映画『デイ・アフター・トゥモロー』の口コミ・レビュー

デイ・アフター・トゥモロー

[デイアフタートゥモロー]
The Day After Tomorrow
2004年上映時間:124分
平均点:5.69 / 10(Review 346人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-06-05)
アクションドラマサスペンスSFパニックもの
新規登録(2004-03-07)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
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監督ローランド・エメリッヒ
助監督キム・H・ウィンサー
演出鍛治谷功(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
キャストデニス・クエイド(男優)気象学者 ジャック・ホール教授
ジェイク・ギレンホール(男優)サム・ホール
エミー・ロッサム(女優)ローラ・チャップマン
ジェイ・O・サンダース(男優)フランク・ハリス
セーラ・ウォード(女優)小児科医 ルーシー・ホール
タムリン・トミタ(女優)NASAの気象学者 ジャネット
イアン・ホルム(男優)海流研究学者 テリー・ラプソン
ケネス・ウェルシュ(男優)ベッカー副大統領
グレン・プラマー(男優)ルーサー
クリストファー・ブリットン(男優)
チャック・シャマタ(男優)ピアース将軍
エミー・スローン(女優)エルザ
ダッシュ・ミホク(男優)ジェイソン
原康義ジャック・ホール(日本語吹き替え版【ソフト】)
浪川大輔サム・ホール(日本語吹き替え版【ソフト】)
内田夕夜ジェイソン(日本語吹き替え版【ソフト】)
土師孝也フランク(日本語吹き替え版【ソフト】)
日野聡ブライアン(日本語吹き替え版【ソフト】)
坂詰貴之J.D.(日本語吹き替え版【ソフト】)
小山茉美小児科医 ルーシー・ホール(日本語吹き替え版【ソフト】)
村松康雄ベッカー副大統領(日本語吹き替え版【ソフト】)
有本欽隆(日本語吹き替え版【ソフト】)
西村知道(日本語吹き替え版【ソフト】)
大塚芳忠(日本語吹き替え版【ソフト】)
成田剣(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠見尚己(日本語吹き替え版【ソフト】)
多田野曜平(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐々木敏(日本語吹き替え版【ソフト】)
岩崎ひろし(日本語吹き替え版【ソフト】)
高宮俊介(日本語吹き替え版【ソフト】)
江川央生(日本語吹き替え版【ソフト】)
麻上洋子(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊藤和晃(日本語吹き替え版【ソフト】)
志村知幸(日本語吹き替え版【ソフト】)
江原正士ジャック・ホール(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野島健児サム・ホール(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂本真綾ローラ・チャップマン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
矢田耕司テリー・ラプソン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山野井仁ジェイソン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宝亀克寿フランク(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渋谷茂J.D.(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野沢由香里小児科医 ルーシー・ホール(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝杏里(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加瀬康之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
