21. タクシードライバー(1976)
『グッドフェローズ』の時はテンポで見せてましたが、今回はじっくりと舐めるような映像が印象的でした(音楽とも合ってたし)。これ、すごく悲惨な映画という先入観があったんですが、全然違いますね。デ・ニーロ演じるトラビスに段々同感を得ていきました。下手にベトナムのことを押し出してないからかも。最後も何気に良いので、後味もよかったです。 8点(2003-05-04 15:34:49) |
22. 第十七捕虜収容所
やっと見ることができたこの映画、期待通りの作品でした。全部のキャラクターが面白く、なんか憎めません。あのドイツの所長も含め。音楽もあっててよかったですね。しかし人間の首でマッチは擦れるのかな? 8点(2003-03-19 18:02:53) |
23. バンディッツ(2001)
びっくりする面白さ…とまではいかないにしても、キャラがそれぞれいきてて面白いし、ストーリーもよろしい。スッキリできる映画です。ビリーボブはあれが結構、地らしいです。 8点(2003-03-07 19:16:46) |
24. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
もうやんなるくらいのブラックユーモアの大波。セラーズは意識してもちょっとわからないくらい。よくこんなのつくったよなぁ…と顎をはずして考える。 8点(2003-03-07 18:52:32) |
25. 情婦
原作のあっさりとしつつ衝撃の残るラストを期待していただけに、最後の怒涛の展開にやや驚きました。本作で初めてマレーネ・ディートリッヒを見たんですが、聞いていたところより断然よかったです。弁護士と看護婦さんの絡みも微笑ましいし、あの短編をよくここまでのものにしたなとラストを待たずとも驚嘆し通しでした。それとこれみてやっとシベ超の元ねたがわかりました。 8点(2003-03-04 10:32:45) |
26. ペーパー・ムーン
父娘のほのぼのとしつつ、多少大騒ぎする姿がなんともいえずよかったです。図太く生きていく人間ってやはり憎めないです。2人でお月様に座ってるカバーが印象的です。 8点(2003-02-13 10:48:27) |
27. 屋根の上のバイオリン弾き
ミュージカルでは一番好きです。トポルはいいですね。生きる人々の温かい息遣い、そして悲しみ。なんといっても音楽が抜群。最後は切ないですけど、さらりと仕上げてあります。 8点(2003-02-12 23:33:08) |
28. ベニスに死す
あの男の子、意地悪いですよね。これみよがしな挑発、ちょっとした色目…、うぅ、強烈でした。とにかく。スゴイ映画です。 8点(2003-02-12 23:00:06) |
29. 渚にて
一見日常的な風景の中に、潜んでいる暗い影がラストになるにつれジワジワなあらわれてゆく過程は、ものすごくよかったです。わざとらしさとか全然ないし、しっかり出来てます。酒場でおじさんたちが歌ってた、あの民謡(らしい)が、妙に耳に残っています。タイトルもしゃれてますよね。 8点(2003-02-12 21:20:06)(良:1票) |
30. 戦争の犬たち(1980・アメリカ)
この世界の凄惨さを見せ付けられました。主人公の俳優は知らなかったんですが、とても雰囲気が出てました。原作も是非読みたいものです。 8点(2003-02-12 21:09:09) |
31. 戦艦ポチョムキン
淡々と進んでいく展開に、最初は退屈気味でしたが、少ししたらもうハラハラもの。うまいですね、ホント。階段シーンも冷徹な行進が足だけ見して、ホラー並みに怖かったです。その分、最後が明るく見えすぎてしまいましたが……。 8点(2003-02-12 20:51:41) |
32. トゥルーマン・ショー
ラストのあっさりさに納得のいかない方もいらっしゃるようですね。私はあれでいいと思いますけど。ジム・キャリーが見せてくれました。ひたむきに船を操るシーンにやや感動してしまいました。ストーリー展開もよかったです。 8点(2003-02-11 20:27:52) |
33. 椿三十郎(1962)
ちょっと現実から遠のいてるキャラが多いのですが、その分娯楽として一級品。決め手のシーンも椿であっさり作ってあるし、効果音も面白いです。 8点(2003-02-11 20:15:47) |
34. 月の輝く夜に
主役2人も面白かったですが、他の家族の方が現実感があって印象的でした。何が起こっても何とかうまくやってくイタリア家族の姿に、ちょっと感動。 8点(2003-02-11 20:11:20) |
35. ザ・ロック
見た後の爽快感はよかったです。やっぱり、アクションはこうであって欲しいモンです。主役の3人はもちろん、サブのストーリーにも溺れず、うまく見せてくれます。 8点(2003-02-11 20:06:29) |
36. 蜘蛛巣城
最後は三船さんの演技の中でも一番鬼気迫るものです。私の中では。権力に狂っていく人間模様は圧巻ですよ。 8点(2003-02-07 15:22:24) |
37. 眼下の敵
戦争映画の中でも後味がいい作品です。別に戦争映画に後味の良さなんか求めてないけど、最近のはひどいのが多いので。二つの視点から描く駆け引きはかなりワクワクします。ロバート・ミッチャムもよかったです。 8点(2003-02-07 15:12:25) |
38. スリング・ブレイド
期待どおりいい作品でした。男の子もわざとらしくなくってよかったです。ビリー・ボブ・ソーントンには素直に敬愛しました。最後のあっけなさは逆に私は好きです。 8点(2003-02-06 17:58:55) |
39. ギルバート・グレイプ
心が安らぐ一本です。劇的なことが起こるわけでもなく(ないこともないですけど)、静かに時間が流れてゆくだけですが、ここから得られるものは他では無理なものでしょう。ハルストレムさんはいいですねぇ。ほぼ毎回人が死ぬし、人物たちもどんよりしてるんですど、下手に暗く見せない、妙技です。 8点(2003-02-06 17:04:55) |
40. 機動警察パトレイバー
≪ややネタばれ≫最初から最後までワクワクし通しでした。私も「2」の方が、好きですけどなんといってもこっちは明るいし、ギャグも満載ですからね。遊馬の顔が変わりすぎたり・・・。箱舟での戦闘シーンで作業レイバーがぐちゃぐちゃにされてたけど、あんな簡単に壊れるもんかしら?しかしバッテリーがよくもつな。 8点(2003-02-06 16:52:19) |