《改行表示》54.《ネタバレ》 自分の年令だと1歳の時の作品であり、前回正確な時代背景が不明だったが、今回は1969年当時の欧州だろう。 ストーリーよりもアクション重視であまり言及するところは無いが、ラストは驚きの幕切れである。 まぁジェームズ・ボンドがこのまま幸せに過ごしましたではシリーズが終わってしまうからだろうけど、今の映画ではないだろうなあ。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-21 12:42:27) |
53.ジョージ・レーゼンビーの唯一の出演作のためボンドとして感情移入するのに苦労する。 【おさむ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-12-17 22:30:29) |
《改行表示》52.《ネタバレ》 ボンド俳優にジョージ・レーゼンビーという名前があるのを初めて知りました。他の5名は耳にしていましたが。 本作のみのボンド役、レーゼンビーはまずまず及第点とは思います。スタイルは良いしアクションも動けてるし。しかしいかんせんアクの強いコネリーの後任ではハードルが高過ぎました。獅子奮迅の働きをしてもレーゼンビーではせいぜい総務課長が頑張っている、という印象になってしまうのです。冒頭海から女を助け上げて「やあジェームズ・ボンドだよ」と自己紹介したとき、おそらく世界中が激しく違和感を抱いただろうと推測します。 お話の方は、終盤のコネリー版の能天気な馬鹿っぽさが払拭されてきりっと引き締まりました。吊るされた同僚の姿とか、ラストの非情さは007シリーズの中でも異彩を放つエッジの切れっぷりだと思います。 スキーでの追走劇は素晴らしい撮影技術で、画のブレも無くスピード感も堪能できますし、おそらく007の名を冠していなければレーゼンビーのアクション代表作として彼ももっと評価されたのではないでしょうか。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-13 17:14:28) |
51.初見。雪崩シーンを筆頭にスキー追跡シーン、テレサ奪還突入シーンの超ド迫力、並びに、呆然状態のラストシーンにスパイ活劇として秀作。ジョージ・レーゼンビーに矜持を持って粋で洗練されたボンド像が見られないのがマイナス。序盤のモタついた展開も白けるところ。ホロリとなったマネペニーの涙以降の結末にシリーズ異色作として記憶に留まる評価に迷う作品です。 |
《改行表示》50.《ネタバレ》 2代目ボンド登場。 当然ながらショーンコネリーが強すぎて、当時はファンの受け入れがなかなか難しかっただろうが 見てくうちに胸毛が無くイギリス圏外のボンドに慣れてくる。ジョージ・レーゼンビーも力強くなかなかセクシーじゃないか。 1作しか出演していないレーゼンビーと唯一結婚をした作品なので異色でプレミアム感が強い。 また、ウィンターアクションはかなりハードで見物。人気を押上げているのもわかる。 |
49.《ネタバレ》 シリーズ第6弾、テーマ舞台は「白銀のアルプス」。本作限りの2代目ボンドにジョージ・レーゼンビーを抜擢。物語よりもアクション重視。何でもデキちゃうボンド、スキーやボブスレーのようなウィンタースポーツもお上手。ジェームズ・ボンド幻の結婚シーンは貴重映像。悲劇の結末。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-07-26 05:14:13) |
48.雪山での撮影は見どころだ。しかし、全体的に冗長さを感じる。娯楽性を高めようという意図も分かるが、現代からみると物足りさが残る。 【simple】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-01-18 22:41:15) |
47.《ネタバレ》 自分でも意外なことに、今回生まれて初めて『女王陛下の007』を観たことに気が付きました。公開当時はジェームズ・ボンドがショーン・コネリーじゃないということに強烈な違和感があったのですが、観てみるとこれは子供が観ても理解できない、大人になって観て初めて真価が判る種類の映画です。まさか007シリーズでホロリとさせられるとは、想定外でした。正直、本作は今まで自分が観た007シリーズの中でもトップクラスの出来で、近年になって世間の評価が高まってきたというのは納得です。 まずサントラが抜群にイイ。サッチモが歌う「愛はすべてを越えて」はもちろん知っていて好きな曲ですが、本作の主題歌だったとは迂闊にも知りませんでした。このアレンジが全編に流れるだけでエモくなります、あの騒々しい“ジェームズ・ボンドのテーマ”がオープニング以外では上映2時間を過ぎてからほんのちょっとだけ流されるにとどまっているのも、ナイスです。