映画『いちご白書』の口コミ・レビュー(2ページ目)

いちご白書

[イチゴハクショ]
The Strawberry Statement
1970年上映時間:109分
平均点:5.94 / 10(Review 35人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-09-19)
ドラマ青春もの学園ものロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
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監督スチュアート・ハグマン
キャストブルース・デイヴィソン(男優)サイモン
キム・ダービー(女優)リンダ
バッド・コート(男優)エリオット(ボート部の舵手)
ボブ・バラバン(男優)エリオット(学生運動主催者)
ジェームズ・ココ(男優)食料雑貨店店主
イスラエル・ホロヴィッツ(男優)ベントン博士
ジーニー・バーリン(女優)クリップボードを持った女子学生
エドラ・ゲイル(女優)秘書
マーゴ・ウィンクラー(女優)女学生
富山敬サイモン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
岡本茉利リンダ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田中秀幸エリオット(ボート部の舵手)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田中亮一エリオット(学生運動主催者)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
野島昭生ジョージ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
石丸博也ルーカス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
仲木隆司スウォッチ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
増岡弘(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
玄田哲章(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
脚本イスラエル・ホロヴィッツ
音楽イアン・フリーベアーン=スミス
作曲ジョニ・ミッチェル"The Circle Game(「サークル・ゲーム」)"
ニール・ヤング"Helpless"他
リヒャルト・シュトラウス"Also sprach Zarathustra(「ツァラトゥストラはかく語りき」)"
ジョン・レノン"Give Peace a Chance(平和を我等に)"
ポール・マッカートニー"Give Peace a Chance(平和を我等に)"
主題歌バフィー・セント・メリー"The Circle Game(「サークル・ゲーム」)"
挿入曲ニール・ヤング"The Loner"他
撮影ラルフ・ウールジー
マイケル・D・マーガリーズ(カメラ・オペレーター)
製作アーウィン・ウィンクラー
ロバート・チャートフ
MGM
配給MGM
美術ジョージ・W・デイヴィス(美術監督)
ロバート・R・ベントン〔美術〕(セット装飾)
E・プレストン・エイムズ(美術監督)
編集フレドリック・スタインカンプ
録音フランクリン・ミルトン
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💬口コミ一覧

15.私は学生運動とは縁の無い世代です。学生運動に対する感情としては、憧れが無いと言えば嘘になりますが、ほとんど嫌悪の情です(当然、憧れ故の嫌悪でもあるのですが)。だもんでこの映画の受け止め方も、それに沿ったものになってしまうわけです。言葉を変えれば、あくまで当時を描いた映画であって、世代を越えて普遍的に訴えるような面には乏しいという印象を受けます。勿論、それもまた映画のあり方であって、決して悪い事ではないと思いますけどね。カメラの凝り方が、むしろ時代を感じさせて、ちょっとレトロな味わいもあります。
鱗歌さん 6点(2003-07-27 01:12:44)
14.ネタバレ “The Strawberry Statement”『いちごに関する声明』当時の学長が学生の主張を揶揄した発言がモト。白書“white paper”は政府発行の報告書なので意訳。
サイモンとは無関係なところで、学生の起こした抗議運動。単なる好奇心から学生運動に参加していく過程が丁寧に描かれていてとても興味深い。
心のどっかにあった漠然とした不満を、言葉にして行動に移す。それを似たような不満を持った同士で集まって、大きな声にしたら、あんな学生運動になるんだなぁ。自分の主張を認めてくれる同士で、お互い認めあって、異性と抱き合って寝泊まりしてたら、そりゃ、楽しいよなぁ、まだ子供だしぃ。なんて、この映画を通して学生運動の原動力(異性)を観たような気がします。サイモンは運動よりもリンダに惹かれていましたね。リンダへの気持ちを運動にぶつけたんでしょう。

話は脱線しますが、このリンダの服装や雰囲気が、Zガンダムのファを連想させました。デモとか反政府とか、今思うと、あの作品ってどことなく学生運動の雰囲気がありましたね。
日本でも、私よりひと回り以上上の世代が熱心に取り組んでいた学生運動。たぶん私の世代にはこんな集団のエネルギーなんて無くなってたんでしょうね。集団ではなく個の時代になっていったんだと思います。学生が団結力を失った代わりに、'80年代以降、二本の場合は集団のエネルギーはカルト宗教なんかに移行したように思えます。いまはどうなんでしょうね?

