8.TV版で30分程度カットされているせいか、上村松園の人生をナゾッタだけのダイジェスト版のようで、深みが感じられなかった(たぶんエロシーンが大幅カットされているような)。母親側には所謂女として自由に生きられなかった毒母的怨念みたいなモノがもっとあってよかったし、名取裕子も環境に振り回されてばかりで、上村松園の持つ芯の強さのようなモノが感じられなかった。もっと「戦う女」を前面に押し出してもよかったのではないか。『焔』の創作シーンはおそらくフィクションだろうし、映画とは言えこれはちょっとヤリスギだなあとシラケテしまう所もあった。現代の価値観から当時の女性活躍難しさを推し量る事は困難ではあるが、この辺はもっと大胆にやってもよかったのでは。と言えるのも2016年から1984年を論じているに過ぎなくて、84年当時としてはこれでもよくやっている方なのかもしれないが。 |
7.制作者がこの素材のどこに注目したのかが分かりません。ほとんどが説明台詞ばかりで、思いついた場面をそのまま並べただけのような感じ。しかも、慣れない京都弁のせいか、俳優陣の喋りもみんなぎこちないです。主人公も、いろいろな体験を経ているはずなのに、成長や変化というものが見えません。少なくとも後半は、もっと逞しさや凛々しさを備えた人間になっているはず。美術関係の頑張りに5点。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-08-08 02:36:26) |
6.明治から昭和にかけての男尊女卑の時代を強く生き抜いた女性を描いた映画なんでしょうが、今一共感できませんでした。原作読んでいないので何ともいえませんが。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-08-14 21:49:28) |
5.上村松園の壮絶な生涯を知る機会に感謝です。個々のキャラクタ描写も背景など、しばらく脳裏から離れません、すばらしい作品でした。表題になった上村松園の作品「序の舞」も好きですが、「待月」「焔」も目を奪われます。 【HRM36】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-07-02 09:33:17) |
4.女流画家とその母、二人の女性の生涯が描かれています。女性が当時の画壇で生きる厳しさを、過ちを重ね苦悶する姿が見せつけます。その苦悩が作品を生み出す糧となるところが芸術の奥深さなのでしょう。彼女を支えた、母の端然とした生き方に通ずる居住まい、佇まい、立ち居振る舞いの美しさ、芯の強さ、子供に対する慈愛の念に圧倒され通しで、母親の有り難味というものを痛感させられました。演じた岡田茉莉子は素晴らしいの一語です。予備知識がなく、タイトルの意味は鑑賞後に知りました。原作とモデルの上村松園画伯の作品に触れてみたいです。 |
3.私も裸しか印象に残ってないんだなぁ。もともと原作がイマイチなのでしょうか? 【たかちゃん】さん 4点(2004-05-10 14:52:18) |
2.あはは,↓私も全く同感ですね。80年代東映のお色気文芸路線(?)の一つですけど,「鬼龍院花子の生涯」にしても「櫂」にしても,ただ暗くてHなだけで,何か印象に残らない作品ばかりでした。 【koshi】さん 5点(2003-08-02 21:00:33) |
1.内容はともかく、帰宅した名取裕子の胸が立ってた(そこまでやるか!)のを母に見付かるシーンが、何より印象に残っていて頭から離れません!? 【イマジン】さん 7点(2002-09-21 17:23:45) |