イオン・プロが関わっていないジョン・ヒューストンの『カジノロワイヤル』を除けば、本作のサントラはシリーズ中で最高なんじゃないでしょうか。アクションも抑制気味なのも良かったです。アルプス山中が舞台なだけあってスキーに始まってカーリング(現在行われている競技とは細部がだいぶ違ってました)そしてラスト・チェイスはボブスレーと、まるで冬季五輪とタイアップしてたみたいです。今回の悪役ブロフェルドもシリーズ恒例の“何がしたいのか良く判らん症候群”が重症です。「ウィルスばらまくぞ」と国連を脅迫した見返りが自分の恩赦と引退後の爵位の保証って、えらいみみっちい、金正恩の方がはるかに器がでかい(笑)。それにしても、ブロフェルド、スキー上手すぎでしょ(笑)。 そしてついにジェームズ・ボンドが結婚、それも欧州でNO.2の犯罪組織のボスの娘!結婚式でベソをかいているマネーペニーおばちゃんが、抱きしめてあげたいほどいじらしい。そしてご存知悲劇の幕切れとなるわけですが、ボンドよ、なんでブロフェルドの死体確認をしなかった?テレサの死にはお前の責任が多々あるぞ! でもやっぱ本作のボンドはジョージ・レーゼンビーで正解だったのかもしれません、ショーン・コネリーやロジャー・ムーアだとだいぶテイストの違う映画になってしまったでしょうね、悪い意味で。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-05-29 22:53:03) (良:1票) |
46.《ネタバレ》 ボンドの結婚は意外でしたが、プロポーズの時点でヒロインの死が見えてしまうのが残念。興行的にはパッとしなかったようですが、もう一作くらい2代目ボンドを見てみたかった。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-03-04 22:52:48) |
《改行表示》45.音楽がいい。後半のアクションシーンも、これまでのコネリー作品に比べても劣ることはない。一昔前のネス〇〇ェの 宣伝をみているような雰囲気も好き。コーヒーを飲みたくなる。これで、ボンドがコネリーなら、又、違った感じの作 品になって、一般受けするものになっていたかも。もしくは、次作をレーゼンビーが続投しておれば、2代目としての 地位も、次作の雰囲気も良くなっていたかも。タラレバはこれぐらいにしておきましょう。 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-04-04 00:20:20) |
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44.うーん、なかなかの良作なだけに、主人公が主役顔じゃないのが惜しい・・・。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-12-21 21:42:26) |
《改行表示》43."He's never been equally valued among other Bonds, somehow, but he was also good." That was my Bond advisor's comment against this "one-time limited time only" version of James Bond, acted by an Aussie-born actor George Lazenby. I didn't know his name and also couldn't come up with his face, totally had no idea before actually watching it. But now I understand why his remark was just like that. He is a cooler type of Bond compared to other JBs, somewhat closer to Daniel version, but yet still it stands out. It was kind of fun to read all the gossipy articles about how this replacement happened, the role went back to Sean, it moved on to another guy, then it came back to Sean again. That kind of stories reminded me that a rumor how Hugh Jackman turned down the Bond role. It was also glad to see the young and "very active" Telly Savalas, as I didn't watch