映画『崖』のいいねされた口コミ・レビュー
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作品情報 カ行
崖の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
崖
[ガケ]
Il Bidone
1957年
【
伊
・
仏
】
平均点:7.07 /
10
点
(Review 14人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
モノクロ映画
)
新規登録(2004-05-10)【
--------
】さん
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監督
フェデリコ・フェリーニ
キャスト
ブロデリック・クロフォード
(男優)
オーギュスト
リチャード・ベースハート
(男優)
ピカソ
フランコ・ファブリッツィ
(男優)
ロベルト
ジュリエッタ・マシーナ
(女優)
イリス
脚本
フェデリコ・フェリーニ
トゥリオ・ピネッリ
エンニオ・フライアーノ
音楽
ニーノ・ロータ
撮影
オテッロ・マルテッリ
あらすじ
イタリア三大巨匠監督の一人、フェデリコ・フェリーニの作品。代表作『道』と同時期に撮られた作品だが、こちらの方が知名度は格段落ちる。しかし、内容的には決して劣らない傑作である。汚れた中年男性が、どうにかして自らの人生を改めようと命を賭して頑張るが・・・後半近くに登場する小児麻痺の少女と、この男性との会話シーンは必見である。
【
にじばぶ
】さん(2008-02-23)
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💬口コミ一覧
4.
ネタバレ
フェリーニという人の描く世界、見つめる視線の先には人間とは如何に惨酷な生き物、運命には逆らえない。この映画の主人公三人の悪人達、社会から完全にはみ出してしまったどうしようもない人たち、人を騙し金を奪うことを商売にしている奴ら、そんな奴らの苦悩、悲しみ、そんな中で三人のうち、一人の男、アウグストが別れた妻と娘との再会、その瞬間に見せる彼の一人の父親としての娘との幸福感、更に小児麻痺の一人の少女との出会いによって、今までの自分のしてきたことへの償いの意味を込めての仲間との別れ、純粋な少女の優しさ、会話の中で生まれる本当の人間愛、この映画が描いているその人間愛こそフェリーニ監督の持ち味、人間の心の中にある悲哀、人間の弱さというものを感じられずにはいられない張り詰めた空気、最後の最後に良心を見せて死んでいったアウグストを演じて見せたブロデリック・クロフォードの名演技に誠意と意地を感じることが出来る。
【
青観
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2008-04-13 21:21:18)
👍 2
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3.
ネタバレ
はっきり言って主人公はかなりの悪人です。無知な貧乏人から金を騙し取ったり、偽の抗生物質を売り付けて病人を死に至らしめたりと。ある意味では『自転車泥棒』で自転車を盗んだ奴等と同類です。金持ちからふんだくれば良いものを…、最後に仲間から言われる「自業自得だ」という言葉もまた然り。ただこれはそういうモラルを問う映画ではないし、そもそもあれで主人公に感情移入するなと言う方が無理というものです。彼を慕う若者の詐欺師に「この仕事では家族は邪魔になるだけだ」と言いながら、実は彼にも娘がいて、しかも事情で定期的にしか会えない。傑作『青春群像』にも似た登場人物の後悔と未練の気持ちがビシバシと伝わってきます。ラスト、どん底に突き落とされ蟻地獄から這い上がるかのようにもがく主人公の姿に、今からではもう人生をやり直すことができないという崖っぷちの心情が重なってようやくタイトルの意味が理解できました。自分はもう無理だからこそ、まだ希望のある若者に願いを託したかったのかもしれませんね。
【
かんたーた
】
さん
[地上波(字幕)]
8点
(2005-06-03 18:42:14)
👍 2
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
フェリーニ作品に腰が引けるのですがリチャード・ベースハート出演に釣られて恐る恐る鑑賞。
心配は杞憂に終わった良作でした。詐欺師3人一体となっての騙しの手口で貧しい人々のなけなしの金を巻き上げるのに血圧計が振り切れる。外道生活から抜け出すべく後戻り出来た妻子持ちで若いリチャード・ベースハートと出来なかったブロデリック・クロフォード。48歳が強調されておりましたが、一回り上の私はどないなるんや! しょんぼりします。
救いの無い結末ですが因果応報、止む無しなのでしょう。
私的には「道」>「崖」≧「カビリアの夜」であります。
【
The Grey Heron
】
さん
[インターネット(字幕)]
7点
(2023-03-26 16:12:24)
👍 1
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
数多あるフェデリコ・フェリーニ作品群の中から、『崖』を鑑賞。
フェリーニ作品は全て観たが、この『崖』が一番のお気に入りだ。
世間では、同時期に作られた『道』(1954)の方が有名である。
でも私は『崖』の方が遥かに好きである。
一番のお気に入りシーンは、「主人公と小児麻痺の少女との会話」シーン。
詐欺を働き、その人生自体も汚れきった中年の主人公。
片や、小児麻痺と戦いながらも人生と真正面から向き合い、純粋さを失っていない少女。
この対照的な二人の会話は、ただただ見入ってしまうほど感動的で印象的なシーンだ。
主人公が、純粋な少年や少女と会話をするシーンは、『甘い生活』(1959)や『青春群像』(1953)などの初期フェリーニ作品でもよく出てくる。
『甘い生活』は非常に尺の長い作品で、ややもすると退屈さに襲われる危険性大の作品だが、ラストの「海辺での主人公と少女との会話(実際は会話が成立していないが)」シーンが一気にそのもやもやを吹き飛ばしてしまう。
『青春群像』でも、ラスト間際の「汽車が出発する直前の、主人公と少年の会話」シーンがあり、最後にとてつもない余韻を残す。
私にとって、初期フェリーニ作品が大好きな理由は、まさにこれらの名シーンが存在するからなのだ。
中期から晩年にかけてのフェリーニ作品は、まさに「映像の魔術師」的作品が多く、それらは高く評価されているかと思うが、私の好みには合わない。
やはり私にとってのフェリーニ作品といえば、『甘い生活』であり『青春群像』であり、そしてこの『崖』であるのだ。
“あの会話シーン”を観たいが為の理由で、私はこれらの作品をまたいつの日か観ることだろう。
最後になってしまったが、ニーノ・ロータの音楽も言わずもがな素晴らしい。
やはりフェリーニはロータあってのフェリーニである。
【
にじばぶ
】
さん
[ビデオ(字幕)]
9点
(2007-09-01 20:36:48)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
14人
平均点数
7.07点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
2
14.29%
6
2
14.29%
7
4
28.57%
8
5
35.71%
9
1
7.14%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
8.00点
Review2人
2
ストーリー評価
7.33点
Review3人
3
鑑賞後の後味
6.33点
Review3人
4
音楽評価
6.66点
Review3人
5
感泣評価
7.00点
Review1人
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