映画『乱れ雲』の口コミ・レビュー(2ページ目)

乱れ雲

[ミダレグモ]
Scattered Clouds
(Two in the Shadow)
1967年上映時間:108分
平均点:7.13 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-11-18)
ドラマラブストーリーロマンス
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監督成瀬巳喜男
キャスト加山雄三(男優)三島史郎
司葉子(女優)江田由美子
草笛光子(女優)石川文子
藤木悠(男優)石川
土屋嘉男(男優)江田宏
中丸忠雄(男優)藤原部長
十朱久雄(男優)史郎の客
清水元(男優)史郎の客
村上冬樹(男優)通産省局長
田島義文(男優)営林署署長
左卜全(男優)バスの老人
中村伸郎(男優)武内常務
草川直也(男優)井上
佐田豊(男優)源さん
伊藤久哉(男優)輸出振興部部長
浦辺粂子(女優)三島ぬい
浜美枝(女優)淳子
森光子(女優)四戸勝子
加東大介(男優)林田勇三
小栗一也(男優)葛西所長
津路清子(女優)
中川梨絵(女優)房枝(クレジット「中川さかゆ」)
一の宮あつ子(女優)
緒方燐作(男優)
龍岡晋(男優)宏の父
岡豊(男優)
久野征四郎(男優)
宇野晃司(男優)
赤木春恵(女優)
音羽久米子(女優)
石田茂樹(男優)
小川安三(男優)
松本染升(男優)
吉頂寺晃(男優)
脚本山田信夫
音楽武満徹
撮影逢沢譲
製作金子正且
古賀祥一(製作担当)
藤本真澄
東宝
配給東宝
美術中古智
編集大井英史
録音下永尚(整音)
藤好昌生
照明石井長四郎
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
幸せを満喫する新妻、由美子は交通事故で夫を失う。運転していた三島は誠意を尽くして罪を償おうとする。しかし青森で再会して以来、三島は次第に彼女を愛するようになる。
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3.ネタバレ 司葉子の魅力大爆発、邦画屈指のスーパー・メロドラマ。監督成瀬の演出力は遺作となったこの作品に至るまで高い水準を維持していた事を実感している。社会的・心情的に疎外感を味わっている男女が結びついていく様を細かく丁寧な演出情景を積み重ねていく事で「事故未亡人の女と加害者の男のよろめき」という、ともすれば安っぽい話にリアリティを感じさせるのは並みの監督では絶対に上手くはできない。またその作品世界を構築しているスタッフの仕事、特に武満徹の音楽と各役者の配分(浜美枝・中村伸郎・加東大介・浦部粂子・左卜全)には心地よさを感じる。ラスト15分の演出、一線を越えようとした二人が結局結ばれずに終わる流れが素晴らしい。別れに至るまでの心情描写がいいのだ。温泉宿へ向かうタクシーが踏切で立ち往生する=危険を暗示する踏切の「警報音」そして超えてはならない「線路」/バックミラーでチラ見する運転手=事故未亡人と加害者がつながる、という事への世間体からの「視線」/窓辺で聴く救急車のサイレン=男が以前交際していた女との別れの情景の再現、など。こういった不安が積み重なった上での帰結であったこと強調したい。でなぜこの点数か、マイナス2点①最良で最善の演技なのだが「罪の意識に苛まれる若手エリート商社マン」に加山雄三がしっくりこない、という点②温泉宿に向かう前の事故現場シーン。このショットを入れたことで観客は「この恋愛が偶発的な要素で駄目になってしまった=話を収束させる為のご都合主義」を感じてしまいかねないから。この点は「見せない」演出を貫き通して欲しかった。 
Nbu2さん [映画館(邦画)] 8点(2013-09-10 00:45:16)
2.ネタバレ 丁寧な演出、という意味では全く衰える事のない成瀬巳喜男監督の遺作。
しかし正直どこか空気が抜けているような印象があります。
この映画における司葉子さんの美しさは非常に希有なものでありますが、加山雄三に惹かれていく過程は自分には見えませんでした。
加山雄三さんの方も、自分が撥ねて殺した人物の妻に恋していく葛藤が感じられず。
ラスト付近の瞬間瞬間の心の機微という部分に共感しがたいといいますか。
それとこんなことわざわざ書くべきではないかもしれませんが、森光子さんが、芝居の中で相手の話を聞いているようには見えず、様子を感じ取っているようには見えず。1人で芝居をしているように思えます。

浦辺粂子さん、加東大介さんはさすがの納得の演技でした。

これはある意味失礼な野暮な想像ですが高峰秀子さんならどう演じただろう、とか考えてしまうのであります。
結果的に成瀬巳喜男監督の最後の作品なわけですからね。

期待値が高すぎたせいか不満が残ります。
大経師さん [DVD(邦画)] 6点(2014-08-10 21:22:41)
1.ネタバレ なんですかね、この不快感、違和感。ありえない設定。
登場人物全てに共感できません
そもそも主役二人に役者としての魅力が少しも感じられない。
野草摘みのシーンの加山に至っては、まるで若大将のセリフ口調で「ぼかぁ~ね」とか喋りだす始末で
それと関係ないですが、森光子がどうにも「時間ですよ」のおかみさんに見えてしまう。
しかし、名匠成瀬監督にもこんな駄作があったんですね。
とれびやんさん [インターネット(邦画)] 1点(2020-05-08 23:06:12)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 7.13点
000.00%
114.35%
200.00%
300.00%
400.00%
528.70%
6626.09%
7417.39%
8417.39%
9313.04%
10313.04%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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