映画『地球防衛軍』の口コミ・レビュー(2ページ目)

地球防衛軍

[チキュウボウエイグン]
The Mysterians
1957年上映時間:88分
平均点:6.40 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-12-28)
SF特撮もの小説の映画化モンスター映画
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タイトル情報更新(2024-04-16)【イニシャルK】さん
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監督本多猪四郎
助監督梶田興治
キャスト佐原健二(男優)渥美譲治
白川由美(女優)白石江津子
河内桃子(女優)岩本広子
平田昭彦(男優)白石亮一
志村喬(男優)安達博士
村上冬樹(男優)川波博士
藤田進(男優)森田司令
緒方燐作(男優)緒方巡査
山田巳之助(男優)浜本国防庁長官
佐田豊(男優)宮本警部
中丸忠雄(男優)山本二尉
小杉義男(男優)杉本司令
土屋嘉男(男優)ミステリアン統領
大川平八郎(男優)防衛司令部渉外局長
大友伸(男優)川田巡査
加藤春哉(男優)仙造
伊藤久哉(男優)関隊長
中村哲(男優)幸田博士
今泉廉(男優)早見技師
ハロルド・S・コンウェイ(男優)インメルマン博士
榊田敬二(男優)防衛軍幹部
佐伯秀男(男優)江本司令
勝本圭一郎(男優)
中島春雄(男優)
手塚勝巳(男優)
橘正晃(男優)
津田光男(男優)
岡豊(男優)
向井淳一郎(男優)
大村千吉(男優)
広瀬正一(男優)
千葉一郎(男優)
吉頂寺晃(男優)
原作丘美丈二郎
脚本木村武
香山滋(潤色)
音楽伊福部昭
撮影小泉一
製作田中友幸
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
高野宏一(特殊技術 撮影助手)
向山宏(特殊技術 合成)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
美術安部輝明
編集岩下広一
録音宮崎正信
照明岸田九一郎
スーツアクター中島春雄モゲラ
その他IMAGICA(現像)
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💬口コミ一覧

5.ネタバレ 結局、ミステリアンが地球侵攻失敗した理由って
日本をターゲットにしたからなのではないか。
土地だってもっと広い場所もあるだろうに。
白川由美さんの入浴シーンでドキドキしちゃったのかな。
日本の盆踊りに惹かれちゃったのかな。
この頃から日本、インパウンド的に魅力あったんだろな。

それはともかく...地球滅亡の危機たるもの、
H・G・ウェルズ「宇宙戦争」なり、「インディペンデンス・デイ」
的な侵略側の絶対的力を誇示する等の大緊張が
あってしかるべきなのだけど、モゲラの鉄橋橋踏み外し・
マーカライトファープ光線への頭ぶつけ、では幻想譚としても
なんか膝カックンな展開が繰り広げられる点が、歯がゆい。
その反面地球移住への条件として「種の保存」を要求し
地球人女性を捕えて基地に連れてゆくってのは妙に
生々しさを感じて、気恥ずかしい。

ただ今回スクリーンで鑑賞して良かったのは、
「現実に有り得るのではないか」と感じさせる
小松崎茂デザインの各種兵器。そして
私が「東宝・伊福部昭3大マーチ」と勝手に名付けてる
(あとはゴジラのテーマ/怪獣大戦争マーチ)
地球防衛軍のテーマを大音量で聴けた事。
得した気分に、なりました。
Nbu2さん [映画館(邦画)] 6点(2023-08-04 20:03:37)
4.こういう映画を劇場で見て思うのは現代の設備の整った映画館で見るには画質の方は何とかなっても音響面が結構きついということです。冒頭の東宝マークに流れる伊福部昭の音楽からして音割れしているような印象すら受けます、家で見た時の方がずっと印象がいいです。皮肉な話ですが音響という面から考えると日本映画黄金時代の作品は現代では映画館の大画面で鑑賞する価値が薄れてしまっている側面があります。とはいえやはり4Kリマスターの恩恵は十分にあったとは思いました。特撮場面はこの時代にしてはという但し書き付きではありますがかなり丁寧に作られていることがよくわかります。序盤の自衛隊によるモゲラの火炎放射器攻撃場面ではカメラをパンさせたように編集することでワンカットで両者を捉えるように見せているところが努力を感じさせます。物語の面では平田昭彦演ずる白石は劇中の描写だけだとああいう行動に至った動機がよくわかりません。兄妹・婚約者設定も物語上特に活かされていないので不必要に感じます。無理難題を押し付ける怪異が若い娘を差し出せと要求する姿はSFというより土俗的な民話を思わせます。やや危ういと感じたのは放射能によって身体に異常が生じたミステリアンが地球人との結婚を求めそれを拒絶されるのは現実の被爆者の婚姻差別を連想させるところです。まあその辺を深く考えずおおらかな時代のSF戦記を楽しめばよいのでしょうが、その場合でも戦闘シーンが結構単調ですね。伊福部昭の音楽を垂れ流しにして画面のリズムを意識することなくミサイルや砲撃が淡々と繰り返されるだけです。まあ伊福部昭の音楽自体が同じモチーフを何度も繰り返す傾向があるので合っているといえば合ってるのでしょうが。マーカライトファープがなぜミステリアンに有効なのかもよくわかりませんね、無粋ながら脚を狙えば終わりではないかと(笑)。
Сакурай Тосиоさん [映画館(邦画)] 5点(2023-08-05 19:50:41)
3.東宝特撮映画が大好きで、その第一人者である本多猪四郎監督の作品はほぼ観てきた。
特技監督の円谷英二と組んだ数々の特撮映画作品は、時代を超えてクリエイティブの真髄を僕たちに見せてくれ、世界中のクリエイターたちに今なお影響を与えて続けている。
本多猪四郎の最後の特撮映画作品は、1975年の「メカゴジラの逆襲」なので、1981年生まれの僕には劇場のスクリーンで観る機会は無かった。

