映画『チルソクの夏』の口コミ・レビュー

チルソクの夏

[チルソクノナツ]
2003年上映時間:114分
平均点:5.76 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-04-17)
ドラマラブストーリースポーツもの青春もの
新規登録(2004-01-20)【こじ老】さん
タイトル情報更新(2024-02-25)【イニシャルK】さん
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監督佐々部清
キャスト水谷妃里(女優)遠藤郁子
上野樹里(女優)杉山真理
桂亜沙美(女優)藤村巴
三村恭代(女優)木川玲子
淳評(男優)安大豪(アンテイホウ)、安仁植(アンインヒク)
山本譲二(男優)遠藤隆次・郁子の父
金沢碧(女優)遠藤光子・郁子の母
福士誠治(男優)宅島純一
田山涼成(男優)寺田先生
イルカ(女優)清水先生
夏木マリ(女優)スナック「こらさ」のママ
松本じゅん(女優)隣のおばさん
高樹澪(女優)26年後の郁子
谷川真理(女優)26年後の真理
竹井みどり(女優)26年後の巴
岡本舞(女優)26年後の玲子
脚本佐々部清
音楽加羽沢美濃
作詞伊勢正三『なごり雪』(2002年韓国語バージョン)
作曲伊勢正三『なごり雪』(2002年韓国語バージョン)
主題歌イルカ『なごり雪』(2002年韓国語バージョン)
撮影坂江正明
製作松竹ブロードキャスティング(「チルソクの夏」製作委員会)
石川富康(「チルソクの夏」製作委員会)
プロデューサー臼井正明【プロデューサー】
配給プレノン・アッシュ
美術若松孝市(装飾)
赤松陽構造(タイトルデザイン)
照明渡辺三雄
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💬口コミ一覧

46.女子高生の恋とその友達との友情を描いた作品。見終わった後、前の中高生らしき女の子が、良かった~(´ー`)と感慨深げにもらしているのを聞き、同世代もしくは同じ女ならすごく共感できる映画なのだろうと感じた。残念ながら私は三十路前の男のため共感できなかった。よってこの点数。
るう@さん 6点(2004-02-22 08:47:22)
45.これはいい!満点でもよいのだが、どうしても、女性が主人公のラブ・ストーリーは、男としては満点をつけるのをためらってしまう。話は、1977年に高校二年生(私の少し先輩だ)の、山口県は下関と韓国釜山の高校生が、年に一回の陸上競技大会で交流することから起こる恋を中心とした物語。国境を越えたロミオとジュリエットのような身分違いの恋物語を連想させつつ、そうではなく、非常にアジア的とでもいうか、お互いに「好きです」「愛してる」などという西洋的な言葉をかわさないんだけれども、でも、しっかりしっとりした恋愛映画になっているという、非常に貴重な映画。日本語、ハングル、に加え、英語も交えて意思疎通を図るのがとても現実感がある。いまの日本映画界でこんな作品が出現したのは、もしかすると奇跡なのかもしれない。下関というと、私はふぐしか思い出すものがなかったのだが、この映画で、下関は、一生のうちに一度は旅行に行ってみたい場所のひとつに格上げされた。監督はじめスタッフのロケ地の選定センスは抜群。それだけでも見る価値はあると考える。
南浦和で笑う三波さん 9点(2004-04-30 22:53:24)
👍 2
44.ネタバレ 冒頭の現代の4人による会話は多少説明的なきらいがあって、少しだけ引いた。でも!1977年の彼女たちのみずみずしさと言ったら!彼女たちは「まず陸上ができること」を条件にオーディションされており、フォームがとてもきれいで、説得力がある。主演の水谷の高飛びなどは美しすぎる。ジョゼ虎で、輝きを放っていた上野も元気があっていい!陸上を通して、また、韓国人高校生との恋や交流を通して、より強くなっていく4人の絆が、正直うらやましい。クライマックスのなごり雪を抱き合い、泣きながら4人で歌うシーンなどは、女性ならとても共感できるのではないだろうか。僕は男性だから、こういう経験はないんだけど、きっと女性ならこうなんだろうなぁ、って思いながら、楽しく見ることができた。とても切ない、だけと爽やかで前向きな、ちょっと元気になるラブストーリーだ。