糸博(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
長島雄一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
津田英三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
谷口節(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宇垣秀成(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
古澤徹(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
水野龍司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
かぬか光明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ローランド・エメリッヒ(原案)
脚本ローランド・エメリッヒ
音楽ハラルド・クローサー
編曲ジョン・キュール
撮影ウエリ・スタイガー
製作ローランド・エメリッヒ
キム・H・ウィンサー(製作補)
マーク・ゴードン
20世紀フォックス
ライオンズ・ゲート・フィルムズ
製作総指揮ウテ・エメリッヒ
ステファニー・ジャーメイン
配給20世紀フォックス
特殊メイクエイドリアン・モロ
C・J・ゴールドマン
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
デジタル・ドメイン社(視覚効果)
カリ・チャドウィック(インフェルノ・アーティスト)
ルイス・クレイグ(特殊効果スーパーバイザー(カナダ))
エリック・ブレヴィグ(視覚効果スーパーバイザー)
コリン・ストラウス(視覚効果スーパーバイザー)
グレッグ・ストラウス(視覚効果スーパーバイザー)
美術クロード・パレ(美術監督スーパーバイザー)
編集マイケル・マッカスカー(編集補)
デヴィッド・ブレナー〔編集〕
字幕翻訳戸田奈津子
スタントクリストファー・レップス(ノンクレジット)
ジャック・ギル[スタント]
アンディ・ギル〔スタント〕
その他ブレイク・ニーリー(指揮)
あらすじ
地球温暖化による氷河期を迎えるのは100年後か1000年後かそれは、分からない。だが、温暖化を防ぐ手だてをうっておかなければ人類には未来は暗い。イギリスで観測された海流温の低下が地球規模の異常気象を引き起こしつつあった。そう、「その日」を迎えるのは数日後に迫っていたのだ。迫り来る大自然の猛威に人々は何を考え、何を信じ、どのように行動していけばよいのだろう。そこには、人間愛のドラマが見えてくる。
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💬口コミ一覧(7点検索) [全部]

72.ネタバレ これは「鑑賞」するより「見物」する映画ですね。この手の映画に人間ドラマが薄いだの、キャラクター設定がどうのこうのと言うのは筋違い。そういうのは他の映画に任せておいて、大画面に展開される驚異の大スペクタクルに「ひえー!!」「ふほー!!」とひたすら感嘆の声を上げ続けるのがこの映画の一番正しい見物法だと思います。それも途中でいい加減疲れてきますけど・・・。とにかくツッコミ部分満載なので、下手に屁理屈言ったらキリがありません。「傲慢なアメリカよ、少しは謙虚になれよ!」ってストレート過ぎる内省メッセージにも正直苦笑。70年代のパニック超大作の洗礼を受けた方にこの映画の感想を是非伺ってみたいです。 (補足)↑(anemone)様早速のレビューありがとうございます。自分はそこからほんの少しだけ遅れた世代ですがこの映画、かなり楽しめました。おもろかったっすよね~。
放浪紳士チャーリーさん 7点(2004-05-21 14:31:57)
👍 1
