パルプ・フィクションのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パルプ・フィクション

[パルプフィクション]
Pulp Fiction
(Black Mask)
1994年上映時間:154分
平均点:7.71 / 10(Review 537人) (点数分布表示)
公開開始日(1994-10-08)
ドラマ犯罪ものヤクザ・マフィアバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん
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監督クエンティン・タランティーノ
キャストジョン・トラヴォルタ(男優)ビンセント・ベガ
サミュエル・L・ジャクソン(男優)ジュールス
ユマ・サーマン(女優)ミア・ウォレス
ハーヴェイ・カイテル(男優)ウィンストン(ミスター・ウルフ)
ティム・ロス(男優)パンプキン
エリック・ストルツ(男優)ランス
アマンダ・プラマー(女優)ハニー・バニー(ヨランダ)
ロザンナ・アークエット(女優)ジョディ
クエンティン・タランティーノ(男優)ジミー
マリア・デ・メディロス(女優)ファビアン
スティーヴ・ブシェミ(男優)バディ・ホリー
ローレンス・ベンダー(男優)長髪のヤッピー
ヴィング・レイムス(男優)マーセルス・ウォレス
クリストファー・ウォーケン(男優)クーンツ大尉
ブルース・ウィリス(男優)ブッチ・クーリッジ
ピーター・グリーン〔男優〕(男優)ゼッド
フランク・ホエーリー(男優)ブレット
アレクシス・アークエット(男優)男4
アンジェラ・ジョーンズ(女優)エスメラルダ
キャシー・グリフィン(女優)
ブロナー・ギャラガー(女優)トルーディ
バー・スティアーズ(男優)ロジャー
鈴置洋孝ビンセント・ベガ(日本語吹き替え版)
大塚明夫ジュールス(日本語吹き替え版)
山寺宏一ブッチ・クーリッジ(日本語吹き替え版)
勝生真沙子ミア・ウォレス(日本語吹き替え版)
西村知道ウィンストン(ミスター・ウルフ)(日本語吹き替え版)
宮本充ランス(日本語吹き替え版)
安原義人パンプキン(日本語吹き替え版)
立木文彦ジミー(日本語吹き替え版)
安達忍ハニー・バニー(ヨランダ)(日本語吹き替え版)
伊藤美紀〔声優〕ファビアン(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕ジョディ(日本語吹き替え版)
玄田哲章マーセルス・ウォレス(日本語吹き替え版)
菅生隆之クーンツ大尉(日本語吹き替え版)
原作クエンティン・タランティーノ(原案)
ロジャー・エイヴァリー(原案)
脚本クエンティン・タランティーノ
撮影アンジェイ・セクラ
製作ローレンス・ベンダー
製作総指揮ダニー・デヴィート
ボブ・ワインスタイン(共同製作総指揮)
ハーヴェイ・ワインスタイン(共同製作総指揮)
マイケル・シャンバーグ
ステイシー・シェア
配給松竹富士
特殊メイクK.N.B. EFX Group Inc.
ロバート・カーツマン(特殊メイク監修)(ノンクレジット)
グレゴリー・ニコテロ(特殊メイク監修)(ノンクレジット)
ハワード・バーガー(特殊メイク監修)(ノンクレジット)
美術デヴィッド・ワスコ(プロダクション・デザイン)
衣装ベッツィ・ヘイマン
編集サリー・メンケ
録音スティーブン・ハンター・フリック
字幕翻訳戸田奈津子
その他スコット・スピーゲル(スペシャル・サンクス)
ジェニファー・ビールス(スペシャル・サンクス)
ルー・アーコフ(スペシャル・サンクス)
あらすじ
パンプキンとハニー・バニー、ビンセント・ベガとジュールス、ビンセントとミア・ウォレス、マーセルス・ウォレスとブッチ・クーリッジ。4つの『下らない話』の時間軸をバラバラにしそれぞれが絶妙に交錯する。しゃれた会話、音楽、雰囲気、役者・・全てにこだわったタランティーノ監督の代表作。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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537.《ネタバレ》 バイオレンス映画なのでエグい描写も多いのですが、痛みをほとんど感じないというか、映像が小綺麗な感じで、B級感というよりはA級感が漂ってるんですよね。表現として、それはそれで面白いと思えるのですが、新規性があると言えるのか、従来の延長線上でしかないのか、私にはよくわかりません。洒落たやりとりがごく自然に交わされ、見ている間、飽きることはありませんが、腹痛くなったり、茶噴いたりするほど大笑いすることもありません。特に主張がある作品でもないので、押しつけがましさは感じませんでしたが、その分感動することもなく、まとまってないようで、なんか上手いことまとめたような。なるほどなぁといった感じの作品ですかね。