that many his Kojak back then. Now I really want to watch him without Moriyama's voice, who is the famous guy did Kojak's voice over. By the way, this title's the "Bond Girl", Diana Rigg, reminds me younger days of Machiko Kyo. Don't know why... Go out and check the one of Mizoguchi's fine work, "Street of Shame (1956)", if you want to understand what I'm talking about here. Other than that by looking through her titles, I do want check out her Bond version in The Avengers! 【kei】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2014-04-27 22:14:29) |
《改行表示》42.文字通り“一発”の弾丸レーゼンビー。 007シリーズにおいて異色とされる本作だが、むしろ小説からして見ればコネリー版007が異色というか“異常”である(褒めてる)。 イアン・フレミングもビックリだろうぜ。まさかボンドが野獣みたいな(賛辞)ゲドゲドの悪党面(大絶賛)のショーン・コネリーになろうとは(だからコネリーはカッコ良いのだ)。 映画ファンにとってはコネリーが唯一絶対のボンドになってしまった。そしてアホ(褒めてる気がする)のテレンス・ヤングのせいでハードボイルド風ギャグ映画になってしまった(そこがボンドシリーズの良いところです)。 そんな007ファンにとって本作「女王陛下の007」と「カジノ・ロワイヤル(2006)」は異質に見えたのだろう。 だが俺はその異質と言われる誰よりも“普通の人間臭い”ジョージ・レーゼンビーの「007」が好きなのだ。 冒頭の曲の掛かり方が素晴らしいじゃないか。 スキーによる格闘戦なんか超カッコ良いじゃないか。 ラストシーンのレーゼンビーの演技はシリーズ屈指、いやレーゼンビーにとってもベストな演技だと思う。 そうだ、これは「007」じゃない。紛れもなく「007」だ(どっちだよ)。 誰でもショーン・コネリーのような野生やプロース・ビアスナンのような中年ダンディズムに達せられるワケじゃない。 かといって、ダニエル・クレイグのような屈強な戦士になれるワケでもない。みんながスーパーマンになれるワケないじゃないか。 コネリーやブロスナン、クレイグにできない事をレーゼンビーはやってくれたと思う。誰よりも普通で、誰よりも哀しみを背負ったリアルな「007」として。 え?ジュン・ヒューストンの「カジノ・ロワイヤル」?何ソレ?オーソン・ウェルズには美味しいの? 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-13 17:57:36) (良:3票) |
《改行表示》41.《ネタバレ》 ボンド役が変更ということで、最初はMらレギュラーだけが登場。その後ボンドが車を走らせるシーンになるわけですが、顔はほとんど映さない。それからのアクションを経て、トレイシーを助けて名乗るところで、初めてレーゼンビーが登場。こうした悪い意味での「もったいぶり」があふれていて、どうも好きになれません。アクション場面は細かいカットをつないでていて、スピード感を出すためでしょうが、めまぐるしくて好みではありません。そればかりが続いて飽きてきますし。ということで、演出は失敗の部類でしょう。 ストーリー的にはまあ面白いのですが、極論を言えば、これは007でなくてもいいんじゃないかと思えてきます。いや、亜流の作品が出てきたので、むしろこれで差別化を図ったのかもしれませんが、やはり普通すぎるのではないかと。行くところまで行ってしまった『二度死ぬ』への反動とはいえ、ちょっと方向性が違うなぁと思います。ヒロインに助けられるボンドというのも、どうでしょう。そういうとことであまり高く評価はできません。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-01 20:25:31) |
《改行表示》40.異色作であーる。007の中では比較的、毛色が違うとゆーか、なにより007が結婚するってのが一番の異色なんだけど、それに適合させるかのよーに、映画の雰囲気もハリウッドよりとゆーより、ヨーロッパよりな感じがしました。だもんで、終わり方もすごく衝撃的。僕としては敵のアジトで、次々と女性の部屋に夜這いにいく007が、あほなのと、いきって変なタバコの吸い方する悪者が007をわざわざ脱出できる場所に監禁するのがあほでした。いい意味ですけど。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-04 12:30:16) |