71.CGの完成度と迫力はさすが。手に汗握って鑑賞しました。しかし、ストーリーに関してはつっこみたいところも沢山あります。オオカミはいらなかったんじゃないの!?とか、あの日本の描写はいかがなものかしら!?とか、大統領の死は意味のない展開だったのでは!?等々。。。しかし私、この映画を観た後、夢で何度も雪山にて遭難してます。それだけインパクトがあったのでしょう。いつかこんな未来がおとずれてもおかしくないのかも。。。と不安にさせられたことだけでも、この映画の存在意義が十二分にあるような気がします。
ぷっきぃさん 7点(2004-05-31 01:37:46)
70.深く考えないで、観ているだけで楽しめる映画。迫力をあじわうために、劇場の大スクリーンで観て欲しい映画かな。氷河期が再びやってきたっちゅうはなしで、主役の息子の名前が「サム」。観終わった後に「サムが寒がってた」と言いたくなった。
スピィーディーワンダーさん 7点(2004-05-31 19:47:08)
69.ネタバレ アメリカ留学先で拝見。こっちはメモリアル・デイ祝日と相まって映画館は満員。あの日本のシーンはちょっとなぁ・・・。自分的には「ブレードランナー」の中みたいな風景でしたな。ツッコミ抜きで見れば面白い映画。迫力は申し分ない。エメリッヒ監督も「ID4」の頃はアメリカ万歳だったのに改心したのかシニカルな笑いが色々ありましたねぇ。メキシコへのアメリカ人難民大量不法入国のシーンは爆笑。このテの映画は大スクリーンで観賞するに限りますね。迫力満点でした。余談:あとアメリカではホントにサッカーの知名度が無いね。イアン・ホルム達一同が最後に乾杯するシーンでその中の一人が「To Manchester United」って言いますが館内はシーンとしたままで誰一人反応無し。誰もマンチェスター・ユナイテッドを知らないらしいね。あんな有名なチームなのに・・・。ちなみに自分はバイエルン・ミュンヘンのファンですがね。以上余談でした。
和魂洋才さん 7点(2004-06-02 13:08:26)
68.前(映画館の前から3列目)のほうでみたからパニックシーンはかなり迫力あったね。街に大波が押し寄せてくるシーンなんか、自分も巻き込まれるような感覚が今も忘れられない。というわけでCGの技術には圧巻。途中で狼がでてきたときはかなり意表つかれたね。まあこの手の映画にはお決まりの家族愛はちょっと・・・ってのはあるけど、それなりに楽しくみれました。映画館でみる価値のある作品だね
rainbowさん 7点(2004-06-05 17:35:27)
67.エメリッヒのパニックものと言えばそれまでイカ型の宇宙人が地球を征服しにやってくるとか、イグアナが核のせいででっかくなっちゃってニューヨークを壊しまくるとか、荒唐無稽な題材ばっかりだったけど、これは今タイムリーな温暖化がテーマですから、そういう点ではそれまでのばか騒ぎなだけのノリとはちょっと違いますね。いや勿論、現実的に検証したらこれもおかしなところはいっぱいあるんでしょうが、、、、。でも僕も温暖化に対するアメリカの一国主義政策には嫌気がさしてたとこだったんです。だからそこんとこ評価します。竜巻や津波のシーンも、盛り上げ方がうまいですね。CGの進歩を改めて確認できたように思います。そういえばこれをテーマにした映画ってちょっと記憶に無いし、温暖化って話が大きいだけに一個人としてはいまいちピンとこないところがあるから、そういう意味では映画の製作も意義あるものだったのかな。でも温暖化で地球が冷えちゃうなんて初めて聞いたな。金星みたいに灼熱地獄になるんだろうと思ってたんですが、、、、今から30年ほど前は地球は冷えていくって言われてましたよね。80年代に入ってからだな、温暖化が叫ばれるようになったのは、、、、。要するに、いまだに温暖化のことってよくわかってないんですね。無知であることが一番怖いことなのかもしれない、、、。
あろえりーなさん 7点(2004-06-06 00:52:41)
66.ネタバレ 簡略に。

CGについてはILMならもう少しレベルアップできたはず。

テーマが地球温暖化という事もあってか。簡潔なストーリー。
環境破壊による、地球の破滅。都市が破壊されて行く様は圧巻。

家族愛については、もう少しプッシュして欲しかった。
自然史博物館の電話シーンではもう少しやりとりがあってもよかったはず。

