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警察日記

[ケイサツニッキ]
1955年上映時間:112分
平均点:7.18 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(1955-02-03)
ドラマコメディシリーズものモノクロ映画刑事もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2021-08-09)【Olias】さん
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監督久松静児
キャスト森繁久彌(男優)吉井巡査
三國連太郎(男優)花川巡査
宍戸錠(男優)薮田巡査
三島雅夫(男優)石割署長
殿山泰司(男優)倉持巡査
二木てるみ(女優)ユキ子
岩崎加根子(女優)二田アヤ
十朱久雄(男優)赤沼主任
千石規子(女優)セイ
多々良純(男優)紅林
伊藤雄之助(男優)岩太
左卜全(男優)猪岡熊太郎
沢村貞子(女優)料亭の女将ヒデ
東野英治郎(男優)村田老人
飯田蝶子(女優)アヤの母タツ
三木のり平(男優)町長
杉村春子(女優)杉田モヨ
小田切みき(女優)桃代
織田政雄(男優)金子主任
稲葉義男(男優)丸尾通産大臣
加原武門(男優)
高品格(男優)
山田禅二(男優)
光沢でんすけ(男優)
河上信夫(男優)
紀原土耕(男優)
津路清子(女優)
田中筆子(女優)
原作伊藤永之介「警察日記」
脚本井手俊郎
音楽團伊玖磨
作曲民謡「会津磐梯山」(福島県民謡)
撮影姫田真佐久
製作坂上静翁
配給日活
美術木村威夫
編集近藤光雄
照明岩木保夫
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1
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8.美しい福島の田舎の風景とともに、敗戦の陰が未だに残っている高度成長以前の物のない日本がリアルに感じられる映画です。貧しさの中にも人々の優しさに胸を打つエピソードが随所に描かれていて、人間関係のあり方を振りかえってみたくなるような映画です。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-08-22 21:24:11)
7.のどかな田舎でおだやかな警察官たちで心があたたまった。
ホットチョコレートさん [地上波(邦画)] 7点(2013-02-10 09:34:44)
6.三島雅夫さんが署長さんなので、てっきり上司や金持ち、権力者などを皮肉る映画と思ったら、純粋な人情ドラマだった。しかも子どもの頃家族で見たことを思い出した。やっぱり良い映画だ。コメントを書こうと思ったらイニシャルKさんとほとんど同じ思いだった。
デビューしたての新人として、若い巡査を宍戸錠さん演じている。ほっぺたが張ってない若々しい顔だ。二木てるみさんに関しては文句なしの天才子役、早くから映画だけでなくラジオドラマでも活躍していた。
会津磐梯山をふとろに、旧式のバスが走る。大変懐かしい。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 8点(2011-12-17 11:06:55)
5.なんていうことのないお話の連なりだ。ほんわかといい話だ。でも人のいい警察官たちによって片付けられてゆくそれぞれのエピソードはけして解決することなくなんとかかんとかやり過ごすのみ。ほんわかと見せかけて実は残酷なお話でもある。人情喜劇の中にしっかりと社会派の刻印を残すその真面目っぷりがかえって映画をつまらなくしているところもあるが、ことごとくそこに結び付けてゆくというのもシンプルでいい。「日常」であることを示唆する淡々としたお話を森繁を筆頭とする俳優陣が牽引する。
R&Aさん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-25 13:39:13)
4.神保町シアターにて鑑賞。
久松静児監督特集にて。

正直、眠かった。
何故かっていうと、退廃的なものがなく、出ている人々はただ心の温かい人達ばかりで、まっすぐすぎるからだ。
警察官という職業に対する、ただ真面目なだけという個人的なマイナスイメージも手伝った気がする。

世の不条理さを嘆いたものや、一筋縄ではいかない男女の汚れた恋愛など、毒気を好む私には合わなかったのだろう・・・
にじばぶさん [映画館(邦画)] 5点(2008-10-19 00:13:41)
3.森繁久彌も三國連太郎も本当に上手い。そして、また警察姿もよく似合う。そんな二人がとても優しき人間味に溢れる警察官を好演している。東北の田舎町ののどかな風景も観ていて何だか癒される。特に凄い出来事が起こるわけでもなく、ただただ町の住民と触れ合う姿を描いているだけなのに、やかましい音楽で何か訴えようとする今の邦画にはない何かがこの作品を観ると伝わってくる。映画にうるさい音楽など不要ということがよく解る。この映画の中で描かれている警察の日常、働く姿など、今の警察にはない。感じられない優しさが見られる。子役の一人、二木てる美の上手さには驚きが隠せない。弟の別れのシーンで見せる切ない表情なんて、本当にお見事としか言いようがない。
青観さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-09-17 20:20:47)
2.昭和30年頃の福島の田舎の警察署とはいえ昨今の日本とはまるで違う暮らしぶりや人情がのどかで暖かい。
次々起こる事件は捨て子、人買まがいのもぐりの周旋屋、子連れの万引き女は無銭飲食も、、とどれも貧しい暮らしに絡むようなものばかり。咎めるよりも同情したくなるのも無理はない。息子を3人も戦争で亡くし狂ってしまった老人なども描かれ、まだ戦後復興途上といった当時の生活や風俗も伺われて興味深い。
多彩な登場人物が繰り広げる人間模様が哀しくも面白く繰り広げられるが、中心の一つが人情に厚い吉井巡査と捨て子のエピソード。二木てるみの物悲しいような表情や森繁の自然体の演技がうまい。子供を負ぶって手を引いてとか、オムツを替える手つきとか、台所に立つ姿などが実に自然で様になって見えるのに感心してしまう。
他にも人のいい花川巡査の三国連太郎(若い・ハンサム!)が周旋屋から守ろうとする娘との話など人情がたっぷり。豊かにはなったけれど殺伐とした今見ると懐かしくもうらやましいような気さえしてくる。

キリコさん 7点(2004-11-27 19:54:32)
1.しみじみと温かい物が胸に染み入る様な傑作。磐梯山の麓にある小さな町の警察署には様々な悲しい人生が行き交う。これらの不幸に対して署員達は無力でしかないが、のんびりと慈悲深く接する。悪意は何処にも存在しないのに、縁は巡り巡って人々に涙雨を降らせる。眼下に繰り広げられる卑小で滑稽な人々による悲喜劇を優しく見下ろす磐梯山が美しい。森繁をはじめ役者陣の演技は絶品。特に若き日の三國連太郎、天才子役、二木てるみの演技が胸を締め付ける。素晴らしいです。みなさん、観て損は無いと思います。
水島寒月さん 8点(2004-05-02 14:39:41)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 7.18点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
519.09%
619.09%
7436.36%
8545.45%
900.00%
1000.00%

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