59.人間が描けている作品は古くとも説得力があり、永遠とも思える力を持つとの原則論を代表する作品。個人的には人間が描けていない、描こうとしていない作品にも愛着を持つが(例えば2001年宇宙の旅)、この作品はほぼ完璧でしょう。 【ももんが】さん 10点(2003-05-16 23:02:04) |
58.引き込まれる、釘付けになる、その程度ではすまされない程のおもしろさでした。現代の、割と難解な映画を観ている人間には信じ難い程の“リアル”な描写、配役、設定。数百年前のすさまじい現実を映画に感じました。明快なストーリーの奥に込められた深い様々なメッセージはまさに無知な自分には衝撃の連続でした。ヨロヨロの婆さんがクワを持って捉えられた野武士に近づく描写。あれは一生忘れられないと思います。現在の映画ではこのような史実の裏にある現実を、ストレートにそして何よりリアルに表現するには時代が豊かになりすぎているのかもしれません。もう誰も越えることのできない傑作であると感じました。 【てっつん】さん 10点(2003-05-15 23:20:05) |
57. 日本映画の最高傑作、自分の頭の中では伝説になっています。約3時間の長い作品ですが、話のテンポが良く3時間が短く感じられます。また、三船敏郎さん身体から出ているオーラが、この作品を盛り上げています。余談ですが、ゲーム化される「七人の侍」は、ちょっといただけません。期待してただけに残念です。 【呂布】さん 10点(2003-05-14 16:08:04) |
56.ビデオで観たがかなり音声が聞き取りにくく苦労した。台詞以外の部分、例えば演技やカメラワーク、特に戦いのシーンはすごかった。菊千代がお気に入り。 【ノス】さん 8点(2003-05-04 22:41:44) |
55.菊千代みてじゃりン子チエのテツか?と思ったのは俺だけではあるまい 【ジッポ】さん 9点(2003-05-04 19:51:54) |
54.3時間以上ありますが、はっきりいって面白いです。せりふは半分以上聞き取れませんが、細かいせりふなんか気にしないで見てください。この映画での三船は、性格設定は明確なものの、うるさすぎていまいちです。志村喬が最高のいい味を出しています。脇役の百姓たちが、どうみても百姓という強烈なキャラを打ち出しています。白黒の画面全体のすみずみから、圧倒的なパワーが押し寄せます。 【エンボ】さん 9点(2003-05-04 03:16:20) |
53.目の肥えた現代人には、この凄さは分かんないんだろう。でも、画面から出てくる迫力は、最近の作品にはないものがあった。。 【あぽろん】さん 10点(2003-04-30 18:00:38) |
【まさるす12】さん 8点(2003-04-27 21:21:44) |
51.最高のエンタテインメント作品。「世界のクロサワ」と言われる理由がようやくわかった。個性豊かな7人が大好きになりました。日本映画はチャンバラ映画にもっと力を入れるべきだと思った。 【稲葉】さん 10点(2003-04-10 01:38:41) |
50.言わなくてもいいぐらい邦画の最高傑作!!これを見ずしてクロサワを語るべからず!!映画の全場面において衝撃と感嘆の数々…。ハリウッド版にリメイクされるらしいけど…お願いだから止めて…作品の質が落ちるから…。 【As】さん 10点(2003-04-02 16:43:17) |
|
49.これこそ日本映画の最高傑作のひとつ、始まりから終わりまで全てが名場面。凄まじいまでの臨場感、白黒の美しさ、細部にこだわりリアルな小道具。(因みにあの着物などはスタッフが本当に何日間も着てぼろぼろに汚しています)三船敏郎は戦後の日本人の役者の中では抜きに出た富士山のようです。6,7年前に見ましたが今でもあの映像が頭から離れません。 【coco】さん 10点(2003-03-27 01:42:02) |
【kan】さん 10点(2003-03-24 17:19:19) |
47.古いし時代劇だしということで古典に触れるような気持ちで見始めたら、思いっきりエンターテイメントじゃないすか!こんな臨場感のある映画は他にありません。 【5454】さん 9点(2003-03-18 23:18:07) |
46.侍七人それぞれになんかあいちゃくわいてしまう。つい作品に見入ってしまう。CGを使ってカラーにできねぇかなぁ。かなりきれいな絵になると思うが。まぁ、白黒ってのもいい雰囲気出してんだけど 【幕まっつあん】さん 10点(2003-03-13 20:47:56) |
45.侍それぞれはもとより、農民まで登場人物がきっちり描き分けられていて、物語の中で躍動する存在感がある。迫りくる野武士達に対峙する緊迫感、戦闘シーンの迫力、侍も農民も本物を感じさせる演技だった。特に志村喬の勘兵衛は名将である。米の国防省だかこの戦術についての研究がされたという話を聞いたことがある。世界のあちこちで真似されたり、プロットをとられたりする日本映画はそうないだろう。とても緻密で分かり易い娯楽映画の傑作といえる。 【キリコ】さん 10点(2003-03-10 22:22:26) |
44.ハリウッドの連中が、慌てふためいたのもわかる気がする。 |
43.禁断の映画。なぜなら見始めると終わりまでやめられないから。ファーストカットからエンドカットまで、まったくスキがない。 【don】さん 10点(2003-02-25 22:01:09) |
42.何を言っているのか理解の難しい場面が何度かあったが、それを取り返すくらいに素晴らしい作品だった。しっかりした時代背景、毎日精一杯生きてくだけで争いごとに無知な百姓と、ないも等しいような報酬で命をかけて戦う侍。かつての日本の身分の差をうまく描写していると思った。そして、entertainも忘れず、白黒でそれでも鮮明に描かれる内容に感嘆した。 【764】さん 9点(2003-02-10 08:33:15) |
41.音が聞きづらい。だがまぁ「生きる」ほどひどくはなかった気がする。私は勘兵衛の最後のセリフが好きだ。最初は「とってつけたような・・・」と感じたが、農民を哀れなだけの存在としてではなく、実はずる賢くて自分勝手で何より強いという存在として描くことで、あのセリフが重みを持つのではないだろうか。 【モグラ】さん 9点(2003-02-03 12:16:39) |
40.外国人に「映画史上最高の作品は?」と聞かれたら。<市民ケーン>?<第三の男>?いやいや、日本人なら<七人の侍>と答えましょう! 【クロマス】さん 10点(2003-01-29 21:39:59) |