エンドから探るように地球再生~のラストは良かった。
インデペンデンスデイのラストそのまんまの気がするが。
ラストはこれでいいと思う。
担々麺ファンタジーさん 7点(2004-06-07 02:00:12)
65.さすがはハリウッドきっての直球王ローランド・エメリッヒである。小細工なしのど真ん中ストレートを投げさせたら、今の大作娯楽映画界に彼の右に出るものはいないだろう。もちろん、直球しか投げられないと言ってしまえばそれまでだが、娯楽映画に必要なのはまさにその豪快さである。CGによる映像技術が進歩したといっても、これほどまで地球が滅亡していく様をまざまざと見せつけたものはなかった。その映像世界に対する絶大な圧倒感だけで、この映画は存在する。まさに豪快。まさに娯楽。ただ残念なのは、人間描写にエメリッヒ監督ならではのカッコよさがなかったこと。デニス・クエイドが主役という時点でキャスティングの弱さは致し方ないが、「ID4」「ゴジラ」にあったような脇のキャラクターの小気味よさをもう少し見せてほしかったと思う。妙に男前な大統領や犬連れの浮浪者にその期待をしたのだが、不完全燃焼に終わってしまった。まあ、自然の驚異、地球環境の悲鳴に対する人間の無力さというものを考えれば、人間の動きが弱いのも納得できなくはないが。ラストの宇宙飛行士の言葉にあるように、地球には、人間には、「浄化」が必要なのかもしれない。
鉄腕麗人さん 7点(2004-06-07 11:39:54)
64.ネタバレ みんな、辛口投稿が多いと思うけど当たり前を当たり前に作った手法の中にもう一度怖さ、愛、使命感、等々を考えさせられる良いできだと思います。最近は、ともすればまったく架空の話をもってきて、これでもかというCGと音で度肝をぬく手法が多かった中で身近に感じられる題材でより怖さを感じました。時間もちょうど良くすっきりした気分で帰れました。デニスクエードには、はまり役ですね。ロケットを飛ばしていた青年も大きくなりました。なかでも、イアンホルムは、最高でした。物静かなイギリスの潮流学者最後に、もう手遅れだと言うシーン涙が出てきました。名前忘れましたが、ミスティックリバーでショーンペンの娘役の子、目がくりくりして可愛いですね。あと、凍りついた自由の女神の横を息子を助ける為歩いていくシーン素晴らしい出来でした。超大作の割にこけおどしは無く一人一人の役者さんも見事にはまって安心して見られる演技でした。是非、お子さんのいる方は一緒に行かれると良いです。文明の愚かさ、素晴らしさも考えられる名作です。
としべいさん [映画館(字幕)] 7点(2004-06-08 08:04:31)
63.SFにもスペクタクルものにも特に思い入れのない私ですが、なぜいち早く映画館で、と思ったかといえば、ひとえにキャスティングです。デニス・クエイドはマッチョだけど暑苦しくないところが高好感度で、メグと別れて以来快進撃だから今度はどこまでやってくれるか!?という期待大でした。ジェイク・ギレンホールもかなり好きなんですが、まだ私の好みの作品がない、というそれぞれの期待感が募り、同世代の2人を誘って見てきました。みんなに好評。1人の「こういうのは映画館じゃないとねー!」に一同うなずく。ここしばらく映画鑑賞はたいてい一人だった私ですが、共感度の高い仲間と見に行くのはまたなかなか楽しいものですね。映像の緻密さ、迫力はもちろんのこと、自然をあなどっていると大きなしっぺ返しが来る、というわかりやすいメッセージと、パニックものなのに脅かしが過ぎない、超人的なヒーローがいるわけではなくみんな身近な人のためにこそ心をくだいている、というあたりがよかったですね。注目の2人はそれぞれよかったけど、親子というリアリティーがいまいちだったかな。スペクタクルものでもできたらそういうとこにも神経つかってよ、というのは望みすぎ? ジェイクは少し大人っぽさも出てきて、やっぱり今後ますます期待できそう。楽しみです。作品の話に戻ると、中国にしか見えない日本の光景とたどたどしいセリフに笑ってしまいましたが、邦画でもきっと似たようなことをしているに違いないわけですから、文句は言いますまい。スタッフにいかに日本人が進出できていないかの証しでもあるわけだから、スタッフ志望の日本人も、渡辺謙に負けじとがんばっておくれよー!!
