ブラック・レインのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ブラック・レイン

[ブラックレイン]
Black Rain
1989年上映時間:125分
平均点:6.73 / 10(Review 229人) (点数分布表示)
公開開始日(1989-10-07)
アクションドラマ犯罪もの刑事ものヤクザ・マフィア
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-28)【TOSHI】さん
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監督リドリー・スコット
助監督ボビー・バス(第二班監督)
演出ボビー・バス(スタント・コーディネーター)
伊達康将(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
キャストマイケル・ダグラス(男優)ニック・コンクリン刑事
アンディ・ガルシア(男優)チャーリー・ヴィンセント刑事
高倉健(男優)松本正博警部補
ケイト・キャプショー(女優)ジョイス
松田優作(男優)佐藤浩史
神山繁(男優)大橋部長
ジョン・スペンサー〔1946年生〕(男優)オリバー
ガッツ石松(男優)片山
内田裕也(男優)梨田
若山富三郎(男優)菅井国雄
小野みゆき(女優)みゆき
ルイス・ガスマン(男優)フランキー
スティーヴン・ルート[男優](男優)バーグ
ティム・ケルハー(男優)ボビー
ヴォンディ・カーティス=ホール(男優)刑事
國村隼(男優)吉本
安岡力也(男優)菅井のボディガード
島木譲二(男優)菅井のボディガード
ジム・イシダ(男優)護衛の警官
長原成樹(男優)刑事
阿波地大輔(男優)大橋の部下
林彰太郎(男優)組長
アル・レオン(男優)佐藤の殺し屋
内田直哉ニック・コンクリン刑事(日本語吹き替え版【ソフト】)
森川智之チャーリー・ヴィンセント刑事(日本語吹き替え版【ソフト】)
立木文彦松本正博警部補(日本語吹き替え版【ソフト】)
深見梨加ジョイス(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤本譲菅井国雄/オリバー(日本語吹き替え版【ソフト】)
神山繁大橋部長(日本語吹き替え版【ソフト/フジテレビ】)
後藤敦片山(日本語吹き替え版【ソフト】)
後藤哲夫(日本語吹き替え版【ソフト】)
白熊寛嗣(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠見尚己(日本語吹き替え版【ソフト】)
浅野真澄(日本語吹き替え版【ソフト】)
小松史法(日本語吹き替え版【ソフト】)
小川真司〔声優・男優〕ニック・コンクリン刑事(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大塚明夫松本正博警部補(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
江原正士チャーリー・ヴィンセント刑事(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
一城みゆ希ジョイス(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小林勝彦菅井国雄/オリバー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
ガッツ石松片山(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
上田敏也(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
亀井三郎(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
緒方賢一(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
筈見純(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
松本大(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
茶風林(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大川透(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
脚本クレイグ・ボロティン
音楽ハンス・ジマー
作詞坂本龍一"The Laser Man"
作曲坂本龍一"The Laser Man"
編曲シャーリー・ウォーカー
撮影ヤン・デ・ボン
ハワード・アサートン(追加撮影)
アレクサンダー・ウィット(カメラ・オペレーター)
製作スタンリー・R・ジャッフェ
シェリー・ランシング
パラマウント・ピクチャーズ
電通(製作協力)
製作総指揮クレイグ・ボロティン
制作東北新社(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
配給UIP
美術リチャード・C・ゴダード(セット装飾)
ジョン・M・ドワイヤー(セット装飾)
レスリー・ブルーム(セット装飾)
衣装エレン・マイロニック
編集トム・ロルフ
録音ドナルド・O・ミッチェル
ケヴィン・オコンネル[録音]
グレッグ・P・ラッセル
字幕翻訳戸田奈津子
スタントアル・レオン
その他シャーリー・ウォーカー(指揮)