こじ老さん 9点(2004-05-01 14:14:05)
👍 1
43.学校で映画鑑賞があって、最初はこんな映画知らなかったしわざわざ見たいとも思っていませんでした。だけど、実際見てみたらとても面白くて良かったデス☆でも、映画館で見るよりビデオで見た方がイイかなと思いました(^^)
ロシナンテさん 6点(2004-06-11 20:07:14)
42.ネタバレ 「今、韓国は戒厳令だから、夜は外出が禁止されている」はずなのに、一目惚れした日本人に会いに来る韓国男子。説明セリフが全編にわたるシナリオ技術の稚拙を如実に示していることはともかく、このシーンが酷いのは、韓国の時代状況といった大きな問題を「恋愛の障害」レベルに陳腐化、矮小化していること。■あるいは、主人公の少女とその父親が和解するシーン。両者の和解を見守る母親の演技が、全編にわたる演出技術の稚拙を如実に示していることはともかく、問題なのは、父親世代が抱く韓国への偏見と差別が、父親の唄によって、すべてチャラになってしまうこと。日本にありがちな偏見を通り一遍に描き、「唄」という叙情で解決を与える、それで事足りるとする姿勢。■つまり、日韓が抱える様々な問題を「恋愛」劇の中に矮小化すること。あるいは、陳腐な恋愛劇に型どおりの「問題意識」を与えること。その根底にあるのは、例えば戒厳令下の街を肌もあらわな敵性国家の女子高生が駆け回る、この設定に代表される無神経と知性の欠如、「こんなもんでいいんじゃん」という映画へのなめきった態度。■そのあげくの結論が、今時の中学生でも言わないであろう「戦争を知らない我々の世代は仲良くしようね」、そして「なごり雪」がすべての問題を甘く甘くオブラートに包みこむ。■ようするにとことん頭が悪いのだ。だから、こんなになめた映画を作れるのだろう。もしかしたら「俺たちいい映画を創ったよね」くらいのことを思ってるのかもしれない。その夜郎自大ぶり、その頭の悪さに反吐が出る。
まぶぜたろうさん 0点(2004-08-22 10:12:11)
41.とても丁寧に作られている恋愛映画。
まぁベタな展開や恥ずかしい演出も多々あるのは問題だが、それなりに楽しめた。
正直な話、一度しか会ったことがない人をそんだけ想えるってのが俺にはわからんのだが…。

あと、こういう日韓絡みの映画はどちらかの国の主張なり歴史が押し付ける物が多いのだが、
この比較的、公平な視点で描かれていたと思う。
(日本の歌を唄ってはいけないって…すげぇ話だわな)
ま、韓国って国について詳しいか詳しくないかで人によっては±1点くらいはあると思う。
主演の水谷妃里さんは…なんか暗いというか、ジメッとしてて好きではない(笑)
この人よりも上野樹里さんの方が印象に残った。元気でよろしい。
(素朴な疑問)なんで日韓絡みの恋愛映画とかドラマっていつも韓国人の男と日本人の女って組み合わせなんだろうねぇ…。
ふくちゃんさん 6点(2004-10-14 17:07:40)
👍 1
40.鳥肌が立つ程クサイ演出なんですが、水谷妃里の純真な演技とさわやかな笑顔に癒されました。
やっぱトラボルタでしょうさん 5点(2004-10-18 09:01:02)
39.ネタバレ 劇中で一目惚れした日本人に会いに来る韓国男子が語るシーンで山口県と福岡県の県境線を跨ぎ「38線もこうやって跨げるといい、大学を出たら外交官になる。郁子のお父さんや僕の母は日本、コリアンというだけで憎しみ合ってる。そんなのおかしいよ。僕たちの世代まで憎しみ会うのはおかしいよ、親を大切にって儒教の教えがあって母を悲しませたくなかった。郁子につらい想いをさせてゴメンね。北と南は同じ民族なのに憎しみ合うのはおかしいよ。」と言い、郁子は「同じ17歳なのになぜそんな事が考えられる?私達なんかTVのバカバカしい話やタレントの誰が好きとかそんな事ばっかり、気楽なんよね。」それに対し「だから日本は平和でいいんだよ。早くコリアンもそうなればいい。うらやましい。」と答える。普通はこういう重い問題を提示することで純愛劇が台無しになることがありますががこの映画ではお互いに分かり合いたいのにそれが不可能なロマンチックラブがよりいっそうの輝きに満ちたものになるのはなぜでしょうか?お互いの相手に対するある種の勘違い、見えない部分を自分で補完しようとする行為(妄想)、個人の能力では乗り越えられない壁(障害)、要はロマンチシズムのない恋愛は大恋愛にはなりえないし、メールも携帯もなかった時代(自由奔放に恋愛ができない)、仲間と一緒に陸上競技に打ち込むことでしか生まれない友情(友達の恋愛を自分のことのように悲しみ、喜び合う連帯感)を描くことによって現代にはあり得ない純愛物語が成立可能だと思うのです。長文、駄文ですみません。やっぱり、この映画にはこういった理屈はいらないです。正直、セカチューみたいな純愛ものでは泣けないのに泣いちゃいました。号泣しました。観賞後、”映画は頭でなく心で観るものです”という故・淀川長治先生の言葉を思い出しました。
