映画『ギルバート・グレイプ』の口コミ・レビュー(19ページ目)

ギルバート・グレイプ

[ギルバートグレイプ]
What's Eating Gilbert Grape
1993年上映時間:117分
平均点:7.59 / 10(Review 394人) (点数分布表示)
公開開始日(1994-08-20)
ドラマラブストーリー青春もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督ラッセ・ハルストレム
キャストジョニー・デップ(男優)ギルバート・グレイプ
レオナルド・ディカプリオ(男優)アーニー・グレイプ
ジュリエット・ルイス(女優)ベッキー
メアリー・スティーンバージェン(女優)ベティ・カーヴァー
ローラ・ハリントン(女優)エイミー・グレイプ
ダーレン・ケイツ(女優)ボニー・グレイプ
ケヴィン・タイ(男優)ケン・カーヴァー
ジョン・C・ライリー(男優)タッカー
メアリー・ケイト・シェルハート(女優)エレン・グレイプ
クリスピン・グローバー(男優)ボビー・マクバーニー
宮本充ギルバート・グレイプ(日本語吹き替え版)
草尾毅アーニー・グレイプ(日本語吹き替え版)
日野由利加ベッキー(日本語吹き替え版)
松岡ミユキエイミー・グレイプ(日本語吹き替え版)
岡村明美エレン・グレイプ(日本語吹き替え版)
佐久田修タッカー(日本語吹き替え版)
水野龍司ボビー・マクバーニー(日本語吹き替え版)
筈見純ケン・カーヴァー(日本語吹き替え版)
宗形智子ベティ・カーヴァー(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
荘司美代子(日本語吹き替え版)
原作ピーター・ヘッジズ
脚本ピーター・ヘッジズ
音楽ビョルン・イシュファルト
撮影スヴェン・ニクヴィスト
美術ジョン・マイヤー(美術監督)
グレッチェン・ラウ(セット装飾)
編集アンドリュー・モンドシェイン
あらすじ
アイオワ州の田舎エンドラで、ギルバート・グレイプは、母と兄弟4人で暮らしている。弟は知的障害を持ち、目を離すと、町の給水塔に上りたがり、警察沙汰になることもしばしば。父の自殺を期に過食症となった母は、200kgを越し、テレビの前から動かず、人目をさけて生きている。そんな二人を、ギルバートは、姉と妹と守っているのだ。ある日、ギルバートの前に、他の町から来た少女ベッキーが現れる。彼女は、母とキャンピングカーで移動中、故障でエンドラに留まっているのだが…。
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💬口コミ一覧

34.ネタバレ 久々に映画らしい作品を見たと思った。このキャストの話題作を今まで見ていなかったことも恥ずかしいのだが。明確なメッセージが提示されているわけでもないが、こういうのが私は大好きだ。ある家族のエピソードを大風呂敷を広げるように紹介し、何事かをきっかけにバッと収束するという感じが好きだ。母や弟のことを重荷に感じているが、そのことを認めようとせず自分をコントロールしてしまう兄、自分をコントロールできない弟、我慢の末コントロールが効かなくなった母。その三人のうち誰かが死ぬんだろうなという緊張感。父が残した家屋のしがらみ。炎は全てを焼き尽くした。
ちゃかさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-11-17 22:06:28)
👍 2
33.ネタバレ なんてことない映画ですが私は好きです。アメリカもこういう映画作れるんだ、と感心しました。この映画でディカプリオもデップも知りましたが、すんごい俳優さんだなぁと思った記憶があります。最後のシーンで、ディカプリオ役の子が少しだけ成長したように見えるのがなんとも印象的でした。ところで、原題を直訳すると「何がギルバートグレイプを悩ませているのか」なんですね。英語独特の掛詞もあるのかもしれませんが、もう少し気の利いた邦題はなかったのかなと思いました。
ひなりょんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-03 12:01:04)
32.ディカプリオの神かがり的な演技と母親の重量感あふれる演技に敬意。子どもの釈放を求め警察へ向かう母親の姿に感動。車が傾こうが周りに見物人が集まろうが関係なし。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-15 22:56:37)
31.映画としてのクオリティは高いと感じましたが、自分の好みには合いませんでした。今回は2回目の鑑賞。内容や印象に残っていたシーンは皆無で、まったく初めての映画を観たのと同じ感覚でした。もうこの映画を観ることはないと思います。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-22 00:12:43)
