映画『祇園の姉妹(1936)』の口コミ・レビュー(2ページ目)
Menu
みんなのシネマレビュー
作品情報 キ行
祇園の姉妹(1936)の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
祇園の姉妹(1936)
[ギオンノキョウダイ]
1936年
【
日
】
上映時間:70分
平均点:7.48 /
10
点
(Review 25人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
モノクロ映画
)
新規登録(2004-02-21)【
スロウボート
】さん
タイトル情報更新(2020-05-09)【
イニシャルK
】さん
・
Amazonにて検索
・
Googleにて検索
・
Yahooにて検索
・
Twitterにて検索
Tweet
・
ブログに映画情報を貼り付け
監督
溝口健二
助監督
森一生
キャスト
山田五十鈴
(女優)
芸妓おもちゃ
梅村蓉子
(女優)
姉芸妓梅吉
進藤英太郎
(男優)
工藤三五郎
深見泰三
(男優)
木村保
原作
溝口健二
脚本
依田義賢
撮影
三木稔〔撮影〕
配給
松竹
録音
加瀬寿士
◆テーマカラー◆
◆検索ウィンドウ◆
作品名
人物名
新規要望 邦題
新規要望 原題
変更要望 邦題
変更要望 原題
レビュワー
◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード
人気コンテンツ
●TOPページ
●映画大辞典
●上映中レビュー一覧
●公開予定作品一覧
賞情報
●アカデミー賞
●ラジー賞
●ゴールデングローブ賞
ランキング
●平均点 ランキング
●平均点 邦画ランキング
●平均点 ワーストランキング
●投稿数 ランキング
●マニアックランキング
スポンサーリンク
要望ページ
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
サイト内検索
Web
www.jtnews.jp
スポンサーリンク
口コミ・感想
心に残る名台詞
0
エピソード・小ネタ情報
0
心に残る名シーン
0
関連作品
投稿順
いいね順
更新順
ネタバレあり
改行表示
前
1
2
次
💬口コミ一覧
5.性格の異なる祇園の姉妹に関わる周りの人間たちの生活模様が面白いほどリアルに描かれています。山田五十鈴の'おもちゃ'最高!!
【
白い男
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
9点
(2012-05-10 14:04:05)
🔄 処理中...
4.
ネタバレ
祇園の姉妹、とは言っても中心的なのは妹役の山田五十鈴。で、さっぱり色気がない(笑)。中性的。で、和装、洋装、下着姿、さまざまな姿で登場し、アレコレうまいこと言って男どもを手玉にとる。このあたりのやりとり、どこか落語調で、イヤミが無く、結構楽しい。しかしラスト近く、それまで中性的だった山田五十鈴が、カツラをかぶって芸妓姿となるシーンの色っぽさ。ここにドキリとした直後、手玉にとられた男たちの復讐が待ち受けているという、二重の衝撃。
【
鱗歌
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2012-05-17 00:46:41)
🔄 処理中...
3.
ネタバレ
溝口健二にしてはちょっと押しが弱いかなと思った。
ちょっと押しが弱い気がする。
他の作品に比べると(同時期なら「浪華悲歌」とか)キャラの印象を薄く感じる。
ただ、溝口健二の最盛期だった1920年代~1930年代(淀川長治いわく)の名に恥じない作品であるのは確か。
登場人物もそんな感じに抑圧されている印象が良かった。
人物のクローズアップが滅多に無いので、ロングショットの迫力と美しさはスクリーンで楽しみたいものだ。
特に本作は「唐人お吉」の梅村蓉子、山田五十鈴の若く美しい事だけでも楽しめるし、クローズアップされた山田五十鈴の笑みが良い。
若い二人の姉妹は芸妓と一見すると性を自由に謳歌するようなイメージがあるが、実情は幼い頃から芸妓として生きてきた抑圧された面を覗かせる。
普段は着物で“縛られ”、時折の洋服姿は解放された女性像を感じさせる。
この和服/洋服が最も共存し、女性が自由になろうと背伸びしていた戦前の日本。
貧しく辛い身の上、更には女性軽視(嫁が男を尻に敷いている家庭も結構あったけど)が当たり前の時代。女性は慎ましくも自由になろうと抗う強さと美しさを持っていた。
和服と洋服が共存するという映画は、日本じゃなきゃ撮れない独特の美意識を感じさせる。
そんな抑圧された女性ほど魅力的で怖い者は無い・・・!