シュンペーターさん 9点(2004-10-20 14:08:13)
👍 1
38.確かに歴史的な事実をないがしろにしているのかもしれない。日本の一方的な主張が垣間見えるようなあざとい脚本なのかもしれない。それでも、もう2度と会えないかもしれない人に、矢も竪もたまらず会いに行ってしまう(たとえ戒厳令下であっても)恋心に、私は胸が締めつけられそうになった。日本人の偏見や韓国人の憎悪など、親世代を細かく描くべき必要もあるのだろうが、高校生の彼らがそれを理解できないのも仕方のない事だと思う。(何せ交流試合で行き来して「歓迎」の旗まで振っているんだから)4年後に会おうと約束して、会わずに時は過ぎて、25年後にすべて理解した上で再会する。若い頃の熱情が決して無駄ではなかった事が、このシーンに凝縮されていたのではないかな。基本的に何かに向かって走る映画が大好きなため、高評価になってしまったかも。<蛇足ながら、いくら運動部員だからとてあんなに下着姿を登場させる必要があるのだろうか。同性でさえドギマギしたぞ。あと「カルメン’77」のところもね>
showrioさん 7点(2004-11-11 12:18:56)
👍 1
37.『クンナンフ オボンゲート キダリケ』(5番ゲートで待つ・・・)。
(1)陸上競技のカットの美しさ、埃っぽさ・・・(2)連絡船(関釜フェリー)の別れの紙テープ<個人的に懐かしい青函連絡船を思い出したので。船の見送りは本当に泣ける>(3)下関市の情景、良い良い(4)山本譲二の流しのおじさんエピソード<ペーソスだね>(5)関門トンネルのデート、38度線エピソード<重たいテーマをさらりと表現しているので>(6)アンのセリフ:「イクコォ、オハナシシヨウ」、「イクコォ、オハナシシヨウ」(7)幸せの黄色いハンカチの映画を観て宅島君が泣く~(8)郁子(水谷妃里)の笑顔(9)記憶の部分がカラー、現在のシーンがモノクロ映像<確かに過去のほうが鮮やかに輝いていたかも・・・>(10)「なごり雪」の韓国語バージョン。
以上合計で10点!!ただしカルメン77の場面と、ぜんぜんらしくないイルカの教師役でマイナス1点。総合評価9点です。
草川ひゅー馬さん 9点(2004-12-08 11:35:04)
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36.ネタバレ 学校での映画鑑賞で見ました。キャストに魅力がないのが残念・・・学園ものならば可愛い子を使う方が断然良いと思う☆演技がひどくて印象も薄いのですがエンディングでの回想シーンで少し感動してたかも。
マーク・ハントさん [映画館(邦画)] 4点(2004-12-15 14:25:36)
35.恐らく文部科学省推薦なんじゃないかな。凄くそんな気がするけど… この超ベタさは純朴な中高生が観れば面白いのかなぁ。困ってしまいました。
じふぶきさん 4点(2005-01-20 22:01:22)
34.韓流ブームを支えるオバチャン達の青春時代の淡い思い出と言ったところか。しかし、下関で生まれ育った人間が「何故か、この街の人たちは朝鮮人を嫌っています」って、白々しいなあ。在日の多い街で育った一世代下の私なんかでも子供の頃から散々親に叩き込まれてるんですから。在日の方と仕事上付き合いあるのだが普通に接しているつもりでも、心の奥底には偏見が無いと言ったらウソになる。そうやって教育されてきたからなあ。
亜流派 十五郎さん 4点(2005-01-21 22:59:38)
33.地元なので無条件にこの映画好きだが、確かに親から受け継がれる偏見は未だ根強くある。差別無くしたい!じゃなくて、どう共生していくか、うまくお互い生きていくかが大事のような問題。国が違うから違うのは当たり前で、理解が必要なんだろうな。実際在日の人たちも日本人とか好きじゃないだろうな。山本譲二、出すぎ
