25.たしかに素晴らしい映画ではある。戦争の話として、一度くらいは観た方が良いかもしれない。しかし、二人は親戚の家で暴力的虐待を受けたわけではない。ぎりぎりの生活の中で、叔母さんの態度は仕方がないことでもある。何も頼るところがないまま飛び出してしまった二人の悲惨な物語は、たしかに泣けるが、実際のところこの映画で何が言いたいのか、よくわからない。もっと悲惨で理不尽な目にあった人は多い、という意見が出てきてしまうのは当然である。たとえば「禁じられた遊び」のような淡々とした演出に比べると、内容があざとい。 |
24. せつこの声をした子っていまどうしているんでしょう。学生の頃,就職して,結婚して,子どもができて,子どもがせつ子と同じ年頃になって,それぞれ見たけど,子どもがせつ子と同じ年頃になって見ると泣くより胸が締め付けられます。胸が痛くなります。せめて,自分の子が(この辺が身勝手だが)大人になるまでは,戦争よあってくれるな!と願う。。。。 【蝉丸】さん 8点(2003-08-04 17:26:19) |
23.14才と4才の壮絶な体験と死。今おもちゃを叩きつぶすように人の命を奪ってしまう少年達はこの映画を観たら何を感じるんでしょう。「妹なんておっぽって自分だけ逃げる」くらいの事は言いそうで空恐ろしいです。戦争はどんな理由をもってしても肯定したくないけど、いったい人の心の荒廃はあの頃と今とどちらがすすんでいるのかと思うと言葉を失ってしまいます。 【Rei】さん 8点(2003-07-22 22:40:06) |
22.とにかく泣きまくった。いい映画だけど、二度と見ることは出来ないと思う。つらすぎて。でも、戦争ってそういうもんなんですよね。 【あやりん】さん 8点(2003-07-01 00:11:11) |
21.教育用の映画としては最高だと思います。しかし、実際の原爆の悲惨さはあの程度ではないでしょう。 【春日恭介?】さん 8点(2003-06-11 19:17:27) |
20.たしかにとてつもなく悲惨な話だけど、戦争を知らない世代は一度くらい見ないと。毎年終戦記念日あたりに再放映するけど、そんときの予告CMだけで涙が出てくる。 【キャリオカ】さん 8点(2003-05-13 18:28:43) |
【ロック】さん 8点(2003-04-03 17:53:58) |
18.観るたびに胸を打たれます。初めて観てから何年後だったでしょうか、何気なく立ち寄ったCDショップに陳列してあったビデオに「14歳と4歳で生きようと思った」と書いてあり、その場で目頭が熱くなってしまいました。不安で不安で不安でたまらなかった清太が妹の前ではおどけて見せる姿に、命の灯が消えかけている節子が兄のために泥団子を作る姿に、私は自分が恥ずかしくなります。一瞬でも現実を忘れてはしゃぐ、二人の水浴びの笑顔を永遠に胸に刻んでおこうと思います。 【天地 司】さん 8点(2003-02-28 18:25:43) |
【ピピ☆】さん 8点(2003-02-27 15:18:36) |
16.後味の悪さは最高だが、一度は見といても損はない。つうか二度と見たくない。 【GRIN】さん 8点(2003-02-15 03:17:13) |
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15.見終わるたびにもう見たくないほど悲しくなってしまいます。でも何度も泣きながら見ました。戦争を知らない世代の人たちは見たほうがいいと思います。 【せあら】さん 8点(2003-02-05 21:46:56) |
14.間違いなくすばらしい傑作。絵、音楽、演出全て完璧しかし、やはり叔母の家にいておくべきではなかったのか?戦争の悲惨な現実をうまく表わしているが、はっきりいってこの子らは最悪の結末を避けれた。もっと不幸な人たちはいくらでもいたろう。もっとストーリーを推敲すれば良くなったと思う。その点をあえて無視すれば、というかそれを含めても傑作である事には違いない。 【なおき】さん 8点(2003-01-21 15:44:11) |