30.重いテーマを、淡々と描くなあ 相変わらずこの監督は。裏返すと束縛にもなる家族愛、放り出したくてもできないしんどさ。おまけに人間関係の狭い田舎ときては苦しい苦しい。にも関わらず、この映画ミントキャンディーみたいな後味なのは、ひとえに役者さんの力なのかなあ。誠実に人生と向き合うJ・デップが淡々と日常をこなし、弟のディカプリオは痛々しいというよりは、そこはかとなく可笑しみのある存在感を放つ。そして芯の強い可憐な野の花のようなJ・ルイス。三者の透明感と、音楽の力でこの作品はしみじみとした叙情を獲得した・・んだと思う。あまり得意じゃない監督さんなのだけど、ハッカ味が爽やかだ。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-11-05 23:46:00)
29.ネタバレ 淡々とした描写がかえってよい作品。
田舎と家族の閉塞感がよく伝わってきます。
やりきれない話なんだけど、イヤーな感じにならないのがすごい。超感動!!というのではないのですが、いい映画を見たなあというきがします。
公開当時ディカプリオのこと知らなくて、ほんとの知的障害の子かと思ってました。
ぺーこさん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-03 14:39:18)
28.この映画のジュリエット・ルイスは可愛すぎる。そしてディカプリオの演技も、お母さんの存在感も素晴らしい。
nojiさん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-04 11:27:47)
27.ネタバレ 何処にでもあるようなアメリカの片田舎で、家族と共に鬱屈した毎日を過ごす青年ギルバート・グレイプ。夫が自殺したショックから過食に走ってしまい、今では体重が200キロを超え、ほとんど外出することもなくなってしまった母親。そして知的障害のある弟は、日頃から問題行動を繰り返し、ギルバートを悩ませている。そんな折、偶然街を通りかかったベッキーという名の自由奔放な女の子に、彼は深く引き寄せられていくのだが、家族という重荷は簡単には彼を放してはくれない――。人間はどこまでも弱く愚かで、そして家族というシステムは必ずしも人を幸せにするものではなく、もしかしたら人を閉じ込める牢獄でしかないのかもしれない。そんな諦念から出発しながら、この映画は、最後はそれでも人であること、家族であることを深い悲しみと共に肯定的に描いてゆく。のどかでのんびりとした時間が流れる叙情的で美しい田舎の風景も、そんな鬱屈した青年の思いを優しく見守っているようだ。そして、最後に家を包む炎は、世間からどんな目で見られようともそんな母親の子供として生きてきたギルバートたちの誇りの象徴なのだろう。若き日のラッセ・ハルストレムが、その持ちうる限りの才能を注ぎ込んで創り上げた青春映画の傑作だと思います。まだまだ無名に近かったころのジョニーデップ&ディカプリオの自然な演技も素晴らしい。人生に疲れたときなんかに、ふと観返したくなる大好きな作品の一つ。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 9点(2013-05-04 20:01:18)
26.ネタバレ  「ギルバートの本心はいったいどこにあるんでしょうか。」っていうのがまず最初の感想でした。ギルバートは家族に対し、いつも深い愛情があります。なのに、どこか無理をしている風にも見えるんです。
 気のせいかと思っていました。ですが、話しが進むにつれ、予感は確信へと変わっていきます。太っている母親を子供に見せたり、「いい人になりたい」ともらしたり、不倫をしたり、アーニーを風呂場に放置してベッキーのもとへ行ってしまったり、アーニーを殴ってしまったり・・・。いつも家族を優先しているギルバートが、瞬間的に自分を優先する貴重なシーンです。
 友人や家族から見れば、いつも家族のため、周りの人達のために身を粉にして働き生きているギルバートが彼らにとってのギルバート。だから彼が自分の気持ちを少しでも優先してしまうと、途端にギルバートには友人から家族から、非難の目が向けられるのです。「ギルバート、きれろ!怒れ!ふざけるなって言ってやれ。」って、ずっと思いながら見ていました。でもそれができないから、ギルバート・グレイプっていう映画がなりたつんでしょうね。
 ただ、おそらくはギルバートと最も距離の近かったアーニー、そして唯一と言っていい部外者のベッキー。この二人だけは、ギルバートのすべてを愛しているように見えました。もちろん、ギルバートとその家族の姿は本当に家族らしい、ひとつの完成された家族だと思うんですよ。ですが、ベッキーとベッキーの祖母、そしてアーニーとギルバート。4人が一緒にいる姿は、それにもまして理想の家族の姿に見えたのです。なぜかっていうと、4人が一緒のときのギルバートの表情が一番穏やかに見えるんですよ。自然な自分。無理していない自分。