camusonさん [DVD(字幕)] 7点(2024-06-04 19:26:14)
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536.《ネタバレ》 【何とまぁ、まだ投稿していない事に気が付いた】  文句なしの10点満点で有る。 初鑑賞はカンヌ映画祭戴冠後の映画館だった。 それほど客の入りは多くは無かったけれど、冒頭のサミュエル・L・ジャクソンの凄味と存在感に頭がクラクラした事、時系列を巧みに入れ替えた構成、ジョン・トラボルタの見事な死にっぷりが特に強烈だった事を思い出す。 それ以来再上映やDVD・各種配信等で何回も鑑賞しているけれど、本作は本当に色褪せない。 お世辞にも家族向けとは言えないけれど、とにかく全てのシーンが巧妙で上手い。 初鑑賞から30年(!)を経て、仕事で英会話をそれなりに取得した事も本作の面白味を増す事に貢献していると思う。 不朽の名作です。
たくわんさん [インターネット(字幕)] 10点(2024-02-12 11:42:52)
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535.いやこれはすごい…。 昔の映画なのに色鮮やかにバキバキにレストアしてあってまるで最近撮られた作品のようです。 Blu-rayでの視聴をおすすめします。 「教養のため」という不純な動機で観ましたがとてもお洒落なバカ映画で もし物語に免疫のない10代の頃に観ていたらかなり人生変わっていたかもしれません。 理由はなんでもいいから観ておいたほうがためになる作品です(※効果には個人差があります)
伊予柑さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-07-27 00:11:48)
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534.約20年越しにやっと観た 長ぇ しかしクソお洒落な映像付きで良質な短編小説を読んだような気分 個人的にはタランティーノが俳優としてとても良いなと思ったよ そしてウォーケン、ブシェミ、愛してるよ(●´Д`)ε`○)
ムーンナイトロンリーさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-06-02 01:23:19)
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533.《ネタバレ》 良い映画は?とチャットGPTに聞いたらこれを勧められて視聴。 レザボアは見ていて好きなところもあったが、やっぱり、自分にはあまり合わないように思う。 暴発は危ないので、銃のセーフティは必ず作動させ、トリガーに指をかけないようにしましょう。
チェブ大王さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-04 23:53:23)
532.《ネタバレ》 2分で終わる会話を7分続けてそれを延々と積み重ねて適当に前後させただけという、非常に安易な作品なのだが、ダラダラしたところがかえって妙に印象に残ってしまうという困った作品。ただし、そんなジャンクフードみたいな作品の隅々まで演出を行き渡らせる制作者の執念みたいなものは溢れており、その辺のアンバランスさが面白い。●この作品は、時系列操作の代名詞みたいに言われる事もありますが、考えてみると、大きな操作は2つしかありません(ミスター・ウルフの清掃パートを前半から最後に持っていって、その中からパンプキンとハニー・バニーの強盗パートを最初に持っていっただけ)。しかし、それだけでも魔術のように全体を彩ることができる、ということを示した点には、大きな意義があります(その中で、ヴィンセントのあっけない最期というスパイスも強烈に効いています)。
Oliasさん [映画館(字幕)] 7点(2023-03-25 18:47:42)
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531.タランティーノ作品の中ではこれがいちばんお気に入り。 雰囲気がいい。、
afoijwさん [ビデオ(吹替)] 8点(2023-03-15 00:53:22)
