない作品は初めてだし、飽きずに見れたことが素晴らしい☆簡単に言えばへりくつの言い合いする映画かと。こういう作品は好き嫌いが分かれやすいでしょうな。エイミーが入室するあたりから盛り上がります。結局はヴィンスだけが痛い目にあうという結末は良かった。人それぞれ考え方の違いがあるんだから意見が食い違うこともあるってことでしょうな。
マーク・ハントさん [地上波(字幕)] 7点(2006-01-09 14:18:24)
35.こういう映画はかなり好き。地味だがセリフのみで話を構築しているのがすごい。
六爺さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-04 01:25:02)
34.登場人物はたったの3人、ロケーションも安モーテルの一室から一歩も出ない。なのにここまで面白く仕立てたのはすごい。芝居らしいシチュエーションで、この作品で評価されるのは役者冥利につきるのではないか。中盤がやや退屈かもしれないがそこを乗り越えてこそ、の映画なので途中であきらめないで最後まで観て!といいたい。
lady wolfさん 7点(2004-10-09 14:06:25)
33.想像と全く違った映画。極秘テープをめぐって殺人が・・なんて思ってたのですが。。そしていつになったらこの部屋を出るのかと思っていたらこんな結末・・。裏切られまくった割りに7点の評価なのはやはり面白かったからです。。
junneisanさん 7点(2004-09-15 21:53:27)
32.イーサン・ホーク&ユマ・サーマンという才人夫婦が出演しているというので観たのですが、この映画の売りは設定と低予算での製作です。出演者はたったの3人、撮影場所もチープなモーテルの一室でのみ。感じが似ている【十二人の怒れる男】と同様、舞台用脚本を転用しているようです。しかし【十二人の怒れる男】みたいに社会的な問題を取り上げてはいませんので内容は少し薄いです。それでも3人の『誰が主導権を握るか?』といった展開は緊迫感があって中々。
中岩無洋さん 7点(2004-03-01 16:50:04)
31.ネタバレ 「舞台は一つの部屋のみ、登場人物は三人だけ」という余りにも限られた条件で、あれだけ観客を飽きさせないのは普通に関心しました。もしかしたら飽きる人もいるかもしれませんが。話は男女の三角関係の縺れというありきたりな物です。もうちょっとシリアスな話にすれば緊張感もより生まれて面白かったのかも。
民朗さん [地上波(字幕)] 6点(2008-10-02 09:51:51)
30.舞台劇らしく、喋る喋る。ネタ自体があまり好感の持てるもんでもないけど、飽きずに最後まで観られる。
MARK25さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-22 20:00:17)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 6.02点
000.00%
112.04%
200.00%
336.12%
4612.24%
51122.45%
61020.41%
7510.20%
8714.29%
9510.20%
1012.04%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

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