マイケル・タドロス[製作](ユニット・プロダクション・マネージャー)
松田優作(献辞)
あらすじ
ニューヨーク市警の刑事ニック(マイケル・ダグラス)はレストランで同僚のチャーリー(アンディ・ガルシア)と食事をとっていた。すると、目の前で殺人事件が起こる。ニックは逃走しようとする犯人の一人を直後に逮捕する。その男は日本のやくざで、佐藤(松田優作)といった。ニックとチャーリーは、佐藤を日本へ護送する任務に就いた。しかし大阪空港で、巧妙な手口に引っかかり、佐藤に逃走されてしまう。二人は大阪府警の警部補・松本(高倉健)の助けを借り、異国の地で佐藤を追うことになる。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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229.《ネタバレ》 -Black Rain- “黒い雨”。原爆のことを表しているのかと思ったけど、親分の「3日間防空壕に入っていた」ってセリフから、恐らく本土大空襲全般のことを表現してたんだな。爆弾の熱は日本人を焼き殺し、生き残った日本人には黒い雨が降り注いだ。そして親分曰く“金を崇拝するアメリカ人のような日本人”佐藤が生まれた。 監督はアメリカ人が映画を観てイメージする、スキヤキ・ゲイシャのステレオタイプな日本人像ではなく、家電や車で世界を席巻した、生まれ変わった今の日本を表現しようとしたんだろうか? そういう意味では今までの日本表現に比べ、スタイリッシュな都市像が表現されている。リアル・ブレードランナーの世界。  新しい日本人・佐藤と対極なのが松本。松本のような実直で真面目な古い日本人が、如何にして戦後から現代を生きているか。英語を学び、チャーリーとカラオケを歌い、ニックから“時にはブチかます”ことを学ぶ。古い日本人はアメリカから学び、どんなものでも吸収して今に至っている。 若くて気さくなアメリカ人チャーリー。どんな相手でも仲良くなれる彼は、さしずめ新しいアメリカ人だろうか?何でも吸収する姿勢は松本に近い。  そしてニックだ。妻と別れ、雨の日に子供をバイクで迎えに来るダメな父親(ってか母親も窓から見送るなよ、風邪引くだろ。きっとニックに懐いてる自分の連れ子には愛情がないんだわ、この母親)。仕事でも仲間の汚職に加担して、自分も賄賂を受け、それをチャーリーに言えないでいる。 金を崇拝とまでは行かないが、汚い金で子供を養う彼は、本質では佐藤と似ているのかもしれない。 この映画、本当はニックという汚職警官のダメっぷりを、もっと丁寧に描くべきだったと思う。だから最後の空港のシーン、シャツの下の偽札原板の意味がイマイチ“??”な感じになった。  ニックは日本の警察に原板を渡さなかった。松本はニックが原板を隠していることに薄々気が付いていたと思う。でも原版の話はするけど、調べるつもりもなかった。原版の使いみち、オイシイ話をするニック。 ここでお別れだと言ってシャツを渡す。そもそも松本に、日本で買ったシャツを渡すのは変なのに。空港には警護の警官も来ていたと思うと、松本と2人きりで話せる場として、あの狭い立ち食い蕎麦は好都合だったんだろう。 「後ろに気をつけなカウボーイ」原版をバレずに上手く使えよ。と、松本は絶対そんなコトしないの解っていて原版を託すニック。 ちなみにこのセリフ、内務調査前の別れ際にチャーリーがニックに掛けた言葉。 あの時、チャーリーもニックの汚職に薄々気が付いていたけど、ニックの自発的な更生を望んでいたのかもしれない。 …とここまで、松本に影響されて汚職から足を洗う決意をしたニックの照れ隠し。ニューヨークに帰ったら内務調査で真実を話す戦いが待っている。 あの戦争で日本人が変わったように、ニックのようなアメリカ人も、きっと変われるハズだと。 はにかみ笑顔のマサと、満面の笑みでサムズアップのニックさん。テーマソングも相まって、2人ともカッコええ…
K&Kさん [ビデオ(字幕)] 7点(2022-02-11 15:46:12)(良:2票)
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228.《ネタバレ》 マイケル・ダグラスの魅力が最も輝いている一本だと思います。汚職や暴力的な性格といった、人間臭い刑事の役どころは、当時のマイケル・ダグラスにぴったりで、存在感充分です。対するキャラクターとしては、高倉健演じる警部補で、この二人が対立を経てお互い理解しあうというストーリーの軸は、よくあるハリウッド刑事映画の基本パターンではあります。ですが、そこにアメリカと日本という要素を加えることによって、一段上の作品に仕上がっていると思います。 この作品が持つテーマとは、違う国の文化、習慣、考え方に対しての「敬意」ではないでしょうか。監督のリドリー・スコットや製作者は、日本を舞台にしながら、それまでによく見受けられた、忍者・芸者・腹切りなどといった見世物的要素を排し、日本人の「考え方」に眼を向けています。高倉健の役は、規則に縛られて上司の目を気にする警部補で、ケイト・キャプショーは「何年住んでも、日本人からみれば私も“ガイジン”」とセリフで語り、形見分けの習慣も劇中で使われるなど、「日本人とはどのような人間なのか」という探求心を、製作者側が持っていたことが感じられるのです。 アメリカ人と日本人が始めはぶつかり合うが、悪を倒すための捜査という行動を経て、お互いに敬意を払うようになる、という人間の可能性を描いた、単純ですが品位の高いストーリーだと思います。異なる宗教や民族の集まるアメリカが抱える問題に対し、一つの回答を提示した作品、と言ってしまうと過大評価になってしまうのでしょうか? 