《改行表示》39. ワタシが敬愛して止まないジェームズ・ボンドは、どうしようも無くジェームズであり、ボンドである。猫手のように腰の全く入ってないフォームで殴った相手は一発で伸びてしまい、二時間で四〇回は死んでもおかしくないほどに間抜けで有り、出てくる女は完全に彼のものだ。要するに、芯まで007である。 ところが、半世紀以上前。帝国は崩壊を始め、北アイルランド問題が巻き起こり女王陛下の最大の危機であった六〇年代の終わり頃出現した、ほんの一瞬だけシリアスだったジェームズは私がこよなく愛する彼らとは少しだけ、違う。 このいつもと違うジェームズを見たとき、当時まだ一般的な映画を小さなレンタルビデオ屋が所狭しと並べていた時代に、初めて棚からどの007を観ようかと思案中VHSの分厚いケースを取り出した瞬間、脳髄が痺れた。 余りに冴えないジェームズに、卒倒しそうである。まるで優秀なスパイのようなイギリス人然としすぎる容姿と、副題が無い007。これは外伝か関連商品か何かなのか?戸惑う私であるが、冗談のようにストッピングパワーのなさげな拳銃を他のボンド同様に構えている。 いったん棚に戻してジブリコーナーをさんざん眺めた後、あれは冗談だろうと言う決着を頭の中で合議して、007シリーズ、と書かれた札の前に戻った。相変わらずコレイクラデスカ?と覚え立ての現地語で土産物の値段を訊ねているかのような腰の入っていないホールディングのボンドに混じって、大まじめなヤツが一人だけいる。 なるほど、そうか。そういうことか。これはジェームズボンドという、役職で、その時代その時代で違ったテクノロジーの、あるいは背格好で任務にふさわしいボンドという部品が、各々の人物に訓練されインプットされるんだな。うん、そうだ。タイプロジャーはアホで、タイプコネリーは大根、タイプブロスナンはシーシェパードなど色々な被験体がいるに違いない。恐るべしMI6、そしてエリザベス女王陛下、大変恐ろしい国王である。 そうやって納得した上で借りた女王陛下の007はその実、傑作であり類い希なスパイアクションであったのだけれども、このボンドは好きになれなかった。余りにマナーが良すぎたのである。大根属性のコネリー型では絶対に出来ないレイゼンビー型の任務には、007を愛して止まない私たちにはどうしようも無い敗北感がつきまとう。 【黒猫クック】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2013-07-27 20:48:08) |
38.ボンドは博愛主義者だ。結婚などするわけがない 【よいしょ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-07-27 10:26:03) |
《改行表示》37.《ネタバレ》 007という作品に何を求めるか、というところですね。 人によってはこの作品の内容が求める内容であり、そうなるとこれが面白いということになるのでしょう。・・・が、自分にとって007に求めているのはこういうのではないのです。雪の中でのアクションが見せ場なのかな。当時は大変だったのだろう。 最後に結婚したのは驚きだった。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-04-22 01:32:16) |
36.《ネタバレ》 確かに華はない ハイテク小物もほとんど登場なし そして 相変わらずな女好き と思わせきやの結婚 でビックリ!!のラスト しかし、当然CGも何もない時代 よく撮影したなぁと思わせるシーンが多数 躍動感あるスキーシーン 豪快な雪崩シーン(実際に雪崩を起こしたんだろうなぁ…) ま 多少の合成画像感は致し方ないのでお許しを(笑) 本作のみ出演のレーゼンビー イロイロな事情があったんでしょうが、なかなか良かっただけに惜しい 2作3作と出るうちに固さもとれてきっといい「ボンド」になったであろう 歴代の007作品の中では間違いなく異色のボンド でもほんとはあぁいう地味な人がスパイっぽいかも? そんな印象のレーゼンビーボンドでアリマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-27 14:33:01) (良:1票) |
35.いろんな所で意外に良かったという意見が多いけど、私にはそう思えなかった。レイゼンビー007は今と今までの6人の中ではいまひとつだと感じたし、長く感じて中身も微妙に思えた。 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-09 21:32:25) |