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530.公開当時、若手天才監督現る!と話題になりました。しかしながらキャストを見てみるとブルース・ウィルスは有名でしたがその他はティム・ロス、ジョン・トラボルタ、ハーヴェイ・カイテルらパッとしない人ばかりで正直興味が沸きませんでした。サミュエル・L・ジャクソン?誰それ?過激なだけの今風映画だろきっと。そう思って結局レンタルビデオで済ませましたが、小さなブラウン管で観て激しく後悔しました(笑)凄すぎる、なんなんだこの面白さはっ!(当時はまだレザボア・ドッグスも知りませんでした)   全編捨てシーン無しでどこをどう切り取っても面白い映画ですが、個人的にはウォーケンの喋りのシーンが大好きです。あそこしか出番がないのに天下のウォーケンを持ってきたセンスも素晴らしいのですが、10分くらいオッサンのしゃべりを持ってくる際どい演出に脱帽です。話の内容が非常に面白くてハイセンス過ぎるシーンです。あと、ボス=マーセルス・ウォレス(ヴィング・レイムス)が八百長ボクサーを探させる時のセリフも大好きです。。(アジアに逃げても茶碗の中まで探せ・・的なシーン)  当時は若かったので素直に興奮しましたが、冷静に考えると内容なんかなくてペラっぺらな映画です。最初に出てくる「パルプ=」の説明通りの映画ですが、不思議なことにいつ見直してもニヤリとさせられます。ホンモノってこういう作品のことをいうのでしょうね。
アラジン2014さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2022-03-22 17:09:30)
529.《ネタバレ》 雰囲気で楽しむ映画。時間軸はわかりにくいし、またそれを精査してもしょうがないタイプの映画。監督が楽しんで作っている映画。まあそれでいいんじゃないでしょうか。そのせいで時間が長くなっているのは、仕方ないけど、やや減点。
ほとはらさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-03-18 17:33:52)
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528.若い頃はバイオレンス映画が苦手だったので、食べず嫌いをしていたタランティーノ監督作品ですが、想像していたよりもグロは少なくて、クリアできました。  まるで橋田壽賀子作品みたいに台詞が多くて、どうでもいいようなことを知的風にバカバカしい理論でネチネチと追求する感じが、最高でした。ジョン・トラボルタとユマ・サーマンの絡み(クライスラー席~自宅まで)は、天才だと思いました。"ケチャップ"は普通に笑えました。この手のプロットは大好きなので、見てよかったです。  不意打ちされるよりもダメージが少ないので、バイオレンスが苦手な人も見れると思います。これを見ないのはもったいないです。
めたもんさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-22 16:33:51)(良:2票)
527.最初見たときはただ喋っているだけでつまらない映画だと思っていた。時が流れ、映画鑑賞経験を積んだ上で再見すると、改めてその面白さに気付く。クールとは無縁の恰好悪い殺し屋はいるしトイレで用は足す、どうでも良い無駄話に花を咲かせる。それなのに登場人物も小ネタの数々も全て愛おしく、魅力的で可笑しくて、ここまで来ると突き抜けてクールさも感じてしまう。特にチーズバーガーと5ドルシェイクは飯テロにも程がある。パルプロールのように永遠に廻り続ける仕様もない物語は、浅いようで深く融け込んだアメリカ文化そのもので新しい発見だらけ。埋もれて消えていったB級映画のように、「こういう映画があっても良いんだ!」とタランティーノは熱弁する。噛めば噛むほど味の出るスルメみたいな傑作。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 9点(2021-12-25 00:01:13)
526.《ネタバレ》 ひとつずつのエピソードが少しずつリンクしていき、最後はオープニングシーンに戻ってくるという粋な演出。軽快な会話劇で淡々とストーリーが進展していき、大きな事件は起こらないが、観るものを飽きさせない。クエンティン・タランティーノ入門編には持ってこいの作品です。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-30 19:04:01)
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525.《ネタバレ》 コレ、元々初めて見たのが、トゥルーロマンスよりもレザボアドッグスよりも前だったもんで、ラストにはエラく肩透かしをくらった印象があったのですが、後にこれら2作を見て、パルプフィクションの最終エピソードは一種のセルフパロディ、あるいはセルフアンチテーゼとでも言うようなものだったのかな、と。 ともかく、確かにこの作品でも暴力は描かれているけれど、それはごく部分的なもので、主体は会話、それも飛び切り無意味な会話。サッと受け流せばいいものを、相手もいちいち突っかかったり反論したりするもんで、ムダな会話が何処までも続き、次のムダなセリフを無限に再生産していく。 登場人物はしばしば歩き回ってカメラがそれを追いかけ、場面が変わったかと思うと、エピソードのつなぎ目では時間軸が変わり、主役と脇役が入れ替わって視点も大きく変えられてしまう。 という、遊び心に溢れた作品になってはいるのですが、それでもあと少し、刺激があればなあ、とも。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-28 22:03:52)
