映画『浪華悲歌』のいいねされた口コミ・レビュー
Menu
みんなのシネマレビュー
作品情報 ナ行
浪華悲歌の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
浪華悲歌
[ナニワエレジー]
1936年
【
日
】
上映時間:89分
平均点:7.42 /
10
点
(Review 12人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
モノクロ映画
)
新規登録(2004-05-16)【
--------
】さん
タイトル情報更新(2025-04-29)【
イニシャルK
】さん
・
Amazonにて検索
・
Googleにて検索
・
Yahooにて検索
・
Twitterにて検索
Tweet
・
ブログに映画情報を貼り付け
監督
溝口健二
キャスト
山田五十鈴
(女優)
村井アヤ子
梅村蓉子
(女優)
麻居すみ子
原健作
(男優)
西村進
志村喬
(男優)
峰岸五郎
進藤英太郎
(男優)
藤野喜蔵
原作
溝口健二
脚本
依田義賢
撮影
三木稔〔撮影〕
配給
松竹
美術
小栗美二
(字幕)
衣装
小笹庄治郎
録音
加瀬寿士
◆テーマカラー◆
◆検索ウィンドウ◆
作品名
人物名
新規要望 邦題
新規要望 原題
変更要望 邦題
変更要望 原題
レビュワー
◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード
人気コンテンツ
●TOPページ
●映画大辞典
●上映中レビュー一覧
●公開予定作品一覧
賞情報
●アカデミー賞
●ラジー賞
●ゴールデングローブ賞
ランキング
●平均点 ランキング
●平均点 邦画ランキング
●平均点 ワーストランキング
●投稿数 ランキング
●マニアックランキング
スポンサーリンク
要望ページ
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
サイト内検索
Web
www.jtnews.jp
スポンサーリンク
口コミ・感想
心に残る名台詞
1
エピソード・小ネタ情報
0
心に残る名シーン
0
関連作品
投稿順
いいね順
高評価順
NEW
ネタバレあり
改行表示
💬口コミ一覧
2.後の『残菊物語』(39)と比べるとカットはやや多めですが、ワンショットはかなり長く、平均的なものと比べれば非常に極端なロングテイクを多用しています。クローズアップもほとんど無く、引きの画が全編を支配していて、いわゆる「引きの長回し」という、溝口のスタイルがはっきりと確認できます。殺伐とした客観的な引きのショット、そして芝居に合わせておもむろに横移動し出す美しいキャメラワーク。これらはクローズアップを多用したTVドラマなどに慣れてしまった時代から見れば、極めて奇妙に映るかもしれませんが、一度はまってしまえば止められません。「同一空間は同一構図の中で」↓(失礼します)という、評が気になって『祇園の姉妹』(36)なども観直してみましたが、なるほど、キャメラが数カットを挟んでもう一度同じポジションに戻ってくる箇所がいくつかみられました。これはむしろ小津作品で顕著にみられるキャメラワークだと思いますが、小津はまず構図ありきで、構図にお芝居を当てはめる取り方。対して溝口は芝居に合わせてキャメラを動かす監督。にもかかわらず、小津同様にこれを達成できたのは、構図に先に決めようが、お芝居を追っていこうが、劇映画におけるもっとも的確なキャメラポジション、ベストな構図はやはりひとつしかないということの証拠ではないでしょうか。そう考えれば、技巧的にみえる溝口のキャメラワークも実にシンプルかつ明瞭なもの。キャメラをパン、移動させながらこの一つしかないポジションをなぞっていくという単純な作業に終止したということでしょう。もちろん、これを長回しで達成するとなると相当難しいのでしょうが。。。ラストシーケンスは『祇園の姉妹』のラストへと継承される「女の強さ」。この激しさはまさに映画でなくては表現しえない堂々たるもの。自分を犠牲にしながらも男に尽くす女性。これが溝口が終生描いたテーマですが、この本質が恋だの愛だのと言った男女の恋愛関係にあるわけでないことは第一映画時代に作られた本作と『祇園の姉妹』(36)を見れば明らかでしょう。表向きは女の悲劇であっても、さにあらず。これは女の強さと活力を高らかに謳い上げた演説映画の金字塔。男の存在はどこまでも情けなく、あくまでも飾りにすぎない。優しい二枚目が登場する新派劇を一蹴した溝口のリアリズム。その前衛性がものの見事に現れた傑作です。
【
スロウボート
】
さん
9点
(2004-06-12 00:02:10)
👍 2
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
この映画を未見のときから山田五十鈴の何ともいえぬ横顔を映し出したスチール写真が印象深かった。しかし実際にこの映画を鑑賞すると、それは“印象深い”なんて言葉ではすまされない場面であると痛感する。壁を隔てた取調室で、自らが結婚を懇願した男が耳をふさぎたくなる様な泣き言を供述する。カメラは水平に移動し、隣の部屋を映し、その供述を聞く若き山田五十鈴の横顔を捉えて迫る。この息づかい、そう、まさにこのシーンだ。女の情念と悲しみと怒りと絶望と・・・すべてを包括した横顔を数秒間アップでとらえる。そしてこの鬼気迫る横顔は、この世のものとは思えないほどに美しいのだ。僕はこの映画を構成するすべての要素が、ただこの1シーンを際立たせるためだけに注ぎ込まれているようにさえ思えてくる。
【
よし坊
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2008-08-28 06:18:50)
👍 1
🔄 処理中...
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
12人
平均点数
7.42点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
1
8.33%
6
2
16.67%
7
4
33.33%
8
1
8.33%
9
4
33.33%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
10.00点
Review1人
2
ストーリー評価
7.50点
Review2人
3
鑑賞後の後味
7.00点
Review2人
4
音楽評価
7.50点
Review2人
5
感泣評価
6.50点
Review2人
■ ヘルプ
ユーザ登録した、で、どうやってレビューできるの?その1
ネタバレって?
自分のレビューだけ≪良レビュー投票≫のリンクがない?なんで?
(詳細はブログにて)って何?
新規投稿したのに日付が古いまま!?
好みの近いレビュワー と お気に入りレビュワー とは
ログインしていない場合レビューページが更新されない
新作が登録されてない!どうしたら良い?
スタッフ・キャストを増やしたい(変えたい)場合は?
新作から旧作に変更する条件について