4.<ネタバレあります>結構、お金を掛けてるみただしキャスティングも豪華ですね。って言っても、ちょっと間抜けな死に方をするウィリアム・ハートに、仮面ライダーの敵役みたいな苦しい演技のキーファー・サザーランド。眉毛の濃い大人のジェニファー・コネリー。どれもパッとしないって思ったのは私だけでしょうか?それにしてもそれをカバーするに余りある映像美。この点に関しては満足です。それに「メガゾーン23」を彷彿とさせる突拍子も無いストーリー展開。まさかそう来たか?って感じで。でも個人的には超能力解決って奴が好きになれないんですな。超能力を使う主人公。敵はこんなに強力で大勢いると言うのに誰も対抗できないなんて。主人公が強いと言うことに対し、あまりにも説得力が無い気がして。だってここ宇宙の真中だよ!なのに抵抗するってんの?でもあっさり勝ってしまうラスト。なんじゃこりゃ?!最初のジェニファー・コネリーの思わせ振りの登場や、娼婦の連続殺人なんてどこかに吹き飛んでしまいましたが、だったらそんなエピソードは要らなかったような。そこにドラマ性とか家族愛とか、記憶を失ったけど愛してるとか、そう言うのを混ぜたら時間が無くなって、結局超能力解決って感じで。観終わった後の消化不良は超能力では解決できないみたいですよ、アレックス監督・・・・・?