おばちゃんさん 7点(2004-06-09 20:18:40)
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62.ネタバレ この映画がはじまる前の映画館の冷房自体はちょうど良かったのですが、映画が進むにつれてどんどん寒くなったような感じがして尿意を堪えるのが大変でした(汗)映画は必ずしも遠い未来の話ではなく、私たちが普段気にしないでいることが原因で地球温暖化現象が起こり、取り返しのつかない事態へと陥ってしまう危険性を見事に描いていると思いました。特に今年私自身の家が集中豪雨のため浸水したこともあって、最近は非常に気象情報については敏感になっているのもあり、他人事を描いているようにはとても思えませんでした(笑)息子を助けようと猛吹雪の中進み続ける父親、父親を信じそれまで生き続けようとする息子、愛する我が子と亭主の無事を祈りながら病院から移動できない患者と静止を共にする覚悟を決める母親などそれぞれの置かれた状況を随所に見せていくところも見ていて寒さに負けないくらいの熱さを心に感じました。特に、デニス・クエイドとジェイク・ギレンホールのどこか不器用な親子関係が、大惨事によって互いを信じ思いやる気持ちに目覚める展開も見ていて涙こそは出ていませんでしたが感動しました。人間いつ死ぬかはわかりませんが、不器用でも伝えたいことがあるなら早めに言っておいた方がいいのかもしれませんね、後悔しないうちに・・・。
はがっちさん 7点(2004-06-13 10:31:03)
61.映像が、寒い(←誉め言葉)。
ドラマも、寒い(・・・^^;)。
Jimmy.Bさん 7点(2004-06-13 13:34:26)
60.ネタバレ パニック映画らしい御約束映画だったけど、この歳まで、それなりにいろんな映画を見てきたから、御約束と感じるのかもしれない。狼脱走や、ロシア船の図書館の前での座礁。わざわざ図書館っていうところも、「図書館なら燃やすものには困らないなァ」と思っていたら、やっぱり、まんまだったし。ただ、本作は随所に散りばめられた、環境を顧みない便利生活優先主義への批判映画でもあるし、図書館を選んだのも、そのひとつなんでしょう。日本のシーンも、ある意味、うそ寒いものを感じた。街の作りはね、スタッフには明らかに日本名と分かる人達もいるんだから、「これじゃ、中国か韓国だよ」って言って欲しかったりしたんだけど、サラリーマンの行動形式は、いかにもだった。一杯やって、すぐ携帯電話を手にする。都市部ではもはや、老若男女を問わずに見慣れた風景。今はメールでカシャカシャだけど、まるで外部とのコミュニケーションを断絶するかのように、携帯だけがよすがのように、カシャカシャ。アップになった携帯が、監督が見た今の日本人の象徴なんだろうな。ところで、個人的には、売りであるはずの嵐が荒れ狂う映像自体には、あまり感銘は受けなかった。っていうか、煽ってくれたほど、特撮は凄いとは思わなかった。まあ、こんなものなのかな、くらいだった。ついで、皆様が既にコメントしているように、人間ドラマは薄かった。「インディペンデス・デイ」と比べてしまうと、人間関係のドラマ性は稀薄だったな。これは、前作は破壊された荒野を人々がさまよえるけど、本作は外に出ると凍死するだけに、人間の行動が制限されてしまうからなんだろうな。それでも、エメリッヒは、それなりに見せ所は心得ている監督だと思う。ショッピング・モールで自分から命綱を切ってしまう。吹雪の中、救急隊員が来てくれた。約束通り、父が息子を助けに来てくれた。父と息子が抱き合うシーンは、御約束と分かっていても、ちょっとグッと込み上げるものがあったものね。それにしても、ホワイト・ハウスでは、副大統領が物分りの悪い役だったけど、あそこで、軍高官が「台風の目に核を撃ち込もう」発言をしなかったのが、エメリッヒの良識?米軍人も、自然の猛威の前では、こんなもの?米批判なら、そこまでやって欲しかった気がしたなァ。そうそう。本作では、エミー・ロッサムが、良かった。何げな表情が、大袈裟でなく、とても可愛かった。