 アーニーがギルバートに殴られちゃって家を飛び出したとき、ベッキーのところへいったのも、ベッキーがアーニーを川の中へ誘い入れたのも、アーニーを殴ったギルバートをベッキーが優しく包み込んだのも、全てが印象的でした。
 ギルバートの家族たちは母親を含めてそれぞれの世界へ旅立ち、ギルバートはアーニーと共に新しい家族と再出発を始めるラストが最高に良かったです。
 ただ、映画としては少々くどいかな・・。ラストは感動しましたし、共感もしますが、手放しに面白いと絶賛まではできないです・・。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-14 16:51:20)
👍 1
25.マイノリティに目を向けた以外はなんてことない作品ですが、個人的に家族に気持ちが縛られているので感情移入する部分は多かったです。総合点は低めですが、ディカプリオ君には私的助演男優賞あげたい。
movie海馬さん [ビデオ(字幕)] 6点(2013-09-19 15:55:26)
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24.感動しそうでしなかった。動かない母親、手のかかる弟、不倫とその破綻、旅人との出会いと新たな恋、弟との確執、母親の死、いろいろ事件はあるんですが、いまいち心には響かなかった。
次郎丸三郎さん [DVD(吹替)] 6点(2013-09-20 12:11:40)
23.心揺さぶる一本、純粋な子供たちがまた泣かせる。
HRM36さん [地上波(字幕)] 8点(2014-06-26 11:02:27)
22.観終わって、もやもやしてたものが、370の「たきたて」さんのコメントを読んですっきりした。たきたてさん、ありがとう。/今日この作品を二回目観て、改めて青春映画の傑作という気がした。前回観たときはなぜか(もしかしてギルバートを誘惑する奥さんとのことに攪乱されて)その全体像を結べなかった。二回目観てはじめて優しくてかしこいベッキーとの出会いのすばらしさ、澄み切った二人の会話の自然さ、すばらしさに気が付いた。バスの中で…、土砂降りの雨に打たれながら…、焚火のそばで…。本当に感動的だった。
さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-07-29 09:50:08)
21.米アカ助演男優にノミネートされるくらい当時19歳のデカプリオが子供っぽい体形で演じていたのが意外でした。過食症で超肥満の母親役にも何か賞をあげたいです。日常生活の中のヒューマンドラマなんでしょうが私には感動、共感が薄い作品でした。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-03 15:52:57)
20.ネタバレ ラッセ・ハルストレムのつくる空気感がとっても好き。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 9点(2014-08-06 01:30:00)
19.ネタバレ ラッセ・ハルストレムの最高傑作は「HACHI 約束の犬」なのかも知れないが、やっぱりハルストレムはのどかな田舎で起こる騒動を描いた映画が一番落ち着く。「やかまし村のこどもたち」とか「ショコラ」「サイダーハウス・ルール」「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」とか。
冒頭に登場する長い道は、家族という“鎖”から解き放たれ、旅人が大地を歩みはじめる事を待っている。
知的障害の弟アーニー、夫の死のショックで肥満になってしまった母親、それの面倒を見なければならないギルバートたち兄妹。そのストレスを晴らそうと、不倫を受け入れるギルバート。
自分の母親を「鯨」呼ばわりする彼だが、本当は家族を守りたいと一生懸命。必死に自分を押し殺して生きようとしている。
そんな彼を解き放とうとする様々な出会いや事件。
アーニーの行動がギルバートの鬱憤を爆発させ、不動の母を大地に立たせ歩ませる。
妹の“中指”に車の“バック”で返事?するシーンは爆笑。危ねえなあもう。
首の無い状態で腰を振り続けるカマキリを想像してしまって泣いた。色んな意味でオスを「ごちそうさま」ですかそうですか。
男を喰らう母親もいれば、我が子のために死を選ぶ母親もいる。
グレイプを刺激するベッキー。
帽子を被った可憐な少女かと思えば、帽子を取ればボーイッシュで活発な女性に。
多くを語らないベッキーママも粋な事。
不倫に奔る母、
愛する子のために恥を捨てて行動する母、
娘を静かに見守る母・・・様々な母親がギルバートたちを囲む。
