映画『麻雀放浪記』の口コミ・レビュー(2ページ目)

麻雀放浪記

[マージャンホウロウキ]
1984年上映時間:109分
平均点:7.29 / 10(Review 89人) (点数分布表示)
公開開始日(1984-10-10)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2025-05-06)【イニシャルK】さん
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監督和田誠
キャスト真田広之(男優)
大竹しのぶ(女優)まゆみ
加賀まりこ(女優)ママ
内藤陳(男優)おりん
笹野高史(男優)鈴木
加藤健一(男優)ゼゲンの達
高品格(男優)出目徳
鹿内孝(男優)テディ
天本英世(男優)はちまき
鹿賀丈史(男優)ドサ健
名古屋章(男優)上州虎
木村修(男優)設計士
須賀良(男優)眼鏡の男
原作阿佐田哲也「麻雀放浪記」
脚本和田誠
澤井信一郎
音楽高桑忠男(音楽プロデューサー)
石川光(音楽プロデューサー)
主題歌岡晴夫「東京の花売娘」
撮影安藤庄平
製作角川春樹
東映
角川春樹事務所
配給東映
美術中村州志
編集西東清明
照明梅谷茂
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

8.ネタバレ  いい映画ですね。モノクロの絵のトーンが、ストーリーと見事にマッチしています。 そしてセリフの一つ一つが、かっこいい。 あと、登場人物が、すべて魅力的です。みんな憎らしくて、それでいて、憎みきれないろくでなしで、よかったです。
コウモリさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-04-26 13:21:32)
7.ネタバレ アホみたいに勝負事にムキになる野郎共の馬鹿げた行動をここまで讃美して映画を作ってくれたってだけで泣けるじゃないですか。モノクロで撮ったのも正解だし、ラストシーンの気怠い朝の風景も実に美しいです。何よりも素晴らしいのは、牌を混ぜ、積み、取り、切るといった指の動き、そしてそれに向けた各打ち手の集中感やそれがぶつかる空気感といったものまできっちり撮り切っていること(しかもそれが、主要な人物だけでなくて、端役の1人1人まで行き届いている)。前に見たときは、加賀や大竹の色恋沙汰はそこまでいらないんじゃないか?とも思っていたのですが、再見したら気にならなくなりました(加賀が中盤以降登場しないのも良いし、大竹が上州虎に押し倒されたときの表情なんて、ぞくっとします)。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-02-02 03:12:54)
6.ネタバレ 観たくないのに、首に縄つけられて渋々観たのは良いが、劇場でほとんど爆睡してしまい、同行者に顰蹙を買い、しかたがなくテレビ放映でリベンジ。当時は男の子は誰もがジャパンアクションクラブに憧れ、女の子は松田聖子や中森明菜が良いとされた時代に、なんで麻雀ですか!?なんて思ったもんだ。雀牌が卓に擦られる音を聞くと爆睡する得意技を持つ私にはかなり苦痛な映画ではあったが、この20数年での日本映画の中では群を抜いており、かなり良い作品かな。久々にじっくり高品格を観たい。
成田とうこさん [映画館(邦画)] 8点(2008-06-28 05:43:16)
5.ネタバレ 麻雀をしない人にはきついかもしれないですが、終戦直後の焼け野原の東京でたくましく生きる人々がすごくいきいきと描かれています。卓を囲み家の権利書に絡む人々に加え、冒頭でチンチロリンをやっている連中がまたいい味出しているんですよ。この時代のこの世界観にモノクロがよく似合いますね。

肝心の麻雀もシビれるシーンがしっかり用意されています。特に2の2の天和2連発の時の怒り狂うドサ健とそれを静かに睨み返す出目徳。あの場面は最高です。また、序盤の哲と出目徳の最初の出会いの卓での大四喜字一色も鮮やかでしたが振り込んだおじさん、あの状況で字牌は絶対切っちゃいかんでしょう(笑)

初めてTVで見たのが二十歳頃だったかな。大学生だった当時、仲間と卓を囲みながら、役満が出た時に「ふざけるなァ!」とか、この映画のセリフを真似しながら打ったこともあったなあ。2の2の天和や燕返しといった伝説の積み込み技の数々。雀荘に全自動卓しかない現代にはもう無い・・・。
とらやさん [地上波(邦画)] 8点(2008-11-20 00:06:02)
4.ネタバレ 最近の若い人たちは麻雀をしなくなったと聞きます。4人揃わないと出来ない麻雀より、一人で充分に楽しめるTVゲームがあるからでしょう。お金を賭ける前提が不健康に見えるのかも。でも、麻雀は素晴らしく良く出来た遊びです。配牌とツモによる多彩な展開、自分の手が成長して行くワクワクと役満をテンパった時のドキドキ、相手の性格と危険牌の読み、一発逆転の可能性、そして運。断言します。麻雀は卓上ゲームの王様です(笑)。学生時代によく徹マン(徹夜で麻雀をすること)をした私たちにとって本作はかなり話題になった映画でした。高品格の「あっ、また天和(テンホー)だ」の口調を真似て、ボソボソと「あっ、また平和(ピンフ)だ」なんて言って打ってました。麻雀に家を賭け、女を賭け、最後は九蓮宝燈(チューレンポウトウ)で命まで燃やし尽くす。昇天した高品格を身ぐるみ剥がしてから「家に帰してやろうぜ」と言って運び、土手から転がすシーンが鮮烈です。心臓が止まっていても卓を囲んだ相手は「敵」であり、また、同類への憐れみと親近感、そして自分たちの人生への諦観が見られる名シーンだと思います。一芸にのめり込むと、それが生き様になってしまうのは間々あることですが、麻雀にもそれだけの深さがあると思います。彼らの人生はやさぐれていますが、それでも本作はこの遊技を愛して止まない麻雀讃歌です。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 8点(2012-02-06 05:34:50)
👍 2
3.ネタバレ 時代背景と博徒の生きざまがうまい具合に描かれてて、良かったですねー。
どいつもこいつもろくでなし!
でもなんだか捨て置けない魅力があるんですよね。
こんなヤツラ同士で凌ぎを削ったところでいわゆる『誰得?』っぽいかもしれませんが、公営ギャンブルと違って『その場の人間で獲り合う』ってのがここでいうギャンブルの醍醐味なんですよね。
なもんで、賭けの対象の大竹さんや権利書があっちいったりこっちいったり(笑)
タイトルからして男の闘いに目がいきがちですが、大竹さんの役のいじらしいことといったら!!
ドサ健にその身を獲り返してもらったときの笑顔にキュンキュンきました!
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-21 21:39:34)
2.ネタバレ 死んだお袋とこの女には迷惑かけたってかまわねえんだ。ドサ健のセリフはどれも印象に残ります。最後の出目徳転がすシーンも印象深い。何で、憧れも肯定もできないこの手の生き方に眩しさを感じてしまうんでしょうね?
東京ロッキーさん [DVD(邦画)] 8点(2013-11-02 13:16:17)
1.ネタバレ ○俳優陣の濃い演技もあり、時代を生きていたんだなというのがひしひしと伝わってくる。○もちろん分かるに越したことはないが、麻雀をそんなに知らなくても十分楽しめる。○出てくる女性陣も加賀まりこと大竹しのぶの対比。加賀まりこの魅力もモノクロに映えるものであった。
TOSHIさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-01-04 20:55:57)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 89人
平均点数 7.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
422.25%
566.74%
61011.24%
73134.83%
82831.46%
91011.24%
1022.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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