由布さん 7点(2004-06-16 00:31:21)
59.ネタバレ あ~、こうなるんだろうなぁ~という先のことが思いっきり読める作品。ってかペニシリンをどう投与したのかかなり謎(笑)映像はすごくよかったけれど、ストーリーは微妙だと思う。とくにラストがあんな気の抜けてていいのか!?あそこまで持っていったのにラストで「…えっ…こんな終わり方?」という感じになった。でも映像美に7点。
私が一番ドキドキしたのは、寒さより、オオカミのシーン。。。。っていうか、あの息子、ファザコンだろ。
まーこさん 7点(2004-06-19 10:46:45)
58.私はID4の荒唐無稽さが大好きだった。映画だから許される無茶苦茶さ、それはタコ型宇宙人という絵空事でしかない存在を相手にしているからこそ、それこそ絵に描いた餅のような対抗手段であってもおおらかな気持ちで受け入れられることが出来たのである。現実ではないからこその自由な発想を評価していたのである。さて今作品であるが、そういう意味では地球規模の環境破壊という問題は、エメリッヒにとってはいささかリアルすぎる問題であったかもしれない。ID4の敵が宇宙人であれば、今回の「敵」は地球そのものであったわけだが(もっとも人間の業の積み重ねともいえる結果ではあるのだが)、母なる星地球に敗北を喫させる訳にはいかないのだろう、これまでのパニック映画で乱発されていた核による変化の抑止をせず(これは私は評価している)、特にこれといった対抗手段を打ち出せず、人間ドラマに重きを置くことを選択せざるをえなかっただろう。しかしそのことが、エメリッヒならではの自由な発想力を束縛する結果に繋がってしまったのではないか。確かにデニス・クエイドは好演していたし公立図書館に残った人々の描写も力強さがあったものの、ID4で見られた胸のすくような逆転の発想は最後まで出てくることはなかった。そういう意味では残念ではあったが、ID4との共通点と言うかエメリッヒらしい部分は随所に見て取れる。ID4をよく見ている人ならば、端役に至るまで登場人物で誰が生き残り誰が死ぬか予測できたと思うし実際そのとおりであった(印象的だったのは、1500ドルのコートがどうこう言っていたビジネスマンと、回送中なのに彼から200ドル受け取って乗せたバス運転手が死んだこと)。映画の中では彼の嫌いなタイプ(と思われる)人物には容赦ない。また大統領に対する考え方も一貫していて、自分の命をかけてでも国民を守ろうとする、かなり美化された理想の大統領を見ることができる。ID4の話が多くなったが、比較した上で見るとなかなか興味深い映画である。ただしラストの演説は、イラク戦争は間違いなのではないかと気付き始めた今のアメリカを思うと、もはや手放しではアメリカ万歳とは言えなくなったことの表れなのかもしれない。・・・と。真面目に書いたがやはり一言ツッコみたい。「千代田区って、あれじゃあ『思いで横丁』じゃねーか!!???」 (知らない方へ。「思いで横丁」は新宿駅前、もちろん新宿区です)
合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さん 7点(2004-06-20 19:45:58)
👍 1
57.[キバヤシ]かつて氷づけのマンモスが腐食もなくそのまま発見された・・・これが何を意味するか分かるか?
[タナカ]まさか・・・[キバヤシ]そうだ!!太古の昔からポールシフトは何度も起こっていたんだー!!
そして今、人類も都市も一瞬にして凍りつく─瞬間冷凍地獄─スーパーフリーズ─!!-40℃の極寒の世界だ!!!
[ナワヤ]ま・・・まさ・・か [トマル]で・・・でもキバヤシさん!!ポールシフトがわずかならこの危機は避けられるのでは! 
[キバヤシ]いやわずかでも地球の気象に対する影響は計り知れない。万一極寒の世界から逃れられたとしても・・・
極地の気温が上昇し─氷が溶け出し─超大洪水──海面が50m以上も上昇するんだよ!!! 
[MMR隊員]なんだってー!!!!!!
