映画『この子の七つのお祝いに』の口コミ・レビュー(2ページ目)

この子の七つのお祝いに

[コノコノナナツノオイワイニ]
1982年上映時間:111分
平均点:5.97 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化
新規登録(2004-02-21)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-08-14)【イニシャルK】さん
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監督増村保造
キャスト岩下志麻(女優)倉田ゆき子
根津甚八(男優)須藤洋史
杉浦直樹(男優)母田耕一
岸田今日子(女優)真弓
辺見マリ(女優)麗子(青蛾)
中原ひとみ(女優)結城昌代
坂上二郎(男優)生松
小林稔侍(男優)阿久津刑事
村井国夫(男優)泰一毅
室田日出男(男優)渋沢刑事
名古屋章(男優)古屋源七
戸浦六宏(男優)飯島
神山繁(男優)柏原
芦田伸介(男優)高橋佳哉
河合絃司(男優)
上月左知子(女優)
脚本増村保造
松木ひろし
音楽大野雄二
撮影小林節雄
製作角川春樹
松竹
角川春樹事務所
プロデューサー岡田裕介
配給松竹
美術間野重雄
和田洋(美術助手)
衣装松竹衣裳株式会社
編集中静達治
南とめ(ネガ編集)
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
貧しい暮らしをする真弓は、毎日のように幼い娘に言い聞かせていた。「私たちがこんな思いをするのは、全部お前のお父さんのせいだよ。お父さんは本当にひどい人。私たちを捨てて他の女の人のところに行ってしまったの。いつか必ず、私の代わりにお父さんに復讐してね」と。そして・・。
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💬口コミ一覧

10.ネタバレ さすが名女優たる岸田今日子さん、その演技力と佇まいで鑑賞者を恐怖のどん底に陥れます。そしてもう一人の名女優の岩下志麻さんも負けじと、【女子高校生の頃の写真】で鑑賞者を(以下自粛)。
役者の魂さん [地上波(邦画)] 5点(2015-06-14 14:36:41)
9.ネタバレ 殺人の動機や探偵パートがうすく、横溝正史の本家には遠く及ばない。
ビアンキさん [インターネット(邦画)] 4点(2018-11-04 18:20:07)
8.ネタバレ 日本的な習俗、因縁物語。増村老いたり。凡作。
にけさん [映画館(邦画)] 4点(2019-01-31 22:53:21)
7.ネタバレ ええ少なくとも最後まで飽きずに観れることはできましたから、一気にみせるだけの面白さはあったかと思います。が、いろいろとハテナな部分 +なかなか衝撃的な御写真も登場しましたね(苦笑) 良くも悪くも岩下志麻さんに持ってかれた感じですハイ
Kanameさん [インターネット(邦画)] 5点(2020-05-27 09:56:13)
6.ネタバレ トラウマを残された人が多いと言う触れ込みだけは知っており、楽しみに(?)鑑賞。
岸田今日子の芯からにじみ出る感じの陰々滅々とした感じ久々に見ました。
針でチクチクされるのがお好きなようですね。
動く畑中葉子さんも初めて見ましたし、岩下志麻さんの美しさも改めて実感。
けど何かが足りない。まぁアラフォーのおじさんが初見でトラウマなんて感じるわけもないので仕方ないですね。
これが子供の時に夜たまたまテレビで放映してたらと思うと恐ろしいです。
悲喜こもごもさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-05 20:11:40)
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5.ネタバレ 推理モノを映画化する厄介さ。岩下志麻がバーのママさんとして登場した時点で、「チョイ役みたいな登場の仕方だけど、後で重要な立場となるハズ」と、誰だって思いますわな。意外性もヘッタクレもあったもんじゃない。
その辺は、製作サイドも重々、承知なんでしょう。真犯人の意外性よりも、犯行に至る情念、いや怨念といったものを、クライマックスでこれでもかと描きます。
ただ。
それが岩下志麻なもんで、ちょっと浮世離れしているというか、トボけているというか。
夕焼けの赤さが部屋に立ちこめてくる中(これでカラスでも飛び込んできたら、まさにゴケミドロ)、過去が明らかになっていくのだけど、ちょっと、ノリ切れない。これは岩下志麻だけの責任ではなく、脚本も弱いのでは。愛する男を殺めてまでの復讐劇、にしては、それに対する慟哭みたいなものが、イマイチ感じられなくて。そもそもあんなハゲオヤジを、本当に愛してたのかね。とか。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-07-03 18:58:52)
4.ネタバレ たまたま最近、産まれたばかりの子供を誘拐して育てる映画が続いたけど、こちらのお母さんは娘に復讐を植え付けるという、最悪の幼少期を過ごさしている。
-この子の七つのお祝いに- は、童謡の“とおりゃんせ”の歌詞の一部からだろう。子供の死亡率が高かった昔のこと、七歳までの子供は神と人の中間みたいな存在と考えていたらしく、無事に七歳を過ぎれば、その子は大人になるまで成長できる。との言い伝えがあって、七五三のお祝いなんかがその名残らしい。