塚原新さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-31 21:38:08)(良:2票)
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227.今回観たのはずいぶん久しぶりで、あれ、こんなに面白かったんだな、と。多分、昔観た時には、作品との距離感が、今観るのとだいぶ違ったんでしょう。当時はお馴染みだった、都会系の刑事アクション映画、そしてこれまた自分にとってお馴染みの大阪の街、その2つの融合とくれば、何だか距離感が近すぎて。どうしても先に立ってしまうのは、違和感と、「あ~あ、やっぱり、やっちゃったね」という(期待通りの)失望感。しかしそれも、今となってみると、80年代アクションを観る機会も減ったし、この映画に出てくる大阪の光景も、今では見られなくなってしまったものが多くなってきて。で、今回、素直に観て、素直に楽しめちゃった。幾分は「変なニッポン」も出てくるけど、基本的には日本らしい日本が登場する、要するにその点では決してキワモノではなく、むしろ刑事アクションとしてやや変則的である点の方が、特徴的と言えるかも知れません(無論、日本を舞台にしている事がそこに一役買っているのですが)。 まず、マイケル・ダグラス演じる刑事ニック、例によってダメダメな感じで、妻子とも別居している。では映画を通じて妻子とヨリを戻すのがテーマかと思いきや、全くそうではなくって、子供のひとりをバイクの後ろに乗せ走り出した次のシーンでは、もう子供は乗っておらず、今度はアンディ・ガルシア演じるチャーリーと出会って彼をバイクの後ろに乗せるシーンとなる。要するに、チャーリーはニックにとって自分の子供と同じ可愛い存在、なんですね。で、実際、このチャーリーという男、実に実に「いいヤツ」として描かれてます。健さんとニックの関係がどうもギクシャクしている時、いつもチャーリーが間に入って、いい味出しつつ何となく間を取り持っている。だもんで、チャーリーの死のインパクトは非常に大きく、かつこれを契機に健さんとニックの間も近づいていく。一方、松田優作演じる敵役の佐藤、(広島の黒い雨になぞらえて語られるのがピンとくるかどうかはともかく)戦後に現れた得体の知れない新しい存在、しかしそれは間違いなく戦後の日本とアメリカが生み出した存在、つまり彼もまた一種の「息子」というべき存在。チャーリーと佐藤は、陽と陰を代表する「息子」たち、だからこそ、2種類の結末が撮影された本作において、最終的に採用されたこの結末、これでよかったんではないか、と思えてきます。--- それにしても、ガッツにホタテ、パチパチパンチ、みんないい顔してるじゃないですか。USJがまだ無かった頃、「ハリウッドが大阪にやってきた!」という、やっぱりお祭り映画でもある訳で。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-10-15 23:00:16)(良:1票)
226.《ネタバレ》 勝手に「刑事である高倉健と松田優作がアメリカで事件に巻き込まれる」話だと思っていましたが、まるで違うんですね。そういうのって、我が同胞もがんばっているな、なんて生暖かい眼で見たりしちゃうじゃないですか。うれしい誤算。不思議な国ニッポンだったのですね。たぶんアメリカでは、有名監督リドリー・スコットの撮ったB級映画として、好事家にもてはやされているのではないでしょうか。とはいえ日本のワタシとしては、男が惚れる2大俳優のコラボを実現してくれた、とてもありがたい作品だと思っています。邦画で2人をブッキングすると、いろいろと過剰になってしまいそう。マイケル・ダグラスがいい毒消しになっています。
なたねさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-09-27 15:16:40)(良:1票)
225.《ネタバレ》 追悼、高倉健。この映画は日本人出演者の中では健さんよりも松田優作の方が今まで圧倒的に注目されてきてましたが、改めて観てみると随所にそれまでの高倉健のイメージを変える様な人物造形が見られます。上司に忠実な窓際族だったり、なんせあの健さんがヘンなサングラスをかけてレイ・チャールズのモノマネさせられるんですから、リドリー・スコットも怖いもの知らずです。対照的にマイケル・ダグラスはいつも通りで、『氷の微笑』の荒っぽい刑事と同一キャラを再登場させたのかと思いましたよ。 お話自体は前年に製作された『レッド・ブル』の設定を真逆にした様な感じがします。