へろりうしオブトイジョイさん 7点(2004-06-22 02:03:04)
😂 1
56.「地球温暖化について真剣に考えなくては」的な感想が意外に多い。この映画は冷房のガンガン効いた劇場で寒さを体感しながら観るとより楽しめるが、それって地球温暖化にとても貢献している。正しい鑑賞方法は、冷房のスイッチを切り、汗をダラダラ垂らしながら観ることだ。そう考えると、夏に公開していることがおかしい。話も冬に設定し、真冬に公開すべきだ。今年はいつもの年より雪が多いね、ってな始まりにして。→→→→矛盾。この映画を観る限り、地球「温暖化」の問題は解消して見える。
伯抄さん 7点(2004-06-24 04:57:30)
👍 1 😂 1
55.ネタバレ 現実で起こらないことをリアルに見せちゃうエメリッヒ系映画大好きです。
それでこそエンターテイメントだ!でもまぁ災害の映像が唯一で最大の見所ですね。
内容はないっ!息子を助けに行くだけ(だけどそこにドラマはない!)。
なんとなく盛り上げるだけの足のケガ・オオカミ。
東京は東京にあらず。安っぽい。リアルな2時間の中であの東京が一番リアルじゃないね。
全く目立たない大統領は死ぬ必要なし。しかも死ぬシーンもなく簡単に片付けられちゃった感が否めず。
ラストは結局気象に救いなし!?インディペンデンスデイもゴジラも最後は倒したじゃん!だけど気象は倒せず。まぁどうしようもないもんね。
なんかボロクソに書いてるけど、映像のリアルさに妥当の7点。
ぷりとさねさん 7点(2004-06-27 22:43:30)
👍 1
54.ネタバレ なかなか良く出来た映画ではないでしょうか。実際に起こりうる現象を描いていて少なからず危機感を持ちましたね(今現在、地球規模で温暖化問題が目立っている状況で)。映像はCMの通り、物凄い迫力でした。特にNYの津波のシーンなんか思わず「おゎっ」と声が出てしまいました。それほどの迫力、リアルな「映像」でした。
僕はラストシーン「良いなぁ」と思いました。副大統領のセリフから分かるのですが、世界の北半球がほぼ壊滅的な状況になり、南半球に避難してきた人々を背景に南北問題にも視点を置いている。それにラストの宇宙飛行士のこの言葉、「なんて澄んだ大気だ。」この一言にグッときました。人間によるこの地球温暖化のせいですっかり汚染された空気は一瞬の地球の怒りによって、1万年前の澄んだ大気に戻ったのです。もちろん0の状態で。
J.ギリガンさん 7点(2004-06-27 23:16:54)
53.遠い未来に起こるはずの氷河期が、温暖化によって2、3日で発生してしまう恐怖。天気予報なら「明後日のNYは、雨のち曇り、降水確率は100-60%、気温-110℃(前日比マイナス90℃)、所によりスーパーフリーズ」といったとこだろうか。めざましテレビのチカちゃんに、いくら「あったかくしてお出かけくださいネッ!」といわれても、一体何人が生還できるだろうか(第一、海が凍っとるっちゅーねん)。ところで、この映画の評価の分かれ目はやはり「予告編でみた映像から、本編に何を期待したか」ということではないだろうか。摩天楼が崩壊してゆくさまをただ、息を呑んで見つめていたい人と、そこに熱い人間ドラマ(またはハラハラドキドキ冒険ドラマ)を期待した人。ちなみに小生は、不謹慎ながらも前者です。ID4で地を這うように大都市を破壊した炎が、今度は水に姿を変えた。エメリッヒもきっと、こういった大都市が崩壊して逃げ惑う悪夢をよく見て、夜毎うなされているんでしょう。間違いない。あと、トーキョーのシーンは笑いました。皆さん、あれは架空の都市ですよ、きっと。もうちょっと予算があれば、サムライとゲイシャを歩かせ、ビル間をとぶスパイダーマンのようなニンジャを合成し、背景にフジヤマと、山頂にはキンカクジを置いてたはずなんです。間違いない。
はたらきばちさん 7点(2004-06-28 03:11:39)
😂 4
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 346人
平均点数 5.69点
010.29%
192.60%
2102.89%
3205.78%
43510.12%
56117.63%
69326.88%
77220.81%
83510.12%
972.02%
1030.87%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.65点 Review26人
2 ストーリー評価 4.57点 Review52人
3 鑑賞後の後味 5.46点 Review47人
4 音楽評価 5.26点 Review34人
5 感泣評価 3.29点 Review37人

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