終始何処かコミカルだが、終盤はシリアス。
喧嘩と仲直り、別れの前の交わり、そして“火葬”・・・しがらみから解放されたギルバートたちは、愛する者と共に果てしなき大地へと旅立っていく。
メッチャ良い映画やんけ。
ダーレン・ケイツが幼い頃に体験した両親の離婚。家族が死ぬのと同じくらい彼女にはショックだったのだろう。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-11-21 21:22:01)
👍 1
18.ネタバレ ディカプリオすごいね~、とても難しい役を演じてますね。ジュリエット・ルイスも爽やかだし、お母さん役もインパクトのある方でした。独特な作風で、ジョニー・デップの憂鬱な表情を通じて閉塞感がある街の雰囲気がよく出てました。しかし毎年通りかかるキャンピングカー集団は何? 作中で特に説明的場面は無かったように思うけど、何か集まる系なそういうイベントがあるのかな? フト気になってしまいマシタ
Kanameさん [DVD(字幕)] 6点(2015-06-18 07:31:05)
17.ネタバレ 小さな田舎町で知的障害を持つ弟と過食症で引きこもりの母を持つ主人公は
働いて家族の面倒を見ていた。
そんな中、旅の途中車の故障で町に滞在する娘に一目ぼれする。
しかし彼女と過ごすためには弟と母が主人公の重荷になっていく。
といった話。
驚いたのは主人公ジョニーデップ。弟をディカプリオが演じてます。
22年前の映画なので二人とも若いw
ディカプリオの障害を持つ少年の演技がすばらしい。
だんだんと苦しみストレスが溜まっていく主人公。
見てるほうのストレスもMAXにw
いい映画でした。
でもラストがちょっと不満かなー。
Dry-manさん [DVD(吹替)] 7点(2015-06-25 00:18:06)
16.ネタバレ 知的障碍者の弟に、父の自殺で過食症の超肥満体となった母。姉や妹とも小さないざこざを起こしながら父親代わりとして一家を支えるギルバート。その肩にかかるずっしりとした重みが、こちらにも伝わってくる。
小さな田舎町の家に縛られた閉塞感に、家を捨てた長兄を恨む気持ちもあったはず。店の常連客の奥さんと不倫でもしなければ息が詰まったのだろうか。ずっと我慢していたギルバートが思わず弟に手を上げてしまったところにはどっぷり感情移入。誰だって理性の糸が切れてもおかしくない状況だ。
母を死んでからも皆の笑いものにしたくない一心で下した苦渋の決断。古い家ごと母の遺体を焼いた四人の子供たちは、どういう思いで炎に包まれた家を見つめていたのか。そこに慟哭するような悲壮感はなく、これで良かったのだという少しの安堵と解放感のようなものも混じっていたような。自分たちを縛りつけてきた家に別れを告げ、再生の時を感じとっていたのかも。ギルバートとは対極にある旅する女性が救いとなって、ラストは自由を得た明るさが感じられる。
主演のジョニー・デップも良かったが、障碍者の少年役のデカプリオは見事な演技で感心されられた。
飛鳥さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-25 00:38:38)
15.重たいテーマを比較的ソフトに描いてある。登場人物それぞれに欠点があり、魅力もある。良い映画だとは思うし共感もするが、心を揺さぶられる程ではない。グレイプ家と同じような境遇にいる方なら刺さるのかも知れない。
あと、ディカプリオの演技は素晴らしかった。
alianさん [DVD(字幕)] 6点(2016-03-04 23:11:58)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 394人
平均点数 7.59点
000.00%
100.00%
220.51%
361.52%
4112.79%
5225.58%
64511.42%
77920.05%
811629.44%
96717.01%
104611.68%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.37点 Review8人
2 ストーリー評価 6.62点 Review16人
3 鑑賞後の後味 7.22点 Review18人
4 音楽評価 7.28点 Review14人
5 感泣評価 6.40点 Review10人

【アカデミー賞 情報】

1993年 66回
助演男優賞レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1993年 51回
助演男優賞レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 

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