そんな折、古今東西の名画を映画館でリバイバル上映する企画「午前十時の映画祭」で、「地球防衛軍」が上映されるという情報を得て、これは観に行かなければと数ヶ月前から心に決めていた。
「地球防衛軍」は、本多猪四郎監督作の中で数少ない未鑑賞作品だったので、これを逃す手は無かった。

普段は選択しないが、シアター内の前方席を予約し、やや見上げ気味の体勢で東宝特撮を堪能することにした。角度的にやや見辛かったことは否めないが、稀代の特撮映画を見上げながら味わうことも、この機会ならではだと思えたし、多少の観心地の悪さは、本作が公開された当時の映画館の環境を擬似的に味わえているようにも感じた。(途中聞こえてきた男性の寝息に対する不快感もまた一興)
冒頭、幾度も見てきた「東宝」のオープニングロゴに続き、「本多猪四郎」、「円谷英二」とクレジットが大写しになった時点で、感慨深さを覚えた。
モゲラによって倒壊する山村、伊福部昭の劇伴にと共に出動する自衛隊の兵機、それらの描写は、これまでも東宝特撮映画をつぶさに観てきた者にとって決して目新しいものではなく、幾度も鑑賞してきた光景ではあったけれど、劇場のスクリーンに映し出されているということが、やはり感動的だった。

映画のストーリーテリング自体は、極めてチープで大雑把なものだが、この味わいこそが特撮映画の妙味でもあるので、終始微笑ましく鑑賞することができた。
本作は、自分が想定したよりも東宝特撮映画としても、本多猪四郎監督作としても初期の作品だったようで、平田昭彦、佐原健二、志村喬ら、常連俳優たちの若々しい姿も新鮮だった。

東宝特撮映画に限らず、往年の名作、大作を、今の時代に改めて劇場鑑賞できる機会は、極めて重要に思える。地方でもこういう機会が増えることを望む。

翌日、起床した途端に首から背中がやたら痛く身動きが不自由になっていた。寝違えたのかと思ったが、このレビューを書きながら、「ああ、前方席で無理な角度で映画を観たからだ」と気づいて、激しく後悔した。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 6点(2023-08-19 14:25:20)
2.今から68年前の映画にしてはすごい。
ほとんどの役者さんは鬼籍に入ってぃると思われるけど、みんなイキイキしてますね。
今、シン地球防衛軍を作るとしたら、盆踊り大会はダンシングヒーローを踊って
多国籍なんでしょうな。
間抜けなモゲラは、変形して。
パラボラは電子化しているのかな。
と、現在にリメイクしてほしい作品だけど、今の時代
当たらないでしょーー
女性をさらう俳優は結構いるのでは。
SHOGOさん [インターネット(邦画)] 6点(2025-01-18 15:25:32)
1.ネタバレ 最近ユーチューブで怪獣紹介動画を見ていて、モゲラ紹介動画で妙に地球防衛軍熱が上がってきたので鑑賞。
子供のころはWOWOW等で放送されたものを録画し、何回も見たなぁ。いやぁ、懐かしい。

大人気の地球防衛軍マーチが冒頭からジャンジャカ鳴り響いて、戦闘が始まるとこれまたジャンジャカなるのが良いですね。
戦闘は正直モゲラとの戦闘と、対ドームの最初の防衛隊の戦闘が一番の見どころで、ベータ号が出てきてからは円盤は活躍しないし、ドームのビームとパラボラアンテナのビームばかりが主戦闘なのでちょっと盛り上がりに欠けてましたね。パラボラアンテナも展開する前にビームで撃ち落とせばよかったのに。

とはいえ、やはりいろんなものを詰め込んだ楽しい映画には変わりません。
活躍がいまいち微妙なモゲラさんですが、冒頭の山から出てくるシーン(なんでそこから出てくるの??)、夜の街を歩き回るシーン、橋に落ちる前の昼間の戦闘シーンなど、絵的に映えるシーンが盛りだくさんです。

シンシリーズで色んな過去作をリメイクするのが一時期ありましたが、地球防衛軍も現代的にリメイクしてほしい気持ちがあります。
冒頭のモゲラとのバトルは橋から落ちた後は逃げ帰るという感じで、ドーム戦ももっと円盤を活躍させて、円盤からベータ号を守る戦闘機のバトルとかあると、ただただ有効射程外からチキンプレーしているだけのベータ号とならず、緊迫感が出てよい気がします。
ドーム戦のモゲラの出撃も早めに行い、アンテナをモゲラから守るために援護する地上部隊とか、そういうのあると盛り上がりそうじゃないですか?
日本人女子と婚活したかったミステリアンも、現代だとどういう動機に表現されるのかなぁ・・・女性をさらうシーンは無くなりそうだけど、別の理由でさらうのかな?

昭和の特撮黎明期の映画として非常に楽しい傑作で、これはこれで味があって非常に好きなのですが、また新しい地球防衛軍が見てみたいところ。
みーちゃんさん [インターネット(邦画)] 8点(2025-02-20 09:41:14)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.40点
000.00%
100.00%
200.00%
314.00%
428.00%
514.00%
61040.00%
7624.00%
8416.00%
900.00%
1014.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 4.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review4人
5 感泣評価 1.50点 Review2人

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