524.《ネタバレ》 ビデオでは見ていたのだが、映画館で初見。いつものタランティーノ節で、面白かったが、もう一つ乗れなかった。音楽にラップがなかったせいだろう。
にけさん [映画館(字幕)] 7点(2019-02-23 20:30:34)
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523.《ネタバレ》 「午前10時の映画祭」にて初劇場鑑賞。  やはり学生時代に見てハマった口で、当時はとにかく格好良い映画だという印象しかないが、大人になってから見るとやたら笑えて実はコメディだったのね?と感じた。 特にミアの注射を巡ってのエリック・ストルツの家での大騒ぎはコントみたいで笑えてしまう。そういった真面目なシーンなのにわざと外して笑いを誘うのが上手いなと思う。  あと、ブッチ編で出てくる例の金時計だが、曾祖父さんの話以外全部不幸な話で草。実は呪いの時計なんじゃ?とつっこんでしまった。  あと、中盤まではハイテンションで飽きさせないのに、後半タランティーノ(着ているTシャツのキャラクターが謎過ぎて笑える)が出てくる辺りから急にダラダラしてしまうのでそこでマイナス1点とした。  強盗の掛け声を号令にミザルーの曲がかかるオープニングはやっぱり何度観ても格好良すぎて死ぬ。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 9点(2019-02-06 15:21:52)
《改行表示》
522.くだらない会話劇を楽しみつつ、捻くれた時間構造も楽しみつつ、なんだかんだでブルース・ウィリスの日本刀かっけー!と大はしゃぎして鑑賞した。 あの話とこの話がここで繋がるのか!と腑に落ちたのはわりかし映画のかなり後半部分だったような気もする。  …ともかくも今となっては豪華なアンサンブルキャストによる最高にくだらなくて、最高に楽しめる映画だった。 1点減点したのは、物語にぐっと動きだすのが後半からで、実はユマ・サーマンのダンスシーンはけっこう退屈気味だったため。
nakashiさん [DVD(字幕)] 9点(2018-08-13 10:12:03)
《改行表示》
521.CMのキャッチコピー「時代にとどめをさす」に惹かれて当時、予備校生のときに息抜きで横浜黄金町のボロボロの映画館で見ました。昼間から酒を飲んで映画が終わっても寝ている人が多数いる中、映画館の雰囲気も内容にとてもマッチして映画館で見て初めて良かったと思えた作品でした。サタデー・ナイト・フィーバー後の落ちぶれた?トラボルタが洗練され、ユマ・サーマンとのダンスシーンも歴史に残る素晴らしさ。三者の視点で現在から過去へと目まぐるしく展開するストーリーは新鮮で音楽も素晴らしかった。ティム・ロス、ハーヴェイ・カイテル、アークエット姉妹、ブシェミ、クリストファー・ウォーケンなどのタランティーノ組に加え、ダイ・ハードの印象が強かったブルース・ウィリスの演技もとても良かった。 ストーリーから音楽、キャスティングまで今思うと奇跡的な完成度の映画かと思います。
GRAPHERさん [映画館(字幕)] 9点(2018-07-18 10:40:56)
《改行表示》
520.長年実現することのなかったIFC Centerのメンバー入会がなんだかんだで実現することになったのは、Weekend Midnight Seriesのラインナップに本作が含まれていたことか大きな理由のひとつだった。そしてその待望の週末がやってきて…   結局二夜連続で観ちゃったよ…(苦笑)   本作のポスターを初めてみたのは英国滞在時の95年のことであったことを思い出す。当時はその状況とデザインの色合いから英国発の70年代の映画かな…と勝手に想像していたし、それゆえにその黒髪前髪パッツンの女性がUma Thurmanだということには後年しばらく経つまで気づかなかった次第。   そんなこんなでどっぷりの米語を堪能。(Tim Roth除く)ここ十年、自身の聴解力は落ちる一方なのでタランティーノペースには当然ついてゆけるはずもなく、そんなこんなで一夜目の鑑賞と二夜目の鑑賞の間にはまさかの「台本読み」を敢行、ネットで見つけた台本をスマホに移して鑑賞の直前まで読みあさった。あいにく完遂することはできなかったもののやっぱり落としてた肝心なところは多々見つかり、さらなる興味を持って二度目の鑑賞に臨めた次第。二度目以降の鑑賞にはこのパターン、アリかも。   誰かを叱るときにはSamuelの台詞をパクれるよう、がんばって英語上達しよっと!
keiさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2018-06-11 01:22:19)
519.《ネタバレ》 トラボルタが死ぬときの顔がおもろ過ぎて当時学校で話題になりました。10年以上経って見直したけどやっぱりおもろくて爆笑してしまった。あとブルースウィルス普通にちんこ映っててこれまた笑える。タランティーノが"Dorks"と表現したように、間抜けキャラばかりが出ている本当にパルプのような作品だ。
なすさん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-03 18:31:54)
《改行表示》
518.《ネタバレ》 リアルタイムでの衝撃に加えて後世に与えた影響も大きく、もはや語り尽くされた感もある本作を今更レビューすることはなかなか難しいのですが、私が感じた素直なところを書きます。 まず本作が型破りなのが、登場人物達が本筋とほぼ無関係な会話を延々と繰り広げており、話の流れが遅いどころか、流れが完全に止まっている時間すらあるということ。タランティーノはキャラクターを作った後にその人物が喋りそうなことを延々と書き連ねていったのかもしれませんが、本筋に対してキャラクターが従属するという通常の関係性を逆転させ、まずキャラクターありきで彼らを自由に動かし、本筋を二の次にしたという辺りが斬新でした。 だからと言ってキャラクター劇に終始しているわけではなく、一見すると無関係なエピソードを並べることで「これらがどんな終わり方をするのか」という強い関心を観客に抱かせつつ、時間軸の解体という荒業によってこれらをもっとも効果的な形で見せており、本筋は本筋で十分に凝った作りになっている点も見事なものでした。特に驚いたのは、主人公であるビンセント・ベガが上映時間の半ばでアッサリと死亡するということ。彼はトイレから出てきた不意を突かれ、見せ場もセリフもないまま死亡しますが、通常の映画では主人公がこんなタイミングでこんな死に方をすることなんてまずありえないので、観客もまた不意を突かれるわけです。しかも彼の死がその後の展開に何らの影響を与えることもないのですが、こんな話の動かし方はかつてなかったと思います。 また、これだけ高度なことをやりながらも、まったく肩ひじの張ったところのない雰囲気が独特な魅力に繋がっています。例えば前述したベガの末路などは、直前に方向転換したジュールスとの対比で如何様にも深い意義を与えることができたのですが、タランティーノはあえてそれをやっていません。一応考える素材はあるので、その死から意義を感じ取りたい観客には深く考える余地は与えられているものの、映画に教訓なんて求めないと思っている観客にはそこを素通りする自由も与えられている。こんなスタイルの作品には滅多にお目にかかれません。 最後に、キャスティング面にも楽曲選びにもセンスが感じられることが、本作が愛される大きな要素となっています。大スター・ブルース・ウィリスやオスカー俳優・クリストファー・ウォーケン、当時伸び盛りだったティム・ロスら当然主役に選ばれるべき人達を差し置いて、10年ほど表舞台から姿を消していたジョン・トラボルタを選んだという意表を突いたキャスティングや、これまた数十年ほど忘れ去られていたミザルーの曲調を作品のメインテーマに据えた点など、陳腐化してダサくなって一旦廃れたものを一周回ってかっこよく見せるというリメイクの技術が極めて洗練されているのです。【ひのと】さんもレビューしておられますが、この映画を作った人のセンスを自分も理解できるんだと言いたくなるような雰囲気が本作には確かにあって、その後のタランティーノ作品と比較しても本作が唯一無二の存在だと言えるのは、この部分が突出しているためだと言えます。 公開当時から斬新で、しかもその方向性の作品でいまだにこれを超えるものはないと言えるほどの完成度の異常さや、直接的・間接的に影響された作品が膨大な数に及ぶということを考慮しても、映画史上の最重要作の一本であることは間違いのない作品だと思います。
ザ・チャンバラさん [インターネット(吹替)] 9点(2018-05-28 19:37:29)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 537人
平均点数 7.71点
020.37%
130.56%
281.49%
3142.61%
4183.35%
5325.96%
6376.89%
78616.01%
811922.16%
911020.48%
1010820.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.03点 Review28人
2 ストーリー評価 7.73点 Review53人
3 鑑賞後の後味 7.31点 Review48人
4 音楽評価 8.77点 Review57人
5 感泣評価 4.40点 Review25人
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【アカデミー賞 情報】

1994年 67回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ジョン・トラヴォルタ候補(ノミネート) 
助演男優賞サミュエル・L・ジャクソン候補(ノミネート) 
助演女優賞ユマ・サーマン候補(ノミネート) 
監督賞クエンティン・タランティーノ候補(ノミネート) 
脚本賞クエンティン・タランティーノ受賞 
脚本賞ロジャー・エイヴァリー受賞 
編集賞サリー・メンケ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1994年 52回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ジョン・トラヴォルタ候補(ノミネート) 
助演女優賞ユマ・サーマン候補(ノミネート) 
助演男優賞サミュエル・L・ジャクソン候補(ノミネート) 
監督賞クエンティン・タランティーノ候補(ノミネート) 
脚本賞クエンティン・タランティーノ受賞 

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