『レッド・ブル』と違って主人公の方が敵の母国に乗り込むわけですから、それだけ敵国たる日本の描写をどれだけ丁寧に撮れるかが映画の出来を左右するわけです。でもそこはリドリー・スコットはご覧のとおり自分のやりたい通りに大阪を撮っちゃってますが、センスが良いから様になってます。毎日自分が通勤で通っていた阪急梅田駅のコンコースが、あんな幻想的な映像になるなんて思いもよりませんでした。難波・十三・京橋・神戸とロケしていますが地元の人間が見ると確かに空間的にはおかしなところも有りますが、これはリドリー・スコット世界なんだから良いんです。でもクライマックスの田舎家の対決だけは風景からしてアメリカで撮影したことがミエミエだったのは残念でした。 ラスト、松田優作を殺さずに逮捕して府警本部に連行するところも普通のハリウッド・ポリスアクションとは一味違っていて良かったんじゃないでしょうか。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-22 20:55:12)(良:1票)
224.松田優作が亡くなって今年の十一月で早いものでもう二十年が経つ。公開当時、二度観に行きました。この映画が公開された年、1989年のキネマ旬報で1位に選ばれた洋画が「ダイ・ハード」である。「ダイ・ハード」も間違いなく傑作だと思うけど、私はこっちのが好きです。「ダイ・ハード」の影に隠れて評論家の人のほとんどはこの映画をベストテンに投票してない。この年邦画で1位に選ばれた「黒い雨」より私は断然、この映画!この映画が遺作となってしまった松田優作がこの時、既に末期がんで死後を覚悟していたという話を聞いたことがある。死後を早めるからと出演中止をすすめる友人に「死後を早めるのは解ってる。けど、好きなようにさせてくれ。このチャンスを逃したら悔いを残して死んで行くことになるから俺の好きなようにさせてくれ」と松田優作がその友人に対して答えているというのを本で読んだりしたけど、それを聞いた瞬間、私は泣けてきた。そんな松田優作の見たくてももう二度と劇場では観ることの出来ない最後の姿を見ることの出来る貴重な映画だ!私にとっては松田優作がいる。それも最後の姿だ!そんな最後の松田優作の才気溢れる演技は一生忘れることは出来ない。あまりにも早すぎる死は日本映画界の大きな損失だ!高倉健との夢の共演、健さん、松田優作の分までいつまでも長生きしてください。あんな自転車だらけのまるで中国みたいな街は大阪じゃないとか、大阪はあんなにも恐ろしい街じゃないとか、その他色々批判的な意見もあるかもしれない。しかし、好きなものは好きだ。好きで何が悪い?えっ?何?やたら興奮しすぎだって?良いじゃないか!好きな映画を好きなように熱く語って何がいけないの?すいません。興奮しすぎました。でも好きなんだから許して下さい。
青観さん [映画館(字幕)] 9点(2009-02-15 19:58:24)(良:1票)
223.妻投稿■この映画、黒いですね。でも一口に黒といっても微妙なカラーチャートの違いがあって、この映画の黒は昭和と平成の間の日本の渋いサラリーマン警官の色だと思います。この渋さは絶対にCGでは再現出来ないですよね。この黒さをそういう描写が得意なリドリー・スコットによってリアルタイムで残してくれたのはありがたいです。■松田優作を連行してくる松本警部補がめちゃめちゃ渋い。ドロドロのジャンパー姿で上司に一礼してから、スーツ姿で不動の姿勢で賞状を貰うシーンに切り替わるシーンはもう「私にもしお父さんがいたらこれで決定!!!」と思っちゃいました。■佐藤を殺さずに逮捕する設定も、「私ハ日本ワカッテイマスヨ」という最近のアメリカ人監督の映画主人公が日本でやっている「殺してやる―、殺してやる―」な演出と比べても、憎い犯罪者を一公務員として逮捕して上司に引き渡す「大人」が決まっていて、「はーどぼいるど」がさっぱり理解できない私を痺れさせました。
はち-ご=さん [インターネット(字幕)] 9点(2009-02-15 16:32:19)(良:1票)
222.優作さん、ほめる人が多いようですが、単純に目玉向いて、キレまくってるだけで、大した演技じゃないように見えます。最後も弱すぎるし。ハリウッドの俳優さんに比べると、日本の俳優人の表情の乏しさが目立ってますね。高倉さんらしいって言えばそうなんですが、もう少し、「お友達」になっていく気持ちの変化が表情に出てたら、おもしろかったのにと思います。
かねたたきさん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-02-01 21:55:44)(良:1票)
