12.《ネタバレ》 私はショーン・ペンは恐くて嫌いでした。この映画でも無茶苦茶恐いのですが、なんというか、素晴らしい。この映画でショーン・ペンをほんとーに見直しました。大変失礼しました。ティム・ロビンスもスーザン・サランドンも大好きです。 【きなこ餅】さん 8点(2003-11-04 12:02:26) |
11.死にゆく者に感情移入して感動して…となってしまいがちですが、これは一筋縄にそうはいかない。本当に、加害者側被害者側が中立的に描かれていて、見ていて自分でもどう考えていいかわからなくなる。どっちの気持ちも見えてきて、自分だったらと思うと…。被害者のことを考えたら、残酷だからといって死刑を全否定することもできないような。ん~、やはり簡単に答えを出せる問題ではないですね。 とにかくショーン・ペン、やっぱりいいなぁ。すごいよあなた。 【ckeru】さん 8点(2003-10-20 19:20:31) |
10.めちゃくちゃ暗い映画なのかと思ったらそうでもなかったです。大好きな「ショーシャンクの空に」の主演を務めたティム・ロビンスが監督だということとで、期待して見ました。なかなか深くてよかったですよ。映画そのものを素直に見ていると、死刑にしなくても・・・と思ってしまいますが、残された遺族の気持ちを考えるとそうも言ってられません。映画を見ている間、何が最良の方法なのかがわからなくなってしまいました。やはり、マシューが最後に言い残した言葉が全てだと思います。自然と泣けてきました。やっぱりこうゆうヒューマンドラマ好きだな~。ティム・ロビンスの妻であるスーザン・サランドン主演で夫婦合作。彼女の演技も素晴らしかったです。オスカーに値するだけありますね。そしてショーン・ペンはやっぱり相当な演技派です。久々に見た心に残る映画です。 【未歩】さん 8点(2003-09-15 14:02:09) |
9.《ネタバレ》 とても苦しく、辛い映画でした。でも、主演二人の演技は迫力があり、胸に迫るものがあります。死刑当日を時間を追って撮っているのは、緊迫感があって自分が死刑を待つような気にさせられてしまいました。死刑直前まで本当にショーン・ペンが殺人を犯していたのかわからなかったけど、犯しているとわかったときは裏切られた気持ちでした。死刑になるほどの罪を犯した人を弁護する気はまったくありませんが、やっぱりそういう人であっても最期は誰か心を開ける人がついていてあげてほしいと思いました。注射の液が自動的に体に注入されるシーンは、ある意味血みどろのホラー映画よりリアルな怖さを感じました。スーザン・サランドン大好きなのですが、やっぱりうまいなぁ。ますます好きになりました。ショーン・ペンもとても「アイアム・サム」と同じ人とは思えない。うまいです。 【きょうか】さん 8点(2003-08-01 10:46:47) |
8.死刑制度に関しての是非を問う映画では無いのかも知れませんが、それでも、それを考えずにはいられない映画。観終わった後、色々と考えさせられました。自分には娘(3歳)がいるので、どうしても、被害者が娘だったら、と考えてしまうので、そう考えると、死刑も有りか? それと、ポンスレットは、結果的に死刑になったからこそ、自分の罪を後悔したわけで、これが死刑になっていなかったら、果たして・・・、と言う訳で。ただ、やはり冤罪で死刑になる人もいる訳で。うーん、やはり簡単に死刑を肯定するべきでないか・・・。 と、色々、考えてしまいました。 色々と書きましたが、映画としては、よくできていると思いますよ。 【daddy】さん 8点(2002-10-22 04:46:48) |
7.考えたい人にはシスター・ヘレン・プレイジョーン本人の原作『Dead Man Walking』がオススメ。邦訳は徳間文庫。 【にってる】さん 8点(2002-06-16 02:03:06) |
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6. 「死刑とは何か」をあらゆる角度から眺める映画である。死刑とは正義の成就である。死刑とは遺族による復讐である。死刑とは犯罪の抑止である。死刑とは貧乏人のための刑である。死刑とは政治的プロパガンダである。死刑とは殺人を刑務官の仕事にすることである。死刑とは罪の償いである。死刑とは無実の人間を殺すかもしれないことである。死刑とは囚人を家族から引き裂くことである。死刑とは罪人を真人間に変えることである。死刑とは何本も注射を打つことである。死刑を廃止すべき理由は単純である「殺すのはいけないと言いながら人を殺すのは納得できません」人を一人殺すのがこれだけ大変な意味を持っているということをまざまざと見せてくれる名画だ。死刑とはもう一度キリストを殺すことである。 |
5.聖書って書いた人すごいよね。「真実は人を自由にする」か、あたってるあたってる。そして、人間の究極の裏テーマ、「罪と罰」について。難しいテーマだけど、よく映画にしてると思う。個人的には、ブルーハーツの「シャララ」を連想しました。 【鉄コン筋クリ】さん 8点(2001-12-07 00:08:42) |
4.演技上手いですねー、スーザン・サランドン&シーン・ペン。その点文句なし。内容に関しては「キリスト教が絡む限り、どうしても釈然としないなー」です。聖書からの引用にはいらいらさせられました。死刑制度へのスタンスとしてはそんなに偏っているとは思えませんでした。被害者側の両親の心情もきっちりと描かれていたと思いますしね。要は死刑囚も人間であり、モンスターではないというメッセージだろうと受けとった。勿論その時点で反死刑制度のメッセージともとれるわけですが、最後に葬式に出席していた被害者の父親に甘いセリフを言わせなかった点は評価できます。 |
3.これってそんなに死刑反対の色が濃いのかな。結構中立的な立場から死刑存否を問い掛けているんじゃないかぁ。サランドン、ペン、ともに最高の演技を見せてくれたことは確かだ。個人的な意見ですがおいらは死刑存続派。 【シュープ】さん 8点(2001-07-16 00:44:49) |
2.うーん、・・・ティム・ロビンスが「メッセージ」に拘り過ぎてるかな、と思ってみてましたが、幸いにも死刑について考えることはできました。被害者の家族にも主観的に迫ってみて、是非は観てる側に任せるって言う手法もあったようにも思えます。 【wood】さん 8点(2001-06-23 16:14:45) |
1.これ以前のショーン・ペンの演技って、もう、どうしょうもなく嫌いだったんですが、本作あたりから個人的にはマシと感じられるようになりました。死刑制度の是非をめぐるテキストとしては最良かも。 【モーリス】さん 8点(2001-05-24 21:49:51) |