13.<たまたま中古で安く買えたDVDで初めて見ました> 清太のキャラクターだけを捕まえてこの作品を全否定してしまうのはあんまりにももったいないし、かといって寄ってたかって「感動した」だの「泣けた」だのばかり言ってるのもどうかと思います。だいたいこの作品は「泣ける」ように作られてはいないはずです。中学生とはいえまだまだ未熟で身勝手な清太の判断が引き起こした結果が<自業自得>として物語に常につきまとうからです。私はそんな物語的なことよりも、初めてこの原作を読んだ高畑勲は、なにより原作の持つ映像的魅力に喚起され、アニメイションで映画化したいと思い立ったのだと信じています。冒頭、タイトルが出る前後の2分間、中盤、蚊帳の中で壺に閉じ込めた無数のホタルを放つシーンなどは、<アニメ>で括らなくとも、日本映画の名場面のひとつとして数えられるものだと思います。そして、たとえとった行動が愚かではあっても、叢で並んで仲良くおしっこができるほどの幼い兄と妹の強い愛と絆をこそ伝えようとしたのではないのでしょうか。 【茶蟻】さん 8点(2003-01-19 14:47:55) |
12.夏になると見てしまう。そして泣いてしまう。毎年、この映画を見るなんて、マゾなんじゃ・・・と指摘されるが、確かにそう?と思えるくらい泣ける。小さいころはお母さんが死んでほおりこまれるところなぞ、目隠しして手の指のあいだからチラチラと見ては泣いていた。左派・右派の争いは大いに結構、いまの日本ってそういう議論がなさすぎでは?と思うくらいだし、慰安婦や靖国や残留孤児や・・・という戦争をテーマに議論するのは大切だと思う。しかし、こういう、当時の日本国民が味わった辛苦をいまの日本人はちゃんとしって、先人に感謝しなければならない。そうすればおのずといま、問題になっている外交関連問題の糸口もみえてくるのでは~~~? 【ともえ】さん 8点(2003-01-18 00:28:22) |
11.今年の夏はなぜか放送されなかった。個人的に印象的だったシーンは、砂浜の死体を見せないように兄ちゃんが節子を連れてくシーン。 【池田屋DIY】さん 8点(2002-12-24 15:40:58) |
10.はじめの「~僕は死んだ。」のナレーションっぽいセリフだけで泣いてしまう。かなり辛いので気合入れて心してみないといけません。 【Asann】さん 8点(2002-11-24 16:46:00) |
9.キツイ映画でした。テレビで観ましたが、「早く終わってくれー」と思いながら観ていました。戦争はダメ。 【ごはんですよ】さん 8点(2002-09-24 00:55:51) |
8.当時を知る原作者と製作者がいた。そういう意味において、今後はもうこの様なアニメ作品は現れないかもしれません。後の世代があのクオリティーで、あのリアリィティーで本作品をリメイクするのは恐らく不可能でしょう。そう思うと、このアニメ作品は歴史的文化財産(?)といのも変ですが、こんなに平和な日本でも、かってはこんなに困難で悲惨な時代があった事を伝えられる重要な「反戦」アニメです。戦争の全面否定はしないし、かと言ってやたらめったな平和主義も抵抗感のある私ですが、たった一言「戦争はしたくない」とだけは言えます。私は高畑勲氏の作品はどれも嫌いなのですが、この作品だけは好き嫌いを超越しています。結末に対するやりきれのなさと、私も見終わった後の心の重苦しさが強過ぎるのでマイナス2点で8点とします。 【はむじん】さん 8点(2002-08-11 03:50:14) |
7.いい作品です。でも節子のお兄ちゃんって野坂昭如なんでしょ?ありえない、、、(笑) 【ありん】さん 8点(2002-07-04 14:53:14) |
6.これほど泣ける映画をほかに知らない。つーか、泣かせ系としては反則だろ(笑)。 【鏡に萌え萌え】さん 8点(2002-04-17 00:54:00) |