本作は姉妹でそれぞれの男を取り合い決裂、男を振り回した女は仕返しを受けるし、男の方も手を出してタダでは済まない。
時代に押さえつけられた女の主張、男として何でも強く生きなきゃならない男の主張、どちらも意地の張り合い。
気持ちは解るがどっちもどっち、男も女も勝手だよと、そんな感じがよく出ている映画だねえ。本当溝口はこういうの描くのが上手い。
溝口独特の飽きそうで飽きさせない絶妙な“間”、
映像の切り替えが結構あるし、印象的な長屋のロングショット、美人二人に酌を受ける先生の満更でもない表情、酒に酔った先生が今で言う“逆ナン”的に誘拐されたり、終盤の車の窓越しの夜街のロケーション、直接的な描写を見せずとも伝わる袋叩きにされた娘の悲痛。
悲惨でもあるけど、「そうなってもしゃあないわ」と何処かユーモアすら感じてしまう。
仲違いしていた姉妹が結局仲直りする様子は微笑ましくもあり、「負けてたまるか」と叫ぶ妹の姿は痛々しくもあるし力強さも感じられる。
【
すかあふえいす
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2014-12-15 23:07:11)
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
小津をして「俺に撮れない映画は溝口の「祇園の姉妹」と成瀬の「浮雲」だけだ」と言わせた、その作品を鑑賞した。なるほど、人を舐めたやつは舐められる。当たり前の理屈だ。芸妓を舐めた男どもに囲まれるうちに、段々と男を舐めはじめる山田五十鈴扮するおもちゃ。これも当然だ。しかし物語は、男を舐めるなとおもちゃを痛めつけたところで、おもちゃが芸妓なんて商売なければいいのだと嘆くところで終わる。巨匠溝口のこの作品の落とし前何処は如何なものか。ここでラストではいけないのではないか?これでは男を舐めた、男側が作った映画ということになる。それでは男の面子がたつまい。ここをきちんと料理した作品だったらなぁと思った。が、男を舐める山田五十鈴の演技は、恐ろしいほどの演技だった。ぞ~っとした。なるほど、小津さんにこの迫力は出せるだろうかとしみじみ鑑賞後、思った。
【
トント
】
さん
[ビデオ(邦画)]
8点
(2016-07-27 00:57:30)
👍 1
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
冒頭、タイトルが「妹姉の園祇」と表記されるのを目にして、これが戦前の映画である事を実感。
溝口監督作というと「雨月物語」が印象深いのですが、あちらと異なり、本作は「現代の観点からすると、ずっと昔の話」「しかし、制作当時からすると、紛れもない今の話」という時代設定なのが、何だか不思議な感じでしたね。
実に八十年前の映画でありながら「主人公の芸妓が、男どもを翻弄する姿の痛快さ」「ラストシーンにて、芸妓の存在そのものを嘆く姿の哀れさ」は胸に迫るものがあり、そこを考えると、やはり凄い作品なのだと思います。
涙を「不景気なもの」と表現するユーモア感覚なんかも、非常に新鮮に感じられて、良かったです。
ただ、歴史に残る名作に対して、こんな事を告白するのは心苦しいのですが、正直ちょっとインパクトが弱いというか、全体的に「平坦」な、盛り上がりに欠ける映画のようにも思えてしまい、残念でしたね。
上述のラストに関しても、ドン底の姉妹がここからどうやって立ち直っていくのだろうかと期待したのに、容赦なく「終」の字が飛び出すものだから、呆気に取られる思い。
この映画の悲劇的な結末を「芸術的である」「素晴らしい」と絶賛する人の気持ちも、分かるような気はします。
それでも、やはり自分としては、ハッピーエンドの方が好きみたいですね。
本作に関しても、たとえ逆境のまま終わるにせよ、主人公姉妹が我が身を憐れんで泣いて幕を閉じるのではなく、もっと力強く前を向いて生きる姿を示して欲しかったな、と思わされました。
【
ゆき
】
さん
[DVD(邦画)]
5点
(2016-08-03 11:35:47)
🔄 処理中...
スポンサーリンク
スポンサーリンク
前
1
2
次
マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
25人
平均点数
7.48点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
1
4.00%
4
0
0.00%
5
1
4.00%
6
3
12.00%
7
4
16.00%
8
11
44.00%
9
5
20.00%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
10.00点
Review1人
2
ストーリー評価
10.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
10.00点
Review1人
4
音楽評価
10.00点
Review1人
5
感泣評価
10.00点
Review1人
■ ヘルプ
ユーザ登録した、で、どうやってレビューできるの?その1
ネタバレって?
自分のレビューだけ≪良レビュー投票≫のリンクがない?なんで?
(詳細はブログにて)って何?
新規投稿したのに日付が古いまま!?
好みの近いレビュワー と お気に入りレビュワー とは
ログインしていない場合レビューページが更新されない
新作が登録されてない!どうしたら良い?
スタッフ・キャストを増やしたい(変えたい)場合は?
新作から旧作に変更する条件について