サイモンの運動なんてお構いなしに、8mmを壊す黒人ギャングが印象的です。誰のための、なんのための運動だったんだろう?って。それでも運動は止まりません。機動隊の突入。最後にサイモンを突き動かしたのも、リンダ個人への思いだったんでしょうね。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-09-14 22:33:18)
13.ネタバレ タイトルのように甘酸っぱい青春映画かと思いきやが学生闘争に身を投じる男女の話で結構暗いです。まあニューシネマなので仕方ないですが。
しかし全体通してみても、タイトルが持つ意味のようにどことなく要領を得ないような、散漫な感じを受け、それほど面白いとは思いませんでした。
クリムゾン・キングさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-25 11:55:22)
12.ネタバレ スタートの主題歌「サークルゲーム」は良く印象的、だがいちご白書の若者たちと同年代を過ごした私にとっては、大いに不満の残る映画だった。前半の恐ろしく退屈な青春ドラマと、後半の講堂での警察との衝突が、あまりにも不釣り合いというかかみ合わない。
講堂での衝突シーンはおそらく現実に起こったできごとをそのまま表現したものだろう。無抵抗の学生を強権発動でもって排除していく様子がリアルに描かれている。
しかし、なぜそれほどまでして学生が立てこもったのかが描かれていない。これでは経験に乏しい現代の若者が見ても疑問に思うだけだろう。
毛沢東やゲバラの写真が掲げられてあっても、中は至って平穏。議論も活動も何もない。理想に燃え激論を戦わせた私たち日本の学生運動とはまったく異質、「革命ごっこ」にしか見えず、ずいぶん甘い学生運動だ。やはり資本主義大国の米国ゆえだろうか。
唯一おもしろかったのは食料調達係と雑貨店主人のシーン。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 5点(2012-02-13 23:35:23)
😂 1
11.70年代初頭の時代背景や雰囲気がよく出ている青春映画。
劇中に挿入されてくる曲もいい。映像は良くないけど、たぶん演出はいいんだと思う。
主役の二人はどんな顔してたかなぁ。男のほうは眼鏡をかけていたと思うけど、
キャスティングに関してはあまり記憶にない。それにしても、こんな時代があったんだねぇ。
今の若い人たちが観たら、別世界のお話だと思うんじゃないだろうか。
MAHITOさん [地上波(字幕)] 5点(2011-08-05 06:54:47)
10.主人公はいい加減で調子のいい嫌な奴だし、内容にも共鳴するものは欠片もない。しかし全く飽きさせずに最後まで引っ張り切った見せっぷりは大したものです。
MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-05 21:03:46)
9.いちご白書の映画の事が載っているなんて信じられませんでした。もうすでに何十年前の思い出ですが、TVで見てからキム ダービーの可愛らしさにひかれ、大学時代映画喫茶なるもので観劇し、見終わった後ヤクザ映画を見た後みたいにその気になってしまって、学生運動に参加してしまいました。いろんな思い出の映画です。一口じゃありませんね。
江戸 和也さん 5点(2001-10-23 21:50:12)
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8.最近、成人式で大騒ぎして逮捕された連中がいたが、どう言う訳か同じような印象を受けた。デモに冷やかし半分で参加したはずの若者たちが警官隊に滅多打ちにされる。そう言ったシーンを見ても悲劇というものが感じ取れない。学生たちの行動に正当性が無いから?何故権力側に抗議をしているのかが、説明不足のまま行動を取っているからなのか? 勿論、若者側を非難しようとするものではないが、そう言った世相を狙っているところがこの作品の良かったところだ。
イマジンさん 5点(2001-01-22 12:18:52)