作中の本当の麻矢も四ヶ月で亡くなっている。“鼠に噛まれて”という今の時代では考えにくい悲劇が、戦後の貧しい時代をまざまざと感じさせる。真弓は精神を病んでいたにもかかわらず、誘拐したきえを七歳まで(=人としてきちんと生きていける年齢まで)育て上げること、復讐を植え付けることをを生きる糧としていたんだろう。たぶん真弓は、自分の幸せを奪った高橋の元妻のみやこが死んだことも知らずに死んだんだろう。

手相占いの才があるゆき子が、手形をモトに父を探す設定も、親子の手相(遺伝)で謎解きするのも面白い。けど手相や手形が重要なキーワードなら尚の事、幼少期の自分の手相が他人(本当の麻矢)のものだって、気が付かないものだろうか?手相って子供と大人で特徴が消えるくらい変わるんだろうか?って思う反面、自分が真弓の子じゃないなんて、母を疑う気持ちもなかったんだと思うと、“操り人形”ゆき子の生涯がとても悲しく思える。
K&Kさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-01-13 21:34:18)
👍 1
3.ネタバレ GYAOの無料動画で視聴。
前半は、増村保造らしい明快で力強い演出が好感触だったけど、真相が明らかになっていくほど話のつまらなさに興味が減退しました。犯罪の背景になっているエピソードは、たんに「混み入った事情」という程度のもので、とりたてて心に訴える内容でもなく、社会的なメッセージ性があるわけでもない。本気で近現代史をテーマにするならば、大陸からの引き揚げ者の苦難にもっと焦点を当てるべきでしょう。お人形やら童謡やらの取ってつけたようなホラー演出は、陳腐にすぎて失笑しか出てこない。わざわざ映画化するほどの題材とは思えません。
自分でこの仕事を引き受けて脚本も書いたのだから仕方ないけれど、これが増村保造の遺作であり、なおかつ代表作のように思われているとしたら哀れです。映画作家というよりも、たんなる職業監督としての仕事でしかないように思う。やはり当時は、市川崑や増村保造のような名匠でさえ、角川の凡作のために従事しなければならなかったのでしょうか?
まいかさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-05-19 18:51:30)
2.ネタバレ 日本人形、わらべ唄、血しぶき、怨み、岸田今日子など、日本ホラーとしてのアイテムはほぼ出そろっているのですが、殺人の動機が最初から示されていて、単純であまり深みが感じられず、今ひとつ響いてこなかったように思います。役者陣はかなり豪華です。中でも杉浦直樹が豪快でカッコイイです。
camusonさん [DVD(字幕)] 5点(2023-06-16 18:39:28)
1.ネタバレ 映像が素晴らしい、役者の演技も素晴らしい、全ての役者が的確に役柄を演じている。しかし、脚本が安っぽくてツッコミどころが満載だ。母田はなぜゆき子のことを愛したのか、ゆき子はなぜ母田に惹かれたのか観客は全く理解できないまま話は進んで行く。手相について知悉しているはずのゆき子が自分の手相と幼い麻矢の手形が異なることに何故気が付かないのか。そして乳飲み子を一人部屋に残して買い物に行く母親、おんぶして連れて行くのが普通だろ。どうにも残念な話になってしまった。
ブッキングパパさん [インターネット(邦画)] 5点(2024-04-17 00:59:52)
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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 5.97点
000.00%
100.00%
200.00%
313.33%
426.67%
51033.33%
6516.67%
7826.67%
8413.33%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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