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221.《ネタバレ》 ハリウッド映画に「日本を描く作品って変なのが多い」って評があるけど、逆に日本そのままにちゃんと描くとチープに見えると思う。 日本の作品って空気感よりは、変になってもハリウッドな空気感を纏って欲しいと思う俺様ちゃんだったりする。 …で、サイバーに描かれたこのブラックレイン、美術的なセンスは流石だなーと思えた。 何よりも最初と最後に流れるあの歌がシビレるよ。 子供が居ても「自分は男を捨てたくないというロマンチストな野郎」には堪らない映画だと思うしね、本当に。 一番観たかったのは、撮影されたと言われてる「松田優作の死亡バージョン」…コレが凄く観たい。 リドリースコットの作品は悪役こそが主役で、悪役こそが凄く光ると思ってる。 特に80年代の作品ではそれが顕著ではないだろうか? 「エイリアンの未確認生物」 「ブレードランナーのレプリカント、ロイ」 「レジェンドの魔王」 …そして「ブラックレインの佐藤」 …これら皆、悪役だしね。 うーん、どうにか観れないものかなー。 それが観れたら俺にとってのブラックレインは完結するんだけど…。
映画の奴隷さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-10 20:45:03)(良:1票)
220.途中でうどんが食べたくなる映画。←(笑)に投票してくれた人、ごめん。これ、中島らものネタなんです。
マックロウさん 5点(2004-06-18 15:00:42)(笑:1票)
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219.劇中、タイトルである「Black Rain」というキーワードを台詞の中で発する人物が、「若山富三郎」であるということに今回の再鑑賞で初めて気付いて、自分自身がこの名作を“ちゃんと”観られていなかったということと、リドリー・スコットは流石に「わかっている」ということを、思い知った。  今作といえば何と言っても伝説的俳優である松田優作の「遺作」として、彼の鬼気迫るまさに伝説的な演技があまりに強く印象に残る。 そして、亡き高倉健が、日本が誇るスター俳優として、ハリウッドスターのマイケル・ダグラスに対して一歩も引かぬ存在感を“魅せつけた”作品でもある。  とういわけで、日本の映画ファンとしてはどうしても、マイケル・ダグラスとアンディ・ガルシアという両ハリウッドスターに対する、高倉健、松田優作という日本映画史に燦然と残る両名優の存在に目がいきがちである。 しかしながら、 今回改めて観直してみると、前述の大親分役の若山富三郎を筆頭に、警視役の神山繁、用心棒役の安岡力也、その他ヤクザ役の國村隼、内田裕也、ガッツ石松、島木譲二……日本の俳優陣はみな強い個性を放っていて、素晴らしい脇役ぶり、端役ぶりを見せてくれている。 彼らの存在感こそが、外国映画が日本を描く際に生じる“違和感”を最小限に抑え込んでいるとも言えると思う。  はっきり言って得体のしれなかったであろう日本の俳優陣を的確に演出したリドリー・スコット監督は「流石」の一言に尽きるが、この映画の場合、彼らのキャスティングに成功した日本側のエージェントも「最高」の仕事をしたと思えてならない。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-09-28 17:27:44)(良:1票)
218.《ネタバレ》  この映画に低い点数をつけている人は、陳腐な作品だとか、ストーリーが単純でつまらないとか言ってるけど、この映画全体から漂う不思議で不気味でバイオレンスに満ちていてシブイ雰囲気は鳥肌もんだ! こんな映画他に見た事がない。出演者に監督・スタッフも豪華だしね。
akiさん 10点(2003-07-02 01:56:43)(良:1票)
217.久しぶりに観てこの映画の面白さを再発見することができた。衛星放送で流れていたので何気なく観始めたら強烈に引き込まれてしまった。どうやらずうっと前の初見時にはこの映画の素晴らしさをいまひとつ把握できていなかったらしい。まず日本の舞台に大阪を選んだことが見事だ。あの乱雑で多国籍感を漂わせつつ、一目で日本だと分からせる場所は大阪をおいて他にないだろう。そしてそこで繰り広げられる男たちの戦いとドラマを生み出す役者陣が揃いも揃って渋い。日米それぞれの役者が実に深みのある男臭さを演じ出している。特に松田優作は文字通り命を賭して日本の俳優魂を見せつけてくれている。
スマイル・ペコさん 9点(2003-05-29 01:25:49)(良:1票)
216.全てがだ~~~~~~~いすきぃ!