ガムさん 7点(2005-01-23 17:57:58)
👍 1
32.全体的に甘酸っぱさ、微笑ましさ、懐かしさが漂っていて、雰囲気のいい映画でした。話は女の子が一人で空想したみたいな、そういう童話的な感じなんで、あんまりこういう映画に歴史がなんだ国がなんだと突っ込むのもどうかなという気がしますね。もっと純粋に見ればいいんじゃないでしょうか。所詮映画なんですから(笑)。ラストは結構ニクい演出じゃないですか。ベタだけどああいう再会の仕方は現実の世界で自分もやってみたいですね(笑)。
あろえりーなさん 6点(2005-01-28 02:51:15)
31.観ている方が小っ恥ずかしくなるような、演出がちらほら..そんな甘酸っぱい青春映画..ドラマとしてはまずまずの出来です..ただ、もう少しドラマチックさがほしかったかな...
コナンが一番さん [ビデオ(邦画)] 6点(2005-04-18 10:12:39)
30.女性がメインの映画だからなんでしょうか.要所要所で歌が絡んでくるのがなんとも不快でした.それだけ.甘酸っぱい青春も私には無かったのでよくわかりません.
マー君さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-05-02 10:02:49)
29.よかった、女子高生がよかった。今風でない昭和の青春。何も無いけど元気があった。韓国と日本、こんなものです。偏見や先入観がなければ普通に共存できるはずなのに。
杜子春さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-13 23:17:06)
28.私は郁子たちより一つ年上なので、この映画にはもう激泣しかないです(笑)。
ああいう風にベタで恥ずかしくて、でもまっすぐに送ってきた青春を自分の財産だとさえ思っております。(救いがたし。ピンクレディもいまだに宴会でやらされる。笑)
当時、私は「ジョニ戦」「太陽がいっぱい」等の秀作を教えてくれた在日の友人(←めっちゃ性格良い賢女)との付き合いをためらってしまったこともありました(アホやな私。でもそうやったんよ。)。
親世代の偏見の前にたじろいで何ひとつ踏み出せなかったあの時代、そして
解決も和解もできてるとは決して言えない現在、をこの映画、誠実に伝えてくれていると思います。
父娘のシーンも、仲直り、であって、偏見に対しての歩み寄り、ではないところが好きです。難しいことは今もよくわからないけれど、「難しいことはわからなかった」郁子たちの目線から作ってくれてるとこがとても共感できて、胸も痛うてほんまたまりません。
今日は7月7日です。あの背面跳び、早朝の拝礼、高樹澪の「4歩分の顔つき」、また観て泣こ。





かーすけさん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-07 14:55:12)
👍 2
27.みないい演技してるし、懐かい時代の空気と高校生らしい初々しさが心地よいです。とてもいい映画のような気もするのですが、、ひねりのかけらも見当たらないストーリーに言葉を失ってしまいまいた。「泣ける映画」の特集かなんかで紹介してたので観たんです。たしかに、、あくびの後の涙はこぼれました。
レンジさん [DVD(字幕)] 4点(2005-08-01 07:43:12)
👍 1
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 5.76点
012.17%
100.00%
212.17%
336.52%
41021.74%
5510.87%
6817.39%
7817.39%
8510.87%
9510.87%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 5.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.80点 Review5人
4 音楽評価 7.50点 Review4人
5 感泣評価 5.80点 Review5人

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