映画『大地の子守歌』の口コミ・レビュー

大地の子守歌

[ダイチノコモリウタ]
1976年上映時間:111分
平均点:7.38 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマ青春もの小説の映画化
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監督増村保造
演出灰地順(方言指導)
キャスト原田美枝子(女優)りん
賀原夏子(女優)ばば
梶芽衣子(女優)若い女
岡田英次(男優)伝導師
田中絹代(女優)農婦
木村元(男優)佐吉
山本廉(男優)源蔵
加藤茂雄(男優)清助
灰地順(男優)茂太郎
青木和代(女優)
脚本白坂依志夫
増村保造
音楽加藤登紀子(メインテーマ)
作曲加藤登紀子
撮影中川芳久
製作藤井浩明
企画藤井浩明
配給松竹
美術間野重雄
編集中静達治
南とめ(ネガ編集)
録音橋本泰夫(録音助手)
照明高坂俊秀(照明助手)
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

3.ネタバレ 増村映画に常に付きまとう女の苦しみ、痛み、傷ついても傷ついても、直向きに生きる少女おりん、原田美枝子の演技力、この当時若干16歳にして、この迫力、昨今の女優気取りのタレントなどとは大違いである。これが女優の演技だ。おりんが発する「この馬鹿たれが~」は自分に対する思いと自分をこのような世界、女郎へと引きずり込んだ男、佐吉への恨み(叫び)、また、自分を置いて死んでしまったばばあに対する思い、自分の事を何も解ろうとしない周りの連中への叫び、素直な気持ちの現れだと見ていて感じる。おりんがもう女になどなりとうないという気持ちが何とも痛い。牧師に対し船に乗せてくれというあのおりんの姿に少女としての本当の意味での女としての悲しみが滲み出ていて泣けてくる。眼が見えなくなったおりんが船を漕ぐあの姿にもおりんの悲しさ、切なさが現れてる。それにしても女優に対しとことん演技というものを追及する増村保造監督の演出の凄さ、今、これだけ女優に対し凄まじい演出を追及する監督はいないのではないだろうか!
青観さん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-09-14 14:04:39)
👍 1
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2.ネタバレ 原田美枝子の凄まじい演技に圧倒されっぱなしでした・・・・。「おりん」という少女の成長、苦しみを見事に演じきっているというか、おりんそのものに成り切っているんですよね。とても当時16歳とは思えません(相当無茶してます)。この演技を引き出した増村監督もまた凄いですね・・・・。 
TMさん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-14 17:01:56)
1.ネタバレ これは監督増村最後の名作でしょう。13歳の少女が一緒に暮らしていた祖母の死を境に無理やり売春宿に連れて行かれその過酷な労働の結果盲目になる。そんな悲惨な境遇にもかかわらず彼女は必死で生きていく。極端な事を言えば彼はこれで燃え尽き、後はこの映画の搾りかすのような作品(TVシリーズや映画)の演出・脚本をし続けて人生に幕を閉じたと考えています。同年「青春の殺人者」で強烈な印象を残したヒロイン原田美枝子に対してとことん過酷な事を強いておきながらそこから生まれる強靭な「芯」を持つ女性の美しさを引き出してみせた、これは昔若尾文子(様)や渥美マリに対して行った演出行為と変わりません。演出等にくどさも感じられますがラストに至るまで見ごたえは充分。DVD、まだ出ませんねぇ。「でんきくらげ」「しびれくらげ」は出るみたいですが。
Nbu2さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-12-09 20:56:09)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.38点
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6225.00%
7225.00%
8337.50%
9112.50%
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