M・R・サイケデリコンさん 10点(2002-10-25 19:49:07)(笑:1票)
215.空港(伊丹空港懐かし~!)でニセ警官に書かされた保険の契約書(バリバリ「東京海上」って書いてあるやん)に始まり、おきまりの健さんとの友情までいろいろあって、これが大阪じゃなくて東京だったらつまんなくなってただろうなーと思った。でも最近見た古い映画の中では最高
M谷さん 10点(2002-07-04 22:18:35)(良:1票)
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214.《ネタバレ》 最後のアクションシーンをわざわざ”農村”でやったことに多少の違和感。  佐藤についても、ニックとの殴り合いの前に、わざわざ小指を切らせて手負いにする必要があったのか疑問。  あと、菅井の日本語が聞き取れなくてモヤモヤしていたら、 英語を突然話し始めて、これには字幕が付いたことに、思わず笑ってしまった。  とまあ、細かいことはいろいろ気になりましたが、 日本のやくざ文化とか、うどんをすするシーンとか、そういうところは概ねよくできていたかと。  あと、松田優作の演技は際立っていた。
2年で12キロさん [インターネット(字幕)] 4点(2024-06-22 22:53:00)
213.松田優作の衝撃だけが残り、後は忘れる。
TERUさん [インターネット(吹替)] 6点(2023-12-03 20:03:52)
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212.《ネタバレ》 松田優作の伝説的遺作。改めて見直してみました。  私の独断と偏見によればこの映画、マイケル・ダグラスと高倉健による「不思議の国ニッポン・刑事物語」になる筈が、怪物・松田優作の出現によってモンスター映画と化してしまったというところでしょうか。物語の大半を食ってしまってます。 さすが存在感は抜群。大阪の描写も無国籍風でなんともオシャレ。  ストーリー自体は緩慢であまり入っていけなかったのですが、邦画ではありえない高倉健(レイチャールズのモノマネ!)を見る事が出来るのもポイントかもしれません。公私ともについてまわったイメージを払拭できたのではないでしょうか。  ただ、映画自体はそれほどでもなかったかなー。
大治郎さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-22 08:55:56)
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211.《ネタバレ》 アメリカから見た日本を楽しむべきところかもしれないが、ただ滑稽で違和感あり過ぎで無理だった。 松田優作と高倉健はかっこよかったけどね。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-02-25 22:40:17)
210.物語はバディ物としては普通。でも、高倉健や松田優作の動いている姿を観るだけでも価値はある。あと、欧米人が主役として日本で活動する作品にありがちだが、ヤクザの親分が流暢な英語を話すのは違和感が大きい。
次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 6点(2022-08-09 21:15:08)
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【点数情報】

Review人数 229人
平均点数 6.73点
000.00%
100.00%
210.44%
373.06%
4135.68%
53314.41%
65222.71%
74620.09%
84017.47%
92310.04%
10146.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review12人
2 ストーリー評価 5.66点 Review18人
3 鑑賞後の後味 6.94点 Review19人
4 音楽評価 7.40点 Review15人
5 感泣評価 5.25点 Review8人
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【アカデミー賞 情報】

1989年 62回
音響効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞ドナルド・O・ミッチェル候補(ノミネート) 
音響賞ケヴィン・オコンネル[録音]候補(ノミネート) 
音響賞グレッグ・P・ラッセル候補(ノミネート) 

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