7.学園闘争真っただ中を描いた青春映画にして、典型的アメリカン・ニューシネマな閉塞感が充満する雰囲気も悪くは無いのだが、やや閉塞・停滞し過ぎており、映画としては不必要にノンベンダラリとしており全編かなり退屈。ただ、この時代に活動に身を投じた学生の動機のホントのトコロを的確に描いているようにも思う(ノリというか、ヤケクソというか、本気かつ論理的な動機で活動していたと言うよりは、分り易くて一見意味の有る(一方で実を結ばないのが分かり切っているがために逆に敗北の無い)闘争とやらに飛び付いただけなのではないかとも思う)。マジメな題材を扱っているようで妙に暢気な主題歌にも、その雰囲気が滲み出ているように感じた。ただこれも一つの「時代」(とその「空気」)を封じ込めた映画としては、それなりに価値は有るのかも。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 4点(2019-12-24 23:16:59)
6.ネタバレ 他のアメリカン・ニューシネマ作品と比べるとずいぶん甘ちゃんだと思う。当時の観客を意識しているからか、彼らが学生運動にのめり込んでいるのかがはっきり描かれないという致命的な欠点があり、そのおかげで私には何がなんだかサッパリわからないまるで修学旅行か学校祭の準備中に撮影した映像を見せられているようで、ひどく居心地が悪い映画だ。見どころは食料雑貨店でのやり取りとクライマックスくらいで、あとのシーンは全部いらないよ。ついさっき主人公に殴りかかった体制派の男がなぜか革命側に転向していることが物語に生かされていないし、理由も明かされないし、ひょっとしたらスパイなのかもしれないけど触れられないから真相がわからない。なんだったんだろう…。ロードムービーなら意味のないシーンは許されるんだけど、こういう映画ではちょっとかんべんして欲しい。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 4点(2015-06-29 08:50:44)
5.他の人も書いてるけど、要領を得ない散漫なストーリーが目立ち、面白くなかった。
この時代ならではの世相をうまく切り取ったんだろうけど、大学紛争とかまったく思い入れも興味もないのでちょっと。
ただ紛争の生々しい雰囲気は作りものっぽくなく、リアルなのは見事。
mhiroさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2024-06-21 22:15:31)
4.ネタバレ これが「あの」いちご白書なんですね~、観れて良かった~~。でも、しかし、内容は、、、全くなにも面白味のないだらだらしたものでしたね。これも当時の世相を反映したものなのでしょうか。もう一度見ることはないと思うなぁ・・・残念ですハイ
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2019-10-21 08:55:39)
3.ネタバレ 「みんな時の回転木馬の捕らわれ人 戻れない過去を人は振り返るだけ 回って回って終わりのないゲーム」という印象的な主題歌から始まり、てっきり回想物かと思ったのだが違っていた。ノンポリ学生が異性目当てで運動に参加するというのはよくある話だし、普通はここから泥沼化しているのだが、特に追い込まれるわけでもなく、盛り上がるわけでもなくあっさり警官突入で終了してしまった。日本には安保闘争や安田講堂事件という物語があり、何度も映画・ドラマやドキュメンタリーで見ているので、それと比較してしまうとなんとも味気ない。
この手の話は若気の至りと言ってしまえばそれまでなんだが、かと言って納得いかない事に対して声をあげずに泣き寝入りする事は結果的に自分を傷つける事になるので、権力に対する闘争心は大人になっても持ち続けるべきである。もちろん戦略性や勝算を計算した上での話だが。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-01-20 11:53:39)
2.僕には合わないというか理解不能。
白い男さん [ビデオ(吹替)] 3点(2009-02-24 23:34:06)
1.冷めた高校生活を送った私にはダメだった。
Michael.Kさん [ビデオ(字幕)] 3点(2007-01-20 19:04:42)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 5.94点
000.00%
100.00%
200.00%
3514.29%
425.71%
5720.00%
6720.00%
7822.86%
8411.43%
900.00%
1025.71%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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